JP3166072U - スラットコンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】隣り合うスラットの間の隙間が大きく変動することを抑えることが可能なスラットコンベヤを提供する。【解決手段】プレート5同士を連結ピン6で複数連結してなり、駆動輪と従動輪に巻き掛けて配設される無端状のチェーン1と、各プレート5に取り付けて設けられ、搬送物が載置されるスラット2とを備えており、スラット2が、搬送物を載置する載置板8と、この載置板8の縁端に設けられ、搬送物の搬送方向T2に隣り合うスラット2側に向けて凸な円周面を形成する側部9とを有する。【選択図】図3

Description

本考案は、スラットコンベヤに関する。
従来、スラットコンベヤは、駆動輪(駆動スプロケット)と従動輪(従動スプロケット)に巻き掛け、所定の間隔をあけて並設された一対の無端状のチェーンと、これら一対のチェーンに架け渡し、チェーンの延設方向(搬送物の搬送方向)に並設された複数のスラットとを備えて構成されている。そして、駆動輪が回転駆動すると、一対のチェーンが一方向に回動し、これとともに複数のスラットが搬送方向に移動する。また、このとき、チェーンが直線状になる直線部分では、隣り合うスラットの載置面が略同一平面上に配され、駆動輪や従動輪周りのチェーンが曲線状になる曲線部分では、隣り合うスラットが相対的に屈曲しながら、チェーンとともに複数のスラットが円滑に回動する。これにより、複数のスラットの載置面に載置することにより搬送物を円滑に搬送することができる。
また、スラットコンベヤは、クリート(滑り止め)を取り付けることで、急傾斜での搬送が可能になるため、例えば、破砕工場において、破砕するごみ(搬送物)の受入や破砕機へのごみの供給を行う手段として多用されている。さらに、破砕工場などで使用されるスラットコンベヤは、堅牢なスチールスラットを備えて形状や重量を問わず様々な搬送物に対応できるように構成されている。すなわち、優れた汎用性、耐熱性、耐油性を備えて構成されている。
また、この種のスラットコンベヤには、プレート同士を連結ピンで複数連結してなるチェーンの各プレートにアタッチメントを固設し、各アタッチメントをスラットにボルトとナットで着脱可能に接続して構成したものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。そして、このように構成したスラットコンベヤは、アタッチメントを介して複数のスラットがそれぞれ個別にチェーンに接続されているため、ボルトとナットを取り外すという簡易な操作で、各スラットをチェーンから取り外す(着脱する)ことができる。これにより、メンテナンス時の部品の交換などの作業やスラットコンベヤの設置工事などを容易に且つ効率的に行うことが可能とされている。
特開2001−39524号公報 特開平11−268810号公報
一方、スラットコンベヤは、搬送方向に隣り合うスラットの間に隙間が形成されており、チェーンが直線状になる直線部分や、チェーンが曲線状になる曲線部分で、この隙間の大きさが変動する。
このため、従来のスラットコンベヤにおいては、例えば破砕工場などで使用した際にベニヤ板などの薄い搬送物が隙間に挟まったり、隙間からスラットコンベヤの内部に落下する場合があった。そして、このように搬送物が隙間に挟まったり、内部に落下した搬送物が駆動輪や従動輪の回転軸周囲に溜まったり、駆動輪や従動輪とチェーンの間に挟まるなどして、スラットコンベヤの運転に支障をきたす場合があった。
本考案のスラットコンベヤは、プレート同士を連結ピンで複数連結してなり、駆動輪と従動輪に巻き掛けて配設される無端状のチェーンと、各プレートに取り付けて設けられ、搬送物が載置されるスラットとを備えており、前記スラットは、搬送物を載置する載置板と、該載置板の縁端に設けられ、搬送物の搬送方向に隣り合うスラット側に向けて凸な円周面を形成する側部とを有していることを特徴とする。
この考案においては、各スラットの側部が隣り合うスラット側に向けて凸な円周面を備えて形成されているため、チェーンが直線状になる直線部分やチェーンが曲線状になる曲線部分で、隣り合うスラットの間の隙間が大きく変動することを抑えることが可能になる。
また、本考案のスラットコンベヤにおいては、前記スラットの側部が円筒部材で構成されていることが望ましい。
この考案においては、スラットの側部を円筒部材で形成することによって、確実且つ容易に円周面を形成する側部を構成することができる。
さらに、本考案のスラットコンベヤにおいては、前記スラットの側部が、搬送物の搬送方向に隣り合うスラット側に向けて張り出す張出部を備えて形成されており、前記隣り合うスラットの張出部同士が前記搬送方向に直交する前記スラットの幅方向に交互に並設するように構成されていることがより望ましい。
この考案においては、スラットの側部に張出部が設けられ、隣り合うスラットの張出部同士がスラットの幅方向に交互に並設されていることによって、隣り合うスラットの間の隙間がスラットの幅方向(スラットコンベヤの幅方向)に一直線状に形成されず、この隣り合うスラットの隙間をスラットの幅方向にギザギザになるように形成することができる。
また、本考案のスラットコンベヤにおいては、前記チェーンが直線状になる部分で前記スラットの側部の円周面中心が前記連結ピンの軸中心よりも前記載置板側に配されるように構成されていることがさらに望ましい。
この考案においては、スラットの側部の円周面中心が連結ピンの軸中心よりも載置板側に配設されていることによって、駆動輪や従動輪周りのチェーンが曲線状になる部分で、隣り合うスラットの隙間が大きく変動することを抑えることが可能になる。
さらに、本考案のスラットコンベヤにおいては、前記隣り合うスラットの側部の円周面中心同士を結ぶ直線と、前記連結ピンの軸中心と前記円周面中心を結ぶ直線との前記チェーンが直線状になる部分における交角が、前記チェーンが曲線状になる部分で前記隣り合うスラットが相対的に最も屈曲する最大曲り部における屈曲角の半分の大きさとなるように構成されていることを特徴とするスラットコンベヤ。
この考案においては、チェーンが直線状になる部分から最大曲り部までの間で隣り合うスラットの間の隙間が最も大きくなるようにするとともに、チェーンが直線状になる部分での隙間と最大曲り部での隙間の大きさを同等にすることができる。これにより、隣り合うスラットの隙間が大きく変動することを確実に抑えることが可能になる。
本考案のスラットコンベヤにおいては、各スラットの側部が隣り合うスラット側に向けて凸な円周面で形成されているため、チェーンが直線状になる部分や駆動輪や従動輪周りのチェーンが曲線状になる部分で、隣り合うスラットの間の隙間の大きさが変動することを抑えることが可能になる。
これにより、例えば破砕工場などで使用した際にベニヤ板などの薄い搬送物が隙間に挟まったり、隙間からスラットコンベヤの内部に落下することを抑止することができる。よって、従来のように、搬送物が隙間に挟まったり、内部に落下した搬送物が駆動輪や従動輪の回転軸周囲に溜まったり、駆動輪や従動輪とチェーンの間に挟まるなどして、スラットコンベヤの運転に支障をきたすという不都合を解消することが可能になる。
本考案の一実施形態に係るスラットコンベヤを示す側面図(立面図)である。 本考案の一実施形態に係るスラットコンベヤを示す側面図であり、直線部分と曲線部分におけるスラットを示す図である。 本考案の一実施形態に係るスラットコンベヤのスラットを示す側面図(生面図)である。 図3のX1−X1線矢視図であり、本考案の一実施形態に係るスラットコンベヤのスラットを示す平面図である。 直線部分と最大広がり部と最大曲り部における隣り合うスラットの隙間を示す図である。
以下、図1から図5を参照し、本考案の一実施形態に係るスラットコンベヤについて説明する。
はじめに、本実施形態のスラットコンベヤAは、例えば破砕工場において、破砕するごみ(搬送物)の受入や破砕機へのごみの供給を行う手段として使用されるスチールスラットコンベヤであり、図1に示すように、クリート(滑り止め)を取り付け、急傾斜で搬送物を搬送するように構成されている。
また、本実施形態のスラットコンベヤAは、図1から図4に示すように、スラットコンベヤAの幅方向T1に所定の間隔をあけて並設された一対の無端状のチェーン1と、一対のチェーン1に架け渡し、前記幅方向T1に直交するチェーン1の延設方向(搬送物の搬送方向)T2に並設された複数のスラット2とを備えて構成されている。なお、図3及び図4には一方のチェーン1のみが図示されている。
各チェーン1は、図1、図3、図4に示すように、駆動軸に接続した駆動輪(駆動スプロケット)3と従動軸に接続した従動輪(従動スプロケット)4とに巻き掛け、駆動輪3及び従動輪4の回転とともに回動するように設けられている。また、各チェーン1は、プレート5同士を連結ピン6で複数連結して無端状に形成されている。さらに、各チェーン1には、プレート5に一端を接続し、前記幅方向T1内側に突出するアタッチメント7が固設されている。
一方、スラット2は、スチールスラットであり、図3及び図4に示すように、搬送物を載置する略矩形平板状の載置板8と、載置板8の長手方向(スラット2の幅方向T1)に延びる縁端に一体に設けられた側部9とを備えて形成されている。そして、各スラット2は、各チェーン1のプレート5に固設された各アタッチメント7に例えばボルトとナットで着脱可能に接続し、一対のチェーン1に架け渡すように配設されている。また、このとき、複数のスラット2はそれぞれ、長手方向をスラット2の幅方向T1に向け、アタッチメント7を介してそれぞれ個別にチェーン1に接続して設けられている。
また、本実施形態において、スラット2は、側部9が円筒部材10を用いて形成され、搬送物の搬送方向T2に隣り合うスラット2側に向けて凸な円周面を備えて形成されている。さらに、側部9の円筒部材10の外面(円弧面)の一部に断面円弧状の円弧状部材を取り付けるなどし、本実施形態のスラット2の側部9は、搬送物の搬送方向T1に隣り合うスラット2側に向けて張り出す張出部11を備えて形成されている。また、このスラット2の側部9は、スラット2の幅方向T1に所定の間隔をあけて複数の張出部11が形成されている。
そして、本実施形態のスラットコンベヤAは、隣り合うスラット2の張出部11同士が前記搬送方向T2に直交するスラット2の幅方向T1に交互に並ぶように、各スラット2が取り付けられている。また、このとき、複数のスラット2は、隣り合うスラット2の側部9の円周面同士の間に隙間Hをあけて配設されている。また、本実施形態のスラットコンベヤAにおいては、各スラット2に張出部11が設けられ、隣り合うスラット2の張出部11同士が幅方向T1に交互に並設されている。このため、図4に示すように、隣り合うスラット2の間に形成した隙間Hは、従来のようにスラット2の幅方向T1に一直線状に形成されているのではなく、搬送方向T2の前後に交互に凸凹してギザギザに形成されている。
さらに、本実施形態のスラットコンベヤAにおいては、図3及び図4に示すように、スラット2の側部9の円周面中心O1がチェーン1の連結ピン6の軸中心O2よりもスラット2の載置板8側に配されるようにして構成されている。また、本実施形態では、図5に示すように、隣り合うスラット2の側部9の円周面中心O1同士を結ぶ直線M1と、連結ピン6の軸中心O2とスラット2の側部9の円周面中心O1を結ぶ直線M2との直線部分S1における交角θ1が、最大曲り部P1での隣り合うスラット2の屈曲角θ2(θ)の半分の大きさになるように、円周面中心O1が連結ピン6の軸中心O2よりも載置板8側に配されている。
次に、上記構成からなる本実施形態のスラットコンベヤAの作用及び効果について説明する。
はじめに、本実施形態のスラットコンベヤAは、従来と同様、駆動軸を回転駆動させて駆動輪3を一方向に回転させると、一対のチェーン1が一方向に回動し、アタッチメント7を介して一対のチェーン1に架設された複数のスラット2が従動して搬送方向T1に移動する。これにより、各スラット2の載置板8の載置面8a上に載置することにより、ごみなどの搬送物が搬送される。
また、図2に示すように、チェーン1が直線状になる直線部分S1では、隣り合うスラット2の載置面8aが略同一平面上に配され、駆動輪3や従動輪4周りのチェーン1が曲線状になる曲線部分S2では、隣り合うスラット2が相対的に屈曲しながら、複数のスラット2が回動し、載置面8a上の搬送物が円滑に搬送される。
このとき、チェーン1が直線状になる部分S1で、隣り合うスラット2の間の隙間H1(H)が略一定に保たれている。一方、チェーン1が曲線状になる部分S2にスラット2が移動すると、隣り合うスラット2が相対的に屈曲するため、これら隣り合うスラット2の間の隙間H2、H3、H4(H)が変動する。また、隣り合うスラット2は、直線部分S1から曲線部分S2に移動し、最大曲り部P1で屈曲角θが最大になる。
そして、本実施形態のスラットコンベヤAにおいては、まず、各スラット2の側部9が、搬送物を載置する載置板8の縁端に円筒部材10(及び張出部11)を設けることにより、凸な円周面を備えて形成されている。このため、直線部分S1から最大曲り部P1の間で隣り合うスラット2が屈曲する際に、例えば載置板8の載置面8aに直交する平面を備えてスラット2の側部9を形成した場合と比較し、隣り合うスラット2の隙間Hの変動が小さく抑えられる。
また、本実施形態のスラットコンベヤAにおいては、スラット2の側部9の円周面中心O1がチェーン1の連結ピン6の軸中心O2よりも載置板8側に配されている。そして、このように構成すると、図2及び図5に示すように、チェーン1が直線状になる直線部分S1と最大曲り部P1の間の最大広がり部P2で隙間H(H2)が最大になる。
また、前記直線M1と直線M2との直線部分S1における交角θ1が、最大曲り部P1での隣り合うスラット2の屈曲角θ2(θ)の半分の大きさになるように、スラット2の側部9の円周面中心O1が連結ピン6の軸中心O1よりも載置板8側に配されている。このように構成した場合には、直線部分S1での隙間H1と最大曲り部P1での隙間H3の大きさを同等にすることができる。例えば、最大曲り部P1での屈曲角θが22.5度になるようにスラットコンベヤAを構成した場合、直線部分S1と最大曲り部P1での隙間H1、H3が2.04mmとなり、屈曲角θが半分(11.25度)になる最大広がり部P2での隙間H2が3.13mmになり、隣り合うスラット2の隙間Hの変動が小さく抑えられる。なお、図2に示す曲線部分S2の隙間H4も直線部分S1と最大曲り部P1の隙間H1、H3と同じ2.04mmとなる。
ここで、スラット2の側部9の円周面中心O1が連結ピン6の軸中心O2よりも載置板8と反対側に配してスラットコンベヤを構成した場合には、直線部分S1から最大曲り部P1に向かうに従い漸次隣り合うスラット2の間の隙間Hが小さくなってしまう。このため、最大曲り部P1である程度の隙間H3を確保するように構成すると、直線部分S1での隣り合うスラット2の間の隙間H1を大きく設定することになる。
例えば、スラット2の側部9の円周面中心O1をチェーン1の連結ピン6の軸中心O2よりも載置板8と反対側に配し(側部9の円周面中心O1と連結ピン6の軸中心O1の位置関係を考慮せず)、最大曲り部P1での屈曲角θが22.5度になるようにスラットコンベヤを構成した場合には、最大曲り部P1での隙間H3が2.74mm、最大曲り部P1に対し屈曲角θが半分(11.25度)になる部分P2での隙間H2が6.26mm、直線部分S1での隙間H1が7.45mmになってしまう。
そして、このように本実施形態のスラットコンベヤAは、隣り合うスラット2の隙間Hの変動が小さく抑えられることにより、ベニヤ板などの薄い搬送物が隙間Hに挟まったり、隙間HからスラットコンベヤAの内部に落下することが抑止されることになる。
また、各スラット2の側部9に張出部11が設けられ、隣り合うスラット2の張出部11同士が幅方向T1に交互に並設されている。このため、隣り合うスラット2の間に形成した隙間Hが、従来のようにスラット2の幅方向T1に一直線状に形成されているのではなく、ギザギザに形成されている。これにより、ベニヤ板などの薄い搬送物が隙間Hに挟まったり、隙間HからスラットコンベヤAの内部に落下することがさらに確実に抑止されることになる。
したがって、本実施形態のスラットコンベヤAにおいては、各スラット2の側部9が隣り合うスラット2側に向けて凸な円周面を備えて形成されているため、チェーン1が直線状になる直線部分S1やチェーン1が曲線状になる曲線部分S2で、隣り合うスラット2の間の隙間Hが大きく変動することを抑えることが可能になる。
また、スラット2の側部9を円筒部材10を用いて形成することによって、確実且つ容易に円周面を有する側部9を構成することができる。
さらに、スラット2の側部9に張出部11が設けられ、隣り合うスラット2の張出部11同士がスラット2の幅方向T1に交互に並設されていることによって、隣り合うスラット2の間の隙間Hが幅方向T1(スラットコンベヤAの幅方向)に一直線状に形成されず、この隣り合うスラット2の隙間Hを幅方向T1にギザギザになるように形成することができる。
また、スラット2の側部9の円周面中心O1が連結ピン6の軸中心O2よりも載置板8側に配設されていることによって、駆動輪3や従動輪4周りのチェーン1が曲線状になる部分S2で、隣り合うスラット2の隙間Hが大きく変動することを抑えることが可能になる。
さらに、隣り合うスラット2の側部9の円周面中心O1同士を結ぶ直線M1と、連結ピン6の軸中心O2と円周面中心O1を結ぶ直線M2とのチェーン1が直線状になる部分にS1おける交角θ1が、最大曲り部P1における屈曲角θ2の半分の大きさとなるように構成することにより、チェーン1が直線状になる部分S1から最大曲り部P1までの間で隣り合うスラット2の間の隙間Hが最も大きくなるようにするとともに、チェーン1が直線状になる部分S1での隙間H1と最大曲り部P1での隙間H3の大きさを同等にすることができる。これにより、隣り合うスラット2の隙間Hが大きく変動することを確実に抑えることが可能になる。
よって、本実施形態のスラットコンベヤAによれば、例えば破砕工場などで使用した際にベニヤ板などの薄い搬送物が隙間Hに挟まったり、隙間HからスラットコンベヤAの内部に落下することを抑止することができる。これにより、従来のように、搬送物が隙間Hに挟まったり、内部に落下した搬送物が駆動輪3や従動輪4の回転軸周囲に溜まったり、駆動輪3や従動輪4とチェーン1の間に挟まるなどして、スラットコンベヤAの運転に支障をきたすという不都合を解消することが可能になる。
以上、本発明に係るスラットコンベヤの一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 チェーン
2 スラット
3 駆動輪
4 従動輪
5 プレート
6 連結ピン
7 アタッチメント
8 載置板
8a 載置面
9 側部
10 円筒部材
11 張出部
A スラットコンベヤ
H 隣り合うスラットの間の隙間
M1 直線
M2 直線
O1 側部の円周面中心
O2 連結ピンの軸中心
P1 最大曲り部
P2 最大広がり部
S1 チェーンが直線状になる部分
S2 チェーンが曲線状になる部分
T1 幅方向
T2 搬送方向(チェーンの延設方向)
θ 屈曲角
θ1 交角
θ2 最大屈曲角

Claims (5)

  1. プレート同士を連結ピンで複数連結してなり、駆動輪と従動輪に巻き掛けて配設される無端状のチェーンと、各プレートに取り付けて設けられ、搬送物が載置されるスラットとを備えており、
    前記スラットは、搬送物を載置する載置板と、該載置板の縁端に設けられ、搬送物の搬送方向に隣り合うスラット側に向けて凸な円周面を形成する側部とを有していることを特徴とするスラットコンベヤ。
  2. 請求項1記載のスラットコンベヤにおいて、
    前記スラットの側部が円筒部材で構成されていることを特徴とするスラットコンベヤ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスラットコンベヤにおいて、
    前記スラットの側部が、搬送物の搬送方向に隣り合うスラット側に向けて張り出す張出部を備えて形成されており、
    前記隣り合うスラットの張出部同士が前記搬送方向に直交する前記スラットの幅方向に交互に並設するように構成されていることを特徴とするスラットコンベヤ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のスラットコンベヤにおいて、
    前記チェーンが直線状になる部分で前記スラットの側部の円周面中心が前記連結ピンの軸中心よりも前記載置板側に配されるように構成されていることを特徴とするスラットコンベヤ。
  5. 請求項4記載のスラットコンベヤにおいて、
    前記隣り合うスラットの側部の円周面中心同士を結ぶ直線と、前記連結ピンの軸中心と前記円周面中心を結ぶ直線との前記チェーンが直線状になる部分における交角が、前記チェーンが曲線状になる部分で前記隣り合うスラットが相対的に最も屈曲する最大曲り部における屈曲角の半分の大きさとなるように構成されていることを特徴とするスラットコンベヤ。
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