JP3166615U - 真空封止用栓体 - Google Patents

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Abstract

【課題】真空状態を維持できる真空封止用栓体を提供する。【解決手段】本真空封止用栓体は、遮断部20、栓体及び少なくとも1つの通気口を有し、密封容器上の口部11に装着される。前記栓体は前記口部に嵌め込まれ、前記通気口は前記栓体を貫通し前記密封容器に繋がっている。前記遮断部は前記栓体に固定され、前記遮断部は環状突起部221を有する。前記環状突起部は前記通気口を囲むようにして塞ぐ。これにより、密封容器は真空状態となり、前記環状突起部が前記通気口を囲むようにして塞ぐことで、前記環状突起部の突起が変形し空気を遮断することで密封容器の気密性を長期的に維持することが可能になる。【選択図】図10

Description

本考案は真空保存装置、より詳しくは、密封容器に使用する真空封止用栓体に関する。
図1は従来の密封栓による密封容器の真空抽出法を示す説明図である。図2は従来の密封栓による密封容器の真空維持法を示す説明図である。従来の密封栓は密封容器1上に栓体2を装着し、抽出装置3により通気口4から密封容器1内の空気を抽出し、栓体2が密封容器1の表面を覆うことで通気口4を塞ぎ、密封容器1内を真空状態のまま維持することで、食物の新鮮さを維持する目的を達成する。密封容器1の外気圧が密封容器1の内気圧より高いことで圧力5が発生し、栓体2を押さえることで通気口4を塞ぐ。これにより栓体2は空気を遮断し、密封容器1内の真空状態を維持することができる。
図3は従来の密封栓の空気漏れを示す説明図である。密封容器1はプラスチックを射出成形することで製造したものであるため、射出成形不良だったものは密封容器1の表面が平らでなく、栓体2は密封容器1の表面を完全に覆うことができなくなる。その結果、栓体2及び密封容器1との間に小さな隙間6ができ、通気口4を完全に塞ぐことができなくなってしまう。これでは気体7が入り込んでしまい、密封容器1内の真空状態を保てなくなる。
そのため、密封容器1が射出成形不良だった場合、密封容器1は不良品として廃棄するしかない。そのため、密封容器1の不良発生率を下げるには射出工程の環境を改善する必要があり、コスト増加につながる。また、一定量の密封容器1が製品として生産されるので、密封栓の設計要求を満たさないものが形成されるのは避けられない。
図4は従来の密封栓による別の真空維持法を示す説明図である。密封容器1Aがやわらかい材質だった場合、保存物8の体積に基づいて縮小し、場所を取らず利便性に優れるが、密封容器1Aは空気を抽出した後、栓体2Aの内側及び外側にかかる圧力はほぼ等しいため、密閉する力は弱く、密封容器1A及び吸気口9を緊密に塞ぎ続けることができない。そのため、栓体2Aは気密性に欠け、少しずつ空気が漏れる問題がある。
従来の栓体2は密封容器1の表面の形状に対する設計要求が高すぎるため、密封容器1の真空状態を維持する効果に欠け、使用上の欠点がある。栓体2Aはやわらかい材質の密封容器1Aに使用するには適さない。
本考案は、真空状態を維持できる真空封止用栓体の提供を目的とする。
本考案の真空封止用栓体は、遮断部、栓体及び少なくとも1つの通気口を有し、密封容器上の口部に装着される。前記栓体は前記口部に嵌め込まれ、前記通気口は前記栓体を貫通し前記密封容器に繋がっている。前記遮断部は前記栓体に固定され、前記遮断部は環状突起部を有する。前記環状突起部は前記通気口を囲むようにして塞ぐ。
これにより、密封容器は真空状態となり、前記環状突起部が前記通気口を囲むようにして塞ぐことで、前記環状突起部の突起が変形ししっかり空気を遮断することで密封容器の気密性を長期的に維持することが可能になる。
従来の密封栓による密封容器の真空抽出法を示す説明図である。 従来の密封栓による密封容器の真空維持法を示す説明図である。 従来の密封栓の空気漏れを示す説明図である。 従来の密封栓による別の真空維持法を示す説明図である。 本考案実施例1の真空封止用栓体を示す立体図である。 本考案実施例1の真空封止用栓体を示す異なる角度の立体図である。 本考案実施例1の真空封止用栓体を装着した状態を示す説明図である。 本考案実施例1の真空封止用栓体の使用法を示す説明図である。 本考案実施例1の真空封止用栓体の真空維持法を示す説明図である。 本考案実施例1の真空封止用栓体の遮断法を示す説明図である。 本考案実施例2の真空封止用栓体を示す立体図である。 本考案実施例2の真空封止用栓体を装着した状態を示す説明図である。 本考案実施例2の真空封止用栓体の使用法を示す説明図である。 本考案実施例2の真空封止用栓体の真空維持法を示す説明図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図5は本考案実施例1の真空封止用栓体を示す立体図である。図6は本考案実施例1の真空封止用栓体を示す異なる角度の立体図である。図7は本考案実施例1の真空封止用栓体を装着した状態を示す説明図である。本考案の真空封止用栓体は、遮断部20、栓体30、噛み合わせ部40及び少なくとも1つの通気口50を有し、密封容器10上の口部11に装着される。遮断部20は内環21及び外環22を備える。遮断部20の中心から上方に向かって突起部23を有し、栓体30は中心部に底部まで延伸した穴31を有する。
栓体30を口部11に嵌め込んだ場合、噛み合わせ部40が口部11及び密封容器10内の表面に張り付き、遮断部20が密封容器10に圧力をかける。噛み合わせ部40は3つの固定部41を有し、固定部41は密封容器10に圧力をかける。栓体30の周囲にある通気口50は3つあり、栓体30の外端部から遮断部20の内環21まで伸びる。外環22は環状突起部221を有し、環状突起部221は口部11を囲むようにして密封容器10を塞ぐ。
図8は本考案実施例1の真空封止用栓体の使用法を示す説明図である。図9は本考案実施例1の真空封止用栓体の真空維持法を示す説明図である。図10は本考案実施例1の真空封止用栓体の遮断法を示す説明図である。本実施例では抽気装置60を一緒に使う。抽気装置60は遮断部20を覆うように設置され、抽気することで、圧力差により遮断部20の外環22を上方向にまくり、通気口50を開放する。この時、密封容器10の気体は通気口50から抜け、密封容器10は真空状態となる。抽気装置60が抽気を停止すると、遮断部20は外環22のまくりが終わり下降することで、口部11を覆い、大気圧により発生する圧力70で環状突起部221を圧迫する。環状突起部221は圧迫されることで変形し、口部11の周囲を塞ぐ。口部11の周囲の表面が平らでなくても、本考案は環状突起部221が変形することにより表面を完全に塞ぐことが可能であり、密封容器10の真空状態を長期的に維持することができる。
図11は本考案実施例2の真空封止用栓体を示す立体図である。栓体30Aの外周は反し32を有し、栓体30Aの中心には結合穴33を有する。遮断部20Aは結合穴33に対応した結合部24を有し、結合部24を結合穴33に結合させることで遮断部20Aを栓体30A上に固定する。通気口50Aは2つあり、結合穴33の両側に設置される。環状突起部221は遮断部20Aの周囲に設けられる。
図12は本考案実施例2の真空封止用栓体を装着した状態を示す説明図である。図13は本考案実施例2の真空封止用栓体の使用法を示す説明図である。図14は本考案実施例2の真空封止用栓体の真空維持法を示す説明図である。反し32は抽気装置60をあらゆる角度から使用することを可能にし、使用上の利便性を高める。密封容器10Aはやわらかい材質であり、保存物80を入れるのに使用される。抽気装置60を反し32に取り付け、抽気装置60は空気を抽出し、密封容器10A内に空気がほぼ存在しない状態にすることができることで、保存物80の劣化を防止できる。また、密封容器10Aの外側と内側に圧力の差がないため、潰れてしまうことがない。しかし、本考案は遮断部20A上に環状突起部221を設置することで、環状突起部221の突起が遮断部20Aを変形させ、その変形に対して元に戻ろうとする力により遮断部20Aと栓体30Aを固定する。それによって、通気口50Aが塞がれることで密封性に優れる。
上述において、本発明の説明の利便性のために最良の実施例を挙げて説明したが、これらの実施例は本発明の請求の範囲を限定するものではない。
1 密封容器
1A 密封容器
2 栓体
2A 栓体
3 抽出装置
4 通気口
5 圧力
6 隙間
7 気体
8 保存物
9 吸気口
10 密封容器
10A 密封容器
11 口部
20 遮断部
20A 遮断部
21 内環
22 外環
23 突起部
24 結合部
30 栓体
30A 栓体
31 穴
32 反し
33 結合穴
40 噛み合わせ部
41 固定部
50 通気口
50A 通気口
60 抽気装置
70 圧力
80 保存物
221 環状突起部

Claims (3)

  1. 密封容器(10、10A)の口部(11)に嵌め込まれる真空封止用栓体であって、
    前記口部(11)に嵌め込まれる栓体(30、30A)と、
    前記栓体(30、30A)の側壁に削成され前記密封容器(10、10A)に繋がっている少なくとも1つの通気口(50、50A)と、
    前記栓体(30、30A)に固定され、前記通気口(50、50A)を囲むようにして塞ぐ環状突起部(221)を有する遮断部(20、20A)と、
    を備えることを特徴とする、真空封止用栓体。
  2. 前記遮断部(20)は更に内環(21)及び外環(22)を有し、前記遮断部(20)は前記密封容器(10)に圧力をかけ、
    前記通気口(50)は前記栓体(30)の周囲から内環(21)まで伸びており、
    前記外環(22)は前記環状突起部(221)を有し、前記環状突起部(221)は前記口部(11)を囲むようにして前記密封容器(10)を塞ぎ、
    前記遮断部(20)の中心から上方に向かって伸びる突起部(23)を有し、
    前記栓体(30)は底部まで繋がった穴(31)を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の真空封止用栓体。
  3. 前記栓体(30)は外周に反し(32)を有し、前記栓体(30A)の中心には結合穴(33)を有し、前記遮断部(20A)は前記結合穴(33)に対応した結合部(24)を有し、前記結合部(24)を前記結合穴(33)に結合させることで前記遮断部(20A)を前記栓体(30A)上に固定し、前記通気口(50A)は前記結合穴(33)の両側に2つ設けられ、前記環状突起部(221)は前記遮断部(20A)の周囲に設けられる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の真空封止用栓体。
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