JP3167263U - かき揚げ用器具 - Google Patents

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庸之 早川
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Abstract

【課題】器具本体を軽量化し、上下の使用方向をなくして使い勝手が良く、20cm前後の厚いかき揚げを効率良く、且つ、かたち良く揚げるために用いられるかき揚げ用器具を提供する。【解決手段】両端が開口した円筒状の器具本体1の外周面11に、多数の穴2を穿設し、器具本体1の両縁に、切欠3を複数設ける。また器具本体1の両縁に、折返し部4を設け、折返し部4に切欠3を複数設けるのが好ましい。【選択図】図2

Description

本考案は、特開2001−245611で得られる20cm前後の厚いかき揚げ(以降、厚手のかき揚げという)をかたち良く揚げるために用いるかき揚げ用器具に関する。
従来、かき揚げの厚さは1cm〜2cm前後のものが多く、20cm以上の厚いかき揚げを揚げることは一般に困難であった。このため、本考案者が提案した実用新案登録第3071500号の天ぷら用ナベに具備した筒状のかき揚げ用の器具を使用して、厚手のかき揚げを揚げることが、特開2001−245611によって可能となった。
前記筒状のかき揚げ用の器具は、ナベの深さと略同一の高さを有し、且つ、両端が開口しその外周面(11)に多数の穴(2)が穿設されると共に一方の縁に切欠(3)が複数設けられて、図4に示すような円筒状に形成したものである。又、この器具は一枚の薄い金属板全体に多数の穴(2)を穿設させ且つその両端が重合された両端部に、コの字状に折曲すると共に弾性を有した止め金具が取付けられて形成したものも提案したところである。
しかしながら、前記筒状のかき揚げ用の器具を使用する場合は、予め図3に示すナベ本体(5)などの内部に食用油を入れて火に掛けておく。先ず器具本体(1)をナベ本体(5)の内部に入れて立設させると共に器具本体(1)の内部に、かき揚げの食材にころもが付けられたものを入れる。この時、器具本体(1)の内部に、かき揚げの食材にころもが付けられたものを、おたまで3杯前後入れ、菜箸を用いてその内部を数回突っつき、食材が均一に揚がるようにすると共に器具本体(1)の上部を工具で挟み、ナベ本体(5)の底部に当てるように2〜3度上下に振る工程が行われていた。その後、次のころもが付けられた食材を更に入れて上記要領の工程を行い、徐々に厚さが増して行くが、器具本体(1)を繰返し使用して行くと、切欠(3)部分が損傷する恐れがあった。又、前記器具本体(1)をナベ本体(5)の内部に入れて立設させる際に、上下方向を間違えて立設させると、器具本体(1)下縁の切欠(3)から油が入り込まなくなってしまい、器具本体(1)内周とかき揚げ用原料との間に油膜を作らない箇所が生じ、揚げ終わった際に器具本体(1)内周に焼付き、器具本体(1)からかき揚げがスムーズに抜けなくなってしまい、無理に抜くと、かたちの崩れたかき揚げとなり、かき揚げを効率良く揚げることが出来ないものとなってしまう。尚、途中で器具本体(1)の上下方向の間違いに気づき、器具本体(1)をナベ本体(5)から出しても、器具本体(1)内周にかき揚げの食材が焼付き、そのかき揚げの食材を器具本体(1)の内部から取出した後、更に器具本体(1)内周に焼付き部分がないようにきれいにしなければならなかった。
特に器具本体(1)の長さ(高さ)いっぱいまで、ころもが付けられた食材を入れると、器具本体(1)の上縁には油が回らないので、上手く揚げることが出来なくなると共に器具本体(1)の上部を工具で挟むことが出来なくなる。このため、食用油を器具本体(1)の上縁よりも上に入れると、器具本体(1)の長さは、ナベ本体(5)の深さと略同一であるので、ナベ本体(5)の開口面から食用油が極めてこぼれ易い状態となり、作業が非常にしにくくなると共に非常に危険なものとなる。従って、器具本体(1)の上縁までかき揚げの食材を入れて、厚手のかき揚げを作ることはできないのが現状である。
実用新案登録第3071500号公報 特開2001−245611号公報
本考案は器具本体が従来品よりも軽量化し、上下の使用方向をなくし、厚手のかき揚げを効率良く且つかたち良く揚げるために用いられるかき揚げ用器具を提供することを目的とする。
本考案は上記現状に鑑み成されたものであり、つまり、両端が開口した円筒状の器具本体の外周面に、多数の穴を穿設し、器具本体の両縁に、切欠を複数設けた構造とする。また器具本体の両縁に、折返し部を設け、該折返し部に切欠を複数設けたものとするのが好ましい。
請求項1のように両端が開口した円筒状の器具本体(1)の外周面(11)に、多数の穴(2)を穿設し、器具本体(1)の両縁に、切欠(3)を複数設けることにより、従来品よりも一方の縁の切欠(3)分が軽量化すると共に、器具本体(1)を立設する際に上下方向が関係なく使用できるものとなった。特に器具本体(1)の上部近くまで利用する場合であっても、上縁まで油を入れなくても、切欠(3)の基まで入れておけば、油が切欠(3)からも器具本体(1)の内部に回り込むため、厚手のかき揚げを効率良く且つかたち良く揚げることが可能になると共に、器具本体(1)の切欠(3)の側壁や上部などを工具で挟むことが出来るため、器具本体(1)の上縁近くまで厚手のかき揚げを揚げることができ、且つ、安全に作業が行われるものとなる。
請求項2のように器具本体(1)の両縁に、折返し部(4)を設け、該折返し部(4)に切欠(3)を複数設けることにより、器具本体(1)全体が強化されるものとなるため、丈夫で長持ちするものとなると共に薄い板材が使用でき、器具本体(1)の重量が軽くでき、作業がし易いものとなる。
本考案の実施形態を示す斜視図である。 本考案の他の実施形態を示す斜視図である。 本考案の使用状態を示す説明図である。 従来品を示す斜視図である。
本考案の実施形態を図1に基づいて説明する。(1)は両端が開口した円筒状の器具本体であり、該器具本体(1)は、深さが有る図3に示すような天ぷら用のナベ本体(5)の内部に立設させて使用する。又、前記器具本体(1)の材質としては鋼,鉄,ステンレスなどを用いると良いが、好ましくはステンレスを用いる。また器具本体(1)の長さ(高さ)としては約30cm前後のものが好ましく、ナベ本体(5)の深さよりも若干短くしておくのが良い。(2)は器具本体(1)の外周面(11)に穿設した多数の穴であり、(3)は器具本体(1)の両縁に複数設けた切欠である。
図2は本考案の他の実施形態を示す図であり、これは前記実施形態と比べ、器具本体(1)の両縁には補強用の折返し部(4)が設けられており、該折返し部(4)は外側に向って折返えされている。他は同じである。尚、外側に向って折返し部(4)を設けておくと、器具本体(1)の内周に凸部が出ないので、かき揚げをスムーズに出すことができるものとなると共に、前記折返し部(4)の縁がロウ付けなどを施す際に作業がし易いものとなる。又、補強用の折返し部(4)の代りに、切欠(3)が複数設けられたリングを器具本体(1)の上下に嵌入して取付けたものとしても良い。この時の切欠(3)は、器具本体(1)側の切欠(3)と合致するようにリングを配置させる。
図3は本考案の使用状態を示す図であり、この図番について説明する。(5)は深さが有る天ぷら用のナベ本体であり、該ナベ本体(5)の大きさとしては、40cm〜90cm前後で、深さとしては約30cm前後のものが好ましい。(6)はナベ本体(5)の中央の周囲に立設された火炎筒であり、該火炎筒(6)の下部はナベ本体(5)の底部に固着され、火炎筒(6)の上部はナベ本体(5)の開口部よりも約10cm前後高く突出している。また前記火炎筒(6)の両端は開口されて、該火炎筒(6)の材質はナベ本体(5)と同じものを用いれば良い。(7)は取手である。尚、かき揚げ用ナベとしては、本考案者が特願2010−130677で提案したものを用いるのが好ましい。
次に本考案品を用いて厚手のかき揚げを作る場合について説明する。予めナベ本体(5)の内部に食用油を入れて火に掛けて置くと共に器具本体(1)も複数入れておく。この時、本考案品は器具本体(1)の両縁に切欠(3)があるので、上下の方向を気にせずにナベ本体(5)に入れることができる。又、ころもと食材を混ぜたかき揚げ用原料も用意しておく。
先ず始めに油中の器具本体(1)の内部に、おたま等でかき揚げ用原料を3杯程度入れる。すると、かき揚げ用原料は円筒状の器具本体(1)によって外周が規制されると共にかたちが整うのである。次に器具本体(1)に入れたかき揚げ用原料が均一に揚がるようにするために、菜箸を用いて上から7回〜8回突っつくことにより、かき揚げ用原料の表面と内部との温度差を少なくさせる。そして前記器具本体(1)の上部を工具で挟み、2〜3度ナベ本体(5)の底に当てながら上下に振る工程を行う。この工程を行うことにより、器具本体(1)の外周面(11)の小さな穴(2)から油がかき揚げ用原料側に入り込み、且つ下縁の切欠(3)からも油が入り込んで、器具本体(1)内周とかき揚げ用原料との間に油膜が作られると共に熱せられた器具本体(1)からは熱が均一に伝達されるため、厚さがあっても均一に揚げられるものとなる。
その後、次の器具本体(1)にかき揚げ用原料をおたまで3杯程度入れ、菜箸を用いて上から7回〜8回突っつき、且つ器具本体(1)を上記同様に上下に振る工程を行う。そして、全ての器具本体(1)にかき揚げ用原料を入れ終えたら、1回目の上に2回目のかき揚げ用原料をおたまで上記同様にして入れると共に上記同様に器具本体(1)を上下に振る工程までを行い、器具本体(1)の内部にかき揚げ用原料を所定高さになるまで順次入れてその工程を終了すると、一番始めに入れたものは既に揚げられてかき揚げが完成されているので、順番にかき揚げを取出して行けば良い。このようにすれば、例えば大きさが16cm、厚さ20cmのかき揚げを次々に得ることが出来るものとなるのである。
1 器具本体
11 外周面
2 穴
3 切欠
4 折返し部

Claims (2)

  1. 両端が開口した円筒状の器具本体(1)の外周面(11)に、多数の穴(2)を穿設し、前記器具本体(1)の両縁に、切欠(3)を複数設けたことを特徴とするかき揚げ用器具。
  2. 前記器具本体(1)の両縁に、折返し部(4)が設けられ、該折返し部(4)に切欠(3)を複数設けた請求項1記載のかき揚げ用器具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016002416A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 日清食品ホールディングス株式会社 かき揚げ用リテーナ

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