JP3169039U - ツールホルダ - Google Patents

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明夫 五十嵐
明夫 五十嵐
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株式会社コヅチ
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Abstract

【課題】布製の収納部材を設けたツールホルダにおいて、文字、数字や図柄を精密に表すことができるようにする。【解決手段】収納部材3Cの前面の布6の裏側ではなく表側で、しかも比較的小さな凹凸がないような平面6Aに図柄を表す為の昇華転写染色層7が形成されている。昇華転写は、例えば分散染料の昇華染色性を利用した気相染色法であって、分散染料インクを使って印刷した転写紙7Aを、収納部材3Cの布6における表側の平面6Aと重ね合わせて熱処理することにより、気化したインクが生地側に浸透して染色する。このように染色された生地によって収納部材3Cが形成されている。図柄を表した昇華転写染色層7を収納部材3Cの布6に形成するようにしたことで、刺繍したり或いは染色した糸を織ったものに比較して、多色にしたり、また図柄などを精密に表すことができる。【選択図】図1

Description

本考案は、工具類やナット・ボルト等部品類などを腰に吊り下げたり、持ち運ぶためのツールホルダに関する。
従来、この種のものとして化学繊維製の布からなる収納部材を設けたツールホルダが知られている(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3077056号公報
しかし、従来技術の織物である布製ツールホルダにおいては、布の表面が無地であって、加飾性に劣っていた。このような問題を解決するには、ツールホルダが布製であるため、針と色糸で布地の面に飾り縫いする刺繍を施したり、或いは染色した糸により織布を作成することで、加飾を施すことができるが、これらの方法では文字、数字や図柄など精密に表すことが困難であった。
解決しようとする問題点は、布製の収納部材を設けたツールホルダにおいて、文字、数字や図柄を精密に表すことができるようにすることである。
請求項1の考案のツールホルダは、工具類を収納する布製の収納部材を設けたツールホルダにおいて、文字、数字や図柄を表す為の昇華転写染色層が前記布に形成されていることを特徴とする。
請求項2の考案のツールホルダにおいては、前記昇華転写染色層は、前記布の表側の平面に設けられることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、昇華転写染色層によって布に文字、数字や図柄を精密に表すことができる。
請求項2の考案によれば、昇華転写染色層が、前記布の裏面ではなく表側の平面に設けられることで、外観となりツールホルダの加飾性を精密に設けることができる。
本考案の第1実施例を示す斜視図である。 同断面図である。 本考案の第2実施例を示す斜視図である。 本考案の第3実施例を示す斜視図である。 本考案の第4実施例を示す斜視図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
図1及び図2は、本考案の実施例1によるツールホルダを示しており、このツールホルダ1は、織物である化学繊維製の布からなり、人の腰側への装着部2と工具類の収納部材3とが形成されている。収納部材3は上部を開口した有底な箱状の第一の収納部材3Aと、この第一の収納部材3Aの前面に設けられる上部を開口した有底なポケット状の第二の収納部材3Bと、この第二の収納部材3Bの前側に設けられる上部を開口した有底なポケット状の第三の収納部材3Cとを備えている。また第一の収納部材3Aの左右に上部を開口した有底なポケット状の第四の収納部材3Dが設けられている。さらに、腰ベルト(図示せず)を通す装着部2は第一の収納部材3Aの後面4における上端側を後方に折り曲げて、第一の収納部材3Aの後面にリベット等の固定手段5により固定することにより扁平なリング状としている。このようなツールホルダ1は、化学繊維製の非吸水性で高強度の織布、不織布または編布からなるのが好ましく、具体的には、高硬度ナイロン織布や、ポリエステル織布、ポリ塩化ビニル織布などからなるのが好ましい。
そして、第三の収納部材3Cの前面の布6の内側、すなわち裏側ではなく表側で、しかも比較的小さな凹凸がないような平面6Aに文字、数字や図柄を表す為の昇華転写染色層7が形成されている。実施例では、昇華転写染色層7によって蔦の模様を図案化した唐草模様の白色部7Aと濃色部7Bによって形成される図柄が表されている。昇華転写は、例えば分散染料の昇華染色性を利用した気相染色法であって、分散染料インクを使って写真などに基いて多色印刷した転写紙7Cを、第三の収納部材3Cの生地と重ね合わせて熱処理することにより、気化したインクが生地側に浸透して染色する。このように染色された生地によって多色で精密な第三の収納部材3Cが形成されている。
次に前記構成ついてその作用を説明する。腰ベルトを装着部2に通してツールホルダを腰より吊り下げて携帯すると共に、第一、二、三、四の収納部材3A,3B,3C,3Dにそれぞれ、工具やボルト・ナット、部品(いずれも図示せず)などを収納する。そして、作業現場で工具などを第一、二、三、四の収納部材3A,3B,3C,3Dから取り出して使用する。
以上のように、前記実施例では、請求項1に対応して、工具類を収納する布製の第三の収納部材3Cを設け、そして第三の収納部材3Cの布6に加飾が施されているツールホルダであって、唐草模様の図柄を表した昇華転写染色層7を第三の収納部材3Cの布6に形成するようにしたことで、刺繍したり或いは染色した糸を織ったものに比較して、図柄などを多色にしかも精密に表すことができる。
また、請求項2に対応して、昇華転写染色層7は、第三の収納部材3Cの布6の裏面ではなく表側の平面6Aに設けられるため、昇華転写染色層7が外観となり、ツールホルダの加飾性を高めることができる。しかも、昇華転写染色層7は平面に設けられるので、正確に昇華転写することができる。
図3に示す実施例2のツールホルダ11は、化学繊維製の布からなる装着部12と上部を開口した有底な収納部材13とが形成されている。収納部材13の前面側に繊維製のメッシュ材からなる収納ポケット14が設けられている。また、装着部12は収納部材13の後面の上端側を折り曲げて、後面側にリベット等の固定手段15により固定することにより扁平なリング状となって、腰ベルト(図示せず)を通すことができるようになっている。
そして、収納部材13の前面の表側の平面に有色の昇華転写染色層16によって商品名や会社名などを示す「ABC」のような文字があらわされている。
以上のように、前記実施例では、工具類を収納する布製の収納部材13を設け、そして収納部材13の表側の平面に昇華転写染色層16を形成して、文字を表すようにしたことで、文字などを精密に表すことができる。
図4に示す実施例3のツールホルダ21は、化学繊維製の布からなる上部を開口した有底な収納部材22が設けられ、その開口に布からなる蓋側収納部材23を開閉自在に設け、また収納部材22の前面側に繊維製のメッシュ材からなる収納ポケット24が設けられていると共に、収納部材22の後面側に途中にバックル25を備えた帯状部材であるベルト部材26が取り付けられている。
そして、蓋側収納部材23の前面の表側の平面に昇華転写染色層27によって商品名などを示す「123」のような文字があらわされている。
以上のように、前記実施例では、工具類を収納する布製の収納部材23や蓋側収納部材23を設け、そして蓋側収納部材23の表側の平面に昇華転写染色層27を形成して、あらわした文字などを精密に表すことができる。
図5に示す実施例4のツールホルダ31は、平らな化学繊維製の布を巻いて工具類(図示せず)を収納する収納部材32の巻取り時に外側となる端側に把持部たる取手33が設けられると共に、巻取り時に内側となる端側に繊維製のメッシュ材からなる収納ポケット34が設けられている
そして、収納部材32の巻取り時に外側となる端の表側の平面に昇華転写染色層35によって、加飾のためや商品名などを示すための図柄、実施例ではスペード、ダイヤ、クローバー、ハートがあらわされている。
以上のように、前記実施例では、工具類を収納する布製の収納部材32の表側の平面に昇華転写染色層35を形成して、図柄を精密に表すことができる。
以上のように本考案にかかるツールホルダは、各種の用途に適用できる。
1,11,21,31 ツールホルダ
3C 13 32 収納部材
6 布
6A 表側の平面
7 16 27 35 昇華転写染色層
23 蓋側収納部材

Claims (2)

  1. 工具類を収納する布製の収納部材を設けたツールホルダにおいて、文字、数字や図柄を表す為の昇華転写染色層が前記布に形成されていることを特徴とするツールホルダ。
  2. 前記昇華転写染色層は、前記布の表側の平面に設けられることを特徴とする請求項1記載のツールホルダ。
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