JP3166332U - オールシーズン用藺草敷物 - Google Patents
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Abstract
【課題】茣蓙の敷物のように薄くて軽く、絨毯、藺草敷物マットのようにクッション性と保形性をそなえ、しかも防滑性、消臭性、防虫性を有する藺草敷物を提供する。【解決手段】藺草を使用した敷物であって、藺草織物1と、当該藺草織物の下面に積層されている不織布5付クッション材4と、上記藺草織物を保温、及び保形するための機能綿付キルト材2、又は機能付織布材とを含み、全体の厚さが10〜30mmの範囲で、面積として1畳〜4畳半用敷物と座布団の広さに形成し、オールシーズン用藺草敷物とする。【選択図】図3
Description
本発明は敷物に関するものである。更に詳しくは、茣蓙のように薄くて軽く、藺草敷物マットのようにクッション性と保形性保温性、防滑性、をそなえ、しかも消臭性、防虫性を有する藺草を使用したオールシーズン用敷物に関する。
生活の洋風化に伴い、木質系の材料を床材として使用したフローリングの部屋が多く用いられるようになった。しかし和風の生活も捨てがたく、フローリングを使用した部屋で手軽に和室の雰囲気を楽しむことも行われている。このような場合にフローリングに敷く藺草敷物として、例えば、4.5畳の大きさの畳とキルトマットを複数枚組み合わせたユニット畳や茣蓙敷物が使用されている。
優れた腰、強度、耐久性、クッション性、滑り防止性及び意匠性を有する藺草製敷物の提供を目的として、藺草を織成した方形の基材シートを備える藺草製敷物であって、基材シートの表面側の外縁域に重畳される、藺草を織成した帯状の4枚のボーダーシートと基材シートの裏面側に積層されて、裏面側に積層される不織布に付設されることが提案されている(特許文献1参照)。
またフローリング床に使用される敷物としては、蓙の裏面に不織布を重層した敷物が提案されている。この敷物は、フローリング床上で使用中滑りやすく、また、床面が湿っていた場合、湿気が籠もり、発散しにくく、長時間経つと黴が生えないものを提案している(特許文献2参照)。
さらに古典的な畳構造物とは異なり、フローリング用敷物として、クッション性に優れ、かつ、カーペット感覚で敷設、施工できる新しいタイプの畳、畳カーペットを提供されて、熱可塑性樹脂を主成分とする人工藺草製の畳表と、少なくとも熱可塑性樹脂製クッション層または天然繊維製クッション層とで構成されているものが提案されている(特許文献3参照)。
表面状態が良く藺草のほつれ等なくて耐久性がある敷物と、その敷物に安価で使用できる縁布、及び人体に有害な物質の揮散のない防ダニ、防カビの機能を発揮する下敷シートの提供として、織成後の敷物をプレス加工、プレス加工茣蓙敷物の裏面へ裏当材を接着して、織り方向の異なる複数の敷物を一体化して、織布又は不織布の片面へ接着剤層を設けて熱融着性にしたものが提案されている(特許文献4参照)。
藺草織物を使用した敷物であって、それに使用する藺草敷物の構成している藺草織物、中心の芯、裏地シート、表面被覆体などの藺草織物の構造体を提供している(特許文献5参照)。
しかし3層〜4層の藺草敷物とクッション材と織布とからなるラミネート体の藺草敷物でオールシーズン使用可能の敷物は存在しない。また簡単に収納できるものも見当たらない。
しかし3層〜4層の藺草敷物とクッション材と織布とからなるラミネート体の藺草敷物でオールシーズン使用可能の敷物は存在しない。また簡単に収納できるものも見当たらない。
一般に住宅では、フロアーが多く畳の部屋が少なくなっている。従来用いられていた敷物として絨緞、畳マットや茣蓙などであって、四季によって変えられていた。一つの敷物で春夏、秋冬とオールシーズンに敷ける敷物がきたいされており、また日本家屋では藺草の敷物も要望されている。しかし寒い時期には温暖感を持つ敷物が必要となってくる。次のような課題があった。
藺草を使用した藺草敷物マットは厚みが60〜70mm程度あり、しかも畳床に木質を使用している。設置や収容の際の取り扱いに不便であった。また、厚みがある分収容するときに場所を取り、収容場所が限定されているマンション等では保管場所に困っている。
一方茣蓙のような藺草敷物は薄くて軽く、茣蓙のように藺草敷物マットの上記欠点はない。しかしクッション性に欠けるためフローリングの上で使用したときに足が痛くなる欠点がある。また、保形性がないため周囲が捲れ上がったり、皺が生じたりして形が崩れ、外観を損なっている。
本考案は上記藺草を使用した藺草敷物マットの長所と、茣蓙などの藺草敷物の長所を併せ持ち、しかも藺草敷物マットの欠点と、茣蓙の欠点とを解消して、さらに敷物の消臭効果、防虫効果、殺菌効果を持つ藺草敷物の開発に取り組み研究を行なった。
本考案は、藺草の茣蓙のような感触を持って、軽く、藺草敷物マットのようにクッション性と保形性をそなえ、しかも保形性、防滑性を有し、さらに消臭効果、防虫効果、殺菌効果を同時に持つ藺草敷物を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために講じた本考案の手段は次のとおりである。
藺草を使用した敷物であって、藺草織物と、当該藺草織物の下面に積層されている不織布付クッション材と、上記藺草織物を保温、及び保形するための機能綿付キルト材、又は機能付織布材とからなっているオールシーズン用藺草敷物である。
藺草を使用した敷物であって、藺草織物と、当該藺草織物の下面に積層されている不織布付クッション材と、上記藺草織物を保温、及び保形するための機能綿付キルト材、又は機能付織布材とからなっているオールシーズン用藺草敷物である。
藺草を使用した敷物であって、藺草織物と、当該藺草織物の下面に積層され、藺草織物を保形するためのクッション性材と、保温、および防滑効果を持つ機能綿付キルト布材又は機能付織布材とを含み、全体の厚さが10mm〜40mmの範囲で、1畳〜4畳半用敷物又は座布団の広さのものである。好ましくは20mm〜30mmの厚さである。
藺草織物の下面に、クッション材は、高分子発泡体であって、厚さ5〜15mmのシート状であって、藺草敷物とクッション材の中間に不織布を敷いている。ポリウレタンフォ−ム、発泡ポリスチレンが使用される。
機能綿付キルト材は、天然、合成、又は両者の混合物から選らばれた綿に、防虫、消臭、防カビの対応素材を添加した複合性綿であって、布材として天然繊維、又は合成繊維、又は混合繊維を使用して、キルトを50mm〜300mmの間隔で縦横各方向にミシン縫いして、厚さ10mm〜30mmのシート状である。
機能付織布材は、天然、合成、又は両者の混合物から選ばれた繊維の織物であって、防虫、又は消臭、又は防カビをした処理、又はデザイン性のプリントを施した織布で、上面のクッション材シートに接着剤にて接合させている。
機能性キルト材、又は織布材は、天然、又は合成、両者の混合物から選ばれた綿、又は織布に、防虫、又は消臭、又は防カビに効果をもち、植物性のベチバの根、竹、茶の茎、炭またはグラフト重合繊維から選ばれたもの、およびベチバの根、竹、お茶の茎から選ばれた植物の抽出液1容量%〜20容量%を含有したものを使用するオールシーズン用藺草敷物である。
機能性キルト材、又は織布材とクッション材と藺草織物との接合には、その各中間に備長炭を含有した0.1mm〜1mmの厚さの不織布をしいている。
藺草を使用した敷物であって、藺草織物と、当該藺草織物の下面に積層されているクッション材と、上記藺草織物を保温、及び保形するための 機能綿付キルト材、又は機能織布材とからなっているオールシーズン用藺草敷物である。
藺草を使用した敷物であって、藺草織物と、当該藺草織物の下面に積層されているクッション材と、上記藺草織物を保温、及び保形するための 機能綿付キルト材、又は機能織布材とからなっているオールシーズン用藺草敷物である。
使用に当たって、敷物全体の厚さが10mm以下であれば、薄さと軽さ、クッション性と保形性のバランスがとれた敷物が提供できない。薄さと軽さを得るためには、敷物の厚さは、好ましくは10mm以上、さらに好ましくは15mm〜25mmである。敷物の重さは、半畳物で3kg以下、好ましくは2kg以下である。
藺草織物の下面に、クッション材は、高分子発泡体であって、厚さ5〜15mmのシート状である。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ホリスチレンなどの発砲体フォームを施したものが挙げられる。しかしながら、上記各部材は列記したものに限定はされない。とくにポリウレタンフォーム、ホリスチレンが好ましい。
機能綿付キルト材は、天然、合成、又は両者の混合物から選らばれた綿に、防虫、消臭、防カビの対応素材を添加した複合性綿であって、布材として天然繊維、又は合成繊維、又は混合繊維を使用して、キルトとして50mm〜300mmの間隔で縦横各方向にミシン縫いをして、厚さ10mm〜30mmのシート状である。
機能性キルト材、又は織布材は、天然、又は合成、両者の混合物から選ばれた綿、又は織布に、防虫、又は消臭、又は防カビに効果をもち、植物性のベチバの根、竹、茶の茎、炭またはグラフト重合繊維から選ばれたもの、およびベチバの根、竹、お茶の茎から選ばれた植物の抽出液1容量%〜20容量%を含有したものを使用する。
機能性キルト材、又は織布材とクッション材と藺草織物との接合には、その各中間に備長炭を含有した0.1mm〜1mmの厚さの不織布をしいているオールシーズン用藺草敷物である。
機能織布材は、天然、合成、又は両者の混合物から選ばれた繊維の織物であって、防虫、又は消臭、又は防カビの処理、又はデザイン性のプリントを施した織布で、上面のクッション材シートに接着剤にて接合させている。
機能織布材は、天然、合成、又は両者の混合物から選ばれた繊維の織物であって、防虫、又は消臭、又は防カビの処理、又はデザイン性のプリントを施した織布で、上面のクッション材シートに接着剤にて接合させている。
藺草織物と当該藺草織物の下面に積層されている例えば高分子発泡体などのクッション材と上記藺草織物を保形するための保形材と防滑材とを含む敷物は、クッション性と消臭性・防虫性を有するので、フローリングなどの上で使用したときに足が痛くなるのを防ぐことができる。また、防滑性を有するので、滑って転んだりするのを防ぐこともできる。更に、保形性を有するので、変形しにくく、周囲が捲れ上がったり、皺が生じたりして形が崩れて外観が損なわれるのを防ぐことができる。
藺草織物の下面に積層され、藺草織物を保形するためのクッション性を有する保形材と防滑材とを含む敷物は、上記の敷物と同じく、フローリングなどの上で使用したときに、足が痛くなったり、滑って転んだり、周囲が捲れ上がったり、皺が生じたりして形が崩れて外観を損なったりするのを防ぐことができる。
クッション材と保形材と防滑材の各々の厚みが10mm〜30mmであるものは、軽くて薄いので、取り扱い易く、そして、狭い所でも収納することができる。即ち、敷物全体の厚さが30mm以下であるから、薄さと軽さ、クッション性と保形性のバランスがとれた敷物が提供できる。また、敷物全体の厚さが30mm以下であるので、収容するときにもあまり場所を取らず、狭いマンション等で保管する場合でもさほど困難はない。
本考案は上記構成を備え、次の効果を有する。
(1)藺草織物と当該藺草織物の下面に積層されている高分子発泡体などのクッション材と上記藺草織物を保形するための保形材と防滑材とを含む消臭性と防虫性を持つ綿付きキルト材を使用した敷物は、クッション性を有するので、フローリングなどの上で使用したときに足が痛くなるのを防ぐことができる。また、消臭性と防虫性を有するので、部屋の内部で衛生的になる。更に、保形性を有するので、変形しにくく、周囲が捲れ上がったり、形が崩れて外観が損なわれるのを防ぎ、さらに部屋の消臭性と防虫性を備えている。
(1)藺草織物と当該藺草織物の下面に積層されている高分子発泡体などのクッション材と上記藺草織物を保形するための保形材と防滑材とを含む消臭性と防虫性を持つ綿付きキルト材を使用した敷物は、クッション性を有するので、フローリングなどの上で使用したときに足が痛くなるのを防ぐことができる。また、消臭性と防虫性を有するので、部屋の内部で衛生的になる。更に、保形性を有するので、変形しにくく、周囲が捲れ上がったり、形が崩れて外観が損なわれるのを防ぎ、さらに部屋の消臭性と防虫性を備えている。
(2)藺草織物の下面にクッション性ポリウレタンフォームと綿付きキルト材で積層されて、藺草織物の保形材と防滑材とを含む敷物であって、フローリングなどの上で使用したときに、足が痛くなったり、滑って転んだり、周囲が捲れ上がったり、皺が生じたりして形が崩れて外観を損ない。
(3)藺草敷物とクッション材と綿付きキルト材の各々の厚みが1.5mm〜3.5mmであるので、軽くて薄いので、取り扱い易く、そして、狭い所でも収納することができる。しかも藺草敷物全体の厚さが10〜30mmであるから、薄さと軽さ、クッション性と保形性のバランスがとれ、また敷物自体に消臭性と防虫性の機能である藺草敷物があり、また、藺草敷物全体の厚さが10mm〜30mmであるので、収容するときにもあまり場所を取らず、保管する場合でもさほど困難はない。
(4)キルティング加工として、ポリエステル綿、ウレタンフォーム、備長炭シート、装飾綿のそれぞれの特徴を備えた4種類をセットに縫い合わせた物であり、ポリエステル綿は空気の通りがよく、やわらかく 肌ざわり感がある。ウレタンフォームはボリュームと適度のクッション性に優れて、備長炭シートは、防ダニ 消臭効果に優れ 一般に広く愛用される。綿布は、直接肌に触れる触感に優れ また強い繊維でもあり 撥水加工を施すことで汚れを防止することが出来るものである。
本考案の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。図1は本考案に係る敷物を表面側から見た斜視図、図2は本発明に係る敷物を裏面側から見た斜視図、図3は藺草敷物の断面図、図4は藺草敷物の断面詳細図である。図5は藺草敷物の装飾織布の図である。
本考案に係る藺草織物の下面にクッション材と保形材と保温材の機能を持つキルト材とが順次積層させて、図1に示すような2畳の敷物を製作した。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で 長さが700mm〜1700mmであり、これの1100mm以上に選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で 長さが700mm〜1700mmであり、これの1100mm以上に選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
キルティング加工:4種類の素材のキルティング加工とは、ポリエステル綿、ポリウレタンフォーム、備長炭シート、装飾綿を多針機ミシンで縫い合わせ 縦、横に約5cmのデザイン性の縫い合わせを描き、幅100cm、長さ25mを丸巻状態で仕上げた。
藺草織物とキルティング材の加工:藺草織物の下面に、当該藺草織物を含めて、ポリウレタンフォームのクッション材と綿付キルト材との積層体を形成した。藺草織物1畳の広さの茣蓙、幅95cm、長さ190cm、厚み5mmであった。
藺草織物と厚さ15mmの綿付のポリエステル綿の混紡の綿付キルティング材を貼り合わせ、70℃〜80℃の加熱で、10分間程度でプレス機により接着加工を施した。これにより、当該敷物の厚みは20mm程度となった。
この敷物を2枚繋ぎ合せ、幅190cm、長さ190cmの2畳の敷物となった。貼り合わせた四辺をカットし、最終仕上げによる縁加工で製品にした。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。
この敷物を2枚繋ぎ合せ、幅190cm、長さ190cmの2畳の敷物となった。貼り合わせた四辺をカットし、最終仕上げによる縁加工で製品にした。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。
本考案に係る藺草織物の下面にクッション材と保形材と保温材の機能を持つキルト材とが順次積層されて、図1と同様な3畳の敷物を製作した。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で、長さが700mm〜1700mmにして、これを1100mm以上に選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で、長さが700mm〜1700mmにして、これを1100mm以上に選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
キルティング加工:4種類の素材のキルティング加工とは、ポリエステル綿、ウレタンフォーム、備長炭シート、装飾綿を多針機ミシンで縫い合わせ 縦、横に約5cmのデザイン性の縫い合わせを描き 幅100cm、長さ25mを丸巻状態で仕上げた。
藺草織物とキルティング材の加工:藺草織物の下面に当該藺草織物を含めてウレタンフォームのクッション材と綿付キルト材との積層体を形成した。藺草織物1畳の広さの茣蓙で、幅95cm、長さ190cm、厚み5mmの3枚を製作した。前記の藺草織物3枚と厚さ15mmの綿付のポリエステル綿の混紡の綿付キルティング材を貼り合わせ、70℃〜80℃の加熱で、10分間程度でプレス機により接着加工を施した。これにより、当該敷物の厚みは20mm程度となった。
この敷物を3枚繋ぎ合せ、幅190cm長さ250cmの3畳の敷物となった。貼り合わせた四辺をカットし 最終仕上げによる縁加工で製品にした。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。
本考案に係る藺草織物の下面にクッション材と保形材と保温材の機能を持つキルト材にあらたにクッション材のポリウレタンフォーム2cmとが順次積層されて、 図1で示すような消臭効果を持ったキルト材にクッション材をつけた敷物を製作した。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で 長さが700mm〜1700mmあり、これの110cm以上を選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
キルティング加工:4種類の素材のキルティング加工とは、ポリエステル綿、ウレタンフォーム、備長炭シート、消臭効果を持つ物質のお茶の粉末を5容量%含有した装飾綿を多針機ミシンで縫い合わせ、縦、横に約5cmのデザイン性の縫い合わせを描き 幅100cm、長さ25mを丸巻状態で仕上げた。
藺草織物とキルティング材とクッション材の加工:藺草織物の下面に当該藺草織物を含めて、ウレタンフォームのクッション材と消臭効果の綿付キルト材との積層体を形成した。藺草織物1畳の広さの茣蓙、幅95cm、長さ190cm、厚み5mmの2枚を製造した。
藺草織物と厚さ15mm綿付キルティング材と2cmのクッション材を貼り合わせ、70℃〜80℃の加熱で、10分間程度でプレス機により接着加工を施した。これにより、当該敷物の厚みは消臭効果を持つ40mm程度となった。クッション材を加えることで敷物のザブトン クッション類 マット等用途を広げられた。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。また悪臭に対して消臭効果を示した。
本考案に係る藺草織物の下面にクッション材と保形材と保温材の機能を持つキルト材とが順次積層されて、図5,6に示すような丸型の座布団を製作した。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で、長さが700mm〜1700mmにして、これを1100mm以上を選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で、長さが700mm〜1700mmにして、これを1100mm以上を選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
キルティング加工:4種類の素材のキルティング加工とは、ポリエステル綿、ウレタンフォーム、備長炭シート、装飾綿を多針機ミシンで縫い合わせ、縦、横に約5cmのデザイン性の縫い合わせを描き、幅100cm、長さ25mを丸巻状態で仕上げた。
藺草織物とキルティング材とクッション材の加工:藺草織物の下面に当該藺草織物を含めて、ポリウレタンフォームのクッション材と防虫・殺菌効果を持たせた物質を7容量%含有させた綿付キルト材との積層体を形成した。藺草織物1畳の広さの茣蓙で、幅95cm、長さ190cm、厚み5mmであった。
藺草織物と厚さ15mm綿付キルティング材と2cmのクッション材を貼り合わせ、70℃〜80℃の加熱で、10分間程度でプレス機により接着加工を施した。これにより、当該敷物の厚みは40mm程度で、防虫性と殺カビ性の効果のクッション性の敷物になった。直径約60cmの円形にカットし最終仕上げによる縁加工で製品にした。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。ダニなどの防虫効果も示した。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。ダニなどの防虫効果も示した。
本考案に係る藺草織物の下面にクッション材と保形材と保温材の機能を持つキルト材とが順次積層されて、図8に示すような一帖の敷物を製作した。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で 長さが700mm〜1700mmにして、これを1100mm以上に選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で 長さが700mm〜1700mmにして、これを1100mm以上に選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
キルティング加工:4種類の素材のキルティング加工とは、ポリエステル綿、ウレタンフォーム、備長炭シート、装飾綿を多針機ミシンで縫い合わせ 縦、横に約5cmのデザイン性の縫い合わせを描き、幅100cm、長さ25mを丸巻状態で仕上げた。
藺草織物とキルティング材とクッション材の加工:藺草織物の下面に当該藺草織物を含めて ポリウレタンフォームのクッション材と綿付キルト材との積層体を形成している。藺草織物1畳の広さの茣蓙で、幅95cm、長さ190cm、厚み5mmであった。
藺草織物と厚さ15mm綿付キルティング材と2cmのクッション材を貼り合わせ70℃〜80℃の加熱で、10分間程度でプレス機により接着加工を施した。これにより、当該敷物の厚みは40mm程度となった。貼り合わせた四辺をカットし最終仕上げによる縁加工で製品にした。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。
本考案に係る藺草織物の下面にクッション材と保形材の機能を持つ装飾織布とが順次積層されて、図9に示すような一帖で装飾したものであった。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で 長さが700mm〜1700mmにして、これを1100mm以上を選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
藺草織物の製作:藺草は直径2mm〜3mmの円形状で 長さが700mm〜1700mmにして、これを1100mm以上を選別した。良質な原草のみ茶染め加工を施して、ジャガード織機で製織した天然素材の藺草織物を得た。
藺草織物とクッション材と装飾織布との加工:藺草織物の下面に保形材の機能を持つ装飾織布とが順次積層され、当該藺草織物を含めて、ポリウレタンフォームのクッション材と消臭効果を持つ物質を10%含有させた装飾織布との積層体を形成した。藺草織物は1畳の広さの茣蓙で、幅95mm、長さ95mmの厚み5mmであった。
藺草織物とウレタン材と装飾織布を貼り合わせて、70℃〜80℃の加熱で、10分間程度でプレス機により接着加工を施した。これにより、当該敷物の厚みは40mm程度となった。貼り合わせた四辺をカットし、最終仕上げによる縁加工で製品にした。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。
この敷物によって、フローリングの部屋で、夏季には藺草の面を冬季にはキルト材の面を使用できて、一年中利用できた。
1.藺草織物
2.綿付キルト材
3.縁
4.クッション材
5.不織布
6.装飾織布
7.ミシン縫
8.織布
9.綿
2.綿付キルト材
3.縁
4.クッション材
5.不織布
6.装飾織布
7.ミシン縫
8.織布
9.綿
Claims (7)
- 藺草を使用した敷物であって、藺草織物と、当該藺草織物の下面に積層されている不織布付クッション材と、上記藺草織物を保温、及び保形するための機能綿付キルト材、又は機能付織布材とで構成されていることを特徴とするオールシーズン用藺草敷物
- 藺草を使用した敷物であって、藺草織物と、当該藺草織物の下面に積層され、藺草織物を保形するための不織布付クッション性材と、保温、および防滑効果を持つ機能綿付キルト布材又は機能付織布材とを含み、全体の厚さが10mm〜40mmの範囲で、1畳〜4畳半用敷物、又は座布団の広さのものであることを特徴とする請求項1に記載のオールシーズン用藺草敷物。
- 藺草織物の下面に、クッション材は、高分子発泡体であって、厚さ5mm〜15mmのシート状であって、藺草敷物とクッション材の中間部に不織布を敷いていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のオールシーズン用藺草敷物。
- 機能綿付キルト材は、天然、合成、又は両者の混合物から選らばれた綿に、防虫、消臭、防カビの対応素材を添加した複合性綿であって、布材として天然繊維、又は合成繊維、又は混合繊維を使用して、キルトを50mm〜300mmの間隔で縦横各方向にミシン縫いして、厚さ10mm〜30mmのシート状であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のオールシーズン用藺草敷物。
- 機能付織布材は、天然、合成、又は両者の混合物から選ばれた繊維の織物であって、防虫、又は消臭、又は防カビをした処理、又はデザイン性のプリントを施した織布で、上面のクッション材シートに接着剤にて接合させていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のオールシーズン用藺草敷物。
- 機能性キルト材、又は織布材は、天然、又は合成、両者の混合物から選ばれた綿、又は織布に、防虫、又は消臭、又は防カビに効果をもち、植物性のベチバの根、竹、茶の茎、炭またはグラフト重合繊維から選ばれたもの、およびベチバの根、竹、お茶の茎から選ばれた植物の抽出液1容量%〜20容量%を含有したものを使用することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のオールシーズン用藺草敷物。
- 機能性キルト材、又は織布材とクッション材と藺草織物との接合には、その各中間に備長炭を含有した0.1mm〜1mmの厚さの不織布をしいていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のオールシーズン用藺草敷物。
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WO2021107134A1 (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | エステー株式会社 | 繊維製インテリア製品用内挿シート、その製造方法、及びそれを含む繊維製インテリア製品 |
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2010
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WO2021107134A1 (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | エステー株式会社 | 繊維製インテリア製品用内挿シート、その製造方法、及びそれを含む繊維製インテリア製品 |
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