JP3167635U - 食器の凹凸付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、人体にマイナスの影響を与えずにパルプ繊維体に立体の図柄をもたせることが可能な、食器の凹凸付け構造を提供する。【解決手段】本考案による食器の凹凸付け構造は、紙皿、或いは、紙弁当箱、或いは、紙コップのパルプ繊維体からなる。前記パルプ繊維体の所定の側面は、少なくとも一つの凹み部を形成し、もう一方の側面は、前記凹み部と相互に対応する凸出部を形成する。このパルプ繊維体の凹み部と凸出部の形成によって、表面に立体の図柄領域、文字領域、数字領域を形成させることができる。また、凹み部には、異なる凹みの深さをもつ凹み箇所が形成される。【選択図】図1
Description
本考案は食器の構造に関し、特に食器に立体感のある図柄、文字、数字を持たせることが可能且つ実用性を兼ね備えた食器の凹凸付け構造に関する。
市場で頻繁に使われる食器には、ポリスチレンの食器、プラスチックの食器、紙の食器等、多くの種類がある。その内、紙の食器は、その表面にカラーの図柄を印刷する際、食器の表面には粘着性をもつ膜があるため、印刷機で食器に直接印刷すると、着色塗料と混ざり合ってしまう。従って、印刷機で食器に印刷を行った際に着色塗料が混ざらないようにするために、特殊粉質を食器表面に被覆させることで、この欠点を改善することができる。
しかしながら、上述した紙の食器を使用すると、紙の食器の着色塗料の図柄は食器の外観の美しさを高めることができるものの、使用者が食器を使用する際、その着色塗料及び上述の特殊粉質が使用者によって食され体の中へ進入し、人体の健康に対して害が生じる恐れがあるという問題が生じるため、改善する必要がある。
そこで、本考案は、人体にマイナスの影響を与えずにパルプ繊維体に立体の図柄をもたせることが可能な食器の凹凸付け構造を提供することを目的とする。
また、本考案は、パルプ繊維体に複数層構造を持たせることが可能な食器の凹凸付け構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本考案による食器の凹凸付け構造は、紙皿、或いは、紙弁当箱、或いは、紙コップのパルプ繊維体からなる。前記パルプ繊維体の所定の側面は、少なくとも一つの凹み部を形成し、もう一方の側面は、前記凹み部と相互に対応する凸出部を形成する。このパルプ繊維体の凹み部と凸出部の形成によって、表面に立体の図柄領域、文字領域、数字領域を形成させることができる。また、凹み部には、異なる凹みの深さをもつ凹み箇所が形成される。
本考案により、紙の食器の着色塗料や特殊粉質が食事の際に人体に入り込み害が生じる恐れがあるという従来の技術の抱える問題を解決することができる。
図1と図2を参照する。図1は、本考案の好ましい実施例を示した斜視図1であり、図2は、本考案の好ましい実施例を示した斜視図2である。図から分かるように、本考案は、パルプ繊維体1からなる。パルプ繊維体1は紙皿であり、パルプ繊維体1の所定の側面は、少なくとも一つの凹み部11を形成し、もう一方の側面は、凹み部11と相互に対応する凸出部12を形成し、その表面は、図柄領域13、文字領域14、数字領域15を形成する。立体図柄をもつ紙皿を作りたいときは、まず、直接、パルプ繊維体1に凹み処理を行い、パルプ繊維体1に凹み部11と凸出部12を形成させ、その後、さらに、パルプ繊維体1を紙皿の形状を形成させる処理を行うことで、立体領域をもつ紙皿を完成させる。
なお、使用者が紙皿(パルプ繊維体1)に食物を置き食事を行う際、紙皿の図柄領域13、文字領域14、数字領域15は、凹み部11及び凸出部12に直接形成されているため、カラーインクや特殊粉質を用いる必要がなく、人体に対するマイナスの影響がないとともに、美しい立体領域(図柄)も兼ね備えさせることができる。
(実施例1)
図3と図4を参照する。図3は、本考案の実施例1を示した斜視図1であり、図4は、本考案の実施例1を示した斜視図2である。図から分かるように、パルプ繊維体1aは、紙弁当箱であり、パルプ繊維体1aの所定の側面は、少なくとも一つの凹み部11aを形成し、もう一方の側面は、凹み部11aと相互に対応する凸出部12aを形成する。凹み部11aと凸出部12aの形成により、紙弁当箱の表面に、立体の図柄領域13a、文字領域14a、数字領域15aを形成させることができる。
図3と図4を参照する。図3は、本考案の実施例1を示した斜視図1であり、図4は、本考案の実施例1を示した斜視図2である。図から分かるように、パルプ繊維体1aは、紙弁当箱であり、パルプ繊維体1aの所定の側面は、少なくとも一つの凹み部11aを形成し、もう一方の側面は、凹み部11aと相互に対応する凸出部12aを形成する。凹み部11aと凸出部12aの形成により、紙弁当箱の表面に、立体の図柄領域13a、文字領域14a、数字領域15aを形成させることができる。
(実施例2)
図5と図6を参照する。図5は、本考案の実施例2を示した斜視図1であり、図6は、本考案の実施例2を示した斜視図2である。図から分かるように、パルプ繊維体1bは紙コップであり、パルプ繊維体1bの所定の側面は、少なくとも一つの凹み部11bを形成し、もう一方の側面は、凹み部11bと相互に対応する凸出部12bを形成する。凹み部11bと凸出部12bの形成により、紙コップの表面に、立体の図柄領域13b、文字領域14b、数字領域15bを形成させることができる。
図5と図6を参照する。図5は、本考案の実施例2を示した斜視図1であり、図6は、本考案の実施例2を示した斜視図2である。図から分かるように、パルプ繊維体1bは紙コップであり、パルプ繊維体1bの所定の側面は、少なくとも一つの凹み部11bを形成し、もう一方の側面は、凹み部11bと相互に対応する凸出部12bを形成する。凹み部11bと凸出部12bの形成により、紙コップの表面に、立体の図柄領域13b、文字領域14b、数字領域15bを形成させることができる。
(実施例3)
図7を参照する。図7は、本考案の実施例3を示した斜視図である。図から分かるように、パルプ繊維体1cの所定の側面は、少なくとも一つの凹み部11cを形成し、もう一方の面は、凹み部11c相と相互に対応する凸出部12cを形成し、この凹み部11cは、さらに異なる凹みの深さをもつ凹み箇所を備える。それにより、凹み部11cに複数層の構造をもたせ、立体感をさらにはっきりとさせることができる。
図7を参照する。図7は、本考案の実施例3を示した斜視図である。図から分かるように、パルプ繊維体1cの所定の側面は、少なくとも一つの凹み部11cを形成し、もう一方の面は、凹み部11c相と相互に対応する凸出部12cを形成し、この凹み部11cは、さらに異なる凹みの深さをもつ凹み箇所を備える。それにより、凹み部11cに複数層の構造をもたせ、立体感をさらにはっきりとさせることができる。
(実施例4)
図8を参照する。図8は、本考案の実施例4を示した斜視図である。図から分かるように、パルプ繊維体1dの所定の側面は、複数の凹み部11dを備え、もう一方の面は、凹み部11dと相互に対応する凸出部(図示せず)を形成する。その内、凹み部11dは、横向きの線を並列してなり、パルプ繊維体1dを更に多様化させている。
図8を参照する。図8は、本考案の実施例4を示した斜視図である。図から分かるように、パルプ繊維体1dの所定の側面は、複数の凹み部11dを備え、もう一方の面は、凹み部11dと相互に対応する凸出部(図示せず)を形成する。その内、凹み部11dは、横向きの線を並列してなり、パルプ繊維体1dを更に多様化させている。
(実施例5)
図9を参照する。図9は、本考案の実施例5を示した斜視図である。図から分かるように、パルプ繊維体1eの所定の側面は、複数の凹み部11eを形成し、もう一方の面は、凹み部11eと相互に対応する凸出部(図示せず)を形成する。その内、凹み部11eは、垂直曲線を並列に配列してなり、パルプ繊維体1eを更に多様化させている。
図9を参照する。図9は、本考案の実施例5を示した斜視図である。図から分かるように、パルプ繊維体1eの所定の側面は、複数の凹み部11eを形成し、もう一方の面は、凹み部11eと相互に対応する凸出部(図示せず)を形成する。その内、凹み部11eは、垂直曲線を並列に配列してなり、パルプ繊維体1eを更に多様化させている。
(実施例6)
図10を参照する。図10は、本考案の実施例6を示した斜視図である。図から分かるように、パルプ繊維体1fの所定の側面は、複数の凹み部11fを形成し、もう一方の面は、凹み部11fと相互に対応する凸出部(図示せず)を形成する。その内、凹み部11fは特定の幾何学模様を形成し、パルプ繊維体1fを更に多様化させている。
図10を参照する。図10は、本考案の実施例6を示した斜視図である。図から分かるように、パルプ繊維体1fの所定の側面は、複数の凹み部11fを形成し、もう一方の面は、凹み部11fと相互に対応する凸出部(図示せず)を形成する。その内、凹み部11fは特定の幾何学模様を形成し、パルプ繊維体1fを更に多様化させている。
(実施例7)
図11を参照する。図11は、本考案の実施例7を示した斜視図である。図から分かるように、パルプ繊維体1gの所定の側面は、複数の凹み部11gを形成し、もう一方の面は、凹み部11gと相互に対応する凸出部(図示せず)を形成する。その内、凹み部11gは、菱形模様を形成し、パルプ繊維体1gを更に多様化させている。
図11を参照する。図11は、本考案の実施例7を示した斜視図である。図から分かるように、パルプ繊維体1gの所定の側面は、複数の凹み部11gを形成し、もう一方の面は、凹み部11gと相互に対応する凸出部(図示せず)を形成する。その内、凹み部11gは、菱形模様を形成し、パルプ繊維体1gを更に多様化させている。
全ての図を参照する。本考案は、従来の技術と比較し、以下の利点をもつ。
1、凹み部11と、それに対応する凸出部12により、パルプ繊維体1に立体の図柄領域13、或いは、文字領域14、或いは、数字領域15を形成させ、パルプ繊維体1に立体の図柄をもたせることができるだけでなく、人体にマイナスの影響を与えない。
2、凹み部11には、異なる凹みの深さをもつ凹み箇所を備えさせることができ、この凹み部11によってパルプ繊維体1に複数層の構造をもたせることができる。
1、凹み部11と、それに対応する凸出部12により、パルプ繊維体1に立体の図柄領域13、或いは、文字領域14、或いは、数字領域15を形成させ、パルプ繊維体1に立体の図柄をもたせることができるだけでなく、人体にマイナスの影響を与えない。
2、凹み部11には、異なる凹みの深さをもつ凹み箇所を備えさせることができ、この凹み部11によってパルプ繊維体1に複数層の構造をもたせることができる。
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g パルプ繊維体
11、11a、11b、11c、11d、11e、11f、11g凹み部
12、12a、12b、12c 凸出部
13、13a、13b 図柄領域
14、14a、14b 文字領域
15、15a、15b 数字領域
11、11a、11b、11c、11d、11e、11f、11g凹み部
12、12a、12b、12c 凸出部
13、13a、13b 図柄領域
14、14a、14b 文字領域
15、15a、15b 数字領域
Claims (6)
- パルプ繊維体からなる食器の凹凸付け構造であって、前記パルプ繊維体の所定の側面は、少なくとも一つの凹み部を形成し、もう一方の側面は、前記凹み部と相互に対応する凸出部を形成することを特徴とする、食器の凹凸付け構造。
- 前記パルプ繊維体は、紙皿、或いは、紙弁当箱、或いは、紙コップの内の一つであることを特徴とする、請求項1に記載の食器の凹凸付け構造。
- 前記凹み部は、異なる凹みの深さをもつ凹み箇所を備えることを特徴とする、請求項1に記載の食器の凹凸付け構造。
- 前記パルプ繊維体の表面は図柄領域を形成することを特徴とする、請求項1に記載の食器の凹凸付け構造。
- 前記パルプ繊維体の表面は文字領域を形成することを特徴とする、請求項1に記載の食器の凹凸付け構造。
- 前記パルプ繊維体の表面は数字領域を形成することを特徴とする、請求項1に記載の食器の凹凸付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011000833U JP3167635U (ja) | 2011-02-18 | 2011-02-18 | 食器の凹凸付け構造 |
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JP2011000833U JP3167635U (ja) | 2011-02-18 | 2011-02-18 | 食器の凹凸付け構造 |
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JP3167635U true JP3167635U (ja) | 2011-05-12 |
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