JP3167933U - 図書の自動返却機 - Google Patents

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正雄 木原
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Abstract

【課題】 図書の返却処理が可能な図書の自動返却機を提供する。【解決手段】 ICタグを担持する図書を投入する返却口111と、該返却口111に連続して設けられた傾斜面120と、該傾斜面120を滑り落ちる図書Aの前記ICタグからその図書Aの情報を読みとるICリーダライタ130と、図書に殺菌用の紫外線を照射する殺菌ランプ150と、前記傾斜面120から滑り落ちた図書Aを収容する図書収容箱140を有することを特徴としている。【選択図】 図1

Description

本考案は図書館などで貸し出した図書を返却するとき、返却処理を自動的に行う図書の自動返却機に関する。
図書館の図書を管理する方法として、各図書にICタグを貼付し、これに図書の題名、著作者名、出版社、貸し出し履歴等のデータを記録し、ICリーダライタで各図書のデータを読みとり、新しいデータを書き込むという方法がある(たとえば、特許文献1)。
このような管理システムの図書館で借りた図書を返却する場合、図書館が開館している場合は、返却用のカウンタ上に図書を置いていた。カウンタ上に返却された図書は、その後、図書館の職員が取り上げ、図書に付いているICタグに対してICリーダライタで読みとりと書込を行い、ICタグとパソコンのデータベースの双方に新情報が書き込まれ、最後に図書を書棚の所定の位置に戻して返却処理が完了していた。
一方、図書館が閉館している場合は、図書館に設けられた図書の返却ポストが利用されている。これは、郵便ポストの投函口に似た返却口が図書館の入口近傍の壁に設けられたもので、返却する図書を、この投函口から投入して返却するものである。投函口に投入された図書は、投函口から延びる傾斜面を滑り落ち、傾斜面の終端に配置された図書収容箱に投入される。収容箱に投入された図書は、図書館が開館された後、職員により収容箱から取り上げられ、図書に付いているICタグをICリーダライタで読みとり、以後、上記と同様に処理されることとなる。
また、特許文献2では、図書の返却率を向上させるために、貸出し図書の管理を各図書に取り付けたICタグに情報を記録して行い、図書の返却を郵便ポスト或いは郵便局を介して行うことができるようにした管理システムを提案している。
特開2006−31675号公報 特開2004−348585号公報
しかしながら、上記の返却処理は、いずれにしてもICリーダライタの扱いは人手に頼るものであり、一方、コスト低減の要請から、自動的に返却処理ができるものが要請されていた。
本考案は、斯かる実情に鑑み、自動的に図書の返却処理をすることができる図書の自動返却機を提供しようとするものである。
上記の目的を達成するために本考案の図書の自動返却機は、ICタグを担持する図書を投入する返却口と、該返却口に連続して設けられた傾斜面と、該傾斜面を滑り落ちる図書の前記ICタグからその図書の情報を読みとるICリーダライタとを有することを特徴としている。
図書に殺菌用の紫外線を照射する殺菌ランプを設ける構成としたり、前記ICリーダライタが、前記傾斜面に埋設されている構成としたり、前記傾斜面から滑り落ちた図書を収容する図書収容箱を有し、該図書収容箱の内周面に反射材を貼付した構成としたり、前記図書収容箱が二重底構造で、上底板が下底板から浮き上がった状態で保持され、図書の重みで徐々に上底板が下底板に向かって下降する構成とすることができる。
上記手段によれば、図書の返却口から投入された図書は、返却口に続く傾斜面を滑り落ちる。傾斜面にはICリーダライタが設けられており、滑り落ちる図書が担持しているICタグの情報を読みとって、その情報をパソコン等に送る。パソコンは送られた情報を図書館のデータベースに書き込み、ICリーダライタは更新された情報をICタグに書き込むことで、返却処理がされる。傾斜面を滑り落ちる図書は、傾斜面の下端に設けられた図書収容箱に収容される。図書収容箱に収容された図書には、紫外線殺菌ランプにより紫外線が照射されて殺菌処理がされる。
本考案の図書の自動返却機によれば、図書館などにおいて、図書が返却されると、その情報が図書館のデータベースと図書のICタグとに書き込まれるまでの返却処理を人手を使わずに行うことができ、かつ、図書の殺菌処理も行えるという優れた効果を奏する。
本考案の図書の自動返却機の実施例1を示す図で、(a)は内部構造を示す側面図、(b)は正面図である。 本考案の図書の自動返却機の実施例2を示す側面図である。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は考案の実施例1を示すもので、(a)は内部構造を記載した側面図、(b)は正面図である。本考案の図書の自動返却機100は、全体として箱を伏せたような形状の本体110に収容されている。
本体110は、正面側が高く、背面側が低く、上面は正面から背面に向かって下る勾配がついている。本体110の正面側には、返却口111があり、返却口111に続いて本体110内に延びる傾斜面120がある。本実施例では、傾斜面120は、多数のローラを平行に並べたローラーコンベアが使用されている。そして傾斜面120の下方のほぼ中央に、ICリーダライタ130が配置されている。
図書Aには、その表か裏の表紙のどこかに図示しないがICタグが貼付されており、図書Aが返却口111から投入され、傾斜面120上を滑り落ちる間に、ICリーダライタ130により、情報が読みとられ、かつ、新情報が書き込まれる。
すなわち、ICタグには、図書Aの題名、著者名、出版社、出版年度等の図書Aを特定する事項と、貸し出し履歴、返却履歴、予約状況等が記載されており、ICリーダライタ130でこの情報を読みとることができる。ICリーダライタ130は、読みとったデータを、パソコンに入力し、パソコンから図書館のデータベースにある図書Aの情報が更新され、同時に図書AのICタグの情報も更新することになる。なお、最終の返却日は、図書Aが本考案の図書の自動返却機100に投入された日で、これは、パソコンのカレンダーから情報を取得することになる。
傾斜面120を滑り落ちた図書Aは、傾斜面120の終端から落下し、落下点に配置されている図書収容箱140内に収容される。図書収容箱140は、キャスター付きで移動自在であり、本体110の背面側には、図示しないが扉があり、ここを開閉することで、図書収容箱140を本体110から出し入れできるようになっている。
なお、本体110の背面側は扉を設けずに、全て開放した構造にしてもよい。
図書収容箱140は、二重底になっており、上底板141が弾性体142などによって下底板143から離間した状態に支持されている。上底板141は、図書Aが一冊も載っていない状態であれば、図書収容箱140の上の開口面近くまで上昇しているが、図書Aの数が徐々に増えるにしたがって、その重さにより段々と降下して下底板143に近づく。弾性体142としては、たとえば、コイルスプリングを使用することができる。
このような二重底構造にすることで、落下する図書Aが受ける衝撃を和らげ、図書Aの損傷を防止することができる。
なお、図示の実施例では上底板141を下から支えているが、図書収容箱140の上の開口面から吊り下げてもよい。要するに、上底板141と下底板143とが離間していて、図書Aの重さで徐々に上底板141が下降する構成であればよい。
図書Aは、人の手に触れているので、人の汗や脂などと共に細菌が図書Aに付着する可能性がある。そのため本考案の実施例では、本体110の天井面112に、紫外線を照射する殺菌ランプ150を設けている。この殺菌ランプ150により、傾斜面120を滑り落ちて図書収容箱140に収容された図書Aを照射し、図書Aの表面を殺菌するようにしている。
このとき、上述したように図書収容箱140が二重底になっているので、新しく図書収容箱140に落下した図書Aは、いつも図書収容箱140の上の開口面近くのほぼ同じ高さに維持されることになり、殺菌ランプ150からの照射光を近くからほぼ一定の強さで受けることができるようになる。
通常、図書Aは、傾斜面120を滑り落ちると、表裏の表紙のいずれか一方が上になり、他方が下になった状態で図書収容箱140の上底板141上に載る。図書Aは上底板141に接した面以外の5面を露出しているので、この状態の図書Aに紫外線を照射すると、5面の殺菌が可能になる。ただし、殺菌ランプ150は上にあるので、図書Aの上側に出ている表紙には強く照射するが、図書Aの紙が積層された側面への照射は弱くなる。一方、細菌の付着の可能性の高いのは、表紙よりも図書Aの紙が積層した面の内、特に小口である。読む人は、この小口に指を押し当て、図書に反りを加えてぱらぱらとページをめくるためである。
そこで、本考案では、図書収容箱140の4つの側面全体に反射材を貼付することが望ましい。殺菌ランプ150からの紫外線がこれらの反射材に反射され、反射光により小口を照射できるからである。
図2は、本考案の実施例2である。この実施例における図書の自動返却機200は、図書館のカウンタB上に置いて使用されるタイプである。自動返却機200は、斜めに傾斜した正面板210と、この正面板210を支える左右両側の側板213と、左右の側板間に設けられた傾斜面220とを有する。
正面板210は、四角形で、中央近くに図書Aの返却を受け付ける返却口211が開いている。傾斜面220にはICリーダライタ230が埋設されている。返却口211から投入された図書Aは、傾斜面220を滑り落ち、その間に図書Aに担持されているICタグからICリーダライタ230でその図書Aの情報が読みとられる。読みとった情報は、無線、有線のいずれかの方法で図示しないパソコンに入力され、図書館のデータベースに書き込まれる。傾斜面220の終端に達した図書Aは、キャスター付きの図書収容箱140内に収容される。殺菌ランプ250は、図書収容箱140近くの適当な場所に固定するか、あるいは電気スタンドのように移動式にしてもよい。
100 自動返却機
110 本体
111 返却口
120 傾斜面
130 ICリーダライタ
140 図書収容箱
141 上底板
142 弾性体
143 下底板
150 殺菌ランプ
200 自動返却機
211 返却口
220 傾斜面
230 ICリーダライタ
250 殺菌ランプ
A 図書

Claims (5)

  1. ICタグを担持する図書を投入する返却口と、該返却口に連続して設けられた傾斜面と、該傾斜面を滑り落ちる図書の前記ICタグからその図書の情報を読みとるICリーダライタとを有することを特徴とする図書の自動返却機。
  2. さらに、図書に殺菌用の紫外線を照射する殺菌ランプを備えたことを特徴とする請求項1に記載の図書の自動返却機。
  3. 前記ICリーダライタが、前記傾斜面に埋設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の図書の自動返却機。
  4. 前記傾斜面から滑り落ちた図書を収容する図書収容箱を有し、該図書収容箱の内周面に反射材を貼付したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の図書の自動返却機。
  5. 前記図書収容箱が二重底構造で、上底板が下底板から浮き上がった状態で保持され、図書の重みで徐々に上底板が下底板に向かって下降する構成となっていることを特徴とする請求項4に記載の図書の自動返却機。
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