JP3168932U - 放熱装置 - Google Patents

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文淵 呉
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Abstract

【課題】重量を低減した、熱伝導率及び放熱効率の高い電子機器の放熱装置を提供する。【解決手段】第1のキャビティ30、第2のキャビティ40及び複数の接続部材50から構成される。第1のキャビティ30内には、第1のチャンバ31が画定され、第2のキャビティ40内には、第2のチャンバ41が画定される。複数の接続部材50の両端は、それぞれ、第1のキャビティ30及び第2のキャビティ40に接続され、通路53を介して第1のチャンバ31と第2のチャンバ41とは連通される。第1のチャンバ31内の作動流体は、熱を吸収することによって気化され、通路53を通過して第2のチャンバ41に移動する。気体状態の作動流体は、第2のチャンバ41内において冷却されて液体状態となり、通路53から第1のチャンバ31に戻る。この作動流体の循環によって放熱が行われる。【選択図】図3

Description

本考案は、電子機器の冷却用の放熱装置に関し、特に、熱伝導率及び放熱効果を高めることができる上、放熱装置全体の重量を低減することができる放熱装置に関する。
電子機器の発熱に対する冷却又は熱の除去は、電子産業の発展にとって常に大きな課題となっている。また、電子機器に対して求められる機能、統合性及び機能が高まるにつれ、放熱に対する要求も大きくなっている。そのため、熱伝導率に関する研究開発は、電子工業において主要な課題となっている。
一般に、放熱フィンは、これらの放熱装置の部材又はシステムの熱を大気中に拡散させるために用いられる。放熱フィンは、熱の伝導抵抗が低いことにより、高い放熱効率を有する。一般に、熱の伝導抵抗は、放熱フィン内部の熱の伝導に対する抵抗と、放熱フィン表面と大気との間の対流に対する抵抗と、から構成される。放熱フィンは、銅、アルミニウムなどの熱伝導性の高い材料から製作されることにより、熱の伝導抵抗を低減している。しかし、対流に対する抵抗によって放熱フィンの放熱効果が限定されるため、新型の電子素子に求められる放熱効果を実現ことができない。
そのため、市場においては、さらに高効率の放熱メカニズムが注目されている。また、導熱効果の高いヒートパイプ(Heat pipe)と放熱フィンとが組み合わされた放熱装置が案出され、放熱問題が有効に解決されている。
上述の放熱装置は、蒸発部とされるヒートパイプの一方の端部が電子素子上のフレームに接続される。また、凝縮部とされるヒートパイプの他方の端部には、多数の放熱フィンが装着される。
図1を参照する。図1は、従来の放熱装置を示す斜視図である。図1に示すように、従来の放熱装置10は、複数の放熱フィンから構成される放熱器11と、少なくとも1つのヒートパイプ12と、から構成される。ヒートパイプ12の一方の端部は、凝縮部121であり、他方の端部は、蒸発部122である。凝縮部121は、放熱器11に貫設される。蒸発部122は、電子素子から発生する熱エネルギーを吸収する。これにより、ヒートパイプ12の蒸発部122が熱を受けたとき、蒸発部122内の作動流体が気化し、大量の気化熱により、電子素子の温度が降下される。その後、気体状態の作動流体は、ヒートパイプ12の凝縮部121に拡散したとき、複数のウィック構造に接して、冷却されて液体状態に相変化し、ヒートパイプ12の蒸発部122に還流する。このとき、複数の放熱器11によって大量の凝縮熱が放熱される。
従来の放熱装置10の放熱器11は、複数の放熱フィンから構成され、ヒートパイプ12の凝縮部121が貫設される。従って、放熱効果を高めるためには、放熱フィン及びヒートパイプ12の数を増やす必要がある。これにより、放熱装置10全体の体積及び重量が増大する。また、作動流体の気化及び液化は、ヒートパイプ12内で行われるため、放熱装置10の放熱効率も限定される。
即ち、従来の放熱装置は、以下(1)及び(2)に示す欠点を有する。
(1)放熱装置全体の体積が大きい上、重量が重い。
(2)熱伝導率及び放熱効率が限定される。
本考案の考案者及び当業者は、上述の従来の問題及び欠点を解決するために、研究開発を行った。
特開2008−281275号公報
本考案の主な目的は、全体重量を低減することができる放熱装置を提供することにある。
本考案のもう1つの目的は、熱伝導効率及び放熱効果の高い放熱装置を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本考案は、放熱装置を提供するものである。本考案の放熱装置は、第1のキャビティ、第2のキャビティ及び複数の接続部材を有する。第1のキャビティ内には、第1のチャンバが画定され、第2のキャビティ内には、第2のチャンバが画定される。複数の接続部材の両端は、それぞれ、第1の開口及び第2の開口を有する。第1の開口と第2の開口との間には、通路が連通する。また、第1の開口は、第1のキャビティに接続され、第2の開口は、第2のキャビティに接続される。これにより、第1のキャビティの第1のチャンバは、通路を介して第2のキャビティの第2のチャンバと連通する。これにより、第1のチャンバ内の作動流体は、熱を吸収することによって気化され、通路を通過して第2のチャンバに移動する。また、作動流体は、第2のチャンバ内において冷却されて液体状態となり、通路から第1のチャンバに戻る。上述の構造によって放熱が行われることにより、放熱効率が大幅に高められる上、放熱装置全体の体積及び重量が低減される。
本考案の放熱装置は、以下(1)及び(2)に示す長所を有する。
(1)放熱装置全体の体積及び重量を低減することができる。
(2)熱伝導率及び放熱効率を高めることができる。
従来の放熱装置を示す斜視図である。 本考案の第1実施形態による放熱装置を示す斜視図である。 本考案の第1実施形態による放熱装置を示す断面図である。 本考案の第1実施形態による放熱装置の使用状態を示す断面図である。 本考案の第2実施形態による放熱装置を示す断面図である。 本考案の第3実施形態による放熱装置を示す斜視図である。 本考案の第4実施形態による放熱装置を示す断面図である。 本考案の第4実施形態による放熱装置を示す断面図である。
本考案の目的、特徴および効果を示す実施形態を図面に沿って詳細に説明する。
(第1実施形態)
図2〜図4を参照する。図2は、本考案の第1実施形態による放熱装置を示す斜視図である。図3は、本考案の第1実施形態による放熱装置を示す断面図である。図4は、本考案の第1実施形態による放熱装置の使用状態を示す断面図である。図2〜図4に示すように、本考案の第1実施形態による放熱装置20は、第1のキャビティ30、第2のキャビティ40及び複数の接続部材50により構成する。
第1のキャビティ30内には、第1のチャンバ31が画定される。第1のチャンバ31内は、作動流体を有する。複数の接続部材50の両端は、それぞれ、第1の開口51及び第2の開口52を有し、第1の開口51と第2の開口52との間には、通路53が連通される。第1の開口51は、第1のキャビティ30に接続される。第1のキャビティ30の第1の開口51に対応する位置には、第1の孔部32がそれぞれ設けられ、第1の開口51は、第1の孔部32に接続されることにより、通路53は、第1の開口51を介して第1のチャンバ31に連通する。
第2のキャビティ40内には、第2のチャンバ41が画定される。第2の開口52は、第2のキャビティ40に接続され、第2のキャビティ40の第2の開口52に対応する位置には、第2の孔部42がそれぞれ設けられる。第2の開口52は、第2の孔部42に接続され、通路53は、第2の開口52を介して第2のチャンバ41に連通する。
放熱装置20は、発熱源の周辺に設置される(即ち、接触又は非接触の方式により、発熱源の近隣に配置される)。本考案の第1実施形態において、第1のキャビティ30は、所謂、蒸発部(受熱部)である。発熱源から周辺環境に放出された熱/熱エネルギーは、第1のキャビティ30から吸収され、第2のキャビティ40に伝達される。
第2のキャビティ40は、所謂、凝縮部(放熱部)である。即ち、発熱源から熱/熱エネルギーが発生したとき、第1のキャビティ30が熱/熱エネルギーを吸収する。これにより、第1のチャンバ31内の作動流体は、熱を吸収することにより、蒸発して上方に移動し、通路53を通過して第2のチャンバ41に移動する。気体状態の作動流体は、第2のチャンバ41において潜熱を放出した後、液体に相変化し、残りの通路53から第1のチャンバ31に回流する。この作動流体の循環によって放熱が行われる。
ここで、第2のキャビティ40を発熱源の周辺に設置し、第2のキャビティ40を所謂、蒸発部(受熱部)としてもよい。この場合、第1のキャビティ30が所謂、凝縮部(放熱部)となり、上述の態様と同様に、作動流体の循環によって放熱が行われる。
(第2実施形態)
図5を参照する。図5は、本考案の第2実施形態による放熱装置を示す断面図である。図5に示すように、第2実施形態による放熱装置は、第1実施形態と略同一であるため、同一部分は、ここでは詳しく述べない。本考案の第2実施形態による放熱装置は、第1のキャビティ30、第2のキャビティ40及び接続部材50の内壁上に少なくとも1つのウィック構造層60が設けられる点が第1実施形態と異なる。ウィック構造層60により、発熱部材から熱が発生したとき、第1のキャビティ30のウィック構造層60上を流動する作動流体は、熱を吸収することにより、蒸発して蒸気となる。蒸気となった作動流体は、第2のチャンバ41に到達して潜熱を放出した後、液体に相変化し、第2のチャンバ41及び通路53のウィック構造層60の毛細管作用により、第1のチャンバ31に回流する。この作動流体の循環により、放熱が行われる。
(第3実施形態)
図6を参照する。図6は、本考案の第3実施形態による放熱装置を示す斜視図である。図6に示すように、第3実施形態による放熱装置は、第2実施形態と略同一であるため、同一部分は、ここでは詳しく述べない。本考案の第3実施形態による放熱装置は、各隣り合う接続部材50間に少なくとも1つの放熱フィン群70が設けられる点が第2実施形態と異なる。放熱フィン群70により、蒸気又は液体が通路53を通過するとき(図3参照)、放熱が行われる。これにより、放熱装置20の放熱効果が高められる。
(第4実施形態)
図7を参照する。図7は、本考案の第4実施形態による放熱装置を示す断面図である。図7に示すように、第4実施形態による放熱装置は、第3実施形態と略同一であるため、同一部分は、ここでは詳しく述べない。本考案の第4実施形態による放熱装置は、複数の第2の開口52の長さが同一でない点が第3実施形態と異なる。即ち、一部の第2の開口52は、第2の孔部42を通過して第2のチャンバ41の内部まで延伸される。
これにより、第1のチャンバ31の作動流体は、熱を吸収することにより、蒸発して蒸気となり、第2の開口52から第2のチャンバ41の内部に延伸された通路53を経由して第2のチャンバ41に移動する。蒸気は、第2のチャンバ41で潜熱を放出した後、液体に相変化し、第2の孔部42に接続されたチャンバ41内に延伸されていない、高さの低い第2の開口52から通路53を経由して第1のチャンバ31に流れる。これにより、液体と気体の通路53が有効に区分される。
図8を参照する。図8に示すように、第2のキャビティ40を発熱源の周辺/近隣に設置し、第2のキャビティ40を所謂、蒸発部(受熱部)としてもよい。この場合、第1のキャビティ30が所謂、凝縮部(放熱部)となる。複数の第1の開口51は、高さが同一ではない。即ち、一部の通路53の第1の開口51は、第1の孔部32を通過して第1のチャンバ31の内部まで延伸される。これにより、第2のチャンバ41の作動流体は、熱を吸収することにより、蒸発して蒸気となり、第1の開口51から第1のチャンバ31の内部に延伸される通路53を経由して第1のチャンバ31に移動する。蒸気は、第1のチャンバ31で潜熱を放出した後、液体に相変化し、第1の孔部32に接続された第1の開口51から通路53を経由して第2のチャンバ41に流れる。これにより、液体と気体の通路53が有効に区分される。
以上の説明は、本考案の実施形態を示すものであり、本考案を限定するものではない。当業者は、本考案の主旨を逸脱しない範囲において各種の変更及び修飾を行うことができ、本考案の保護範囲は、特許請求の範囲によって画定される。
20 放熱装置
30 第1のキャビティ
31 第1のチャンバ
32 第1の孔部
40 第2のキャビティ
41 第2のチャンバ
42 第2の孔部
50 接続部材
51 第1の開口
52 第2の開口
53 通路
60 ウィック構造層
70 放熱フィン群
80 導管
81 第1の端部
82 第2の端部

Claims (6)

  1. 第1のキャビティ、第2のキャビティ及び複数の接続部材を備える電子機器冷却用の放熱装置であって、
    前記第1のキャビティ内には、第1のチャンバが画定され、
    前記第2のキャビティ内には、第2のチャンバが画定され、
    前記複数の接続部材は、第1の開口、第2の開口及び少なくとも1つの通路を有し、前記第1の開口と前記第2の開口と前記通路とは、互いに連通し、前記第1の開口は、前記第1のキャビティに接続され、前記第2の開口は、前記第2のキャビティに接続され、前記通路を介し、前記第1のキャビティと第2のキャビティとは、互いに連通されて内部に冷却用作動流体を充填してなることを特徴とする放熱装置。
  2. 前記第1のキャビティの接続部材の第1の開口に対応する位置には、第1の孔部がそれぞれ設けられ、前記放熱装置第1の開口は、前記第1の孔部に接続されるか、或いは、第1の孔部を通過して第1のチャンバの内部まで延伸することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
  3. 前記第2のキャビティの接続部材の第2の開口に対応する位置には、第2の孔部がそれぞれ設けられ、前記接続部材の第2の開口は、前記第2の孔部に接続されるか、或いは、第2の孔部を通過して第2のチャンバの内部まで延伸することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
  4. 前記接続部材の通路は、接続部材の第1の開口及び前記第2の開口を介して前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを連通することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
  5. 前記隣り合う接続部材間には、少なくとも1つの放熱フィン群が配置されることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
  6. 前記第1のキャビティ、第2のキャビティ及び接続部材内は、ウィック構造層を有することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
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