JP3168029B2 - 光学ユニット検査装置 - Google Patents

光学ユニット検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機、ファ
クシミリ等に使用される画像情報を読み取る光学ユニッ
トに対する検査装置に関し、特に光学系とイメージセン
サが一体構成された光学ユニットの検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿読取装置の読取センサとして、等倍
(密着)センサを用いることが近年増加してきている。
即ち、これは等倍(密着)センサを用いることにより装
置自体を小さくできることや光学系が単純化できること
に起因している。
【0003】等倍(密着)センサを用いた場合には、殆
どの場合光学系としてセルフォックレンズアレイを使用
する。このセルフォックレンズアレイは直径1mm程の
レンズ素子が多数集まったもので、像を原稿に対して等
倍にて結像させるものである。従って、調整等の場合を
除いては、光学系の位置は変倍、等倍に係わらず、常に
一定にする必要があるため、等倍(密着)センサとセル
フォックレンズアレイを保持部材で固定することにより
光学ユニットとして一体構成させていた。
【0004】上記の如く構成された光学ユニットにあっ
ては、各部品の性能もさることながら、一体構成された
光学ユニットとしての性能の方がより重要な問題とな
る。即ち、各部品が高性能であったとしても組立時にお
いてゴミや埃が各部に付着したり、或いは傷を付けてし
まったような場合にあっては、該光学ユニットを不良品
として処置しなければならず、誤って上記の如き不良な
光学ユニットが市場に出た場合には画像読取処理におい
て支障をきたす恐れがあるため、確実なる不良品の摘出
が重要な課題となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あっては、光学ユニットの組立時において不良品を出さ
ないように注意を喚起する程度であって、光学ユニット
に対する検査手段がなかった。その結果、光学ユニット
の組立時において発生した不良を確実に検出することが
できず、生産性の向上を阻害するという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、光学ユニットの不良品を確実に検出して生産性の
向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、画像を読み取るイメージセンサと、前記
イメージセンサに画像を結像させるための光学系と、前
記イメージセンサを駆動し読み取った画像信号を出力す
る制御系とが一体構成された光学ユニットに対する検査
を行う光学ユニット検査装置において、前記光学系、イ
メージセンサに対して光を照射する光源と、前記光源か
らの光を受けて前記イメージセンサから出力される電圧
出力値を測定する演算手段と、前記光源により前記光学
系に入射される光量を測定する光量測定手段と、を備
え、前記演算手段に前記光源の分光分布/前記イメージ
センサの分光感度/前記光学系の各部における透過率の
値(感度)および前記光量測定手段から出力される光量
(照度)を入力して前記光学ユニットの出力値の範囲を
決定するものである。
【0008】また、前記演算手段は、前記電圧出力値が
前記出力値の範囲内か否かを判断することにより、光学
ユニットの合否を決定する光学ユニット検査装置を提供
するものである。
【0009】また、前記演算手段から出力される演算結
果に基づき前記光学ユニットの合否を表示する表示手段
を具備することが望ましい。
【0010】
【作用】イメージセンサの分光感度、フィルタの光透過
率および光源の分光分布の標準値と公差に基づいて光学
ユニットの感度を求める。つぎに、光学ユニットに照射
される原稿面での照度を測定する。上記感度と照度とに
より検査対象である光学ユニットの出力値の範囲を求め
る。その後、光学ユニットにタイミング信号を入力して
所定のタイミングにて該光学ユニットの出力値を得る。
該出力値が上記感度と照度とにより求めた出力値の範囲
内に入っているか否かを全画素について検査し、光学ユ
ニットの合否を決定する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、光学ユニットを含んだデジタル原稿読取
装置のスキャン走査系の構成を示し、原稿101を載置
するガラス等の透明な原稿面基板のコンタクトガラス1
02と、該コンタクトガラス102上に載置された原稿
101に対して光を照射するための光源103と、原稿
101の反射光を導く等倍結像素子のセルフォックレン
ズアレイ104と、該セルフォックレンズアレイ104
を支持するためのセルフォックホルダ105と、セルフ
ォックレンズアレイ104を介して入射した反射光を光
電変換して入力するイメージセンサ(密着型等倍セン
サ)109と、イメージセンサ109を駆動するための
プリント基板106と、イメージセンサ109に近接し
て設置された赤外カットフィルタ/マゼンタフィルタ1
07とから構成されている。
【0012】なお、108は光源103、セルフォック
レンズアレイ104、セルフォックホルダ105、プリ
ント基板106、赤外カットフィルタ/マゼンタフィル
タ107およびイメージセンサ109によって構成され
るキャリッジ部を示す。
【0013】以上の構成において、原稿101を走査す
るためにキャリッジ部108が図中の矢印A方向に移動
することにより、光源103からの光がコンタクトガラ
ス102を介して原稿101を照射し、その反射光がセ
ルフォックレンズアレイ104によって結像されてイメ
ージセンサ109に入射する。
【0014】図2は、本発明による光学ユニットの検査
装置の概略構成を示す説明図であり、被検査ユニット2
01に光を照射するための検査用光源202と、完全拡
散光を作る拡散板203と、拡散板203を介した光源
の照度を測定する照度計204(210は照度計204
のプローブ)と、プリント基板106に駆動タイミング
を出力するタイミング発生部205と、被検査ユニット
201におけるプリント基板106からの出力を入力
し、アナログ/デジタル変換をを実行するA/D変換器
206と、A/D変換器206からのデジタル値と、照
度計204から出力される照度とを入力し、既に入力さ
れているイメージセンサ109の分光感度と、赤外カッ
トフィルタ/マゼンタフィルタ107の透過率と、光源
202の分光分布とから出力値を演算する演算器207
と、該演算器207により被検査ユニット201の合否
を判定し、その結果を表示する表示部208とから構成
されている。
【0015】以上の構成において、その動作を説明す
る。イメージセンサ109の分光感度と、赤外カットフ
ィルタ/マゼンタフィルタ107の透過率および光源2
02の分光分布は既知であるとし、その標準値と公差を
演算器207に入力して被検査ユニット201の感度を
計算で求める。即ち、各々の検査において合格した部品
を正常な方法により組み付けることによって得られた被
検査ユニット201において照射された光の照度に対し
て出力端子に現れる電圧値の範囲を算出し、光学ユニッ
トの特性を明確にする。
【0016】被検査ユニット201の感度を求める方法
としては、たとえば下記のものがある。光源202から
の光を直接イメージセンサ109に照射した場合と同様
に、光源202のエネルギー比とイメージセンサ109
の相対感度比(R,G,B各色)とをかけたものに、更
に赤外カットフィルタ/マゼンタフィルタ107とセル
フォックレンズアレイ104の透過率の標準値を各波長
においてかけ合わせる。これをグラフにプロットしてつ
なぎ、囲んだ部分の面積を求める。即ち、これは光源2
02を使用した場合の被検査ユニット201の出力の相
対積分値である。
【0017】つぎに、光源202からの光を直接イメー
ジセンサ109に照射した場合と、上記被検査ユニット
201に対して照射した場合の相対積分値の比率を求め
る。これとイメージセンサ109の感度の標準値をかけ
たものが、該被検査ユニット201におけるイメージセ
ンサ109の受光面における感度となる。
【0018】しかし、実際にはセルフォックホルダ10
5等にイメージセンサ109が固定されているため、受
光面での照度は光学ユニットを分解しない限り、測定す
ることはできない。そこで、原稿面の照度に換算して規
定するようにする。
【0019】つぎに、光学ユニットに照射される原稿面
での照度を照度計204により測定する。図2に示すよ
うに検査用の光源202の下に拡散板203を配置し、
その下に照度計204のプローブ210を当てて照度を
測定し、該測定結果を演算器207に入力する。上記算
出された被検査ユニット201の感度と、この照度とに
より被検査ユニット201の出力値の範囲が求まる。
【0020】つぎに、照度計204のプローブ210を
拡散板203からはずして、代わりに被検査ユニット2
01を設置し、タイミング発生部205からのタイミン
グ信号を入力して該被検査ユニット201の出力値を得
る。該アナログ出力値をA/D変換器206に入力して
デジタル化し、演算器207に出力する。
【0021】該演算器207においては、感度と照度か
ら既に求めた出力値の範囲内に、実際の出力値が入って
いるか否かを全画素について検査して光学ユニットの合
否を判断し、該内容は表示部208に表示されオペレー
タに示される。
【0022】なお、検査用の光源は実際の装置と同じも
のを使用すればよいが、光量等の関係により別のものを
使用する場合(たとえば、蛍光灯の代わりにハロゲンラ
ンプ)は、分光分布を演算器に入力しなおせばよい。従
って、どのような種類の光源にも本発明の装置は対応す
ることができる。
【0023】以上の如く、本実施例においては、イメー
ジセンサと光学系が一体構成された光学ユニットの性能
を容易に把握することができる。また、光学ユニットと
しての仕様(感度)を明らかにし、組付け時におけるゴ
ミや埃などの混入や傷等を容易に発見し、光学ユニット
の検査を確実に実行することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による光学ユ
ニット検査装置によれば、イメージセンサの分光感度、
フィルタの光透過率および光源の分光分布の標準値と公
差に基づいて光学ユニットの感度を求める。つぎに、光
学ユニットに照射される原稿面での照度を測定する。上
記感度と照度とにより検査対象である光学ユニットの出
力値の範囲を求める。その後、光学ユニットにタイミン
グ信号を入力して所定のタイミングにて該光学ユニット
の出力値を得る。該出力値が上記感度と照度とにより求
めた出力値の範囲内に入っているか否かを全画素につい
て検査し、光学ユニットの合否を決定するため、光学ユ
ニットの不良品を確実に検出して生産性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学ユニットを含んだデジタル原稿読取装置に
おけるスキャン走査系の概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明にかかる光学ユニット検査装置の概略構
成を示す説明図である。
【符号の説明】
103 光源 104 セルフォックレンズアレイ 107 赤外カットフィルタ/マゼンタフィルタ 109 イメージセンサ 201 被検査ユニット 202 光源 203 拡散板 204 照度計 206 A/D変換器 207 演算器 208 表示部 210 プローブ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/04 - 1/207

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読み取るイメージセンサと、前記
    イメージセンサに画像を結像させるための光学系と、前
    記イメージセンサを駆動し読み取った画像信号を出力す
    る制御系とが一体構成された光学ユニットに対する検査
    を行う光学ユニット検査装置において、 前記光学系、イメージセンサに対して光を照射する光源
    と、 前記光源からの光を受けて前記イメージセンサから出力
    される電圧出力値を測定する演算手段と、 前記光源により前記光学系に入射される光量を測定する
    光量測定手段と、 を備え、 前記演算手段に前記光源の分光分布/前記イメージセン
    サの分光感度/前記光学系の各部における透過率の値
    (感度)および前記光量測定手段から出力される光量
    (照度)を入力して前記光学ユニットの出力値の範囲を
    決定することを特徴とする光学ユニット検査装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、前記電圧出力値が前記
    出力値の範囲内か否かを判断することにより、光学ユニ
    ットの合否を決定することを特徴とする前記請求項1に
    記載の光学ユニット検査装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段から出力される演算結果に
    基づき前記光学ユニットの合否を表示する表示手段を具
    備することを特徴とする前記請求項1に記載の光学ユニ
    ット検査装置。
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