JP3167832U - プランター及びこのプランターに用いられる植物育成袋 - Google Patents

プランター及びこのプランターに用いられる植物育成袋 Download PDF

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Abstract

【課題】枠へ袋を容易に取り付け或いは枠から取り外しすることのできるプランター及びこのプランターに用いられる植物育成袋を提供すること。【解決手段】上方に開口部を有し、有底の透水性シート材で形成される袋体からなり、内部に培地を収容して植物を育成する植物育成袋と、前記植物育成袋を支持するフレームとからなるプランターにおいて、前記フレームは上方にフレーム開口部を有し、前記フレーム開口部に所定の間隔及び所定の高さで切り欠かれた複数の凸部からなる支持部が設けられ、前記フレーム開口部には、前記袋体の開口端部を折り返し、前記凸部を収容できる幅で折り返し部を袋体に固定する取付部が形成され、前記支持部に前記取付部をかぶせることにより前記フレームに前記植物育成袋が支持され、前記取付部の高さが前記凸部の高さよりも低くされていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、プランター及びこのプランターに用いられる植物育成袋に関し、特に、プランターに容易に取り付けることができると共に、土などの培地を収容した際に植物育成袋がプランター枠から外れることのないプランター及びこのプランターに用いられる植物育成袋に関する。
従来、各種の植木、花卉等の観賞用植物を育てる容器として、植木鉢やプランターが使用されており、この植木鉢等は、育成する植物に応じて様々な形状、大きさのものが市販されている。植木鉢あるいはプランターのうち、植木鉢は陶磁器のものやプラスチック製のものがあり、さらには近年通気性を有する織物やシートによって形成されたプランターも知られている。また、これらの植木鉢或いはプランターとは異なるものであるが、果実野菜、葉物野菜、花卉あるいは根菜類などを育成及び栽培するものとして高設栽培装置が知られている(例えば、下記特許文献1〜3参照)。
例えば、下記特許文献1には、「プランター及び農業用ベッド」の考案が記載されている。この農業用ベッドは、不動部に立設した支柱部材により所定高さで略水平に配設したパイプ部材と、これらのパイプ部材間に中央部が垂れ下がるようにして取付けた栽培床とを備え、この栽培床を栽培植物の根の通過を阻止し得る大きさの孔隙を設けた透水性の内側シートと、この内側シートの外方で内側シートに対して所定間隔で配設した不透水性の外側シートとからなる二重シート材で構成したものである。この簡易ベッドは、また、一方のパイプ部材に巻取り装置を連結して、この巻取り装置により栽培床の高さを調節できるようになっている。
また、下記特許文献2には、「織物製プランター及びこれを製造する袋状織物」の発明が記載されている。このプランターは通気性を有する織物を用いて形成された有底袋状体を有し、有底袋状体はその上端側の部分の剛性が高められており、剛性が高められた部分に持ち手の端部分が取着されている。また、有底袋状体の外側には、支柱を保持する支柱保持部が設けられている。
また、下記特許文献3には、上方に開口部を有し有底の可撓性シート材からなり内部に培地Gを詰めて植物を育成する植物育成袋であって、上方に開口部を有し有底で培地を収容する透水性シート材からなる内袋と、内袋の開口部を除き、底部との間に所定の隙間をあけて外周囲を不透水性シート材で覆った外袋とを有し、開口部に支持棒が装着される取付け部が形成されている植物育成袋と、この植物育成袋が懸架される支持スタンドであって、植物育成袋の取付け部に装着される支持具と、支持具を所定の高さで保持する折畳み自在な支持フレームで構成された支持スタンドとからなる植物育成装置が記載されている。なお、この植物育成装置の発明は本件実用新案登録出願人の出願にかかるものである。
実用新案登録第3158257号公報 特開2003−018921号公報 特開2008−048640号公報
陶磁器や素焼きの植木鉢は、作製工程が複雑で作製に時間がかかり、また重量が重く割れ易いといった欠点がある。これに対してプラスチック製の植木鉢及びプランターは、割れ難く、重量も軽いので扱いが容易であるが、その作製には金型及びこの金型を使用した射出成型設備等が必要になり、この金型及び射出成型設備は高価なものとなっている。このため、プラスチックを用いて種々の形状及びサイズの植木鉢あるいはプランターを作製しようとすると、これらの形状等に合わせた多種の金型が必要になり、これらは大量生産品には向いているものの、コストを考慮すると種々の形状のものを少量生産するには適していない。そのため、一般家庭において少量の異種の形状及びサイズの植木鉢あるいはプランターが要求されても、この要求に応じることが難しくなっている。また、これまでの植木鉢及びプランターは、所定の大きさを有していることから、使用しないときにはその保管スペースが必要となっている。
上記特許文献1に示されている「プランター及び農業用ベッド」は、培地を収容する長尺な容器及びこの長尺容器を支える架台で構成された大掛かりな装置であって、概ね専業農家向けの業務用のものである。このような長尺な容器に培地を詰めると重量が重くなり、さらに装置が大型であって、組み立てが容易でなく、また高価なものとなるため、一般家庭等においてはこのような装置を構築することは困難である。
一方、上記特許文献2に示されている織物製プランターは、織物からなる有底袋状体をプランターとして用いており、プラスチック製のプランターとは異なり、製造時に金型等を使用しないため、少量の異種の形状及びサイズのものを安価に生産することが可能である。さらに使用しないときには折りたたむことができるため保管スペースも要さない。しかし、有底袋状体は上端部以外の部分の剛性が高められていないことから、使用時には外部からの衝撃により変形し、内部の土がこぼれ出てしまう可能性がある。
上記特許文献3に示されている植物育成装置は、一般家庭用で持ち運び及び保管が簡単で安値な植物育成装置であり、支持フレームにより植物育成袋が支持されていることから、外部からの衝撃に強いものとなっている。しかし、植物育成袋を支持具に取り付ける際には支持フレームを分解せざるを得ず、支持具に植物育成袋を取り付け或いは支持具から取り外しすることは難しかった。
本考案は上記のような従来技術に鑑みてなされたもので、本考案の目的は、枠へ袋を容易に取り付け或いは枠から取り外しすることのできるプランター及びこのプランターに用いられる植物育成袋を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本考案のプランターは、上方に開口部を有し、有底の透水性シート材で形成される袋体からなり、内部に培地を収容して植物を育成する植物育成袋と、前記植物育成袋を支持するフレームとからなるプランターにおいて、前記フレームは上方にフレーム開口部を有し、前記フレーム開口部に所定の間隔及び所定の高さで切り欠かれた複数の凸部からなる支持部が設けられ、前記フレーム開口部には、前記袋体の開口端部を折り返し、前記凸部を収容できる幅で折り返し部を袋体に固定する取付部が形成され、前記支持部に前記取付部をかぶせることにより前記フレームに前記植物育成袋が支持され、前記取付部の高さが前記凸部の高さよりも低くされていることを特徴とする。
本考案のプランターによると、植物育成袋はシート材を加工することにより簡単に作製することができるため、従来のプラスチック製の植木鉢及びプランター等のように金型及び金型を使用した製造設備が不要となり安価に作製できる。また、袋は不使用時に折畳むことができるので、保管スペースを小さくできる。また、フレームに支持部が設けられていることにより簡単にフレームに植物育成袋を取り付けることができる。さらに、植物育成袋の取付部の高さが支持部の高さよりも低いため、培地を植物育成袋に入れた際に培地の重みで植物育成袋が真下方向に引っ張られるため、植物育成袋がフレームから外れにくくなる。
また、本考案のプランターにおいては、前記フレームは前記支持部を有する上フレームと前記支持部を支持する下フレームとからなるものとすることができる。
本考案のプランターにおいては、フレームが支持部を有する上フレームと下フレームの2つの部品の組み合わせで作製されるため、従来のプランターよりも必要な材料が少なく、製造コストを抑えることができるとともに、軽量かつ小型にすることができる。また、形状や大きさの異なるプランターにおいても同じ部品を流用することができるため、コストを抑えることが可能となる。
また、本考案のプランターにおいては、前記植物育成袋の下部に排水板が斜めに取り付けられているものとすることができる。
本考案のプランターにおいては、植物育成袋の下部に排水板が斜めに取り付けられていることにより、植物育成袋を透過した水を受け止めることができ、プランターの周囲を過度に汚すことがない。さらに、排水板が斜めに取り付けられているため、排水の流れる方向を希望の方向にすることが容易である。
また、上記の課題を解決するため、本考案の植物育成袋は、上方に開口部を有し、有底の透水性シート材で形成される袋体からなり、内部に培地を収容して植物を育成する植物育成袋であって、フレームの開口端部に設けられた凸部からなる支持部に前記開口部に設けられる取付部が支持されプランターとして使用される植物育成袋において、前記袋体開口部には、前記袋体の開口端部を折り返し、前記凸部を収容できる幅で折り返し部を袋体に固定した取付部が形成されて、前記取付部の高さが前記凸部の高さよりも低いことを特徴とする。
本考案の植物育成袋はシート材を加工することにより簡単に作製することができるため、従来のプラスチック製の植木鉢及びプランター等のように金型及び金型を使用した製造設備が不要となり、安価に作製できる。また、袋は不使用時に折畳むことができるので、保管スペースを小さくできる。また、植物育成袋の取付部の高さが支持部の高さよりも低いため、培地を植物育成袋に入れた際に培地の重みで植物育成袋が真下方向に引っ張られるため、植物育成袋がフレームから外れ難くなる。
また、本考案の植物育成袋においては、前記袋体は不織布を用いて形成されているものとすることができる。
本考案の植物育成袋においては、袋体に不織布を用いているため、通気性及び通水製に優れている植物育成袋が得られる。
また、本考案の植物育成袋においては、前記取付部は袋体の開口端部を折り返して所定間隔で縫い付けられたものとすることができる。
本考案の植物育成袋においては、袋体の開口端部を折り返し、所定間隔で縫い付けることにより取付部を形成することにより、より強固に取付部を形成することができる。
本考案の実施形態に係るプランターの斜視図である。 図1のプランターを構成するフレームの斜視図である。 図2のフレームを構成する上フレームの斜視図である。 図4Aは図2のフレームを構成する下フレームの斜視図、図4Bは図4AのX方向から見た側面図である。 図1のプランターから取り外された状態の袋の斜視図である。
以下、図面を参照して本考案の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本考案の技術思想を具体化するためのプランター用袋及びこのプランター用袋を使用したプランターを例示するものであって、本考案をこれらに特定することを意図するものではなく、実用新案登録請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
本考案の実施形態に係るプランターの構造について、図1〜図5を用いて説明する。なお、図1は本考案の実施形態に係るプランターの斜視図、図2は図1のプランターを構成するフレームの斜視図、図3は図2のフレームを構成する上フレームの斜視図、図4Aは図2のフレームを構成する下フレームの斜視図、図4Bは図4AのX方向から見た側面図、図5は図1のプランターから取り外された状態の袋の斜視図である。
プランター1は、図1に示すように、所定量の土などの培地、水及び肥料等を収容できる植物育成袋2と、この植物育成袋2を支持するフレーム3及び植物育成袋2を透過した水を任意の方向へ排水する排水板4とを備えている。フレーム3は、さらに植物育成袋2を支持する上フレーム5と、上フレーム5を支持し、排水板4が取り付けられる下フレーム6を有している。
フレーム3を形成する上フレーム5及び下フレーム6は、それぞれ合成樹脂板を切断し、折り曲げ、溶着又は接着あるいはねじ止めなどで固定することにより形成される。なお、上フレーム5及び下フレーム6の形成材料としては、合成樹脂板の他、アルミニウム等の金属板や木材を使用して形成しても良い。上フレーム5は、図2に示すように、所定の厚さを有する合成樹脂板を四辺として形成される枠体7と、枠体7で囲まれたフレーム開口8と、フレーム開口8の周囲に、枠体7から延出し、植物育成袋2を支持する支持部9を有している。支持部9は、図3に示すように、上フレーム5の上端を所定の高さ及び幅で切り欠いて櫛歯状に形成されており、凹部9aと凸部9bとからなる。この凸部9bが植物育成袋2の袋状の取付部19に差し込まれ、植物育成袋2を支持する。
下フレーム6は、図4に示すように、本実施形態では所定の厚さを有する長方形の合成樹脂板を折り曲げて形成されており、底部10と、底部10から対向して垂直に立ち上がる2つの側壁部11a、11bと、側壁部11a、11bの両端にそれぞれ形成される上フレーム支持部12a、12bとを有する。側壁部11a、11bの両端部を外方にほぼ垂直に折り曲げることにより、上フレームの枠体7の厚さ分の幅を有する上フレーム支持部12a、12bが形成され、さらに側壁部11a、11bの両端部を再度上方に垂直に折り曲げて上フレーム支持部側壁13a、13bが形成されている。この上フレーム支持部12a、12bに上フレーム5を戴置することにより、フレーム3が組み立てられる。また、側壁部11a、11bの内側には、上フレーム支持部12a、12bよりも低い位置に排水板4を支持する排水板支持部14a、14bが対向して設けられている。
本実施形態においては、2個の同型の下フレーム6を用いて上フレーム5を支持しているが、下フレーム6の底部10の面積を広くして1個の下フレーム6を使用することもでき、また下フレーム6を3個以上用いてより大きなプランター1とすることもできる。また、上フレーム支持部12a、12bは側壁部11a、11bの両端部を折り曲げて一体に形成するほか、別部材として側壁部11a、11bにそれぞれ取り付けてもよい。この場合、上フレーム支持部12a、12bは側壁部11a、11bの端部に設けても良いが、側壁部11a、11bを上フレーム支持部12a、12bより上部に延長してもよい。この場合、側壁部12a、12bの上部と上フレーム支持部側壁13a、13bによって上フレーム5が内側、外側の両面から支持されるため、より上フレーム5を安定して支持することができる。
このように、フレーム3はすべて板状体から成形されるため、従来のプランターのような金型を必要とせず、また従来のプランターよりも必要な材料を少なくでき、製造コストを抑えることができる。さらに、フレーム3は上フレーム5と下フレーム6の2つの部品の組み合わせで作製されるため、従来のプランターよりも必要な材料が少なく、製造コストを抑えることができるとともに、軽量かつ小型にすることができる。また、形状や大きさの異なるプランターにおいても同じ部品を流用することができるため、さらにコストを抑えることが可能となる。
排水板4は、植物育成袋2の底部18とほぼ同じか、それよりも大きく、かつ下フレーム6の内部に収容される大きさの矩形状の合成樹脂板又は金属板から形成されている。本実施形態においては、長辺と平行な複数の溝15を有しており、この溝を伝わって、植物育成袋を透過した水が一方に排出される。なお、溝15の方向はプランター1の設置場所に応じて変更させることができる。排水板4は、フレーム3が組み立てられた後、フレーム3の開口部等から内部に入れられて、側壁部の4か所に設けられた排水板支持部14a、14bのうちの2か所で支持され、一方の溝15の終端を底部3またはプランターを戴置する床面に接するように斜めに配置される。このように植物育成袋2の下部に排水板4が斜めに取り付けられていることにより、植物育成袋2を透過した水を受け止めることができ、プランター1の周囲を過度に汚すことがない。さらに、排水板4が斜めに取り付けられているため、排水の流れる方向を希望の方向にすることが容易である。
植物育成袋2は、図5に示すように、開口部17及び他方に底部18を有し、所定量の培地を収容する袋体16からなり、開口部17の端部に上フレーム5に装着される取付部19が形成されている。袋体16は通気性及び通水性に優れた不織布などの透水性シート材を折り曲げ、端部を接着することにより形成される。本実施形態においては、透水性シート材として不織布が用いられているが、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂、AES樹脂などの合成樹脂に貫通孔を設けたもの、あるいは、布等を使用してもよい。
取付部19は、袋体16の開口端部を折り返し、所定間隔で縫い付けることにより、支持部9の凸部9bを差し込むことができるように、袋状に形成されている。このとき、取付部19の高さ、すなわち開口端部を折り返す長さは、上フレーム5の凸部9bの高さより低くなっている。なお、本実施形態では取付部19を形成するために開口端部を縫い付けているが、溶着、接着またはその他の手段により、凸部9bを収容できる袋状に形成しても良い。
プランター1の組み立ては、フレーム3に排水板4と植物育成袋2を取り付けることにより行われる。植物育成袋2をフレーム3に取り付ける際には、フレーム3の支持部9の凸部9bに、植物育成袋2の開口端部に設けられた袋状の取付部19をそれぞれかぶせることにより植物育成袋2をフレーム3に固定する。ここで、組み立てられたプランター1の植物育成袋2の内部に培地が収容されると、培地の重さにより、植物育成袋2の取付部19は下向きの力を受けることとなる。この下向きの力により、植物育成袋2はより強固にフレーム3に固定されることとなる。
なお、植物育成袋2をフレーム3に取り付けた状態では、取付部19の高さ、すなわち開口端部を折り返す長さは、上フレーム5の支持部9の高さより低くなっているために支持部9の下端と取付部19の下端の間に隙間hが形成される。この隙間hが形成されない状態、すなわち、取付部19の高さが上フレーム5の支持部9の高さと等しいかそれよりも高い場合には、培地の重さによる下向きの力に加えて、取付部19の縫い目20にプランター内側への力がかかるため、取付部の縫い目20の糸が切れたり、あるいは縫い目20周辺の透水性シート材が破れるなど取付部19が破損しやすくなる。このため、隙間hを形成することにより、取付部19の強度を高めることができる。
1…プランター
2…植物育成袋
3…フレーム
4…排水板
5…上フレーム
6…下フレーム
7…枠体
8…フレーム開口
9…支持部
10…底部
11a、11b…側壁部
12a、12b…上フレーム支持部
13a、13b…上フレーム支持部側壁
14a、14b…排水板支持部
15…溝
16…袋体
17…開口部
18…底部
19…取付部
20…縫い目

Claims (6)

  1. 上方に開口部を有し、有底の透水性シート材で形成される袋体からなり、内部に培地を収容して植物を育成する植物育成袋と、
    前記植物育成袋を支持するフレームとからなるプランターにおいて、
    前記フレームは上方にフレーム開口部を有し、前記フレーム開口部に所定の間隔及び所定の高さで切り欠かれた複数の凸部からなる支持部が設けられ、
    前記フレーム開口部には、前記袋体の開口端部を折り返し、前記凸部を収容できる幅で折り返し部を袋体に固定する取付部が形成され、前記支持部に前記取付部をかぶせることにより前記フレームに前記植物育成袋が支持され、前記取付部の高さが前記凸部の高さよりも低くされていることを特徴とするプランター。
  2. 前記フレームは前記支持部を有する上フレームと前記支持部を支持する下フレームとからなることを特徴とする請求項1に記載のプランター。
  3. 前記植物育成袋の下部に排水板が斜めに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のプランター。
  4. 上方に開口部を有し、有底の透水性シート材で形成される袋体からなり、内部に培地を収容して植物を育成する植物育成袋であって、
    フレームの開口端部に設けられた凸部からなる支持部に前記開口部に設けられる取付部が支持されプランターとして使用される植物育成袋において、
    前記袋体開口部には、前記袋体の開口端部を折り返し、前記凸部を収容できる幅で折り返し部を袋体に固定した取付部が形成されて、前記取付部の高さが前記凸部の高さよりも低いことを特徴とする植物育成袋。
  5. 前記袋体は不織布を用いて形成されていることを特徴とする請求項4に記載の植物育成袋。
  6. 前記取付部は袋体の開口端部を折り返して所定間隔で縫い付けられたものであることを特徴とする請求項4に記載の植物育成袋。
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