JP3166305B2 - パレット編成システム - Google Patents

パレット編成システム

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JP3166305B2 JP15550292A JP15550292A JP3166305B2 JP 3166305 B2 JP3166305 B2 JP 3166305B2 JP 15550292 A JP15550292 A JP 15550292A JP 15550292 A JP15550292 A JP 15550292A JP 3166305 B2 JP3166305 B2 JP 3166305B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型部品実装機におい
て、多数の同一種類の小型部品を収容する複数のカート
リッジを搭載するパレットのチャネルに、搭載するカー
トリッジを決めるためのチャネル設定データを作成する
パレット編成システムに関する。
【0002】近年、電子装置、通信装置の小型化、多機
能化が進んでおり、装置を構成するプリント板ユニット
も高密度実装化が必要となってきている。このためプリ
ント板ユニットは大型化し、逆に部品は小型化され、プ
リント板ユニットへ実装する部品数も増加してきてお
り、部品実装作業に長時間を要するようになってきてい
る。そこで、プリント板ユニットの部品実装作業の効率
を高め、且つ高品質を実現するために自動部品実装機が
採用されてきている。
【0003】図4は小型部品実装機の機能を説明する図
である。図は小型部品実装機300を使用して、プリン
ト基板(以下基板と称する)に部品を実装する例であ
る。基板はラック200に収容され、コンベヤ310で
運ばれ、プッシャ320で小型部品実装機300の部品
実装位置にセットされる。
【0004】部品はパレット301から小型部品実装機
300に供給され、基板の指定の位置に、指定の部品を
挿入する。図5はパレットにカートリッジを搭載した状
態の斜視図を示す。図中の301はパレット、302は
カートリッジであり、303はリールであり、テープ上
に多数の小型部品を等間隔に収容し、そのテープをリー
ルに巻いたものである。
【0005】パレット301上に搭載されたカートリッ
ジ302にセットされたリール303から図示省略の小
型部品実装機300へ部品が供給され、基板の指定の位
置に実装される仕組みとなっている。
【0006】例えば、ここで使用するパレット301は
カートリッジ302を30個収容可能であり、カートリ
ッジ302を収容する場所をチャネルと称している。プ
リント板ユニットに使用する部品の種類が30種類以下
の場合には、1パレットのみを使用して、部品実装が可
能であるが、31〜60種類の場合には2パレット、6
1種類以上の場合には3パレット必要となる。(但し、
同一部品を複数のリールから使用する場合はこの限りで
はない。)図6は小型部品実装機のパレットの循環を説
明する図である。図は7個のパレット301を使用した
例であり、301−1はパレット301のリール303
から部品が取り出される位置を示し、SPはスタンバイ
位置を示し、次のパレット301が即座に移動できるよ
うスタンバイしている。
【0007】したがって、このような、小型部品実装機
300において使用するパレット301の1パレット当
りの搭載部品種類が少ない場合には、パレットを循環し
ながら使用することが必要となり、部品が取り出される
位置にくるまでの時間が小型部品実装機300のロスタ
イムとなる。
【0008】この様に、複数のパレットを使用すること
は小型部品実装機の実装効率を低下させることになる。
かかる小型部品実装機を使用するプリント板ユニット実
装工程において、ロスタイムの発生を少なくして実装を
行うことのできるパレット編成システムが要求されてい
る。
【0009】
【従来の技術】図7は従来例を説明する図を示す。図中
のT1は部品仕様マスタテーブル、T2はオーダ管理テ
ーブル、T3、T3′は部品所要量テーブル、T4はリ
ール管理テーブル、T5はチャネル設定テーブル、10
はパレット編成処理部、Tは部材登録端末である。
【0010】部品材料(以下部材と称する)が納入され
ると、部材登録端末Tから、部品仕様マスタテーブルT
1を照合し、仕様に適合していることを確認し、リール
管理テーブルT4に登録する。
【0011】ここで、ある図番のプリント板ユニット
(以下図番と称する)を製造するオーダが指定される
と、そのオーダで使用する部品が決まり、パレット編成
処理部10は同一仕様の部品のリールが複数ある場合、
収容部品数の少ないリールを優先して該当するチャネル
に割り当てる。
【0012】例えば、リールR001、R002には部
品仕様aの部品が50個、100個収容されており、リ
ールR003には部品仕様bの部品が3000個収容さ
れており、リールR004には部品仕様cの部品が40
00個収容されている。
【0013】一方、オーダ管理テーブルT2のオーダN
o1からは図番Z1を10個製造することが指示された
とする。ここで、部品所要量テーブルT3をみると、図
番Z1は1個当り部品aを10個、部品bを5個、部品
cを20個使用することが書き込まれており、図番Z1
の10個分では部品aが100個、部品bが50個、部
品cが200個必要となることが分かる。
【0014】そこで、パレット編成処理部10はリール
管理テーブルT4を検索し、それぞれの部品を収容して
いるリールの残数の少ないリールを割り当てる。ここで
は部品aに対しては、リールR001の50個を最初に
割り当て、次いで、残りの50個はリールR002から
割り当てる。また、部品bはリールR003から50
個、部品cはリールR004から200個使用するよう
に割り当て、パレット301のチャネル1〜4にそれぞ
れのリールを収容したカートリッジ302を割り当て
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例において
は、1つのオーダで使用する同じ部品を収容したリール
が複数ある場合は、収容部品数の少ないカートリッジを
優先して割り当てるように、割り当て処理を行ってお
り、中途半端に部品が残ったリール(以下虫喰いリール
と称する)が多数発生することを防止している。
【0016】しかし、所要量が少なく、高価な部品は、
オーダ対応で必要数量のみを購入し、リールもオーダ対
応で必要数量のみがテーピングされている。しかし、こ
のようなリールが複数あると、単に収容部品数の少ない
カートリッジから優先して割り当て処理を行うと、本来
1リールで済むところが2リール以上必要となる場合が
生じ、パレット編成効率が悪くなり、ひいては、プリン
ト板ユニットの部品実装工程の効率低下となってしま
う。
【0017】さらに、部品実装後、部品の残ったリール
が虫喰い状態で残り、リール管理が面倒になる。本発明
は部品仕様マスタテーブルにオーダ対応指定領域と、リ
ール管理テーブルにオーダ番号記入領域を設けることに
より、オーダ対応に使用部品の割り当てを行うことので
きるパレット編成システムを実現しようとする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。図中のT1は部品仕様を記憶
する部品仕様マスタテーブルであり、T2はオーダ番号
とそのオーダ番号で製作される図番と製作数量を記憶す
るオーダ管理テーブルであり、T3は図番1個当りの部
品の所要量を記憶する部品所要量テーブルであり、T4
はカートリッジに搭載されたリール番号と、部品仕様
と、部品残数を記憶するリール管理テーブルであり、1
0は部品仕様マスタテーブルT1、オーダ管理テーブル
T2、部品所要量テーブルT3およびリール管理テーブ
ルT4中のデータから指定のオーダに対して使用するリ
ールの割り当て処理を行い、チャネル設定テーブルT5
を出力するパレット編成処理部である。
【0019】また、T11は部品仕様マスタテーブルT
1内その部品がオーダ対応指定品であることを示す情
報を書き込むオーダ対応指定領域であり、20はパレッ
ト編成処理実行時にオーダ対応指定領域T11の内容を
照合するオーダ対応指定領域照合手段であり、T41は
リール管理テーブルT4内の該リールが割り当てられた
オーダ番号を書き込むオーダ番号記入領域であり、指定
のオーダで使用する部品をオーダ管理テーブルT2と部
品所要量テーブルT3から算出し、オーダ対応指定領域
照合手段20で部品仕様マスタテーブルT1内のオーダ
対応指定領域T11の内容を参照してその部品がオーダ
対応指定品であるか否かを読み取り、オーダ対応指定品
である場合にはリール管理テーブルT4内のオーダ番号
記入領域T41を参照して、そのオーダで指定されるリ
ールを検索して割り当て、オーダ対応指定品でない場合
にはリール管理テーブルT4から、部品残数の少ないリ
ールから割り当てを行う。
【0020】
【作用】オーダはオーダ管理テーブルT2に記憶されて
おり、1つのオーダで指定される図番の製作が指示され
ると、部品所要量テーブルT3を参照して、そのオーダ
に使用する総ての部品の使用数量を算出する。
【0021】このとき、オーダ対応指定領域照合手段2
0により、部品仕様マスタテーブルT1内のオーダ対応
指定領域T11を照合して、部品毎にオーダ対応品であ
るか否かを判定し、オーダ対応指定品である場合にはリ
ール管理テーブルT4内のオーダ番号記入領域T41を
参照して、そのオーダで指定されるリールを割り当て、
オーダ対応指定品でない場合にはリール管理テーブルT
4から、部品残数の少ないリールから割り当てを行うこ
とにより、パレット編成を効率的に行うことができる。
【0022】
【実施例】図2は本発明の実施例を説明する図である。
図中のT1は部品仕様マスタテーブル、t11はオーダ
対応指定領域T11としてのフラグメモリ、T2はオー
ダ管理テーブル、T3は部品所要量テーブル、T4はリ
ール管理テーブル、t41はオーダ番号記入領域T41
としてのオーダ番号メモリ(図中オーダNoMと示
す)、T5はチャネル設定テーブル、10はパレット編
成処理部、21はオーダ対応指定領域照合手段20とし
てのフラグメモリ照合部、Tは部材登録端末である。
【0023】まず、部材が納入されると、部材登録端末
Tから、部品仕様マスタテーブルT1を照合し、仕様に
適合していることを確認し、さらにフラグメモリt11
を照合し、フラグがセットされている場合には、その部
品はオーダ対応指定品であるので、その部品を使用する
オーダNoをリール管理テーブルT4内のオーダ番号メ
モリt41に登録する。
【0024】ここでは、部品aを50個収容したリール
R001をオーダNo2に、部品aを100個収容した
リールR002をオーダNo1に登録した例である。ま
た、リールR003には部品bが3000個収容されて
おり、リールR004には部品cが4000個収容され
ている。この登録作業はパレット編成処理とは非同期に
行うことができる。
【0025】この状態で、オーダ管理テーブルT2の中
の今回編成するオーダを指定する。ここではオーダNo
1を指定する。オーダNo1は図番Z1を10個製造す
ることが指示される。ここで、部品所要量テーブルT3
をみると、図番Z1は1個当り部品aを10個、部品b
を5個、部品cを20個使用することが書き込まれてお
り、図番Z1の10個分では部品aが100個、部品b
が50個、部品cが200個必要となることが分かる。
【0026】次いで、フラグメモリ照合部21により、
部品仕様マスタテーブルT1のフラグメモリt11を照
合すると、部品aはオーダ対応指定品であることが書き
込まれているので、パレット編成処理部10は今回指定
したオーダNo1で指定される部品aのリールをリール
管理テーブルT4内のオーダ番号メモリt41を参照し
検索する。その結果リールR002が選択される。部
品bはリールR003から50個、部品cはリールR0
04から200個使用するように割り当てられ、パレッ
ト301のチャネル1〜3にそれぞれのリールを収容し
たカートリッジ302を割り当てる。ここでは、チャネ
ル設定テーブルT5に示すように3チャネルを使用する
ことになる。
【0027】また、オーダ対応指定されず、同一仕様の
部品のリールが複数ある場合、収容部品数の少ないリー
ルを優先して該当するチャネルに割り当てる。ここで
は、オーダ1により図番Z1を編成するので、部品所要
量テーブルT3を照合したが、オーダ2により図番Z2
を編成する場合には、部品所要量テーブルT3′を照合
し、同様にパレット編成を行う。
【0028】図3は本発明の実施例のリール割り当て処
理のフローチャートを示す。図3は図2の処理をフロー
チャートとして表したものであるので簡単に説明する。 オーダ管理テーブルT2よりパレット編成を行うオ
ーダを選択する。
【0029】 選択されたオーダの図番に対応する部
品所要量テーブルT3を読む。 部品所要量テーブルT3の読み取りが終了したか否
かを判断し、終了の場合にはパレット編成処理の終了と
なり、部品所要量テーブルT3の読み取りが終了してい
ない場合には処理を続行する。
【0030】 使用する部品がオーダ対応指定品であ
るか否かを部品仕様マスタテーブルT1内のフラグメモ
リt11から読む。 使用する部品がオーダ対応指定品である場合には
へ進み、オーダ対応指定品でない場合にはへ進む。
【0031】 リール管理テーブルT4から部品仕
様、オーダNoをキーに検索し、リールを選択する。 リール管理テーブルT4から当該部品仕様のリール
を検索し、部品残数の最小のリールを選択する。
【0032】 カートリッジのチャネルに選択したリ
ールを順次割り付ける。 このように、リール割り当てを
行うことにより、従来例では4チャネル使用したが、本
発明の実施例では3チャネルで割り付けることができ、
使用するチャネルを少なくすることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、パレット編成を効率的
に行うことにより、部品実装工程の効率を高めることが
できる。
【0034】また、部材登録作業とパレット編成処理を
非同期に行うことができるので、パレット編成処理作業
の効率を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の実施例を説明する図
【図3】 本発明の実施例のリール割り当て処理のフロ
ーチャート
【図4】 小型部品実装機の機能を説明する図
【図5】 パレットにカートリッジを搭載した状態の斜
視図
【図6】 小型部品実装機のパレットの循環を説明する
【図7】 従来例を説明する図
【符号の説明】
10 パレット編成処理部 20 オーダ対応指定領域照合手段 21 フラ
グメモリ照合部 T 部材登録端末 T1 部品仕様マスタテーブル T2 オー
ダ管理テーブル T3、T3′ 部品所要量テーブル T4 リー
ル管理テーブル T5 チャネル設定テーブル T11 オーダ対応指定領域 t11 フ
ラグメモリT41 オーダ番号記入領域 t41 オ
ーダ番号メモリ 200 ラック 300 小型部品実装機 301 パレット 302 カ
ートリッジ 303 リール 310 コンベヤ 320 プ
ッシャ SP スタンバイ位置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の同一種類の実装部品を備えた複数
    のカートリッジを搭載するパレットのチャネルに、搭載
    するカートリッジを決めるためのチャネル設定データを
    作成するパレット編成システムであって、 部品仕様を記憶する部品仕様マスタテーブルと、 オーダ番号とそのオーダ番号で製作される図番と製作数
    量を記憶するオーダ管理テーブルと、 図番1個当りの部品の所要量を記憶する部品所要量テー
    ブルと、 カートリッジに搭載されたリール番号と、部品仕様と、
    部品残数を記憶するリール管理テーブルと、 前記部品仕様マスタテーブル、前記オーダ管理テーブ
    ル、前記部品所要量テーブルおよび前記リール管理テー
    ブル中のデータから指定のオーダに対して使用するリー
    ルの割り当て処理を行い、チャネル設定テーブルを出力
    するパレット編成処理部を備えるパレット編成システム
    において、 前記部品仕様マスタテーブル内にその部品がオーダ対応
    指定品であることを示す情報を書き込むオーダ対応指定
    領域と、 パレット編成処理実行時に前記オーダ対応指定領域の内
    容を照合するオーダ対応指定領域照合手段と、 前記リール管理テーブル内に、オーダ対応のリールには
    該リールが割り当てられたオーダ番号を書き込むオーダ
    番号記入領域を設け、 指定のオーダで使用する部品を前記オーダ管理テーブル
    と前記部品所要量テーブルから算出し、前記オーダ対応
    指定領域照合手段で前記部品仕様マスタテーブル内の
    記オーダ対応指定領域の内容を参照してその部品がオー
    ダ対応指定品であるか否かを読み取り、オーダ対応指定
    品である場合には前記リール管理テーブル内のオーダ番
    号記入領域を参照して、そのオーダで指定されるリール
    を検索して割り当て、オーダ対応指定品でない場合には
    前記リール管理テーブルを参照して、部品残数の少ない
    リールから割り当てを行うことを特徴とするパレット編
    成システム。
  2. 【請求項2】 前記オーダ対応指定領域としてフラグメ
    モリを使用し、1ビットの情報で指定の部品がオーダ対
    応指定品であるか否かを指定することを特徴とする請求
    項1記載のパレット編成システム。
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