JP3165993B2 - 車両の修繕ピット - Google Patents

車両の修繕ピット

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JP3165993B2 JP24979495A JP24979495A JP3165993B2 JP 3165993 B2 JP3165993 B2 JP 3165993B2 JP 24979495 A JP24979495 A JP 24979495A JP 24979495 A JP24979495 A JP 24979495A JP 3165993 B2 JP3165993 B2 JP 3165993B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の台車や床下
機器等の点検・脱着に使用する修繕ピットに関する。
【0002】
【従来の技術】車両の修繕ピットでは、車両の台車や床
下機器等を載置して昇降する作業床を、車両の下部へ移
動させて台車や床下機器等を取外し、台車や床下機器等
の載置が済んだら作業床を点検・修理位置に移動して点
検・修理作業を行い、点検・修理作業が済んだら作業床
を車両の下部へ移動させて車両に取付けている。この作
業床の移動方向は、図4からも明らかなように、車両1
2の走行方向に対して横行方向である。
【0003】このため、ピットは、台車や床下機器等の
車両への取付・取外し位置と、取外 した台車や床下機器
等の点検・修理位置とが隣接しており、作業床はピット
内を前記取付・取外し位置と点検・修理位置との間を往
復移動するように設けられるとともに、作業床が取付・
取外し位置あるいは点検・修理位置のいずれかに在ると
きに、作業床が存在しない点検・修理位置あるいは取付
・取外し位置の開口部を塞ぎ床で塞ぎ、作業床が点検・
修理位置へ移動する際には塞ぎ床をクレーン等で持上げ
て取外すか、必要な場合には空いた取付・取外し位置へ
移動していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この塞ぎ床
は、作業上の耐荷重を考慮しているために重量が重く、
作業床の移動の度に塞ぎ床を移し変えることは煩雑な作
業となっていた。
【0005】そこで本発明は、塞ぎ床の移動を容易にし
た車両の修繕ピットを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、台車や床下機器等の車両への取付・取
外し位置と、取外した台車や床下機器等の点検・修理位
置とが隣接するピット内に、前記台車や床下機器等を載
置して昇降する作業床を、前記取付・取外し位置と前記
点検・修理位置とに往復移動可能に設けるとともに、前
記作業床が前記取付・取外し位置あるいは前記点検・修
理位置のいずれかに在るときに、前記作業床が存在しな
い前記点検・修理位置あるいは前記取付・取外し位置を
塞ぐ塞ぎ床を設けた車両の修繕ピットにおいて、該塞ぎ
床を、前記取付・取外し位置から前記点検・修理位置に
亘ってピットの両側壁にそれぞれ設けたガイドレールに
沿って前記作業床の移動に連動させて作業床と反対方向
に移動可能に設けるとともに、前記両側壁の前記取付・
取外し位置及び前記点検・修理位置には、前記作業床の
側面から突出するストッパが係合する溝を設けたことを
特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態例に基づいて説明する。
【0008】ピット1は、台車や床下機器等の車両への
取付・取外し位置と、取外した台車や床下機器等の点検
・修理位置とが隣接配置しており、ピット1内には、作
業床2を昇降可能に備えた走行台車3と、塞ぎ床4とが
設けられている。走行台車3は、上面に設けたシザース
リンク5をシリンダ(図示せず)で開閉することにより
作業床2を昇降し、ピット1の底面に敷設したレール6
上を、前記取付・取外し位置と前記点検・修理位置とに
往復移動可能に設けられている。
【0009】塞ぎ床4は、前記取付・取外し位置から前
記点検・修理位置に亘ってピット1の両側壁にレール6
と平行にそれぞれ設けたガイドレール7を転動するロー
ラ8を両側に有し、モータ9の駆動によってローラ8を
回転することにより、走行台車3の移動に連動して、作
業床2が前記取付・取外し位置あるいは前記点検・修理
位置のいずれかに在るときに、前記作業床2が存在しな
い前記点検・修理位置あるいは前記取付・取外し位置に
移動可能に設けられている。この移動により、塞ぎ床4
は、作業床2が存在しないために開口している前記点検
・修理位置あるいは前記取付・取外し位置のいずれかを
塞ぐ役目をしている
【0010】また、ピット1の前記両側壁の前記取付・
取外し位置及び前記点検・修理位置には、作業床2の下
面に設けられたストッパ10が係合する溝11がそれぞ
形成されており、ストッパ10を作業床2の側面から
突出させて溝11に係合させておくことにより、作業床
2の上面を塞ぎ床4の上面及びピット外の床面と同じに
するとともに、点検・脱着のために作業床2上を走行す
る車両12の重量を作業床2で支持させる。
【0011】これにより、車両12の重量を走行台車3
で支持しなくてすむから、走行台車3の積載荷重を減ら
すことができ、走行台車3の積載荷重を一番重量のある
台車13の重量に対応する程度にすることができる。さ
らに、ストッパ10を溝11に係合させておくことによ
り、シザースリンク5を開閉するシリンダ内の流体圧の
リークによる作業床2の下降を防止できる。
【0012】尚、作業床2の下降防止は上記の手段に限
らず他の手段でも良い。
【0013】このように構成されたピット1による車両
12の台車13の着脱作業を図4に基づいて説明する
と、図4の(a)に示されるように、走行台車3の作業
床2が車両12の台車13の取付・取外し位置に在る状
態で、車両12を移動させて台車13を作業床2上に位
置させ、車両12をピット外でジャッキ等で支持し、車
両12から台車13を取外して作業床2上へ載置し、ス
トッパ10を作業床2の側面内側へ引き込んで溝11と
の係合を解除し、図4の(b)に示されるように、シザ
ースリンク5を開いて作業床2を下降し、図4の(c)
に示されるように、作業床2を下降させた状態で走行台
車3を点検・修理位置へ移動させる
【0014】この走行台車3の移動に連動して、塞ぎ床
4のモータ9を駆動して従前に作業床2があった取付・
取外し位置へ塞ぎ床4を移動して開口部を塞ぎ、図4の
(d)に示されるように、シザースリンク5を閉じて作
業床2をピット1の上面まで上昇して、ストッパ10を
作業床2の側面から突出させて溝11に係合させ、台車
13の点検・修理を行う。尚、台車13を車両12に取
付ける場合には上記と逆の順序で行う。
【0015】このように走行台車3の移動に連動して塞
ぎ床4を逆方向に移動して作業床2が存在しないことに
より生じる開口部を塞ぐから、塞ぎ床4の開口部への移
動が容易になるとともに、開口部が発生する時間を少な
くして危険防止ができ、作業時間の短縮が図れる。
【0016】尚、14は走行台車3の駆動モータ(図示
せず)の給電ケーブルである。また、作業床2の上面
に、コンデンサ等の床下機器の脱着を容易にするための
小型リフト装置を設けても良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両の修
繕ピットは、ピット内に、車両の台車や床下機器等を載
置して昇降する作業床を、車両への取付・取外し位置と
点検・修理位置とに往復移動可能に設けるとともに、
業床の移動に伴って生じる開口部を塞ぐ塞ぎ床を作業床
と連動して移動可能に設けたので、塞ぎ床の開口部への
移動が容易になるとともに、開口部が発生する時間を少
なくして危険防止ができ、作業時間の短縮が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態例を示す修繕ピットの正
面図である。
【図2】 同じく左側面図である。
【図3】 同じく右側面図である。
【図4】 修繕ピットの作用を示す概略図である。
【符号の説明】
1…ピット、2…作業床、3…走行台車、4…塞ぎ床、
6…レール、7…ガイドレール、8…ローラ、9…モー
タ、12…車両、13…台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 5/00 B61F 5/00 B61D 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車や床下機器等の車両への取付・取外
    し位置と、取外した台車や床下機器等の点検・修理位置
    とが隣接するピット内に、前記台車や床下機器等を載置
    して昇降する作業床を、前記取付・取外し位置と前記点
    検・修理位置とに往復移動可能に設けるとともに、前記
    作業床が前記取付・取外し位置あるいは前記点検・修理
    位置のいずれかに在るときに、前記作業床が存在しない
    前記点検・修理位置あるいは前記取付・取外し位置を
    ぐ塞ぎ床を設けた車両の修繕ピットにおいて、該塞ぎ床
    、前記取付・取外し位置から前記点検・修理位置に亘
    ってピットの両側壁にそれぞれ設けたガイドレールに沿
    って前記作業床の移動に連動させて作業床と反対方向に
    移動可能に設けるとともに、前記両側壁の前記取付・取
    外し位置及び前記点検・修理位置には、前記作業床の側
    面から突出するストッパが係合する溝を設けたことを特
    徴とする車両の修繕ピット。
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JP6339246B1 (ja) * 2017-01-11 2018-06-06 日本車輌製造株式会社 開口塞ぎ機構

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