JP3166046U - 使い捨て清拭用物品 - Google Patents

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【課題】湿潤状態及び乾燥状態の双方において、使い勝手や肌触りがよく、多用途に使用することのできる使い捨て清拭用物品を提供する。【解決手段】所定の厚さを有するシート状の脱脂綿3を不織布製の透液性シート2で巻装し、その重合部及び両端部2a,2bを固着するとともに、脱脂綿3と透液性シート2をホットメルト接着剤4で相互に固着してなる使い捨て清拭用物品を基本として提供する。また、脱脂綿3を巻装した透液性シート2の重合部を固着するとともに、透液性シート2の両端部2a,2bに脱脂綿3を介在させ、両端部2a,2bにおける脱脂綿3と透液性シート2をホットメルト接着剤4で相互に固着する。【選択図】図3

Description

本考案は、湿潤状態及び乾燥状態の双方において、使い勝手や肌触りがよく、多用途に使用することのできる使い捨て清拭用物品に関する。
傷病者,老人等の要介護者の人体の清拭や、おしぼり,タオルとして人体各部(顔,手,指etc)の清拭、布巾としてのキッチン,食卓周りにおける清拭、更にはウエス,雑巾としての各種物品の清拭等の多様な清拭用物品が使用されている。例えば、要介護者の人体の清拭において、布製タオルやガーゼが一般に広く使用されており、使用後は洗濯・殺菌することにより、繰り返して使用されている。
一方、近時は布製タオルに代えて、使い捨ての清拭用物品として、布製タオルと同等の強度を有する不織布からなり、所定幅に形成した帯状の不織布の幅方向に所定間隔にミシン目を形成した不織布製の帯状の清拭布も提供されている(特許文献1)。また、清拭用物品にクッション性を付与するために、不織布の外面シートと防水性を有する内面シートおよび前記外面シートと内面シートとの間に挟まれたクッション層とを有する積層体で形成された袋体形状の清拭用物品も提供されている(特許文献2)。
特開平8−140886号公報 特開2003−52569号公報
布製タオルには布表面にループ糸を有するパイル布地が多く使用されており、このパイル生地からなる布製タオルは清拭用物品として、保液性や吸液性が高く、一定の厚さがあって、使い勝手や肌触りに優れている。また、ガーゼも清拭タオルと同様の目的で使用されているが、ガーゼには布製タオル程の厚みがないため、使い勝手や肌触りがよいとはいえない。
これらの布製タオルやガーゼは繰り返して再使用することを前提としている。使用後は洗濯・殺菌する必要があり、その手間が煩雑であるとともに、殺菌や消毒が不十分である場合は新たな感染源となるおそれもある。そのため、感染防止や衛生面等の安全性の観点からも清拭用物品の再使用は好ましくない。
一方、特許文献1に示す不織布製の清拭用物品は、使い捨てであるため安全ではあるが、厚みがなく、柔らかさやボリューム感がないため、使い勝手や肌触りがよくなく、保液性や吸液性にも劣っている。また、不織布製の清拭用物品にクッション性を付与するために、特許文献2に示す袋体形状の清拭用物品も提供されているが、開口部に手を入れて使用するために防水性の内面シートを有しているため、構成が複雑であり、かえって使い勝手が悪い。
不織布に保液性や吸液性を付与するとともに肌触りをよくするためには、より薄くしたり、薄い不織布を積層することが考えられるが、現状では不織布の薄さは坪量28g/m〜30g/m程度が限界である。一方、ボリューム感を出すために坪量を多くして不織布を厚くすれば、ゴワゴワ感が生じて硬くなってしまう。しかも坪量を多くするとしても坪量100g/m程度が限界である。そこで、不織布を使用して、柔らかさや肌触りのよさ、或いはボリューム感を実現するには、現在最も薄い坪量28g/m〜30g/m程度の不織布を折り畳んだり、積層して使う必要があり、介護の現場で煩雑な作業となり、又コスト高ともなるので、実用性がない。
そこで、考案者は肌に優しくボリューム感があり、保液性や吸液性に優れた天然素材について種々の試行錯誤を積み重ねた結果、脱脂綿に着目した。脱脂綿は、原綿(raw cotton)から異物を除去・脱脂・漂白(精練漂白工程)を行うことで脱脂漂白された綿(bleached cotton)である。脱脂綿は極短繊維であるため、保液性や吸液性に優れ、吸収速度も早いとともに、肌触りもよくボリューム感があって清拭用物品としての適性を有している。しかしながら、毛羽立ちが多く、湿潤状態で体を拭いた場合に、極短繊維の繊維が脱落して肌に残ったり、ほつれ、めくれ等の抜け落ちがあり、そのままでは清拭用物品としては問題があり、不完全である。
ところで、要介護者等の人体の清拭に使用する清拭用物品は、単に汚れを落とせばいいというものではない。単に肌を濡らして薄い不織布で拭き上げただけでは、何か物足りず、満足感を得ることができない。即ち、清拭をすることによって拭いたらしさ、清拭による使用後の気持ちよさの余韻が残ることが肝要である。そのため、清拭用物品としては、ボリューム感や肌触りがよいとともに、保液性や吸液性に優れているとともに、湿潤状態及び乾燥状態の双方において使い勝手がよいことが求められている。
そこで、出願人はこれらの課題を解決し、清拭用物品として不織布と脱脂綿の持つ双方の利点を活かすとともに、清拭用物品として不織布と脱脂綿の有する双方の欠点を相互に補うことによって、湿潤状態及び乾燥状態の双方において、使い勝手や肌触りがよく、多用途に使用することのできる使い捨て清拭用物品を提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を解決するために、所定の厚さを有するシート状の脱脂綿を不織布製の透液性シートで巻装し、その開放端部を固着するとともに、脱脂綿と透液性シートをホットメルト接着剤で相互に固着してなる使い捨て清拭用物品を基本として提供する。そして、脱脂綿を巻装した透液性シートの重合部及び両端部を固着する。また、脱脂綿を巻装した透液性シートの重合部を固着するとともに、透液性シートの両端部に脱脂綿を介在させ、両端部における脱脂綿と透液性シートをホットメルト接着剤で相互に固着する。
更に、脱脂綿の上下両面と透液性シートをホットメルト接着剤で固着する。より具体的には、脱脂綿と透液性シートを、一定間隔を空けて透液性シートに塗布した複数のホットメルト接着剤で相互に固着し、又脱脂綿と透液性シートを、透液性シートの略全面に塗布したホットメルト接着剤で相互に固着する。そして、脱脂綿と透液性シートをホットメルト接着剤で相互に固着することにより、脱脂綿と透液性シートが清拭用物品として一体として作用する。
更に、坪量100g/m〜200g/mの脱脂綿を使用し、脱脂綿の厚さを3mm〜8mmとし、透液性シートとして、70〜80重量%のレーヨンと、30〜20重量%のポリエチレン及びポリプロピレンを原料とする不織布を使用し、透液性シートとして、坪量25g/m〜30g/mの不織布を使用する。
本考案によれば、脱脂綿を不織布製の透液性シートで巻装しているため、脱脂綿によってボリューム感や、優れた保液性や吸液性を実現することができ、一方、不織布によって極短繊維の脱脂綿の毛羽立ちや、ほつれ、めくれ等の抜け落ちを防ぐことができる。しかも、不織布と脱脂綿をホットメルト接着剤によって一体に固着しているため、使用時に両者がずれたり、分離することがなく、一体不可分の清拭用物品として、湿潤状態及び乾燥状態の双方において、使い勝手や肌触りがよく、多用途に使用することができる。
また、安価な不織布と脱脂綿から構成されているため、使い捨て清拭用物品とすることができ、再使用のための洗濯・殺菌をする必要がなく、介護者の負担を軽減するとともに、感染防止や衛生面等の安全性も高い。更に、傷病者,老人等の要介護者の人体の清拭だけでなく、おしぼり,タオルとして人体各部(顔,手,指etc)の清拭、布巾としてのキッチン,食卓周りにおける清拭、更にはウエス,雑巾としての各種物品の清拭等の多用途に使用することができる。
本考案にかかる使い捨て清拭用物品の全体斜視図。 図1のA−A断面図。 図1のB−B断面図。 使い捨て清拭用物品の第1実施例の構造を示す展開図。 使い捨て清拭用物品の第2実施例の構造を示す展開図。 使い捨て清拭用物品の第3実施例の構造を示す展開図。 使い捨て清拭用物品の第4実施例の構造を示す展開図。 使い捨て清拭用物品の第5実施例の構造を示す展開図。 使い捨て清拭用物品の第6実施例の構造を示す展開図。 使い捨て清拭用物品の第7実施例の構造を示す展開図。 使い捨て清拭用物品の第8実施例の構造を示す展開図。
以下図面に基づいて本考案にかかる使い捨て清拭用物品の実施形態を説明する。図1は本考案にかかる使い捨て清拭用物品1の全体斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図、図4はその第1実施例の構造を示す展開図である。使い捨て清拭用物品1は、所定の厚さを有するシート状の脱脂綿3を不織布製の透液性シート2で巻装し、透液性シート2の開放端部を固着するとともに、脱脂綿3と透液性シート2を、透液性シート2に塗布したホットメルト接着剤4で相互に固着して構成されている。
透液性シート2は、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンテレフタレート,レーヨン,コットン等からなる透液性や吸水性を有する不織布から構成され、水や薬液或いは清拭する体液等を吸収して透過させる。透液性シートの具体的な素材や厚さ、密度等は使用用途に応じて任意に設定することができる。本実施形態では透液性シート2として、70〜80重量%のレーヨンと、30〜20重量%のポリエチレン及びポリプロピレンを原料とする坪量25g/m〜30g/mの不織布を使用した。
脱脂綿3は、保液体や吸液体として作用するものであり、原綿(raw cotton)から異物を除去・脱脂・漂白(精練漂白工程)を行うことで脱脂漂白された綿(bleached cotton)である。この脱脂綿3は極短繊維であるため、保液性や吸液性に優れ、吸収速度も早いとともに、肌触りもよくボリューム感があり、しかも拭き取り性能も高いため、使い捨て清拭用物品1の素材として最適である。脱脂綿3の厚さ、密度等は使用用途に応じて任意に設定することができる。本実施形態では脱脂綿3として、坪量100g/m〜200g/mの脱脂綿を厚さ3mm〜8mmに成形して使用した。
この透液性シート2で脱脂綿3を巻装し、ホットメルト接着剤4で相互に固着する使い捨て清拭用物品1の第1実施例の構造について、図2〜図4に基づき説明する。先ず、透液性シート2を所定サイズ(例えば横寸法W:385mm×縦寸法H:205mmのシート状に成形し、図4に示すようにホットメルト接着剤4を縦方向に一定の等間隔を空けて、横方向に連続して塗布する。なお、透液性シート2の横方向における左右両端部には、右端部を重合部2cに、又左端部を重合部2dとするためホットメルト接着剤4を塗布しない。同様に縦方向における双方の端部2a,2bにもホットメルト接着剤4を塗布しない。なお、重合部2c,2dの横寸法は12.5mm程度、端部2a,2bの縦寸法も12.5mm程度が適当である。
図示例では、ホットメルト接着剤4は縦方向に一定の等間隔で横方向に連続した直線状に5mmの塗布幅で5本塗布したが、その本数に限定はなく、又、連続して塗布することなく、間欠的に任意の箇所に塗布してもよい。また、塗布するホットメルト接着剤4の塗布幅にも限定はなく、図示例のように5mmの塗布幅、或いは5mm以上の幅広の塗布幅で塗布してもよい。更には、1mm程度の幅狭の塗布幅のホットメルト接着剤4を一定の間隔、例えば10mm程度の間隔で多数塗布するようにしてもよい。要すれば、脱脂綿3と透液性シート2を一体として固着できればよい。使用するホットメルト接着剤4としては、熱可塑性ゴム系ホットメルトやポリオレフィン系ホットメルトが適当である。熱可塑性ゴム系ホットメルトは柔らかく、透液性シート2や脱脂綿3の風合いを損なうこともなく両者を一体化できるとともに、多孔質素材である透液性シート2や脱脂綿3への浸透が少ないため、使い捨て清拭用物品1に使用するのに適している。また、ポリオレフィン系ホットメルトは多孔質素材への浸透性が高いため、透液性シート2と脱脂綿3をより強固に固着することが可能である。
次に、このホットメルト接着剤4を塗布した透液性シート2上に、所定厚さ(例えば3mm〜8mm)のシート状(例えば横寸法W1:180mm×縦寸法H1:180mm)に成形した脱脂綿3を図4に示すように載置し、先ず脱脂綿3を載置した部分以外の透液性シート2の内、重合部2d側の透液性シート2を脱脂綿3を巻装するように脱脂綿3上に折り返し、次に重合部2c側の透液性シート2を脱脂綿3を巻装するように脱脂綿3上に折り返し、重合部2cを、重合部2dに重ね合わせる。これにより重合部2cと重合部2dが脱脂綿3上で相互に重なり合って脱脂綿3の全面が透液性シート2で被覆される。同時に透液性シート2に塗布したホットメルト接着剤4によって、脱脂綿3の上下両面がホットメルト接着剤4にて透液性シート2と固着されることとなる。
また、透液性シート2における縦方向の双方の端部2a,2bもそれぞれ重ね合わされることとなり、脱脂綿3の全周が透液性シート2で巻装される。次にこの脱脂綿3を巻装する透液性シートの開放端部となる端部2a,2b及び重合部2c,2dをヒートシールによって固着する。即ち、脱脂綿3は透液性シート2によって三方シールのピロータイプ包装されるとともに、透液性シート2の内面と脱脂綿3の上下両面が複数のホットメルト接着剤4によって固着されることとなり、脱脂綿3を透液性シート2で巻装するとともに、脱脂綿3と透液性シート2を一体として固着した使い捨て清拭用物品1を得ることができる。完成した使い捨て清拭用物品1は坪量125g/m〜230g/m、厚さ4mm〜9mm程度が適当である。なお、透液性シート2の両端部2a,2bをヒートシールで固着することに代えて、両端部2a,2bにも脱脂綿3を介在させるように延長して配置し、両端部2a,2bにおける脱脂綿3と透液性シート2をホットメルト接着剤4で相互に固着するようにしてもよい。
次に、使い捨て清拭用物品1の第2実施例〜第8実施例の構造を図5〜図11に基づいて説明する。この第2実施例〜第8実施例は、第1実施例におけるホットメルト接着剤4の塗布方法を変更したものであり、その他の構成は第1実施例と同様であるので、その説明を省略する。図5に示す第2実施例では、透液性シート2に対してホットメルト接着剤4aを縦方向に一定の等間隔を空けるとともに、横方向における脱脂綿3の近傍において空白部5を介在させて横方向に塗布している。
図6に示す第3実施例では、透液性シート2に対してホットメルト接着剤4bを横方向に一定の等間隔を空けるとともに、縦方向に連続した直線状に8本塗布した例である。図7に示す第4実施例では、透液性シート2に対してホットメルト接着剤4cを横方向に一定の等間隔を空けるとともに、縦方向において空白部5を介在させて縦方向に塗布している。
図8に示す第5実施例では、透液性シート2の略全面にホットメルト接着剤4dを塗布した例である。図示例では、透液性シート2と脱脂綿3との間に空白部5を形成するように塗布しているが、連続して透液性シート2の略全面に塗布するようにしてもよい。
図9に示す第6実施例では、透液性シート2の略全面に両端部2a,2bに至るまでホットメルト接着剤4eを塗布した例である。図示例では、透液性シート2と脱脂綿3との間に空白部5を形成するように塗布しているが、連続して透液性シート2の略全面に塗布するようにしてもよい。
図10に示す第7実施例では、透液性シート2の略全面に1mm程度の幅狭の塗布幅でホットメルト接着剤4fを一定の間隔、図示例では10mm程度の間隔で多数塗布した例である。
図11に示す第8実施例では、透液性シート2の略全面に両端部2a,2bに至るまで1mm程度の幅狭の塗布幅でホットメルト接着剤4gを一定の間隔、図示例では10mm程度の間隔で多数塗布した例である。
使い捨て清拭用物品1のサイズは具体的用途に応じて適当な寸法を選択すればよい。一般的な清拭用タオルとしては、横180mm〜200mm×縦205mm〜400mm程度が適当である。ただ、そのサイズに限定はなく、上記以外のサイズであっても適用することが可能である。例えば、おしぼりとしては幅150mm×縦250mm程度、赤ちゃん用としては幅80mm×縦150mm程度が適当である。得られた使い捨て清拭用物品1の用途としては、傷病者,老人等の要介護者の人体の清拭用途、おしぼり,タオルとして人体各部(顔,手,指etc)の清拭用途、布巾としてのキッチン,食卓周りにおける清拭用途、ウエス,雑巾としての用途等々多用途に使用することができる。また、使用に際してはドライ状態であっても、水や湯,薬液を含浸させたウェット状態のいずれの状態においても使用することができる。
本考案によれば、脱脂綿を不織布製の透液性シートで巻装しているため、脱脂綿によってボリューム感や、優れた保液性や吸液性を実現することができ、一方、不織布によって極短繊維の脱脂綿の毛羽立ちや、ほつれ、めくれ等の抜け落ちを防ぐことができる。しかも、不織布と脱脂綿をホットメルト接着剤によって一体に固着しているため、使用時に両者がずれたり、分離することがなく、一体不可分の清拭用物品として、湿潤状態及び乾燥状態の双方において、使い勝手や肌触りがよく、多用途に使用することができる。
また、安価な不織布と脱脂綿から構成されているため、使い捨て清拭用物品とすることができ、再使用のための洗濯・殺菌をする必要がなく、介護者の負担を軽減するとともに、感染防止や衛生面等の安全性も高い。更に、傷病者,老人等の要介護者の人体の清拭だけでなく、おしぼり,タオルとして人体各部(顔,手,指etc)の清拭、布巾としてのキッチン,食卓周りにおける清拭、更にはウエス,雑巾としての各種物品の清拭等の多用途に使用することができる。
1…使い捨て清拭用物品
2…透液性シート
2a,2b…端部
2c,2d…重合部
3…脱脂綿
4,4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g…ホットメルト接着剤
5…空白部

Claims (11)

  1. 所定の厚さを有するシート状の脱脂綿を不織布製の透液性シートで巻装し、その開放端部を固着するとともに、脱脂綿と透液性シートをホットメルト接着剤で相互に固着してなることを特徴とする使い捨て清拭用物品。
  2. 脱脂綿を巻装した透液性シートの重合部及び両端部を固着する請求項1記載の使い捨て清拭用物品。
  3. 脱脂綿を巻装した透液性シートの重合部を固着するとともに、透液性シートの両端部に脱脂綿を介在させ、両端部における脱脂綿と透液性シートをホットメルト接着剤で相互に固着してなる請求項1記載の使い捨て清拭用物品。
  4. 脱脂綿の上下両面と透液性シートをホットメルト接着剤で固着してなる請求項1,2又は3記載の使い捨て清拭用物品。
  5. 脱脂綿と透液性シートを、一定間隔を空けて透液性シートに塗布した複数のホットメルト接着剤で相互に固着してなる請求項1,2,3又は4記載の使い捨て清拭用物品。
  6. 脱脂綿と透液性シートを、透液性シートの略全面に塗布したホットメルト接着剤で相互に固着してなる請求項1,2,3又は4記載の使い捨て清拭用物品。
  7. 脱脂綿と透液性シートをホットメルト接着剤で相互に固着することにより、脱脂綿と透液性シートが清拭用物品として一体として作用する請求項1,2,3,4,5又は6記載の使い捨て清拭用物品。
  8. 坪量100g/m〜200g/mの脱脂綿を使用した請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の使い捨て清拭用物品。
  9. 脱脂綿の厚さを3mm〜8mmとした請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の使い捨て清拭用物品。
  10. 透液性シートとして、70〜80重量%のレーヨンと、30〜20重量%のポリエチレン及びポリプロピレンを原料とする不織布を使用した請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9記載の使い捨て清拭用物品。
  11. 透液性シートとして、坪量25g/m〜30g/mの不織布を使用した請求項10記載の使い捨て清拭用物品。
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