JP3168655U - 海毛虫外し具 - Google Patents
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Abstract
【課題】投げつりや波止つりにおいて釣れる海毛虫を容易に安全に外す海毛虫外し具を提供する。【解決手段】９０度に折り曲げられた硬質材の外し板２と安全遮蔽板４とでなる。外し板２に、斜めのハリスを導入する為の平行切溝２Ａを設け、更にその中央部より斜め切溝２Ｂを奥に行くにつれて徐々に広がるように加工する。【選択図】図１
Description
本考案は如何にして容易に且つ安全に海毛虫を釣り針より外す事に関するものものである。
従来海毛虫は日本海で投げ釣りをした際、たまに釣れて来る位であった。しかし近年では太平洋側や瀬戸内海でも釣れて来る様になった。海産のゴカイの1種で体は紫褐色の紡錘小判型で成虫の長さは８ｃｍにもなる。40程度ある環節の側面に多数の剛毛を持ち毛虫状で各地浅海で生息している。
海毛虫が動物や人間の皮膚などに触れると生えている剛毛が皮膚に突き刺さり折れてしまい痛みを感じ又その剛毛は衣類なども貫通して突き刺さる。そしてその痛みはなかなか治まらない。
時にして海毛虫が釣れて来た場合小さい海毛虫（釣り針が海毛虫の体を貫通せず咥えた状態）の場合は真水を海毛虫に直接浴びせると釣り針から外れ下に落下する。
時にして海毛虫の大きなものが（海毛虫の腹部より釣り針が突き出ている場合）釣れてきた時等は足で踏んで爪先の所で無理やり引っ張って外すが海毛虫の内臓が釣り針に引っ掛かったままの状態になりその内臓を外すのにはペンチ等で挟んで外さなければならず手返しの時間がかかりすぎ釣り時間の無駄になる。
又、海毛虫を外した後も釣り針に餌が残っていた場合その餌にも海毛虫の剛毛が刺さっており手などで外そうとするとその海毛虫の剛毛が手に刺さり大変危険である。
本考案は魚釣りにおいて釣れて来た大変危険な海毛虫を安全に且つ容易に釣り 針より外し人体の危険を回避し安全に釣りを楽しむ為になされたものである。
ステンレス板やプラスチック板または合成樹脂板等変形等しない丈夫な素材にて断面がＬ型に加工して外し板と安全遮蔽板を形成し外し板に斜めにハリスを導入する為のガイド溝を設け連続して外し溝を設けその外し溝は奥に行くにつれて徐々に広がるように加工した。
上述の丈夫な材料を用いて製作した本体に木や合成樹脂等の材料を用いてもち手を装着し取り扱いが容易に出来る物とする。
この考案に寄れば海毛虫が釣れて来た場合容易に且つ安全に海毛虫を外す事により釣り時間も無駄にすることなく釣りを楽しむことができる。
以下添付図面に従って実施例をせつめいする。
図１、図２、図３、において１はさびない又、変形しないステンレス板やプラスチック板又は合成樹脂等適宜素材にて一体化形成された海毛虫外し本体２は海毛虫はずし板、２Ａはハリスを沿わして通過させるガイド溝、２Ｂは奥に行くにつれて徐々に広がり更に斜めに開口された外し溝、３はもち手接続部、４は安全遮蔽板、５は持ち手、６はガイド溝と外し溝の境界部、７は本体１と持ち手５を固定する固定紐である。
図１、図２、図３、において１はさびない又、変形しないステンレス板やプラスチック板又は合成樹脂等適宜素材にて一体化形成された海毛虫外し本体２は海毛虫はずし板、２Ａはハリスを沿わして通過させるガイド溝、２Ｂは奥に行くにつれて徐々に広がり更に斜めに開口された外し溝、３はもち手接続部、４は安全遮蔽板、５は持ち手、６はガイド溝と外し溝の境界部、７は本体１と持ち手５を固定する固定紐である。
海毛虫が釣り針に掛かったらハリスを手で持ち海毛虫をぶら下げた状態でハリスを開口部よりガイド溝２Ａに沿わし外し溝２Ｂまでガイドしガイド溝２Ｂの方向に移動させ、更に図１・２Ｂの外し溝の中で釣り針の懐に見合った位置に移動させハリスを上に強く引っ張る。
ハリスが外し溝２Ｂを通過し更にチモトが通過したら釣り針の湾曲に沿わし安全遮蔽板４の方向に引っ張る。
釣り針が外し溝２Ｂを通過したら手又はペンチ等の挟むもので釣り針を挟んで外す。
この状態の時にはもう既に海毛虫と海毛虫の剛毛が突き刺さった釣り餌は釣り針より外れ下部に落下している。
１ 本体
２ 外し板
２Ａ ガイド溝
２Ｂ 外し溝
３ 持ち手接続部
４ 安全遮蔽板
５ 持ち手
６ ガイド溝と外し溝の境界部
７ 固定紐
２ 外し板
２Ａ ガイド溝
２Ｂ 外し溝
３ 持ち手接続部
４ 安全遮蔽板
５ 持ち手
６ ガイド溝と外し溝の境界部
７ 固定紐
Claims (1)
- ほぼ９０度に折り曲げられた硬質材の外し板と安全遮蔽板とでなる海毛虫外し具であって、前記外し板に角度を持って形成されたハリスを導入する平行切溝２Ａ）と斜め切溝（２Ｂ）があり、その斜め切溝の幅が奥に向かって徐々に広くなっていて且つ一端には持ち手（５）が設けられた海毛虫外し具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011001979U JP3168655U (ja) | 2011-04-11 | 2011-04-11 | 海毛虫外し具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011001979U JP3168655U (ja) | 2011-04-11 | 2011-04-11 | 海毛虫外し具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3168655U true JP3168655U (ja) | 2011-06-23 |
Family
ID=54879614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011001979U Expired - Fee Related JP3168655U (ja) | 2011-04-11 | 2011-04-11 | 海毛虫外し具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3168655U (ja) |
-
2011
- 2011-04-11 JP JP2011001979U patent/JP3168655U/ja not_active Expired - Fee Related
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