JP3166965U - ほうき用万能雑巾 - Google Patents

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Abstract

【課題】ほうきのヘッドに被せて清掃に使用するほうき用万能雑巾の清掃面を大幅に増やし、ほうき用万能雑巾の取り替えの手間を少なくし、清掃性及び使用勝手を向上するとともに、デザイン性を向上する。【解決手段】2枚のタオル布が上端の開口を除いて、下端縁及び左右の側端縁に沿って縫着されて袋状に形成されており、2枚のタオル布にはそれぞれ紐通し部32が形成され、紐通し部32にほうき2に縛り付けるための紐25が挿通されており、2枚のタオル布は、その縦方向の長さは、ほうきのヘッド6の上下方向の長さより2倍以上であり、1枚のタオル布は厚地のタオル布であり、他の1枚のタオル布は薄地のタオル布である。【選択図】図1

Description

本考案は、ほうきのヘッド(掃き部と取り付け部から成る部分)に被せてお手軽に使用できる、ほうき用万能雑巾に関する。
従来、ほうきのヘッドに被せて、拭き掃除や払い掃除をするために使用する袋状の雑巾は、すでに知られている(特許文献1、2、3参照)。
特開平8−52101号公報 実用新案登録第3081966号公報 特開2010−110599号公報
特許文献1〜3に示すような従来の袋状の雑巾は、いずれもほうきのヘッド(掃き部と取り付け部から成る部分)の長さとほぼ同じであり、ヘッドを覆って被覆し、取り付け部のすぐ上の柄のネック部に止められる程度の長さである。
このような従来の袋状の雑巾であると、その両面をそれぞれ順次、使用して拭き掃除や払い掃除をして両面が共に汚れた場合に、取り外して、他の袋状の雑巾に取り替え、汚れた使用済みの袋状の雑巾洗濯しなければならない。要するに、従来の袋状の雑巾は、両面しか使用できない。
実際、このような袋状の雑巾を使用した通常の家庭における清掃では、両面、即ち2面だけでは足りず、少なくとも5〜6面程度必要である。従って、従来の袋状の雑巾では、汚れたら次々と別の袋状の雑巾に取り替えなくてはならないのできわめて不便であるという問題があった。
本考案は、従来のほうきのヘッドに被せて拭き掃除や払い掃除をするために使用する袋状の雑巾の問題点を解決することを目的とし、一つの袋状雑巾をほうきに被せれば、前面及び後面の各部分について、合計でも数面使用できるほうき用万能雑巾を実現することを課題とする。
本考案は上記課題を解決するために、ほうきのヘッドに被せてほうきの柄に紐で縛って着脱可能に取り付けて、清掃作業に使用するほうき用万能雑巾であって、2枚のタオル布が上端の開口部を除いて、下端縁及び左右の側端縁に沿って縫着されて袋状に形成されており、2枚のタオル布の上端にはそれぞれ、前記紐が挿通される紐通し部が形成されており、2枚のタオル布は、その縦方向の長さは、ほうきのヘッドの上下方向の長さより2倍以上であることを特徴とするほうき用万能雑巾を提供する。
2枚のタオル布のうち、1枚のタオル布は厚地のタオル布であり、他の1枚のタオル布は薄地のタオル布であることが好ましい。
2枚のタオル布のうち1枚のタオル布は、他の1枚のタオル布より縦方向に所定の寸法だけ長く、該所定の寸法だけ長い部分は、他の1枚のタオル布の下端よりさらに下方に延び、ひれ部として形成されていることが好ましい。
紐通し部に挿通された紐は、その両端が装飾玉の孔を通して側方に延び、結ばれて抜け止めされている構成であることが好ましい。
2枚のタオル布は、フェースタオルであることが好ましい。
本考案に係るほうき用万能雑巾によると、主に、次のような効果が生じる。
(1)ほうき用万能雑巾をほうきのヘッドに比べて十分長くしたので、ほうき用万能雑巾をほうきに対して上下方向に、段階的(デジタル的)又は連続的(アナログ的)にずらすことで、ほうき用万能雑巾の下部、中部及び上部のそれぞれの両面を清掃面として使用可能となり、清掃面を大幅に増加することができる。
(2)ほうき用万能雑巾を厚地と薄地の2枚のタオル布から作成したので、清掃性、軽量性、絞りやすさ、デザイン性等、厚地と薄地のそれぞれの長所を活かし、短所を補って、清掃性に優れ、余り重くなく、絞り易く、デザイン性も発揮できる等の効果が生じる。
(3)2枚のタオル布のうち、1枚のタオル布を若干長くして、下端部にひれ部を設けたので、天井等のほこりやクモの巣の払い掃除に大きな効果を有する。
(4)ほうき用万能雑巾の開口部を、ほうきの柄に簡単に紐止めする構成としたので、ほうき用万能雑巾をほうきに対して上下方向にずらしたり、取り外したりすることが簡単となる。また、紐の端部を装飾玉でまとめたので、装飾玉のデザイン性を発揮でき、装飾玉でまとめた部分に生じる紐の輪を室内の適所に引っ掛ければ、一時的な収納が可能となる。
(a)は本考案に係るほうき用万能雑巾の実施例の全体構成の正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)はほうき用万能雑巾を被せて使用するほうきを示す図である。 実施例のほうき用万能雑巾の上端開口部の構成を説明する図であり、(a)は側面図であり、(b)は斜視図であり、(c)は紐通し部に紐をいれた状態を示す平面図である。 実施例のほうき用万能雑巾の作用(使用例)を説明する図であり、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 実施例のほうき用万能雑巾の作用(使用例)を説明する図であり、(a)は正面図であり、(b)、(c)は使用のためにほうき用万能雑巾を折りたたんだ状態を示す図である。 実施例のほうき用万能雑巾の作用(使用例)を説明する図であり、(a)は正面図であり、(b)、(c)は使用のためにほうき用万能雑巾を折りたたんだ状態を示す図である。
本考案に係るほうき用万能雑巾を実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
本考案に係るほうき用万能雑巾の実施例を図1〜5において説明する。本考案に係るほうき用万能雑巾1を取り付けるほうき2自体は、周知のほうきであり、図1(c)に示すように、掃き部3と、柄4と、掃き部3を柄4に取り付ける取付部5等から構成されている。掃き部3と取付部5から成る部分を、本明細書では、ほうきのヘッド6と称する。
ほうき用万能雑巾1は、2枚のタオル布11、12を重ね合わせ、図1(a)、(b)に示すように、長手方向の上端縁13を除き、下端縁14及び左右の側端縁15に沿って周縁を縫着(図1(a)中で縫い目16を示す。)することで、上端のみに開口部17を有する、細長い袋として形成されている。
2枚のタオル布11、12は、例えば、綿100%のいわゆるフェースタオルを使用し、横幅に対して縦幅(縦方向の長さ)が、およそ2〜3倍程度の、60〜90cm程度の通常の長さのものを使用する。破れていなければ、使い古したタオルを使用してもよい。
ほうき用万能雑巾1は、2枚のタオル布11、12を重ね合わせて縫着されて一体とされるが、後記する作用の説明の都合上、図1(a)に示すように、下方から上方に向けて下位、中間位、上位の領域を、それぞれ下部18、中間部19、上部20と称する(図3(a)の二点鎖線で示す領域も参照)。
ほうき2の開口部17は、開口縁に沿って紐25が取り付けられている。ほうき用万能雑巾1は、ほうき2のヘッド6に被せて、紐25で開口部17を閉じて、ほうき2の柄4に締めて止めることにより、ほうき2に取り付けられ、拭き掃除や払い掃除等の清掃に供される。このほうき用万能雑巾1の主な特徴的な構成について、以下順次説明する。
(1)ほうき用万能雑巾1をほうき2のヘッド6より十分長くした構成
従来の袋状の雑巾は、ほうき2のヘッド6の長さと略同じ又は若干長い程度の長さであるが、本考案に係るほうき用万能雑巾1の縦方向の長さは、図1(a)〜(c)に示すように、ほうき2のヘッド6より、少なくとも2倍以上、十分に長く構成する。この実施例では、ほうき用万能雑巾1の縦方向の長さは、図1(a)〜(c)に示すように、ほうき2のヘッド6より3倍程度、長く構成した。
このように構成することで、ほうき用万能雑巾1は、ほうき2のヘッド6に対して上下方向にずらして取り付けることができ(図3〜5参照)、ほうき用万能雑巾1の清掃面を、従来の袋状の雑巾に比べて、3倍程度大きくすることが可能となり、ほうき用万能雑巾1の取り替え作業を少なくすることが可能となる。この点については、後記する作用の項で、さらに詳細に説明する。
(2)2枚のタオル布を厚地と薄地を組み合わせた構成
2枚のタオル布11、12は、その1枚は厚地(厚手)とし、他の1枚は薄地(薄手)の組み合わせとする。本実施例では、図1(b)に示すように、前面側のタオル布(タオル布11)は厚地とし、後面側のタオル布(タオル布12)は薄地とする。
一般的に、厚地のタオル布は、こしがあって、拭き掃除や払い掃除のためにほこりや汚れを落としやすい等、清掃性がよく、しっかりと汚れを落とすことができる。また、力を入れて清掃対象物に当接しても対象物を傷つけるようなことがない。
しかしながら、厚地のタオル布は、汚れてから洗濯や濯ぎ洗浄をする際に、手で絞るには比較的強い力が必要であり、また、若干重量があるので、ほうき2に2枚の厚地のタオル布のみから成るほうき用万能雑巾を被せて使用すると、特に水を吸い込んでいる場合等では、重くなり、高齢者等が使用するには適していない。
薄地のタオル布は、一般的には、拭き掃除や払い掃除のために清掃性は厚地に比べて劣る。しかし、清掃対象箇所、例えば、ガラスや天井のすす払いやクモの巣とり等には適している。さらに、汚れてから洗濯や濯ぎ洗浄をする際に、手で絞りやすく、厚地に比べて軽量であるので、ほうき2に被せて使用する際に軽く、高齢者等が使用するに適している。
そこで、本考案に係るほうき用万能雑巾1では、上記のとおり前面側のタオル布11は厚地のタオル布を用い、後面側のタオル布12は薄地のタオル布を用いて、両者のそれぞれ長所を取り入れるとともに、短所を半減するように構成した。
また、一般的に、厚地のタオル布は無地の布が使用されており、薄地のタオル布は着色及び図柄4の付された布が使用されている。そこで、薄地のタオル布を一面に用いることで、その興趣深い図柄を活かして、デザイン性に優れ、使用者に楽しさを与えるほうき用万能雑巾を実現することができる。
(3)下端にひれ部30を設けた構成
本考案に係るほうき用万能雑巾1では、2枚タオル布11、12のうちの1枚のタオル布を他のタオル布より若干長いタオル布を使用し、下端縁14に沿った縫い目31より若干(例えば3〜4cm程度)、下方に垂れたひれ部30を設けた。
本実施例では、厚地の前面側のタオル布11は、薄地の後面側のタオル布12は横幅は同じであるが、図1(a)、(b)に示すように、前面側のタオル布11として、後面側のタオル布12より縦方向に長いタオル布を用いた。
そして、前面側のタオル布11を後面側のタオル布12の上端縁13は揃えて、前面側のタオル布11の下端縁は、後面側のタオル布12の下端縁より長く延びた状態として、互いに縫着された構成とする。このような構成とすることで、上記のとおり、前面側のタオル布11の下端部には、後面側のタオル布12の下端縁より垂れたひれ部30が形成される。
このひれ部30は、厚地のタオル布11のみで形成され、垂れて、ひらひらとした構成であるので、天井や壁等に付着したゴミやほこりを払ったりするのにきわめて効果的であり、この点で、本考案に係るほうき用万能雑巾1は、従来の袋状の雑巾に比べて、使い勝手が良い。なお、図示はしないが、ひれ部30に、横幅方向に間隔をおいて複数の切れ目を入れれば、ハタキとしての機能も備えることとなる。
(4)開口部17の構成
本考案に係るほうき用万能雑巾1の上端の開口部17では、図2(a)、(b)に示すように、前面側のタオル布11及び後面側のタオル布12は、それぞれその上端が折り返されて縫着(図2(b)中の縫い目33参照)され、紐通し部32が形成されている。
図2(c)に平面図で示すように、左右の紐25は、それぞれ先端が装飾玉34の孔35を通され、万能雑巾1の左側端及び右側端から、前面側のタオル布11の紐通し部32に挿入され、さらにそれぞれ右側端及び左側端から折り返されて、後面側の紐通し部32に挿入され左側端及び右側端に戻され、それぞれ装飾玉34の孔35を通されて側方に伸ばされる。そして、左右の紐25は、それぞれ先端と基端の両端を結んで抜け止め36が形成されている。
開口部17の横幅をタオル布11、12の横幅と同じとし、仮に30cmとすれば、左右の紐25は、それぞれ長さを、例えば、ほぼ80cmとすればよい。その内訳は、紐通し部32への折り返し挿通部分の長さ30cm×2と、開口部17のから側方に伸び出した伸び出し部分25’の長さ10cm×2である。このような長さの伸び出し部分25’を設ければ、使用者は清掃作業中でも、この部分を把持して、後記するように、ほうき用万能雑巾の抜け止め防止及び連続的移動を可能とする。
このように装飾玉34の取り付けられた左右の紐25を、左右側方に引っ張ることで開口部17を閉じ、ほうき2の柄4を締め付けて、ほうき用万能雑巾1は、ほうき2に取り付けられるような構成とした。また、開口部17に手をかけて左右側方に引っ張って緩めれば、開口部17が開いてほうき用万能雑巾1をほうき2に対して上下方向にずらしたり、取り外したりすることができる。
また、上記のように、紐25によって開口部17を閉じて取り付けるが、清掃作業中にほうき用万能雑巾1がほうき2の柄4からずれて抜けてしまうことを防止するために、使用者は、清掃中に伸び出し部分25’を把持し、あたかも手綱を引くようにして、ほうき用万能雑巾1がほうき2の柄4からずれ落ちることを防止できる。
さらには、使用者は、清掃中に伸び出し部分25’を把持して、紐25をあたかも手綱を緩めるようにして適宜緩めて、ほうき用万能雑巾1を柄4に対して、意図的且つ連続的(アナログ的)にずらして、ほうき用万能雑巾1の未だ汚れていない部分を清掃面として連続的に移動させることもできる。
このように、紐25による開口部17を開閉することで、ほうき用万能雑巾1を開閉して取り付けられるように構成したので、ほうき用万能雑巾1のほうき2に対する取り付け、取り外し、及び上下方向へのずらし等は、いずれも簡単に行うことができる。
抜け止め36を含めて紐25は、外観があたかもリボン状となって、見栄えもよい。紐25における装飾玉34より内側の輪の部分37は、ほうき用万能雑巾1をほうき2に被せた状態で、壁、家具等の突出した部分やフック等に掛けておくことも可能である。また、装飾玉34の色彩、模様等によって、興趣深さを生じる。
前面側のタオル布11及び後面側のタオル布12の上端部では、それぞれ紐通し部32から2〜4cm程度、非縫着部38(サイドカット)が形成されている。このような非縫着部38を設けることで、開口部17を十分開くことができ、さらに見栄えも良くなる。
(作用)
以上のような構成から成る本考案に係るほうき用万能雑巾1の作用を、その使用の仕方を通して以下、説明する。ほうき用万能雑巾1の使用の仕方は、使用者の使いやすいように、使用者独自のいろいろな使用の態様があるが、ここでは、ほうき用万能雑巾1の基本的な使用態様を図3〜5において説明する。図3〜5は、それぞれほうき2のヘッド6に被せた状態の3通りを示す図である。これら3通りの状態で、ほうき用万能雑巾1をほうき2のヘッド6に被せて取り付けて、水、湯、洗剤等をつけて、又はつけずに、例えば、次のような清掃が可能である。
室内においては、天井の汚れやクモの巣取り、ふすまのほこり取り、窓ガラスの雑巾がけ、ビニールクロス壁の雑巾がけ(40℃の湯に中性洗剤を加えて使用するとよい。)、ベッド下の奥までのほこり取り、床の雑巾がけ等に使用可能である。また、室外からは、のぞき天井の汚れやクモの巣取り、ガラス窓ふき、天窓の拭き掃除、網戸の雑巾がけ等に使用可能である。
以下、ほうき用万能雑巾1の基本的な使用態様を説明するための、3通りの取り付け状態について説明する。図3(a)、(b)では、ほうき2のヘッド6をほうき用万能雑巾1の底部まで入れて、ほうき用万能雑巾1の開口部17が柄4の比較的上方の部分にくるようにして、紐25で縛って取り付ける。
このような状態で、ほうき用万能雑巾1の下部18の前面部40及び下部18後面部41を、それぞれ順次使用して、上記例示した清掃作業をすると、ほうき用万能雑巾1の下部18の前面部40及び下部18の後面部41は汚れてくる。
そこで、次のステップとして、いったん紐25を緩めて、ほうき用万能雑巾1をほうき2に対して下方にずらす。そして、図4(a)に示すように、ほうき2のヘッド6がほうき用万能雑巾1の中間部19にくるようにして、この状態で紐25で開口部17を閉じて、ほうき用万能雑巾1をほうき2の柄4に固定する。
この状態では、まず、図4(b)に示すように、ほうき用万能雑巾1の下部18を、矢印のように後方に折り返して後面側に位置するようにして、ほうき用万能雑巾1の未だ汚れていない中間部19の前面部42を清掃作業に使用する。
そして、中間部19の前面部42が汚れてきたら、図4(c)に示すように、ほうき用万能雑巾1の下部18を、矢印のように前方に折り返して前面側に位置するようにして、ほうき用万能雑巾1の未だ汚れていない中間部19の後面部43を清掃作業に使用する。
このようにして清掃した結果、中間部19の前面部42及び後面部43が汚れてきたら、次のステップとして、いったん紐25を緩めて、ほうき用万能雑巾1をほうき2に対してさらに下方にずらす。そして、図5(a)に示すように、ほうき2のヘッド6がほうき用万能雑巾1の上部20にくるようにして、この状態で紐25で開口部17を閉じて、ほうき用万能雑巾1をほうき2の柄4に固定する。
この状態では、まず、図5(b)に示すように、ほうき用万能雑巾1を、矢印のように後方に折り返して上部20を後面側に位置するようにして、ほうき用万能雑巾1の未だ汚れていない上部の前面部44を清掃作業に使用する。
そして、中間部19の前面部44が汚れてきたら、図5(d)に示すように、ほうき用万能雑巾1を、矢印のように前方に折り返して上部20を前面側に位置するようにして、ほうき用万能雑巾1の未だ汚れていない上部20の後面部45を清掃作業に使用する。
結局、本考案に係るほうき用万能雑巾1をほうき2に取り付ければ、下部18、中間部19及び上部20のそれぞれの前面部40、42、44及び後面部41、43、45の合計6面を清掃作業に使用できるから、2面しか使用できない従来の袋状の雑巾に比べて、清掃に使用できる雑巾面の面積が3倍となり、雑巾の取り替えの手間を減らすことが可能となる。
以上は、ほうき用万能雑巾1の基本的な使用態様の説明であるが、清掃作業中にほうき用万能雑巾1がほうき2の柄4からずれて抜けてしまうことを防止するために、使用者は、清掃中に伸び出し部分25’を把持して、あたかも手綱を引いた状態で使用すれば、ほうき用万能雑巾1がほうき2の柄4からずれる落ちることを防止できる。
ところで、上記の基本的な使用態様は、ほうき用万能雑巾1をほうき2の柄4に対して3段階で変えて取付け、下部18、中間部19及び上部20を順次、清掃に供する、いわば清掃面をデジタル的(段階的)に移動して使用する方法である。しかし、使用者は、紐25で開口部17を軽く閉じ、清掃作業をしながら、紐25を、あたかも手綱を緩めるようにして適宜緩め、ほうき用万能雑巾1を柄4に対して、いわばアナログ的(連続的)に移動して少しづつ意図的にずらし、ほうき用万能雑巾1の未だ汚れていない部分を清掃面として使用することもできる。
清掃作業で汚れたほうき用万能雑巾1は、ほうき2から取り外して、通常の雑巾同様に、洗濯機や手すすぎで洗って再使用に供することができる。ほうき用万能雑巾1は、ほうき2から取り外すことなく、ほうき2に取り付けたまま状態で、水及び洗剤を入れたバケツに入れて、あたかもモップを洗浄するかのようにして、洗浄しても効果的に汚れは取れる。
不使用時には、ほうき用万能雑巾1をほうき2に取り付けたまま、装飾玉34の付けられた紐25の輪の部分37を、壁、家具の出っ張り部やフック部に引っ掛けて、一時的に収納することが可能である。
なお、上記のほうき用万能雑巾1では、図3〜図5に示す順番で、下部18、中間部19、上部20の順で下方から使用したが、逆に、図5、図4、図3に示す順番で、上部20、中間部19、下部18の順に使用してもよい。また、図3〜図5に示すほうき用万能雑巾1を柄4に紐25で締め付けて取り付ける位置が一目で分かるように、柄4にマークを付けておく構成としてもよい。
以上、本考案に係るほうき用万能雑巾を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本考案はこのような実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本考案に係るほうき用万能雑巾上記のような構成であるから、和ぼうきだけでなく、柄にヘッドが取り付けて成る各種のほうきに適用可能である。また、家庭から不要品として出る使用済みのタオルを回収して集積し、これを材料としてほうき用万能雑巾としてリサイクルすれば、「もったいない」の精神に沿い、環境問題解決の寄与の一助ともなる。
1 ほうき用万能雑巾
2 ほうき
3 ほうきの掃き部
4 ほうきの柄
5 ほうきの取付部
6 ほうきのヘッド
11 前面側のタオル布
12 後面側のタオル布
13 上端縁
14 下端縁
15 左右の側端縁
16 縫い目
17 開口部
18 下部
19 中間部
20 上部
25 紐
25’ 開口部から側方に伸び出した紐の伸び出し部分 30 ひれ部
31 下端縁に沿った縫い目
32 紐通し部
33 紐通し部の縫い目
34 装飾玉
35 装飾玉の孔
36 抜け止め
37 紐における装飾玉より内側の輪の部分
38 非縫着部(サイドカット)
40 下部の前面部
41 下部の後面部
42 中間部の前面部
43 中間部の後面部
44 上部の前面部
45 上部の後面部

Claims (5)

  1. ほうきのヘッドに被せてほうきの柄に紐で縛って着脱可能に取り付けて、清掃作業に使用するほうき用万能雑巾であって、
    2枚のタオル布が上端の開口部を除いて、下端縁及び左右の側端縁に沿って縫着されて袋状に形成されており、
    2枚のタオル布の上端にはそれぞれ、前記紐が挿通される紐通し部が形成されており、
    2枚のタオル布は、その縦方向の長さは、ほうきのヘッドの上下方向の長さより2倍以上であることを特徴とするほうき用万能雑巾。
  2. 2枚のタオル布のうち、1枚のタオル布は厚地のタオル布であり、他の1枚のタオル布は薄地のタオル布であることを特徴とする請求項1記載のほうき用万能雑巾。
  3. 2枚のタオル布のうち1枚のタオル布は、他の1枚のタオル布より縦方向に所定の寸法だけ長く、該所定の寸法だけ長い部分は、他の1枚のタオル布の下端よりさらに下方に延び、ひれ部として形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のほうき用万能雑巾。
  4. 紐通し部に挿通された紐は、その両端が装飾玉の孔を通して側方に延び、結ばれて抜け止めされている構成であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のほうき用万能雑巾。
  5. 2枚のタオル布は、フェースタオルであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のほうき用万能雑巾。
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