JP3167049U - 挟持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】対向する挟持部が平行移動して大きさの異なる粒状の小物を掴み、その粒状の小物を掴んだ状態を保持させることが容易な挟持具を提供する。【解決手段】対向する挟持部により粒状の小物を挟持させる挟持具100であって、把持部60と可動部70とを備え、把持部60は、棒状であって、その先端から前方に突出する上方挟持部10を有し、可動部70は、把持部60に収納される押圧部22と押圧部22から前方に突出して上方挟持部10に対向する下方挟持部20とを設ける。さらに、把持部60は、可動部70を上方に付勢する弾性体を可動部70と共に収納し、下方挟持部20は、押圧部22が弾性体の付勢力に抗して押下されると上方挟持部10に対して開くように平行移動する。【選択図】図1

Description

本考案はビーズなどの粒状の小物を掴む挟持具に関する。
従来、様々の色や形や大きさのある粒状のビーズをビーズ専用の糸通し器に並べたり、プレートに並べて水を吹きかけてビーズ相互を接着させるといったビーズ遊びがある。
そして、粒状のビーズを指で掴んで糸通し器に並べたり、プレートに配置させるのは面倒なことから、ピンセット等が使用されることがある。しかし、ビーズの表面は非常に滑り易いことから、ピンセットでビーズを掴むことは容易でなかった。
そこで、下記に示す特許文献1には、ピンセット先端の対向する挟持部を接近させてビーズ等の粒状の小物を挟持することができ、しかも、この挟持部の対向内面には夫々に凹部が形成されており、この凹部により粒状の小物を係止させることで、安定して粒状の小物を挟持することができるピンセットが開示されている。
特開2004−122241号公報
しかしながら、特許文献1に示すピンセットは、一端を張り合わせてV字形状をして挟持部が傾斜して開方向に付勢されており、また、ビーズには種々の大きさのものがあるために、ビーズを掴むときの挟持部の間隔がビーズの大きさによって異なることとなり、例えば、大きめの粒状の小物を掴むためにV字挟持部を閉口させながら掴もうとすると、挟持部が相互に傾斜していることから滑って外れてしまい粒状の小物を落下させてしまうことがあった。
本考案は、上述したような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、対向する挟持部が平行移動して大きさの異なる粒状の小物を掴み、その粒状の小物を掴んだ状態を保持させることが容易な挟持具を提供することを目的とする。
本考案の挟持具は、対向する挟持部により粒状の小物を挟持させる挟持具であって、把持部と可動部とを備え、前記把持部は、棒状であって、その先端から前方に突出する上方挟持部を有し、前記可動部は、前記把持部に収納される押圧部と該押圧部から前方に突出して前記上方挟持部に対向する下方挟持部とを有し、前記把持部は、前記可動部を上方に付勢する弾性体を前記可動部と共に収納し、前記下方挟持部は、前記押圧部が前記弾性体の付勢力に抗して押下されると前記上方挟持部に対して開くように平行移動することを特徴とする。
また、本考案の挟持具において前記把持部は、前記下方挟持部を平行移動させる棒状の下方挟持部用ガイドを有し、該下方挟持部用ガイドは、前記押圧部と平行に配置され、前記下方挟持部は、その基部に前記下方挟持部用ガイドを貫通させるガイド穴を有していることを特徴とする。
さらに、本考案の挟持具において前記把持部は、上方ケースと下方ケースとで構成され、前記上方ケースは、前方から後方に順次半径を小さくする半円弧状とされる把持部相当部分と、この把持部相当部分の前方から左右対称の形状とされる平板状で先細に形成される上方挟持部を備え、前記下方ケースは、前方が後方よりも太く形成されるU字状とされ、前記上方ケースの後端に下方ケースの後端を合せて、その上端が前記上方ケースの把持部相当部分の下端に係合されていることを特徴とする。
そして、本考案の挟持具において前記可動部は、可動方向を軸方向とする円筒状の押圧部を有し、該押圧部上端を前記把持部上方に突出させ、該押圧部内部に前記弾性体を収納して上方に付勢され、前記押圧部から軸方向と交わる前方方向に下方挟持部を有し、該下方挟持部は、左右対称の形状とされる平板状で先細に形成されていることを特徴とする。
また、本考案の挟持具において前記上方挟持部及び下方挟持部は、その先端に夫々厚肉円板状のビーズ当接部を有し、両ビーズ当接部は、相互に対向する面を平行とすると共に該対向する面の中央には円形に窪む凹部を有していることを特徴とする。
さらに、本考案の挟持具において前記両ビーズ当接部は、凹部周辺の上面に等間隔に複数の微小な突起部を有することを特徴とする。
また、本考案の挟持具において前記両ビーズ当接部は、凹部の窪みに弾性体を有することを特徴とする。
本考案によれば、対向する挟持部が平行移動して大きさの異なる粒状の小物を掴み、その粒状の小物を掴んだ状態を保持させることが容易な挟持具を提供することができる。
また、本考案の挟持具であれば、把持部は、下方挟持部を平行移動させる押圧部と平行に配置された下方挟持部用ガイドを有し、下方挟持部は、その下方挟持部用ガイドを貫通させるガイド穴を、その基部に有していることから、押圧部の押下により下方挟持部を安定して平行移動させることができる。
さらに、本考案の挟持具であれば、把持部は、前方から後方にかけて、流線形で握りやすい形状とされていることから負担が軽減されて、ビーズを挟むことを繰り返して、多くのビーズを取り扱うような使用を継続して行うことが容易にできる。
そして、本考案の挟持具であれば、可動部は、内部に収納された弾性体により上方に付勢されていることから、押圧部の押下により下方挟持部を開く方向に平行移動させて粒状の小物を掴み、押圧部の離反により下方挟持部を閉じる方向に平行移動させて粒状の小物を掴んだ状態を保持させることができる。
また、本考案の挟持具であれば、上方挟持部及び下方挟持部は、その先端に目安となる厚肉円板状のビーズ当接部を有していることから、容易に視認しつつ粒状の小物を掴むことができる。
さらに、本考案の挟持具であれば、ビーズ当接部は、凹部周辺の上面に等間隔に複数の微小な突起部を有することから、掴んだ粒状の小物を安定して係止させることができる。
また、本考案の挟持具であれば、ビーズ当接部は、凹部の窪みに弾性体を有することから、掴む粒状の小物の形状がいびつであっても、粒状の小物を安定して掴み、係止させることができる。
本考案の実施例に係る挟持具の斜視図である。 本考案の実施例に係る挟持具の分解斜視図である。 本考案の実施例に係る挟持具の上方挟持部及び下方挟持部の各先端の説明図である。 本考案の実施例に係る挟持具の未使用状態及び大きさの異なる粒状の小物を挟持した状態を示す説明図である。 本考案の実施例に係る挟持具のビーズ当接部凹部の窪みに弾性体を装着させていびつな形状の小物を挟持した状態を示す説明図である。
以下、本考案を実施するための形態について述べる。本考案の挟持具100は、対向する挟持部により粒状の小物を挟持させるものである。そして、挟持具100は、把持部60と可動部70とを備える。
把持部60は、棒状であって、上方ケース61と下方ケース62とで構成される。上方ケース61は、前方から後方に順次半径を小さくする半円弧状とされる把持部相当部分63と、この把持部相当部分63の前方から左右対称の形状とされる平板状で先細に形成され、把持部60の先端から前方に突出する上方挟持部10とを備える。下方ケース62は、前方が後方よりも太く形成されるU字状とされる。
そして、把持部60は、上方ケース61の後端に下方ケース62の後端を合せて形成されている。この下方ケース62の上端が上方ケース61の把持部相当部分63の下端に係合されている。
可動部70は、可動方向を軸方向とする円筒状の押圧部22を有する。そして、可動部70は、把持部60に収納される押圧部22と押圧部22から前方に突出して上方挟持部10に対向する下方挟持部20とを有する。この下方挟持部20は、左右対称の形状とされる平板状で先細に形成されている。そして、可動部70は、押圧部22上端を把持部60上方に突出させ、押圧部22内部に弾性体40を収納して上方に付勢されている。下方挟持部20は、押圧部22がこの弾性体40の付勢力に抗して押下されると上方挟持部10に対して開くように平行移動する。
また、把持部60は、この可動部70の下方挟持部20を平行移動させる棒状の下方挟持部用ガイド31を有する。この下方挟持部用ガイド31は、押圧部22と平行に配置されている。また、下方挟持部20の基部には、下方挟持部用ガイド31を貫通させるガイド穴23を備える。
そして、上方挟持部10及び下方挟持部20は、その先端に夫々厚肉円板状のビーズ当接部11、21を有する。そして、両ビーズ当接部11、21は、相互に対向する面を平行とすると共に対向する面の中央には円形に窪む凹部を有している。
さらに、両ビーズ当接部11、21は、凹部周辺の上面に等間隔に複数の微小な突起部を有する。
以下、本考案の実施例について図を用いて説明する。図1は、本考案の実施例に係る挟持具100の斜視図であり、図2は、挟持具100の分解斜視図である。なお、挟持具100は、図1に示す挟持具100の上方挟持部10及び下方挟持部20側を前方とし、挟持具100の把持部60側を後方とする。
挟持具100は、図1に示すように可動部70である押圧部22が押下されていない状態で対向する挟持部の可動部70である下方挟持部20が閉方向に移動された状態となる。
また、挟持具100は、上方に位置する押圧部22が押下されていない状態で押圧部22が押圧可能なように上方に突出した状態となる。
挟持具100は、押圧部22が弾性体40の付勢力に抗して押下されると、下方挟持部20が上方挟持部10に対して開くように平行移動する。
そして、上方挟持部10と下方挟持部20との開口部分に粒状の小物の中央近傍が配置されるように挟持具100を移動させ、押下した押圧部22を離反することにより、挟持具100は、弾性体により付勢されて下方挟持部20が閉方向に移動されて、粒状の小物を挟持する。
次に、挟持具100の構成について詳細に説明する。挟持具100は、図2に示すように上方ケース61、下方ケース62、可動部70及び弾性体40で構成される。そして、挟持具100は、可動部70と可動部70を上方に付勢する弾性体40とを、上方ケース61と下方ケース62とを嵌合させた内部に収納して形成されるものである。
上方ケース61は、硬質の樹脂製であって、前方に突出する先細で左右対称の平板状の形状をなす上方挟持部10と、この上方挟持部10の後方より前方から後方にかけて順次半径を小さくする半円弧状とされる把持部相当部分63からなり、下方ケース62と係合されて棒状の把持部60を形成する。そして、上方ケース61は、挟持具100の上面を覆う上面カバーであり、中央より僅か前方に押圧部22が遊挿される楕円形の開口部を有する。
そして、上方挟持部10は、内面を突起状のリブで補強して、その先端に厚肉円板状のビーズ当接部11を有する。そして、ビーズ当接部11の中央には、円形に窪む凹部が形成されており、凹部の溝上面には、微小な突起部である半球突起部14が周縁近傍の3箇所に等間隔の位置で形成されている。
下方ケース62は、硬質の樹脂製であって、前方が後方よりも太く形成されるU字状とされる。そして、下方ケース62は、挟持具100の底面を覆うカバーであり、上方ケース61と後端を揃えるようにして、下方ケース62の上端が、上方ケース61の把持部相当部分63の下端と係合されて、円筒棒状の把持部60を形成する。
そして、下方ケース62は、内側前方に可動部70の後述する押圧部22と平行に配置され、可動部70の下方挟持部20の基部に有する平行移動用のガイド穴23に貫通させる円柱形状の下方挟持部用ガイド31を有する。また、下方ケース62は、内側で下方挟持部用ガイド31の後方に弾性体40の下方を支持する支持部32を備える。
可動部70は、硬質の樹脂製であって、前方に突出する先細で左右対称の平板状の形状をなし、上方挟持部10に対向する下方挟持部20を有する。また、可動部70は、可動方向を軸方向とする円筒状の押圧部22を有し、押圧部22上端を把持部60上方に突出させるものである。
さらに、可動部70は、押圧部22内部に弾性体40を収納して上方に付勢され、押圧部22から軸方向と交わる前方方向に下方挟持部20を有する。
そして、下方挟持部20は、図3に示すように内面を突起状のリブ25で補強して、その先端に厚肉円板状のビーズ当接部21を有する。そして、ビーズ当接部21の中央には、円形に窪む凹部が形成されており、凹部の溝上面には、微小な突起部である半球突起部24が溝上面の周縁近傍の3箇所に等間隔の位置で形成されている。そして、両ビーズ当接部11、21は、相互に対向する面を平行とされている。
なお、半球突起部14、24は、形状を半球状に限定するものでなく、円柱状や四角柱状の微小な突起部であっても構わない。また、半球突起部14、24は、溝上面の周縁近傍の3箇所に等間隔位置で形成されている場合に限らず、等間隔の位置に4箇所、5箇所と複数形成される場合でも構わない。
弾性体40は、スプリング等のバネであって、上方を可動部70の押圧部22の内部に支持され、下方を下方ケース62の支持部32に支持され、押圧部22が押下されていない状態で下方挟持部20を閉方向に付勢させるものである。つまり、挟持具100は、弾性体40を設けることにより、可動部70である下方挟持部20が閉方向に付勢されていることから、粒状の小物を掴んだときに、押圧部22を離反しても粒状の小物を掴んだ状態を保持できる。
また、ビーズ当接部11、21は、凹部の窪みに後述する挿入可能な弾性体を有しても良い。なお、当該弾性体は、スポンジ、ゴム等の反発材からなる。
次に、大きさの異なる粒状の小物を挟持する挟持具100の動作について図を用いて説明する。図4は、挟持具100の未使用状態及び大きさの異なる粒状の小物を挟持した状態を示す説明図である。
上方挟持部10及び下方挟持部20は、押圧部22が押下されていない未使用状態で、図4(a)に示すように、下方挟持部20が閉方向に移動されている。閉方向に移動された下方挟持部20は、上方挟持部10内部に設けたストッパーにより、下方挟持部20の閉方向への移動を規制している。
このとき、平行に対向するビーズ当接部11、21の半球突起部14、24の間隔は、未使用状態で約3mm程の隙間を設けて停止することとなる。これにより、上下の半球突起部14、24が常に接触することがないことから、挟持具100を誤って破損させる虞がない。
そして、挟持具100は、例えば、図4(b)に示すような直径5mmのサイコロ状のビーズ51を掴むにあたって、以下のように使用される。
先ず、ユーザは、掴むべき粒状の小物の大きさに応じて、挟持具100の押圧部22を押下し下方挟持部20を開方向に移動させる。例えば、ユーザは、粒状の小物が直径5mmのビーズ51であれば、挟持具100の押圧部22を押下して、上方挟持部10と下方挟持部20とを5mm強程開口させ、押圧部22を押下した状態を保持させる。
そして、ユーザがビーズ51を挟持するために上方挟持部10と下方挟持部20との開口部分にビーズ51中央近傍が配置されるように挟持具100を移動させ、押下した押圧部22を離反することにより、挟持具100は、図4(b)に示したように弾性体40により付勢されて下方挟持部20が閉方向に移動されて、ビーズ51を挟持することとなる。
そして、ユーザが掴んだビーズ51を糸通し器等に配置させたところで、押圧部22を僅かに押下すれば、挟持具100は、上方挟持部10と下方挟持部20との開口部分を僅かに開口し挟持していたビーズ51を離反する。
また、この挟持具100は、掴みにくい又は掴んだ状態を保持させることが困難とされる直径15mm程の球状のビーズ50であっても、図4(c)に示すように、容易に掴むことができる。
具体的には、ユーザが直径15mm程のビーズ50の大きさに応じて、挟持具100の押圧部22を押下して、下方挟持部20を15mm強程開口するように開方向に移動させる。そして、ユーザがビーズ50を挟持するために上方挟持部10と下方挟持部20との開口部分にビーズ51中央近傍が配置されるように挟持具100を移動させ、押下した押圧部22を離反することにより、挟持具100は、ビーズ50を挟持し、その状態を保持することができる。
また、先述のとおりビーズ当接部11、21は、図5(a)に示すように凹部の窪みに挿入可能な弾性体80を有しても良い。弾性体80は、スポンジ、ゴム等の反発材からなり、半球突起部14、24よりも突出する厚みの弾性体80に限ることなく、弾性体80の上面を半球突起部14、24の高さに略等しくすることもある。
そして、ビーズ当接部11、21に夫々弾性体80を有することにより、図5(b)に示すような掴む粒状の小物55の形状がいびつであっても、粒状の小物を安定して掴み、係止させることができる。
以上のように本考案によれば、対向する挟持部が平行移動して大きさの異なる粒状の小物を掴み、その粒状の小物を掴んだ状態を保持させることが容易な挟持具100を提供することができる。
また、本考案の挟持具100であれば、把持部60は、下方挟持部20を平行移動させる押圧部22と平行に配置された下方挟持部用ガイド31を有し、その下方挟持部用ガイド31を貫通させるガイド穴23を下方挟持部20の基部に有していることから、押圧部22の押下により下方挟持部20を安定して平行移動させることができる。
さらに、本考案の挟持具100であれば、把持部60は、前方から後方にかけて、流線形で握りやすい形状とされていることからユーザの負担が軽減されて、ビーズを挟むことを繰り返して、多くのビーズを取り扱うような使用を継続して行うことが容易にできる。
そして、本考案の挟持具100であれば、可動部70は、内部に収納された弾性体40により上方に付勢されていることから、押圧部22の押下により下方挟持部20を開く方向に平行移動させて粒状の小物を掴み、押圧部22の離反により下方挟持部20を閉じる方向に平行移動させて粒状の小物を掴んだ状態を保持させることができる。
また、本考案の挟持具100であれば、上方挟持部10及び下方挟持部20は、その先端に目安となる夫々厚肉円板状のビーズ当接部11、21を有していることから、容易に視認しつつ粒状の小物を掴むことができる。
さらに、本考案の挟持具100であれば、ビーズ当接部11、21は、例えば凹部周辺の上面に等間隔に複数の微小な半球突起部14、24を有することから、掴んだ粒状の小物を安定して係止させることができる。
また、本考案の挟持具であれば、ビーズ当接部11、21は、凹部の窪みに弾性体80を有することから、掴む粒状の小物55の形状がいびつであっても、粒状の小物を安定して掴み、係止させることができる。
10 上方挟持部 11 ビーズ当接部
14 半球突起部
20 下方挟持部 21 ビーズ当接部
22 押圧部 23 ガイド穴
24 半球突起部 25 リブ
31 下方挟持部用ガイド
32 支持部 40 弾性体
50 ビーズ 51 ビーズ
55 小物
60 把持部 61 上方ケース
62 下方ケース 63 把持部相当部分
70 可動部 80 弾性体
100 挟持具

Claims (7)

  1. 対向する挟持部により粒状の小物を挟持させる挟持具であって、
    把持部と可動部とを備え、
    前記把持部は、棒状であって、その先端から前方に突出する上方挟持部を有し、
    前記可動部は、前記把持部に収納される押圧部と該押圧部から前方に突出して前記上方挟持部に対向する下方挟持部とを有し、
    前記把持部は、前記可動部を上方に付勢する弾性体を前記可動部と共に収納し、前記下方挟持部は、前記押圧部が前記弾性体の付勢力に抗して押下されると前記上方挟持部に対して開くように平行移動することを特徴とする挟持具。
  2. 前記把持部は、前記下方挟持部を平行移動させる棒状の下方挟持部用ガイドを有し、該下方挟持部用ガイドは、前記押圧部と平行に配置され、前記下方挟持部は、その基部に前記下方挟持部用ガイドを貫通させるガイド穴を有していることを特徴とする請求項1に記載の挟持具。
  3. 前記把持部は、上方ケースと下方ケースとで構成され、前記上方ケースは、前方から後方に順次半径を小さくする半円弧状とされる把持部相当部分と、この把持部相当部分の前方から左右対称の形状とされる平板状で先細に形成される上方挟持部を備え、前記下方ケースは、前方が後方よりも太く形成されるU字状とされ、前記上方ケースの後端に下方ケースの後端を合せて、その上端が前記上方ケースの把持部相当部分の下端に係合されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の挟持具。
  4. 前記可動部は、可動方向を軸方向とする円筒状の押圧部を有し、該押圧部上端を前記把持部上方に突出させ、該押圧部内部に前記弾性体を収納して上方に付勢され、前記押圧部から軸方向と交わる前方方向に下方挟持部を有し、該下方挟持部は、左右対称の形状とされる平板状で先細に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の挟持具。
  5. 前記上方挟持部及び下方挟持部は、その先端に夫々厚肉円板状のビーズ当接部を有し、両ビーズ当接部は、相互に対向する面を平行とすると共に該対向する面の中央には円形に窪む凹部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の挟持具。
  6. 前記両ビーズ当接部は、凹部周辺の上面に等間隔に複数の微小な突起部を有することを特徴とする請求項5に記載の挟持具。
  7. 前記両ビーズ当接部は、凹部の窪みに弾性体を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の挟持具。
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