JP3166608U - 吸着式刃物研ぎ器 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型かつ軽量で、操作が容易で、使用上の安全性を高める吸着式刃物研ぎ器を提供する。【解決手段】吸着式刃物研ぎ器は、吸盤座11およびスタンド41を備える。吸盤座11は、底部に開口部12が形成され、孔15を有する。開口部12の中に吸盤21が装着される。吸盤21は、孔15に対応するように上に突出して形成された突出柱22を有する。突出柱22は、孔15から吸盤座11の頂部に突出し、制御ユニット31に接続される。制御ユニット31は、一端にレバー32が形成され、他端に接続部33が形成され、接続部33の反対方向に支持部34が突出して形成され、突出柱22を引っ張って吸盤21を上に移動させる。スタンド41は、吸盤座11の頂部に装着され、二つの支持アーム42を有する。二つの支持アーム42の間には、研磨ユニット51が跨るように設けられる。【選択図】図1
Description
本考案は、刃物研ぎ器に関し、詳しくは吸着式刃物研ぎ器に関する。
一般の家庭では包丁、果物ナイフまたははさみなどは、暫く使用された後、刃の部分が摩損したことが原因で切れ味が落ちてしまうという現象が発生するため、砥石または刃物研ぎ器によって切れ味を回復させることが一般的である。従来の電動刃物研ぎ器は、研削盤によって砥石を回転させ、刃物の刃の部分を研ぐ。
しかしながら、一般の電動刃物研ぎ器は体積および重量が比較的大きいため、携帯に不便であるだけでなく相当な収納空間を取ってしまうという欠点がある。砥石(または刃物研ぎ器)を手で持って刃物研ぎの作業を行う際、片方の手で砥石(または刃物研ぎ器)を持ち、もう片方の手で刃物を持って作業を進める必要があるため、安全に配慮しながら、慎重に作業しなければならない。
本考案の目的は、小型かつ軽量であるだけでなく、操作が容易で、使用上の安全性を高める吸着式刃物研ぎ器を提供することである。
本考案の目的は、小型かつ軽量であるだけでなく、操作が容易で、使用上の安全性を高める吸着式刃物研ぎ器を提供することである。
上述の目的を達成するため、本考案による吸着式刃物研ぎ器は、吸盤座およびスタンドを備える。
吸盤座は、中空を呈し、底部に開口部が形成され、孔を有する。開口部は、内側に環状ストッパーが突出して形成され、中に吸盤が装着される。吸盤は、外側部分が環状ストッパーによって押さえられ、減圧状態を生成し、固定平面に吸着し、孔に対応するように上に突出して形成された突出柱を有する。突出柱は、孔から吸盤座の頂部に突出し、制御ユニットに接続される。制御ユニットは、一端にレバーが形成され、他端に接続部が形成され、接続部の反対方向に支持部が突出して形成され、突出柱を引っ張って吸盤を上に移動させる。
スタンドは、吸盤座の頂部に装着され、二つの互いに対応する支持アームを有する。二つの支持アームの間には、研磨ユニットが跨るように設けられる。
吸盤座は、中空を呈し、底部に開口部が形成され、孔を有する。開口部は、内側に環状ストッパーが突出して形成され、中に吸盤が装着される。吸盤は、外側部分が環状ストッパーによって押さえられ、減圧状態を生成し、固定平面に吸着し、孔に対応するように上に突出して形成された突出柱を有する。突出柱は、孔から吸盤座の頂部に突出し、制御ユニットに接続される。制御ユニットは、一端にレバーが形成され、他端に接続部が形成され、接続部の反対方向に支持部が突出して形成され、突出柱を引っ張って吸盤を上に移動させる。
スタンドは、吸盤座の頂部に装着され、二つの互いに対応する支持アームを有する。二つの支持アームの間には、研磨ユニットが跨るように設けられる。
以下、本考案による吸着式刃物研ぎ器を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
図1から図3に示すように、本考案の一実施形態による吸着式刃物研ぎ器は、吸盤座11、吸盤21、制御ユニット31、スタンド41および研磨ユニット51から構成される。
(一実施形態)
図1から図3に示すように、本考案の一実施形態による吸着式刃物研ぎ器は、吸盤座11、吸盤21、制御ユニット31、スタンド41および研磨ユニット51から構成される。
吸盤座11は、中空を呈し、底部に開口部12が形成され、孔15を有し、底部の周縁に欠け口14を有し、頂部に上に突出して形成された複数の連結部16を有する。開口部12は、内側に環状ストッパー13が下に突出して形成される。
吸盤21は、伸縮性及び弾力性を有し、円形の片状を呈し、吸盤座11の開口部12の中に装着され、孔15に対応するように上に突出して形成された突出柱22を有し、周縁に欠け口14から外部に露出するように形成された耳部23を有する。吸盤21の外側部分と吸盤座11の内側の環状ストッパー13とは互いに対応する。突出柱22は、孔15から吸盤座11の頂部に突出する。
制御ユニット31は、一端にレバー32が形成され、他端に接続部33が形成され、接続部33の反対方向に支持部34が突出して形成される。接続部33は、枢軸35によって突出柱22が吸盤座11の頂部から露出する一端に接続される。支持部34は、吸盤座11の頂部に突き当たる。レバー32を押すと、支持部34は吸盤座11の頂部に突き当たって力を発生させ、接続部33はこの力によって回転し、突出柱22を引っ張り、吸盤21を上に移動させることができる。
スタンド41は、二つの互いに対応する支持アーム42と、底部から下へ伸びて形成されたストッパー44とを有する。二つの支持アーム42は、互いに向かい合うように形成された軸孔43を有する。ストッパー44は、欠け溝45を有する。スタンド41は、複数の締付ユニット46によって吸盤座11の頂部の連結部16に固定される。スタンド41が吸盤座11の頂部に固定される際、ストッパー44は制御ユニット31の外周に被さり、制御ユニット31のレバー32は欠け溝45から外部に露出する。
研磨ユニット51は、二つの支持アーム42の間に跨るように設けられる。シャフト52は、研磨ユニット51および二つの支持アーム42の軸孔43を貫通し、二つの支持アーム42の間に研磨ユニット51を固定する。本実施形態において、二つの支持アーム42の軸孔43には、シャフト52の両端が嵌合するスリーブ53が設けられることによって研磨ユニット51を軸方向に沿って回転させることができる。
上述した部品から構成された本実施形態による吸着式刃物研ぎ器を使用する際、図4に示すように、まず固定平面61に吸盤21を貼り付け、続いて制御ユニット31のレバー32を押すことによって制御ユニット31の支持部34を吸盤座11の頂部に突き当て、接続部33を回転させるとともに突出柱22を引っ張り、吸盤21を上に移動させる。このとき、吸盤座11の内側の環状ストッパー13は、吸盤21の外側部分を加圧し、密封状態を生成し、空気の流通を遮断することによって吸盤21の外側部分を固定平面61に吸着させる。吸盤21は中央部位が突起して真空を生成するため、固定平面61に吸着することができる。従って、本実施形態による吸着式刃物研ぎ器を固定平面61にしっかり固定し、刃物研ぎの作業の便をはかることができる。
本実施形態による吸着式刃物研ぎ器の真空吸着作用を解除する際、制御ユニット31のレバー32をあげ、続いて吸盤21の耳部23によって吸盤21の辺縁部を持ち上げれば、真空吸着状態を解除することができる。
上述により、本考案の効果は次の通りである。
1、本考案は、操作が簡単なだけでなく、コンパクトなおかつ軽量であるため、場所を取らず、携帯および収納に便利な点を有する。
2、本考案は、減圧状態吸着作用によって平面にしっかり吸着し、滑ることを避けることができるため、刃物研ぎの作業の便をはかることができる。
3、本考案は、減圧状態吸着作用によって平面にしっかり吸着することができるため、使用上の安全性を高めることができる。
1、本考案は、操作が簡単なだけでなく、コンパクトなおかつ軽量であるため、場所を取らず、携帯および収納に便利な点を有する。
2、本考案は、減圧状態吸着作用によって平面にしっかり吸着し、滑ることを避けることができるため、刃物研ぎの作業の便をはかることができる。
3、本考案は、減圧状態吸着作用によって平面にしっかり吸着することができるため、使用上の安全性を高めることができる。
11 ・・・吸盤座、
12 ・・・開口部、
13 ・・・環状ストッパー、
14 ・・・欠け口、
15 ・・・孔、
16 ・・・連結部、
21 ・・・吸盤、
22 ・・・突出柱、
23 ・・・耳部、
31 ・・・制御ユニット、
32 ・・・レバー、
33 ・・・接続部、
34 ・・・支持部、
35 ・・・枢軸、
41 ・・・スタンド、
42 ・・・支持アーム、
43 ・・・軸孔、
44 ・・・ストッパー、
45 ・・・欠け溝、
46 ・・・締付ユニット、
51 ・・・研磨ユニット、
52 ・・・シャフト、
53 ・・・スリーブ、
61 ・・・固定平面。
12 ・・・開口部、
13 ・・・環状ストッパー、
14 ・・・欠け口、
15 ・・・孔、
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22 ・・・突出柱、
23 ・・・耳部、
31 ・・・制御ユニット、
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34 ・・・支持部、
35 ・・・枢軸、
41 ・・・スタンド、
42 ・・・支持アーム、
43 ・・・軸孔、
44 ・・・ストッパー、
45 ・・・欠け溝、
46 ・・・締付ユニット、
51 ・・・研磨ユニット、
52 ・・・シャフト、
53 ・・・スリーブ、
61 ・・・固定平面。
Claims (5)
- 吸盤座およびスタンドを備え、
前記吸盤座は、中空を呈し、底部に開口部が形成され、孔を有し、
前記開口部は、内側に環状ストッパーが突出して形成され、中に吸盤が装着され、
前記吸盤は、外側部分が前記環状ストッパーによって押さえられ、減圧状態を生成し、固定平面に吸着し、前記孔に対応するように上に突出して形成された突出柱を有し、
前記突出柱は、前記孔から前記吸盤座の頂部に突出し、制御ユニットに接続され、
前記制御ユニットは、一端にレバーが形成され、他端に接続部が形成され、前記接続部の反対方向に支持部が突出して形成され、前記突出柱を引っ張って前記吸盤を上に移動させ、
前記接続部は、枢軸によって前記突出柱が前記吸盤座の頂部から露出する一端に接続され、
前記支持部は、前記吸盤座の頂部に突き当たり、
前記スタンドは、前記吸盤座の頂部に装着され、二つの支持アームと、底部から下へ伸びて形成されるストッパーと、を有し、
前記二つの支持アームの間には、研磨ユニットが跨るように設けられ、
前記ストッパーは、欠け溝を有し、前記制御ユニットの外周に被さり、
前記制御ユニットの前記レバーは前記欠け溝から外部に露出することを特徴とする吸着式刃物研ぎ器。 - 前記吸盤座は、底部の周縁に欠け口を有し、
前記吸盤は、周縁に前記欠け口から外部に露出するように形成された耳部を有することを特徴とする請求項1に記載の吸着式刃物研ぎ器。 - 前記吸盤座は、頂部に突出して形成された複数の連結部を有し、
前記スタンドは、複数の締付ユニットによって前記複数の連結部に固定されることを特徴とする請求項1に記載の吸着式刃物研ぎ器。 - 前記二つの支持アームは、互いに向かい合うように形成された軸孔を有し、
前記研磨ユニットは、前記軸孔を貫通するシャフトによって前記二つの支持アームの間に固定されることを特徴とする請求項1に記載の吸着式刃物研ぎ器。 - 前記軸孔には、前記シャフトの両端が嵌合するスリーブが設けられることを特徴とする請求項4に記載の吸着式刃物研ぎ器。
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