JP3168864B2 - 表面欠陥検査装置 - Google Patents

表面欠陥検査装置

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JP3168864B2
JP3168864B2 JP05552495A JP5552495A JP3168864B2 JP 3168864 B2 JP3168864 B2 JP 3168864B2 JP 05552495 A JP05552495 A JP 05552495A JP 5552495 A JP5552495 A JP 5552495A JP 3168864 B2 JP3168864 B2 JP 3168864B2
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    • G01N21/8806Specially adapted optical and illumination features

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  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被検査物体の表面欠
陥、例えば自動車ボディの塗装面の凹凸等のような表面
欠陥を検査する装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来の表面欠陥検査装置としては、例えば
特開平2−73139号公報や特開平5−45142〜
45144号公報などに示されたものがある。これら
は、被検査面に所定の明暗縞(ストライプ)模様を映し
出し、被検査面上に凹凸等の欠陥があった場合、それに
よる明度(輝度)差や明度(輝度)変化をもった受光画
像を微分することにより、被検査面の表面の欠陥を検出
するという方法を用いたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のごとき
従来の表面欠陥検査装置は、受光画像を1画面づつ独立
した静止画像として処理することによって欠陥を検出す
るものであった。そのため、受光画像中にノイズが発生
した場合には、それを欠陥と誤検出することがあり、ま
た、被検査物体が移動するような場合には、受光画像の
取り込みタイミングの影響等の原因によって欠陥が受光
画像に映らず、欠陥の検出漏れが発生するおそれがあ
る、という問題があった。さらに、映し出されるストラ
イプ模様の境界近くになければ受光画像に映し出されな
いような角度の浅い欠陥は検出されにくい、という問題
もあった。
【0004】本発明は上記のごとき従来技術の問題を解
決するためになされたものであり、第1の目的は、誤検
出や検出漏れのおそれがない表面欠陥検査装置を提供す
ることである。また、第2の目的は、角度の浅い欠陥で
も確実に検出することの出来る表面欠陥検査装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては特許請求の範囲に記載するように
構成している。図1は、本発明のクレーム対応図であ
る。図1において、100は被検査面であり、例えば塗
装面である。また、101は被検査面に所定の明暗パタ
ーンを映し出す照明手段であり、例えば後記図4に示す
照明装置である。また、102は被検査面を撮像し、上
記明暗パターンの受光画像を電気信号の画像データに変
換する撮像手段であり、例えばCCDカメラ等のビデオ
カメラである。また、103は、上記撮像手段102で
得られる受光画像が上記被検査面上を所定方向に所定速
度で順次移動するように駆動する駆動手段である。この
駆動手段103は、照明手段101と撮像手段102と
を固定した状態で、被測定物体(被検査面100)のみ
を移動させる装置、例えば被測定物体を乗せて移動させ
るベルトコンベア等の検査ラインでもよいし、或いは被
測定物体(被検査面100)を固定し、照明手段101
と撮像手段102の方を移動させるものでもよい。一般
的には被測定物体を移動させる方が構造上容易である
が、被測定物体が大型の装置で移動させにくい場合に
は、照明手段101と撮像手段102を一組にして移動
させるように構成してもよい。なお、上記の所定方向と
は、例えばxy直交座標におけるx方向などの一方向の
みに限らず、xとyの両方向に移動し、広い被検査面全
体を順次走査するようなものでもよい。また、上記の所
定速度とは、通常は或る一定の速度の方が後続の信号処
理が容易であるが、変化する速度であっても、その変化
速度が既知あるいは測定できるものであれば適用可能で
ある。また、104は、撮像手段102で得た受光画像
から被検査面上の欠陥を検出する演算手段である。この
演算手段104は、例えばコンピュータで構成される。
なお、演算手段104の具体的内容は、請求項1〜請求
項5においてそれぞれ異なる。これらの内容については
次の作用の欄で説明する。上記の演算手段104で検出
した欠陥は、図示しない表示手段(例えば図2のモニタ
7等)に表示したり、或いは後続の制御装置(例えば塗
装制御装置)に入力して用いる。
【0006】
【作用】上記のように、本発明においては、照明手段1
01によって被検査面100に所定の明暗パターンを映
し出し、それを撮像手段102で撮像して上記明暗パタ
ーンを電気信号の画像データに変換する。そして駆動手
段103によって、撮像手段102で得られる受光画像
が被検査面上を所定方向に所定速度で順次移動するよう
に駆動する。そして演算手段104では、撮像手段10
2で得られる時間的に異なる複数の画像、すなわち動画
像を画像処理して欠陥を検出する。まず、請求項1にお
いては、動画像から画像中の移動物体の少なくとも移動
量を検出し、それに基づいて所定の移動条件の移動物体
を欠陥であると判断する。具体的には、請求項2に記載
のように、駆動手段103における移動速度に対応した
理論移動量と画像中の移動物体の移動量とが所定の誤差
範囲内で一致する移動物体を欠陥であると判断する。或
いは、請求項3に記載のように、駆動手段103におけ
る移動速度に対応した理論移動量と画像中の移動物体の
移動量とが所定の誤差範囲内で一致し、かつ移動方向が
一致する移動物体を欠陥であると判断する。上記の理論
移動量とは、被検査面が駆動手段の移動速度で移動して
いる場合に、或る時点の受光画像と次の受光画像との間
に移動する量であり、欠陥が存在すれば、受光画像上で
理論移動量だけ移動するものと考えられる。その際、明
暗パターンの画像は、常に同じ場所にあって移動しな
い。したがって理論移動量とほぼ同じ移動量の移動物体
を検出すれば欠陥を検出することが出来る。このよう
に、動画像を画像処理して移動物体を検出することによ
って欠陥を検出するように構成したことにより、ノイズ
による誤検出や欠陥の位置、移動によって欠陥の検出漏
れが発生するおそれがなくなる。また、請求項3に記載
のように、移動方向についても判断すれば、さらに正確
な判定を行なうことが出来る。なお、上記の構成は、例
えば後記図12のフローチャートで説明する実施例に相
当する。
【0007】次に、請求項4においては、演算手段10
4は、撮像手段102で得られる時間的に異なる複数の
画像、すなわち動画像から画像中の各点の動きベクトル
を算出し、移動方向と移動速度が駆動手段103におけ
る移動方向と移動速度に対応した所定の条件(例えば移
動速度が理論移動量と所定誤差範囲内で一致し、移動方
向が所定誤差範囲内で一致)に一致する個所を欠陥であ
ると判断するものである。なお、上記の構成は、例えば
後記図14のフローチャートで説明する実施例に相当す
る。
【0008】また、請求項5においては、演算手段10
4は、撮像手段102で得られる時間的に異なる複数の
画像、すなわち動画像から画像中の各点の動きベクトル
を算出し、受光画像上で上記明暗パターンの境界が上記
被検査物体の移動方向の逆方向に移動した個所に欠陥が
存在する、と判断するものである。後記図15、図16
で説明するごとく、欠陥が明暗パターンの境界近傍を移
動した場合には、境界が被検査物体の移動方向の逆方向
に移動する。したがって明暗パターンの境界が被検査物
体の移動方向の逆方向に移動した個所を検出することに
よって欠陥を検出することが出来る。この構成において
は、欠陥自体ではなく、欠陥によって生じる明暗ストラ
イプの境界の変化を検出することによって欠陥の存在を
検出しているので、境界近くになければ受光画像に映し
出されないような角度の浅い欠陥でも正確に検出するこ
とが出来る。
【0009】次に、請求項6に記載の発明は、上記請求
項1〜請求項5に記載の表面欠陥検査装置における欠陥
検出処理の開始・停止を自動的に制御する構成に関する
ものである。すなわち、受光画像における輝度ヒストグ
ラムを求め、輝度ヒストグラムのピーク値の発生する輝
度値が所定値以上か否かを判別し、所定値以上の場合に
は検査ライン上に被検査物体が存在し、所定値未満の場
合には被検査物体が存在しないと判断する判断手段と、
上記判断手段の結果に基づき、被検査物体が「存在しな
い」から「存在する」に変化した時点で欠陥検出処理を
開始させ、「存在する」から「存在しない」に変化した
時点で欠陥検出処理を終了させる制御手段と、を設ける
ことにより、検査ライン上に被検査物体が存在するか否
かを判断し、存在する場合にのみ自動的に欠陥検出処理
を行なわせることが出来る。
【0010】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
図2は、この発明の一実施例を示す図である。図2にお
いて、1は照明装置であり、被検査面3に所定の明暗パ
ターンの光を照射するように配置されている。2はビデ
オカメラ(例えばCCDカメラ等)であり、明暗パター
ンが映し出された被検査面3を撮像するよう配置されて
いる。また、4はカメラコントロールユニットであり、
ここではビデオカメラ2で撮像された受光画像の画像信
号が生成され、画像処理装置5へ出力される。また、6
はホストコンピュータであり、画像処理装置5の制御や
処理結果を外部に表示させたり、出力させる機能を有す
る。また、7はモニタであり、ビデオカメラ2で撮像し
た画面等を表示する。なお、詳細を後述するように、被
検査面3は、図示しない移動装置(例えば後記図17の
検査ライン15)によって所定方向へ所定速度で移動す
るようになっている。
【0011】次に、図3は上記画像処理装置5の構成を
示すブロック図である。図3において、カメラコントロ
ールユニット4からの画像信号は、バッファアンプ8を
介しA/D変換器9でディジタル値に変換される。ま
た、MPU(マイクロプロセッサ)10は、画像データ
に対して所定の演算、処理等を行なう。11は画像デー
タや処理結果を記憶するメモリであり、処理結果等はD
/A変換器12を介してモニタ7に出力して表示するこ
とができる。
【0012】次に、図4は、照明装置1の詳細を示す分
解斜視図である。本実施例においては、明暗のストライ
プパターンの照明を用いるものとして説明する。図4に
おいて、1aは光源であり、その光は拡散板1bで拡散
され、ストライプ板1cを通して被検査面に照射され
る。拡散板1bは、例えばすりガラスのようなものであ
り、被検査面3に光を均一に照射する。ストライプ板1
cは、透明もしくは拡散板のようなものに黒色のストラ
イプを所定の間隔で施したものである。
【0013】また、図5は、拡散板1bを使用しない場
合の照明装置の一例を示す斜視図である。図5におい
て、光源1aが一般の蛍光灯のような、予め拡散された
光を発生する光源であれば、背景1dを黒色にすること
により、上記と同様なストライプ光が得られる。したが
って、このように照明装置を構成することにより、被検
査面3に明暗(白黒)のストライプ模様を映し出すこと
ができる。
【0014】次に、上記のごときストライプ照明を用い
て、被検査物の表面上の欠陥を受光画像に映し出す原理
について、図6〜図8を用いて説明する。図6におい
て、被検査面3上に凸状の欠陥13があるものとする。
点P1は、欠陥のない正常な面上の任意の点であり、点
P2は、欠陥13上の任意の点である。欠陥13が図の
ように凸状の場合、欠陥13上の任意の点のそれぞれに
おいて、その点の接線と正常な被検査面とのなす角度を
もっており、点P2におけるこの角度を傾斜角θとす
る。この場合、欠陥13および点P1の近傍は、ストラ
イプ照明の明ストライプ内(光が照射されている部分)
にあるものとする。ビデオカメラ2と被検査面3とのな
す角を入射角θiとした場合に、正常な平面である点P
1では光は正反射(θi)し、その方向にはストライプ
照明の明部分があるので、点P1はビデオカメラ2で明
(白)部分として映し出される。しかし、欠陥13上の
点P2においては、傾斜角θによってビデオカメラ2か
らの入射は正反射せず乱反射し、その方向には黒ストラ
イプがあるため、点P2はビデオカメラ2で黒く映し出
される。このときの乱反射角をθhとすると、欠陥点P
2での傾斜角θ、ビデオカメラ2のある方向の角度(入
射角)はθiであるから、 θh=θi+2θ …(数1) となる(図7参照)。すなわち、角度θhの方向に、ス
トライプの明(白)部分があれば白、ストライプの黒部
分があれば黒(暗)く映し出されるわけである。また、
上記のように正常な平面では正反射するので、 θh=θi …(数2) と表せる。よって(数1)、(数2)式より、欠陥によ
る乱反射は、正反射方向θiを基準にすると2θと表す
ことができる。なお、上記の説明ではビデオカメラ2を
始点として説明したが、照明装置1を始点としてもまっ
たく同じである。また、図7は、欠陥の右側の斜面に点
P2がある場合についての例であるが、P2が左斜面に
ある場合でも考え方は同じであるので、説明は省略す
る。
【0015】次に、被検査面が曲面の場合について図8
を用いて説明する。図8に示すように、被検査面3が曲
率半径Rの曲面とし、その中心をCとする。また、この
曲面上の任意の点をP1’とし、その点の中心角をθc
とする。ここで曲面上の点P1’での反射角θhは、 θh=θi+2θc …(数3) と表され、これが曲面での正反射角となる。さらに、点
P1’に欠陥がある場合、上記平面のときと同様に考え
ると、その反射角θhは、 θh=θi+2θc+2θ…(数4) となる。故に、欠陥での乱反射方向は、その点での正反
射方向を基準にすると、平面、曲面にかかわらず、2θ
となる。
【0016】上記のように、欠陥での傾斜角θによって
被検査面での反射角が求められるので、あらかじめ欠陥
における傾斜角θの分布を測定しておき、検出したい、
すなわち画像中に黒く映し出したい範囲(被検査体の種
類に応じて、欠陥と判定すべき大きさの最小のランクに
合わせる)を決めておけば、その範囲での反射方向にス
トライプの暗(黒)部分があるようにストライプの間隔
(前記図4のT)および照明装置1と被検査面3との距
離(図6のD;照明装置と被検査面との角度も含む)が
決定できる。この際、被検査体の種類に応じて代表的な
欠陥をサンプルし、それに合うように設定する。なお、
これまでの説明とは逆に、上記原理を用い被検査面に黒
く映したストライプ内に、欠陥を白く映し出すことも可
能ではあるが、照明装置1の光が拡散光であるため、欠
陥が明るくかつ大きく映らない(白色ではなく暗い灰色
に映り、明るく映る部分の面積も小さい)ので、本実施
例では用いていない。
【0017】次に、作用を説明する。被検査面3上に明
暗ストライプが映し出されており、そのストライプの明
部分の中に凸状または凹状の欠陥13があるとすると、
その受光画像は図9のようになり、前記の原理によって
欠陥13が明ストライプ内に黒く映し出される。また、
図10(a)に示すように、照明装置1とビデオカメラ
2が固定された状態で、被測定物(被検査面3)が矢印
方向(受光画像におけるx軸方向)へ移動すると、欠陥
13は13’の位置に移動する。そのため受光画像は図
10(b)に示すように、明暗のストライプは静止した
ままで欠陥13のみがx軸方向に移動する画像となる。
したがって、複数の連続する受光画像を処理し、その中
の移動物体を検出することにより、欠陥を正確に検出す
ることが出来る。なお、被測定物(被検査面3)を固定
し、照明装置1とビデオカメラ2を移動しても同様であ
るが、一般的には被測定物を移動させる方が構造上容易
である。ただし、被測定物が大型の装置で移動させにく
い場合には、照明装置1とビデオカメラ2を一組にして
移動させるように構成してもよい。
【0018】次に、画像上の移動物体から欠陥を検出す
る処理の第1の実施例について説明する。なお、この実
施例は、被測定物がx軸方向に一定速度で移動する場合
の例である。図11は、連続した2フレーム、すなわち
時点ftにおける画像と時点ft+1における画像との差分
画像から移動物体、すなわち欠陥を検出する方法を示す
図であり、(a)は時点ftにおける画像、(b)は時
点ft+1における画像、(c)は両者の差分画像を示
す。上記のft画像とft+1画像とおいて、欠陥13はy
軸方向には殆ど移動せず、x軸方向にのみ移動する。そ
してその移動量および移動方向は、被測定物の移動量と
移動方向から既知であり、かつ、ft画像とft+1画像と
の取り込み間隔Δtも一定である。したがって受光画像
中の欠陥13の理論移動量ΔDは容易に求めることが出
来る。故に、図11(c)の差分画像から求めた移動物
体の移動量Δdと上記理論移動量ΔDとを比較し、両者
の差が所定範囲内であれば、その移動物体を欠陥であ
る、と判断することが出来る。なお、上記の所定範囲
(誤差範囲)は、移動速度の変動や画像処理時の変動等
による誤差範囲であるので、検査ラインの移動精度等に
応じて適宜設定すればよい。さらに上記の比較を移動量
だけでなく、移動方向も考慮して行なえば、検査精度を
さらに向上させることが出来る。
【0019】図12は、上記の欠陥検出方法の順序を示
すフローチャートである。また、図13は、受光画像中
の或るyの値(欠陥の存在する部分に相当)における輝
度信号の変化を示す図である。以下、図13を参照しな
がら図12のフローについて説明する。図12におい
て、ステップS1では、時点ftにおける画像を読み込
む。この場合の輝度信号は図13(a)に示すように、
ストライプの明部分が高レベル、暗部分が低レベルとな
り、また欠陥部分は高レベル中で落ちこんだ凹部で示さ
れる。また、ステップS2では、時点ft+1における画
像を読み込む。この場合には、図13(b)に示すよう
に、ストライプの明と暗の位置は変わらず、欠陥の位置
のみが移動した波形となる。次に、ステップS3では、
上記両画像の差分画像|ft+1−ft|を演算する。上記
のように、ストライプの明と暗の位置は変わらないの
で、差分画像では欠陥部分のみが残り、図13(c)に
示すようになる。なお、信号処理の段階で両画像のスト
ライプの明と暗の位置に多少のずれが生じると、図示の
ごとく、その部分に細いノイズが残るが、これは発現位
置が殆ど変化しないので、後記ステップS9の処理で簡
単に除去することが出来る。
【0020】次に、ステップS4では、所定のしきい値
Thで差分画像を2値化する。2値化された波形は、図
13(d)に示すようになり、欠陥と予想される位置の
x,y座標が求められる。次に、ステップS5では、重
心位置のy軸方向の移動量Δy(=yt−yt+1)を求め
る。次に、ステップS7では、上記移動量Δyとy軸方
向の理論移動量ΔDyとの差が所定値以下であるか否か
を判断する。この場合には、被測定物はx軸方向にのみ
移動しているので、理論移動量ΔDy≒0である。ステ
ップS7で“NO”の場合、すなわち、理論移動量ΔD
yとの差が大きい信号は、欠陥ではないので、次々にデ
ータを判定し、“YES”のものについてのみステップ
S8へ行く。ステップS8では、重心位置のx軸方向の
移動量Δx(=xt−xt+1)を求める。
【0021】次に、ステップS9では、上記移動量Δx
とx軸方向の理論移動量ΔDxとの差が所定値以下であ
るか否かを判断する。この場合には、被測定物の移動量
が理論移動量ΔDxとなる。ステップS9で“NO”の
場合、すなわち、理論移動量ΔDxとの差が大きい信号
は、欠陥ではないので、次々にデータを判定し、“YE
S”のものについてのみステップS10へ行く。なお、
前記図13(d)の明暗境界部分の細いノイズは、移動
量Δx≒0であるため、理論移動量ΔDxとの差が大き
く、したがって、このステップの処理で除去される。次
に、ステップS10では、y軸方向、x軸方向共に、移
動量と理論移動量との差が所定値以下であった個所を欠
陥部分のデータとして記憶する。上記のように、本実施
例においては、動画像を画像処理して移動物体を検出す
ることによって欠陥を検出するように構成しているの
で、ノイズによる誤検出や欠陥の位置、移動によって欠
陥の検出漏れが発生するおそれがなくなる。
【0022】次に、欠陥を検出する処理の第2の実施例
について説明する。この実施例は、動画像から各フレー
ムの動きベクトル(オプティカルフロー)を求め、それ
によって欠陥を検出するものである。動画中の或る時刻
tにおけるフレーム座標(x,y)における明るさをf
(x,y,t)と表す。そしてx方向、y方向にそれぞれ
δx、δyだけ移動する時間δt後の点(x,y)の明るさ
は変化しないと仮定すると、下記(数5)式が成立す
る。 f(x,y,t)=f(x+δx,y+δy,t+δt) …(数5) 上記(数5)式を点(x,y,t)についてテーラー展開
すると、下記(数6)式が得られる。
【0023】
【数6】
【0024】ここで、2次以上の項を無視すると、上記
(数5)式と(数6)式から下記(数7)式が得られ
る。
【0025】
【数7】
【0026】また、被測定物をx軸方向に移動させた場
合には、y軸方向には殆ど移動しないので、yの項を無
視すると、下記(数8)式が得られる。
【0027】
【数8】
【0028】上記(数8)式から下記(数9)式が得ら
れる。
【0029】
【数9】
【0030】(数9)式において、 ∂f/∂x:点(x,y)における明るさのx方向の変化
=画像fのx方向微分 ∂f/∂t:点(x,y)における明るさの時間的な変化
=両フレームの差分 dx/dt:点(x,y)における動きベクトルのx成分 であるから、微分画像と差分画像から各点での動きベク
トルが求められる。そして欠陥の移動方向は既知(被測
定物の移動方向で決まる)であり、また、被検査面3
(被測定物)の移動速度もほぼ一定で既知であるから、
求めた受光画像の移動ベクトルから欠陥を検出すること
が出来る。
【0031】図14は、上記の方法によって欠陥を検出
する場合の処理順序を示すフローチャートである。図1
4において、まずステップS20では、時点tにおける
原画像ftを取り込み、ステップS21で、時点t+1
における原画像ft+1を取り込む。次に、ステップS2
2では、原画像ftのx方向の微分値(∂f/∂x)を
求め、ステップS23では、原画像ft+1と原画像ft
の差分(∂f/∂t)を求める。次に、ステップS24
では、S22とS23の結果から、動きベクトル(dx
/dt)を上記(数9)式によって求める。次に、ステ
ップS25では、ステップS24で求めた動きベクトル
のうち、所定の移動方向で所定範囲内の移動量(被測定
物の移動に相当)の点のみを欠陥として検出する。次
に、ステップS26では、検出した欠陥のラベリング
(番号付け)、面積計算、重心計算等を行なう。
【0032】なお、被測定物の検査面上に、加工穴やデ
ザインとして施されている凹凸等が存在する場合には、
受光画像においてそれらも一緒に移動するため、それを
欠陥として誤検出するおそれがある。しかし、欠陥の大
きさは一般に直径数mm程度以下であるのに対し、加工
穴やデザインとして施されている凹凸等の面積はかなり
大きく、しかも形状も予め決まっていて一定であるた
め、その性質を利用して真の欠陥と区別することが出来
る。例えば、図14のフローチャートにおいて、ステッ
プS26で求めた欠陥の面積が所定値以下のもののみを
真の欠陥であると判断するステップを設ければよい。な
お、この処理は前記図12のフローチャートでも同様で
ある。
【0033】次に、欠陥を検出する処理の第3の実施例
を説明する。この実施例は、欠陥が明暗ストライプの境
界を横切る際に発生するストライプ境界線の乱れ(不規
則な動き)を検出し、それに基づいて欠陥を検出するも
のである。この方法は、角度が浅いため照明光を反射す
る角度が小さい欠陥の場合に特に有効である。図15、
図16は、欠陥が明暗ストライプの境界を横切る際に発
生するストライプ境界線の乱れを説明するための図であ
り、図15は、欠陥がストライプの境界付近にある場合
の受光画像を示す図、図16は、欠陥部分の輝度信号
(図15aの破線部分の輝度信号)を示す図である。な
お、図15と図16の(a)〜(e)は同一符号の図が
それぞれ対応している。なお、この場合も被測定物の移
動に伴って欠陥13が移動することを前提としている。
【0034】図15および図16において、(a)と
(b)に示すように、白(明)ストライプ中の欠陥13
は、黒(暗)ストライプに近づくに従って、より黒く、
より大きく映しだされる。また、(b)、(c)に示す
ように、欠陥13がストライプの境界線上にある場合に
は、境界線を中心として白と黒が反転して現われる。さ
らに欠陥13が移動して黒ストライプ中に入ると、
(d)、(e)に示すように、欠陥は黒ストライプ中に
白く映る。上記の動作において、欠陥13は、図16の
破線Bで示すように、図の左方から右方へ一定の動きを
示す。しかし、欠陥の横切るストライプ境界は図16の
破線Aで示すような動きを示し、特に(c)から(d)
にかけては、図の右方から左方へと動き、欠陥とは逆の
動きを示す。したがって他の個所とは異なる方向に移動
する個所に欠陥が存在することになるので、動画像から
動きベクトルを抽出し、ストライプ境界が逆方向に移動
した個所に欠陥が存在すると判断することにより、欠陥
を検出することが出来る。上記のように本実施例におい
ては、欠陥自体を検出するのではなく、欠陥によって生
じる明暗ストライプの境界の変化から欠陥を検出するよ
うに構成しているので、境界近くになければ受光画像に
映し出されないような角度の浅い欠陥でも正確に検出す
ることが出来る。
【0035】次に、欠陥検出処理の開始および終了のタ
イミングを決定する処理について説明する。この処理
は、受光画像の輝度情報を用いて被検査物体の有無を検
出するものであり、本実施例では、受光画像の輝度ヒス
トグラムを用いた場合について説明する。図17は、被
検査物体の検査ラインの概略を示す側面図である。図1
7に示すように、被検査物体14が検査ライン15上を
矢印方向へ移動する場合に、ビデオカメラ2の視野16
内に被検査物体がなければ、ビデオカメラ2には照明さ
れていない暗い背景が映るので、その輝度ヒストグラム
は図18(a)のようになり、ピーク値の位置が暗方向
に偏る。また、視野内に被検査物体14がある場合に
は、図18(b)のようになり、ピーク値の位置が明方
向に偏る。したがって輝度ヒストグラムのピーク値が発
生する輝度値が所定値以上か否かを判別することによっ
て被検査物体の有無を判定することが出来、その結果を
用いて欠陥検出処理の開始と終了の制御を自動的に行な
うことが出来る。例えば、被検査物体が「無」から
「有」に変化した時点で欠陥検出処理を開始し、「有」
から「無」に変化した時点で終了させればよい。上記の
ように構成すれば、被検査物体の有無を検出するための
特別なセンサを設ける必要がなく、欠陥検出用に設けら
れているビデオカメラの受光画像から被検査物体の有無
を確実かつ容易に検出し、被検査物体の存在する場合に
のみ欠陥検出処理を自動的に行なわせることが出来る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明において
は、動画像を画像処理して移動物体を検出することによ
って欠陥を検出するように構成しているので、ノイズに
よる誤検出や欠陥の位置、移動によって欠陥の検出漏れ
が発生するおそれがなくなる。また、欠陥によって生じ
る明暗ストライプの境界の変化を検出するように構成し
たものにおいては、境界近くになければ受光画像に映し
出されないような角度の浅い欠陥でも正確に検出するこ
とが出来る、という効果が得られる。また、輝度ヒスト
グラムから被検査物体の有無を検出して欠陥検出処理を
自動的に行なわせるように構成したものにおいては、被
検査物体の有無を検出するための特別なセンサを設ける
必要がなく、欠陥検出用に設けられているビデオカメラ
の受光画像から被検査物体の有無を確実かつ容易に検出
し、被検査物体の存在する場合にのみ欠陥検出処理を自
動的に行なわせることが出来る、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例図。
【図3】図2の実施例における画像処理装置5の一例の
ブロック図。
【図4】図2の実施例における照明装置1の一例の分解
斜視図。
【図5】図2の実施例における照明装置1の他の一例の
斜視図。
【図6】被検査物の表面上の欠陥を受光画像に映し出す
原理を示す図。
【図7】被検査物の表面上の欠陥を受光画像に映し出す
原理を示す図。
【図8】被検査表面が曲面の場合を説明するための図。
【図9】受光画像における明暗ストライプと欠陥とを示
す図。
【図10】被検査面が移動した場合における欠陥の移動
を示す図。
【図11】時点ftにおける画像と時点ft+1における画
像との差分画像から移動物体、すなわち欠陥を検出する
方法を示す図。
【図12】本発明の第1の実施例における演算処理を示
すフローチャート。
【図13】図12の処理における輝度信号波形を示す
図。
【図14】本発明の第2の実施例における演算処理を示
すフローチャート。
【図15】本発明の第3の実施例におけるストライプ境
界の変化を示す図。
【図16】図15における輝度信号波形の変化を示す
図。
【図17】被検査物体の検査ラインの概略を示す側面
図。
【図18】被検査物体の有無による輝度ヒストグラムの
変化を示す特性図。
【符号の説明】
1…照明装置 7…モニタ 1a…光源 8…バッファ
アンプ 1b…拡散板 9…A/D変
換器 1c…ストライプ板 10…MPU 1d…背景 11…メモリ 2…ビデオカメラ 12…D/A変
換器 3…被検査面 13…欠陥 4…カメラコントロールユニット 14…被検査物
体 5…画像処理装置 15…検査ライ
ン 6…ホストコンピュータ 16…ビデオカ
メラの視野
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−73139(JP,A) 特開 平8−145906(JP,A) 特開 平8−94333(JP,A) 特開 昭60−179639(JP,A) 特開 平5−45142(JP,A) 特開 平1−213509(JP,A) 特開 平6−201607(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958 G01B 11/30 G06T 7/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査物体の被検査面に光を照射し、その
    被検査面からの反射光に基づいて受光画像を作成し、こ
    の受光画像に基づいて被検査面上の欠陥を検出する表面
    欠陥検査装置において、 被検査面に所定の明暗パターンを映し出す照明手段と、 上記被検査面を撮像し、受光画像を電気信号の画像デー
    タに変換する撮像手段と、 上記撮像手段で得られる受光画像が上記被検査面上を所
    定方向に所定速度で順次移動するように駆動する駆動手
    段と、 上記撮像手段で得られる時間的に異なる複数の画像、す
    なわち動画像から画像中の移動物体の少なくとも移動量
    を検出し、それに基づいて所定の移動条件の移動物体を
    欠陥であると判断する演算手段と、 を備えたことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  2. 【請求項2】上記演算手段は、上記駆動手段における移
    動速度に対応した理論移動量と上記画像中の移動物体の
    移動量とが所定の誤差範囲内で一致する移動物体を欠陥
    であると判断するものである、ことを特徴とする請求項
    1に記載の表面欠陥検査装置。
  3. 【請求項3】上記演算手段は、移動物体の移動量の他に
    移動方向も検出し、上記駆動手段における移動速度に対
    応した理論移動量と上記画像中の移動物体の移動量とが
    所定の誤差範囲内で一致し、かつ移動方向が一致する移
    動物体を欠陥であると判断するものである、ことを特徴
    とする請求項1に記載の表面欠陥検査装置。
  4. 【請求項4】被検査物体の被検査面に光を照射し、その
    被検査面からの反射光に基づいて受光画像を作成し、こ
    の受光画像に基づいて被検査面上の欠陥を検出する表面
    欠陥検査装置において、 被検査面に所定の明暗パターンを映し出す照明手段と、 上記被検査面を撮像し、受光画像を電気信号の画像デー
    タに変換する撮像手段と、 上記撮像手段で得られる受光画像が上記被検査面上を所
    定方向に所定速度で順次移動するように駆動する駆動手
    段と、 上記撮像手段で得られる時間的に異なる複数の画像、す
    なわち動画像から画像中の各点の動きベクトルを算出
    し、移動方向と移動速度が上記駆動手段における移動方
    向と移動速度に対応した所定の条件に一致する個所を欠
    陥であると判断する演算手段と、 を備えたことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  5. 【請求項5】被検査物体の被検査面に光を照射し、その
    被検査面からの反射光に基づいて受光画像を作成し、こ
    の受光画像に基づいて被検査面上の欠陥を検出する表面
    欠陥検査装置において、 被検査面に所定の明暗パターンを映し出す照明手段と、 上記被検査面を撮像し、受光画像を電気信号の画像デー
    タに変換する撮像手段と、 上記撮像手段で得られる受光画像が上記被検査面上を所
    定方向に所定速度で順次移動するように駆動する駆動手
    段と、 上記撮像手段で得られる時間的に異なる複数の画像、す
    なわち動画像から画像中の各点の動きベクトルを算出
    し、受光画像上で上記明暗パターンの境界が上記被検査
    物体の移動方向の逆方向に移動した個所に欠陥が存在す
    ると判断する演算手段と、 を備えたことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  6. 【請求項6】受光画像における輝度ヒストグラムを求
    め、輝度ヒストグラムのピーク値の発生する輝度値が所
    定値以上か否かを判別し、所定値以上の場合には検査ラ
    イン上に被検査物体が存在し、所定値未満の場合には被
    検査物体が存在しないと判断する判断手段と、 上記判断手段の結果に基づき、被検査物体が「存在しな
    い」から「存在する」に変化した時点で欠陥検出処理を
    開始させ、「存在する」から「存在しない」に変化した
    時点で欠陥検出処理を終了させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れ
    かに記載の表面欠陥検査装置。
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