JP3168992U - 自動車を水害から守る装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車を水害から守る装置を提供する。【解決手段】外套体と、外套体内部の気嚢室を含む。外套体の材質は拡張性がよく、摩擦に強く及び防水の特性を持ち、上下二つの対応する個体であり、端及び適切な位置を接着して、複数の気嚢室を形成する。予め各気嚢室にそれぞれ気嚢袋を入れ、該気嚢袋のノズルを外套体の外側に突出させ、ノズルと外套体の接着する箇所も、完全に密着する。【選択図】図1
Description
本考案は自動車を水害から守る装置の構造に関し、特に頻繁に水害が発生する場所で、自動車のボディを高く上げ、車体に水が浸水するのを防止することで、冠水車になるのを防止することができる。また、本装置は救命道具に、或いは野外にて簡易の屋根或いはベッドとなり、機能が多様化である自動車を水害から守る装置に関する。
地球温暖化により世界的に水の循環スピードが速くなり、洪水や干ばつなど極端な気象現象が発生する割合が高くなり、状況がますますひどくなる傾向にある。世界の人口の半分近くは沿海から100キロ以内に居住しているため、海水面が数メートル上昇するだけで、くぼ地では洪水が氾濫し、人口の分布地域に大きく影響を及ぼしている。世界各地で発生する水害が日を追うごとに被害が大きくなり、今まで洪水が発生する可能性が無かった場所でも発生するようになり、洪水が氾濫していたところも地球温暖化現象によりますますひどくなっている。地球の人々にこの事実を知ってもらうほか、我々は地球温暖化を食い止めるのに、できることはたくさんある。最も大事なのは『地球環境を重視する観念』を持つことである。今まで洪水が発生すると、路上或いは住居付近に駐車する自動車は全て冠水車になった。自動車の使用寿命が短くなるだけでなく、修理代が高額である。また、特にくぼ地では自動車内に冠水し、救助を待つ間に溺死してしまうこともあることを鑑みて、簡単に使用でき、いつもトランクに収納し、上記の問題を防止することのできる装置を案出する必要があった。
本考案の主な課題は、自動車を水害から守る装置を提供することにある。
上述の目的を解決するために、本考案は自動車を水害から守る装置の構造を提供するものである。該外套体の材質は拡張性がよく、摩擦に強く及び防水の特性を持つ。該外套体1は上下二つの対応する個体であり、機械を用いて端及び適切な位置を接着すると、複数の気嚢室を形成し、且つ各気嚢室は水を浸透させない。機械を用いて接着する前に、予め各気嚢室に気嚢袋を入れ、該気嚢袋のノズルを外套体の外側に突出させ、ノズルと外套体の接着する箇所も、完全に密着して水を浸透させない。頻繁に軽い洪水が発生する地域である場合、予め外套体を自動車の車底に設置し、ノズルから空気を気嚢袋に入れることで、外套体を膨らませて自動車の車体を高く持ち上げる。自動車は本考案により水面に浮き、冠水車になるのを防止する。
本考案は下記のメリットを具有する。
メリット1:洪水が発生する際、路上或いは住居付近に駐車する自動車は、本考案により自動車を水面に浮かせることができ、車に水が浸入しないため、自動車のエンジン及び回路を守り、冠水車になるのを防止する。
メリット2:くぼ地の野外地域で激しい洪水が発生する際、本考案は救命道具となり、溺水を防止する。
メリット3:洪水の心配がないキャンプ場では、本考案に空気を入れると、快適なベッドとなる。
メリット4:洪水の心配がないキャンプ場では、本考案に空気を入れずに、簡易の日よけ或いは雨よけの屋根となる。
メリット5:本考案に空気を入れずに折り畳むと、自動車のトランクに収納することができ、携帯しやすくスペースを取らない。
メリット1:洪水が発生する際、路上或いは住居付近に駐車する自動車は、本考案により自動車を水面に浮かせることができ、車に水が浸入しないため、自動車のエンジン及び回路を守り、冠水車になるのを防止する。
メリット2:くぼ地の野外地域で激しい洪水が発生する際、本考案は救命道具となり、溺水を防止する。
メリット3:洪水の心配がないキャンプ場では、本考案に空気を入れると、快適なベッドとなる。
メリット4:洪水の心配がないキャンプ場では、本考案に空気を入れずに、簡易の日よけ或いは雨よけの屋根となる。
メリット5:本考案に空気を入れずに折り畳むと、自動車のトランクに収納することができ、携帯しやすくスペースを取らない。
本考案は外套体、気嚢室の設置により、洪水が発生する際に、気嚢室に空気を入れて自動車のボディを高く上げ、車体に水が浸水するのを防止することで、冠水車になるのを防止することができるほか、本考案を救命道具に、或いは野外にて簡易の屋根或いはベッドとして使用することもできる。
本考案による自動車を水害から守る装置の構造を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。
図1、図2及び図3に示すように、本考案は自動車を水害から守る装置であり、該外套体の材質は拡張性がよく、摩擦に強く及び防水の特性を持つ。該外套体1は上下二つの対応する個体であり、四隅に切欠部3を設け、機械を用いて端10及び適切な位置を接着すると、複数の気嚢室11を形成し、且つ各気嚢室11は水を浸透させない。機械を用いて接着する前に、予め各気嚢室11のサイズに合わせた気嚢袋2をそれぞれ各気嚢室11に入れ、該気嚢袋のノズル20を外套体1の外側に突出させ、ノズル20と外套体1の接着する箇所も、完全に密着して水を浸透させない。図5及び図6に示すように、自動車の車体を持ち上げる際、本考案を自動車の下に設置し、四つの車輪を外套体1の四つの切欠部3に位置させてから、外套体1内にある気嚢袋2に空気を注入すれば、軽々と自動車の車体を持ち上げることができる。この時、自動車のシャシは外套体1の上表面と貼合するため、宙に浮くことがなく、外套体1にかかる力が均等であるため、外套体1が破れるのを防止する。
機械を使って接着処理して形成する複数の気嚢室11は、自動車のサイズに基づき、自動車の車体を持ち上げられ、及び外自動車の重さに耐えうること考慮し、適切な数量を設置する。
図1、図2、図3、及び図5、図6に示すように、該外套体1の前後両端にそれぞれ固定ロープ12を設置し、大型物体である固定物に縛り付けることができ、自動車が流されるのを防止する。該外套体1の左右両端にもそれぞれ弾力性のある安全ロープ13を具有し、自動車の車体を外套体1としっかり結びつけ、車体が外套体1と離脱するのを防止する。
図4に示すように、外套体1を使用しない際は、たたんでトランク内に収納することができる。
図7及び図8に示すように、本考案は外套体1にある四つの切欠口部3の端10にマジックテープ(登録商標)6を設置した上で、それぞれ組合せ套体4を貼り合せることができる。該組合せ套体4と外套体1により、四方形のベッド状のものを構成する。該組合せ套体4の端40及び適切な位置に機械を用いて接着処理し、気嚢室41を形成し、端40にマジックテープ(登録商標)6を設置する。該気嚢室41内に気嚢袋5を具有し、該気嚢袋5のノズル50を組合せ套体4の外側に突出させ、ノズル50より気嚢袋5内に空気を出し入れする。くぼ地の野外地域で洪水が発生する際、本考案を救命道具として用いると、溺水を防ぐことができる。また、外套体1の前後両端にある固定ロープ12を使って、木の幹などの大型固定物に固定すると、空気を入れた外套体1と組合せ套体4が随意に漂流するのを防止し、救援を待つことができる。もちろん状況に応じて、船として安全な場所まで漕ぐこともできる。左右の両端にある安全ロープ13を人体に縛ることで、溺水を防止することができる。また、天気のいい日に野外活動を行う際、空気を入れた外套体1は快適なベッドやクッションとして使用することができる。
図9に示すように、同じく野外活動の際、空気を入れずに外套体1と組合せ套体4を貼り合せた後、簡易の日よけや雨よけの屋根となることができ、該固定ロープ12及び安全ロープ13を手軽に木の幹に固定することができる。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者が、本考案の範囲内及び類似するデザインや配置、応用を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 外套体
10 端
11 気嚢室
12 固定ロープ
13 安全ロープ
2 気嚢室
20 ノズル
3 切欠部
4 組合せ套体
40 端
41 気嚢室
5 気嚢袋
50 ノズル
6 マジックテープ(登録商標)
10 端
11 気嚢室
12 固定ロープ
13 安全ロープ
2 気嚢室
20 ノズル
3 切欠部
4 組合せ套体
40 端
41 気嚢室
5 気嚢袋
50 ノズル
6 マジックテープ(登録商標)
Claims (5)
- 外套体と、該外套体の内部の気嚢室を含み、
該外套体の材質は拡張性がよく、摩擦に強く及び防水の特性を持ち、該外套体は上下二つの対応する個体であり、
該外套体の端及び所定の位置を接着し、複数の気嚢室からなる気嚢室体を形成すると共に四隅に切欠部を設け、
各気嚢室は水を浸透させず、
各気嚢室のサイズに合わせた気嚢袋が、各気嚢室に包含され、
該気嚢袋のノズルを外套体の外側に突出させ、該ノズルと外套体の接着する箇所も、完全に密着して水を浸透させないことを特徴とする、自動車を水害から守る装置。 - 前記外套体の前後両端にそれぞれ固定ロープを設置することを特徴とする請求項1記載の自動車を水害から守る装置。
- 前記外套体の左右両端にそれぞれ弾力性のある安全ロープを具有することを特徴とする請求項1記載の自動車を水害から守る装置。
- 前記欠口部の端にマジックテープ(登録商標)を設置し、組合せ套体を貼り合せることを特徴とする請求項1記載の自動車を水害から守る装置。
- 前記組合せ套体は、所定の位置に接着処理された気嚢室を含み、
前記組合せ套体の端にマジックテープ(登録商標)を設置し、
該気嚢室内に気嚢袋を具有し、該気嚢袋のノズルが組合せ套体の外側に突出することを特徴とする請求項4記載の自動車を水害から守る装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011002333U JP3168992U (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | 自動車を水害から守る装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109733559A (zh) * | 2019-01-29 | 2019-05-10 | 北海市恒泰顺威商贸有限公司 | 一种多功能可扩容的水面套袋气囊 |
CN111907667A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-11-10 | 张文文 | 一种防止车辆泡水的气垫 |
JP2021024546A (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-22 | 株式会社高橋監理 | 洪水・津波用車両浮上袋 |
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2011
- 2011-04-26 JP JP2011002333U patent/JP3168992U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN109733559B (zh) * | 2019-01-29 | 2024-03-08 | 北海市恒泰顺威商贸有限公司 | 一种多功能可扩容的水面套袋气囊 |
JP2021024546A (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-22 | 株式会社高橋監理 | 洪水・津波用車両浮上袋 |
JP7178007B2 (ja) | 2019-08-08 | 2022-11-25 | 株式会社高橋監理 | 洪水・津波用車両浮上袋 |
CN111907667A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-11-10 | 张文文 | 一种防止车辆泡水的气垫 |
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