JP3165975U - 陳列用ウォール - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルで高級感のある空間を、熟練を必要とせずに短時間・低コストで演出したり表現したり出来、かつゴミの発生を少なくしてその廃棄処分を容易に行うことができる陳列用ウォールを提供する。【解決手段】装飾性を備えた表面層を有するラバーマグネットでなるシート体20と、シート体20が磁着される着磁性を表面に備えたパネル10と、を備える。パネル10の下端部に搬送用の転動ローラを取り付け、パネル10の下端部の全幅部分を溝形の枠体30嵌合することによって転動ローラを覆い隠す。パネル10の自立姿勢を補助する台座40を設ける。パネル10の表面に、着色や柄模様による装飾性を付与しておいてもよい。【選択図】図1

Description

本考案は、陳列用ウォール、特に、表面装飾を熟練を必要とせずに容易に変化させることができ、しかも、繰り返し使用を可能にするための対策が講じられた陳列用ウォールに関する。
商品の陳列又は展示を行うブース(区画)では、建物壁面(ブースの壁面)や間仕切り(パーテーション)などの表面に着色や柄模様の施された壁紙を糊で貼り付けて装飾することによって、ブースのデザインを変化させたり、ブースの雰囲気を陳列商品のイメージに合わせるといったことが行われている。また、ブースの壁面を新調したりブースの壁面に着色や柄模様などを直接に描いたりする本格的なリフォームを行ってブースのデザインや雰囲気を変化させることもある。このようなブースのデザインの変更やリフォームは、デパートなどの大型店舗や商品見本市会場などでは、陳列商品が変わるごとに繰り返し頻繁に行われている。
一方、鉄道模型などのホビーを陳列することに用いられる陳列ケースとして、陳列ケースの開口部に設けた陳列棚を着脱可能にしたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2008−86731号公報
しかしながら、ブースの壁面や間仕切りの表面に壁紙を糊で貼り付けて装飾することには一定の熟練を必要とし、多くの時間が費やされる割りに綺麗な仕上がりを得にくいという問題があった。また、本格的なリフォームを行うには時間と費用がかかりすぎ、また、大量のゴミが発生してその廃棄処分が煩わしく、地球環境に悪影響を及ぼしやすいという問題があった。
本考案は以上の問題に鑑みてなされたものであり、シンプルで高級感のある空間を、それほどの熟練を必要とせずに短時間・低コストで演出したり表現したりすることができ、しかも、店舗が推奨したい商品や商品の情報を表示する広告(全面広告、ポップ広告など)を容易にかつ綺麗に陳列することのできる陳列用ウォールを提供することを目的とする。
また、本考案は、ブースなどに設置するに当たって、ゴミの発生を少なくしてその廃棄処分を容易に行うことができ、地球環境に悪影響を及ぼしにくい陳列用ウォールを提供することを目的とする。
本考案に係る陳列用ウォールは、着色や柄模様による装飾性を備えた表面層を有するラバーマグネットでなるシート体と、このシート体が磁着される着磁性を表面に備えたパネルと、を備えてなる。
この構成の陳列用ウォールでは、装飾性や商品展示性に関し、パネルの表面に貼り付けられる(磁着される)シート体の表面層が着色や柄模様による装飾性を備えていることにより、パネルの表面に貼り付けられたシート体がパネルを装飾する壁紙やポップ広告としての機能を発揮する。また、パネルの表面に貼り付けたシート体の表面にさらに磁着タイプの陳列用治具を貼り付けて保持させることも可能であるので、そうすることによって、商品を陳列用治具に吊り下げて展示したり商品を置くための棚をパネルに取り付けたりすることも可能になる。
一方、当該陳列用ウォールの施工性に関しては、シート体を形成しているラバーマグネットが、柔軟性を有して切断加工や貼付け作業(パネルの表面に磁着させる作業)が容易であるという特性を有しているので、作業の習熟度がそれほど高くない一般人や素人であっても、カッターや鋏を使用して容易に所定の形状やサイズに切断することができる。しかも、シート体に一定の腰の強さが備わっているという性質により、パネルの表面にシート体を重ね合わせるだけで皺を生じさせずにシート体をパネルの表面に綺麗に貼り付けることができるだけでなく、貼り直しも容易に行うことが可能である。したがって、本考案に係る陳列用ウォールによると、シンプルで高級感のある空間を、それほどの熟練を必要とせずに短時間・低コストで演出したり表現したりすることができ、しかも、容易にかつ綺麗に仕上げることができるようになる。また、パネルやシート体についての材料コストや運搬のためのコスト、施工コストなどが、全体的には従来の本格的なリフォームに比べて低コストで済むという利点もある。
さらに、使用後には、パネルとパネルから剥がしたシート体とを回収して再利用することも可能である。そのため、ゴミの発生が少なくなって、少量のゴミの廃棄処分を容易に行うことができ、地球環境にも悪影響を及ぼしにくくなる。
本考案では、上記パネルが正面視矩形に形作られていると共に、そのパネルの下端部に取り付けられた搬送用の転動ローラと、上記パネルの下端部の全幅部分が嵌合されて上記転動ローラを覆い隠す溝形の枠体と、この枠体に固着されて当該枠体に嵌合された上記パネルの自立姿勢を補助する台座と、が追加されていることが望ましい。
この構成であれば、台座の機能を利用して、正面視矩形のパネルをデパートなどのブースの壁面の前で自立させて設置したり、ブースの床面と天井面との間に亘って自立させて設置したりすることが可能であり、さらには、1つのブースの床面に自立させてそのブースを仕切る間仕切りとして利用することも可能である。また、パネルが搬送用の転動ローラを備えていることにより、その転動ローラを床面上で転動させながらパネルを施工場所へ楽に搬送することが可能である。それにもかかわらず、搬送用の転動ローラは、枠体にパネルの下端部の全幅部分を嵌合することによってその枠体によって覆い隠されるので、当該陳列用ウォールの施工後に転動ローラが目立って見苦しくなるという事態が起こらなくなり、あたかもブースが新設されたようなシンプルで高級感のある演出や表現がなされる。
本考案では、上記シート体に、上記パネルの表面の全体を被覆可能なサイズを有する全面被覆シートと、上記パネルの表面の一部を部分的に被覆可能なサイズを有する部分被覆シートと、の2種の被覆シートのうちの少なくとも1種が含まれていることが望ましい。
ラバーマグネットでなるシート体は薄平板状やロール巻き状、さらには紐状などの形態で一般的に提供されている。このことから、大型のパネルの表面の全体を被覆可能なサイズを有する全面被覆シートには、ロール巻き状のラバーマグネットをパネルのサイズに合わせて切断したものを用いることができ、小型のパネルの表面の全体を被覆可能なサイズを有する全面被覆シートには、薄平板状のラバーシートをそのまま、あるいは、薄平板状又はロール巻き状のラバーシートをパネルのサイズに合わせて切断したものを用いることができる。また、パネルの表面の一部を部分的に被覆可能なサイズを有する部分被覆シートには、薄平板状やロール巻き状のラバーマグネット、あるいは、紐状のラバーマグネットを切断することによって得られるものを用いることができる。
本考案では、上記パネルの着磁性を有する表面に、着色や柄模様による装飾性が付与されている、という構成を採用することも可能である。この構成であれば、パネルの表面の着色や柄模様による装飾性を生かした商品の陳列が可能になる。
本考案では、上記パネルが縦方向に長い金属製の角柱材の側面に固着されて、そのパネルの表面と前記角柱材の表面とが面一に連なっていると共に、前記角柱材に、係止部を有する陳列用治具の前記係止部を係合可能な係合孔部が多段に亘って列設されていてもよい。また、上記パネルが縦方向に長い金属製の角柱材の前側を覆うように配備されていて、そのパネルと前記角柱材との重なり箇所に、係止部を有する陳列用治具の前記係止部を係合可能な係合孔部が多段に亘って列設されていてもよい。これらの構成を採用しておくと、陳列用治具の係止部をパネル側の係合孔部に係合することによって、陳列用治具をパネルに単段又は多段に亘って取り付けることが可能になるという利便性がある。
以上のように、本考案に係る陳列用ウォールによれば、シンプルで高級感のある空間を、それほどの熟練を必要とせずに短時間・低コストで演出したり表現したりすることができるだけでなく、店舗が推奨したい商品や商品の情報を表示する広告(全面広告、ポップ広告など)を容易にかつ綺麗に陳列することが可能になる。また、ブースなどに設置するに当たって、ゴミの発生を少なくしてその廃棄処分を容易に行うことができ、地球環境に悪影響を及ぼしにくい陳列用ウォールを提供することが可能になる。
本考案の実施形態に係る陳列用ウォールを一部省略して示した概略斜視図である。 シート体を説明的に示した断面図である。 陳列用ウォールの施工状態を一部省略して例示した一部破断側面図である。 陳列用ウォールの他の施工状態を一部省略して例示した一部破断側面図である。 陳列用ウォールの利用例を説明的に示した概略斜視図である。 陳列用ウォールの他の利用例を説明的に示した概略斜視図である。 他の実施形態による陳列用ウォールの概略斜視図である。 図7の要部を示した横断平面図である。 他の実施形態の変形例による陳列用ウォールの要部を示した横断平面図である。 陳列用治具としての棚受け金具などを説明的に例示した分解斜視図である。
図1は本考案の実施形態に係る陳列用ウォールAを一部省略して示した概略斜視図、図2はシート体20を説明的に示した断面図である。また、図3は陳列用ウォールAの施工状態を一部省略して例示した一部破断側面図、図4は陳列用ウォールAの他の施工状態を一部省略して例示した一部破断側面図である。さらに、図5は陳列用ウォールAの利用例を説明的に示した概略斜視図、図6は陳列用ウォールAの他の利用例を説明的に示した概略斜視図である。
図1に示した陳列用ウォールAは、ラバーマグネットでなるシート体20と、このシート体20が貼り付けられたパネル10とを備えているほか、パネル10の下端部の全幅部分が嵌合されている溝形の枠体30や、パネル10の自立姿勢を安定させている台座40などを備えている。
パネル10は、着磁性を備えた金属薄板、たとえば肉薄の鉄板11でなる。図例のパネル10では、縦方向に長い金属製の角柱材12をスペーサとして、その前後両側に肉薄の鉄板11,11を固着しているけれども、この点は、角柱材12の片側だけに鉄板11を固着したものであってもよい。図例の陳列用ウォールAでは、角柱材12が、その前後の鉄板11,11の相互間隙間を適切に保持することに役立っているだけでなく、前後の肉薄の鉄板11,11の変形を防ぐための補強材としての作用をも発揮している。したがって、パネル10を形成している鉄板11自体が十分に大きな耐変形強度を有しているときには、角柱材12を設ける必要は必ずしもない。また、パネル10は正面視矩形に形成されていて、その下端部には、図4又は図5に示したように、1個又は複数個の転動ローラ13が取り付けられている。角柱材12の両側の鉄板11,11の各表面、すなわちパネル10の平坦な表裏両面には、鉄板11などの金属薄板によって発揮される着磁性、すなわち磁石を吸着する性質が付与されている。
シート体20には、その表面層に有彩色又は無彩色(白色、灰色、黒色)の着色が施されたラバーマグネットや、木目模様やその他の柄模様が施されたラバーマグネットが含まれる。図2に示したシート体20の表面層21に施される着色や柄模様は、ラバーマグネットの表面に直接に印刷したものであっても、それらの着色や柄模様を印刷したフィルムをラバーマグネットの表面に重ね合わせて接合したものであってもよい。シート体20として採用されているラバーマグネットは、ゴム磁石とも称され、フェライト磁石粉末又はネオジム磁石粉末を合成ゴムと混合して、成形又は裁断によって薄平板状、紐状、長尺のロール巻き状にしたものである。この種のラバーマグネットは、それ自体が一定の腰の強さを有しているために容易に皺を発生しないという特性を持っている。
図1のようにパネル10の着磁性を有する表面に、ラバーマグネットでなるシート体20が重ね合わせて貼り付けられる。そのときの接合強度はシート体20のサイズが大きければ大きいほど大きくなる。そして、パネル10の表面に貼り付けられたシート体20が容易に位置ずれしてしまうこともない。また、シート体20の端部を手でめくり上げることによって、そのシート体20をパネル10から容易に剥がし取ることができる。
この陳列用ウォールAでは、装飾性や商品展示性に関し、パネル10の表面に貼り付けられたシート体20の表面層21が着色や柄模様による装飾性を備えていることにより、そのシート体20が、パネル10やパネル10を設置したブースを装飾する機能を発揮する。したがって、たとえば大型の陳列用ウォールAをブースの壁面に重ね合わせて設置してその壁面の全体又はほゞ全体を覆い隠すようにすると、その陳列用ウォールAの表面のシート体20が壁紙としての装飾機能を発揮し、シンプルで高級感のある空間を、それほどの熟練を必要とせずに短時間・低コストで演出したり表現したりすることができるようになる。
図1のようにパネル10の表面に貼り付けられたシート体20については、その表面に磁着タイプ(磁力で鉄板に吸着するタイプ)のフックなどの陳列用治具(不図示)を貼り付けて保持させることも可能である。したがって、たとえば、シート体20の表面に貼り付けたフックに商品を吊り下げて展示したり商品を置くための棚をパネルに取り付けたりすることも可能である(この点についてはさらに後述する)。また、パネル10の表面に貼り付けられたシート体20の表面に、さらにサイズの異なるラバーマグネットでなるシート体を磁着させる(貼り付ける)ことも可能である。
シート体20をパネル10の表面に貼り付けるときには、上記したようにシート体20の位置を合わせてパネル10の表面に重ね合わせる作業を行うだけでよいので、その貼付け作業に熟練を必要せず、しかも、シート体20を形成しているラバーマグネットの上述した特性によって皺が発生したり貼付けむらが発生したりすることもない。また、シート体20のサイズが大きすぎるときには、シート体20をカッターや鋏を用いて切断してそのサイズを容易に精度よく調節することができるため、作業の習熟度がそれほど高くない一般人や素人であっても貼付け作業を容易にこなすことができる。さらに、パネル10にシート体20を貼り付けたときに、位置ずれが生じているようなときには、シート体20をパネル10の表面からいったん剥がし取った後、容易に貼り直すことが可能であるという利便性もある。
図3又は図4に示したように、正面視矩形のパネル10の下端部に1個又は複数個の転動ローラ13が取り付けられていて、この転動ローラ13を床面上で転動させることによってパネル10を楽に移動させることができる。そのため、パネル10に転動ローラ13が取り付けられているということは、パネル10を施工場所に搬入したり、解体したパネル10を施工場所から搬出したりするときの労力や運搬のためのコストを軽減する上で有益である。
図1のように、パネル10の下端部の全幅部分が、U字形の枠体30に嵌合されていて、その枠体30がパネル10の下部縁枠を形成している。この構成を採用したことによって、パネル10の下端部の上記転動ローラ13が枠体30によって覆い隠されて外部から見えなくなっている。しかも、枠体30の下部縁枠としての作用によって、パネル10の外観がすっきりとしたものに整えられている。
台座40は、枠体30の長手方向中央部に固着されていて、パネル10の自立姿勢を補助する役目を担っている。図3に示した施工状態では、台座40が、枠体30の片側と他側との両方に固着されたL字形断面の金属材41,41でなる。この構成であると、陳列用ウォールAの傾倒が枠体30の両側のL字形断面の金属材41でなる台座40によって防止されて、ブースの床面100での陳列用ウォールAの自立が助けられる。また、図4に示した施工状態では、台座40が、枠体30の片側だけに固着されたL字形断面の金属材でなる。また、陳列用ウォールAがブースの壁面110に重ね合わされていると共に、陳列用ウォールAがブースの床面100と天井面120との間に亘って設置されて、その陳列用ウォールAによってブースの壁面110が覆い隠されている。この構成であると、陳列用ウォールAの壁側への転倒がブースの壁面110によって防止され、壁の前側への転倒が台座40によって防止される。
図3又は図4に示した施工状態では、台座40の下側に耐震ゴム板でなる緩衝体50を敷設している。この構成であれば、床面100が波打ってその水平度が低いような場所でも、床面100の波打ちが緩衝体50の変形によって吸収されるために、陳列用ウォールAを垂直に安定して自立させておくことが可能になるという利点がある。なお、図例では、緩衝体50を、止めねじ51によって台座40に固定してあるけれども、この点は、接着剤で緩衝体50を台座40に貼着しておいてもよい。
本考案に採用されるシート体20には、パネル10の表面の全体を被覆可能なサイズを有する全面被覆シートと、パネル10の表面の一部を部分的に被覆可能なサイズを有する部分被覆シートと、の2種の被覆シートのうちの少なくとも1種が含まれている。全面被覆シートを用いると、パネル10を全面被覆シートの表面層の着色や柄模様によって装飾することが可能である。これに対し、部分被覆シートを用いると、パネル10の表面の一部だけを部分被覆シートの表面層の着色や柄模様によって装飾することが可能であり、ポップ広告などに利用することができる。
図5にはパネル10の表面を部分被覆シート25によって装飾した陳列用ウォールAを示している。図例の部分被覆シート25は、薄平板状の矩形のラバーマグネットによって形成されている。また、同図の陳列用ウォールAでは、1枚のパネル10に複数枚の部分被覆シート25を横2列、縦4列に並べて貼り付けてあり、それらの部分被覆シート25の表面に磁着タイプのフック61を貼り付けて保持させてある。このものでは、フック61に帽子などの商品Sを引っかけて陳列することができる。この陳列用ウォールAにおいて、パネル10の表面に着色や柄模様による装飾性が付与されていてもよく、そのようにしておくと、陳列用ウォールAの表面がパネル10及び部分被覆シート25の各表面の着色や柄模様によって装飾されることになる。
図6には、パネル10の表面を全面被覆シート22によって装飾した陳列用ウォールAと、パネル10の表面を部分被覆シート25によって装飾した陳列用ウォールAとを示している。同図において、全面被覆シート22によって装飾されている陳列用ウォールAは、ブースの入隅部200の片側に設置されているのに対し、部分被覆シート25によって装飾されている陳列用ウォールAは、ブースの入隅部200の他側に設置されている。そして、部分被覆シート25には、文字でなる柄模様が施されていて、ポップ広告としての演出がなされている。図6の事例においても、部分被覆シート25が貼り付けられているパネル10の表面に、着色や柄模様による装飾性を付与しておくことが望ましい。
図7は他の実施例による陳列用ウォールAの概略斜視図、図8は図7の要部を示した横断平面図、図9は他の実施形態の変形例による陳列用ウォールの要部を示した横断平面図である。図10は図7の陳列用ウォールAに取り付けられる陳列用治具としての棚受け金具60などを説明的に例示した分解斜視図である。
図7の陳列用ウォールAでは、当該ウォールAに陳列用治具60としての棚受け金具が取り付けられ、その棚受け具を利用して棚板64を設けてある。この構成の陳列用ウォールAによると、棚板64に商品を載置して陳列することが可能になる。また、この陳列用ウォールAのパネル10の表面にはシート体20が貼り付けられている。そして、そのシート体20の表面に磁着タイプのフック61を貼り付けて保持させることも可能である。
図7及び図8に示したように、上記の陳列用ウォールAでは、横方向に並んでいる2本の縦方向に長い金属製の角柱材12を挟む両側にパネル10,10が配備されていて、それらのパネル10,10が角柱材12の側面に固着されていて、パネル10,10の表面と角柱材12の表面とが面一に連なっている。そして、それぞれのパネル10にシート体20が貼り付けられている。また、角柱材12の両側のパネル10,10の相互間で、角柱材12に他段に亘って列設した係合孔部15…を露出させている。この構成の陳列用ウォールAにると、パネル10の幅方向に並んでいる2つの係合孔部15のそれぞれに、図10に仮想線で示したように陳列用治具60としての棚受け金具の係止部63を係合させ、それらの棚受け金具の相互間に図7のように棚板64を載架させることができる。そのため、棚板64に商品を載置して陳列することが可能になる。また、この陳列用ウォールAのパネル10の表面には、上記の係合孔部15の形成箇所を除く部分に上記したシート体20が貼り付けられている。そして、そのシート体20の表面に磁着タイプのフック61を貼り付けて保持させてある。
図9に示した変形例では、角柱材12の前側を覆うように配備した一枚のパネル10をその角柱材12に固着してあり、しかも、そのパネル10と横方向に並んでいる2本の角柱材12(図9には片側の角柱材だけが示されている)との重なり箇所に、他段に亘って係合孔部15…が列設されている。この構成の陳列用ウォールAによっても、図7示したように、パネル10の幅方向に並んでいる2つの係合孔部15のそれぞれに陳列用治具60としての棚受け金具を取り付け、それらの棚受け金具の相互間に棚板64を載架させることができるので、棚板64に商品を載置して陳列することが可能になる。
A 陳列用ウォール
10 パネル
12 角柱材
13 転動ローラ
15 係合孔部
20 シート体
21 表面層
22 全面被覆シート
25 部分被覆シート
30 枠体
40 台座
60 陳列用治具(棚受け金具)
61 フック(陳列用治具)
63 係止部

Claims (6)

  1. 着色や柄模様による装飾性を備えた表面層を有するラバーマグネットでなるシート体と、このシート体が磁着される着磁性を表面に備えたパネルと、を備えてなる陳列用ウォール。
  2. 上記パネルが正面視矩形に形作られていると共に、そのパネルの下端部に取り付けられた搬送用の転動ローラと、上記パネルの下端部の全幅部分が嵌合されて上記転動ローラを覆い隠す溝形の枠体と、この枠体に固着されて当該枠体に嵌合された上記パネルの自立姿勢を補助する台座と、が追加されている請求項1に記載した陳列用ウォール。
  3. 上記シート体に、上記パネルの表面の全体を被覆可能なサイズを有する全面被覆シートと、上記パネルの表面の一部を部分的に被覆可能なサイズを有する部分被覆シートと、の2種の被覆シートのうちの少なくとも1種が含まれている請求項1又は請求項2に記載した陳列用ウォール。
  4. 上記パネルの着磁性を有する表面に、着色や柄模様による装飾性が付与されている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載した陳列用ウォール。
  5. 上記パネルが縦方向に長い金属製の角柱材の側面に固着されて、そのパネルの表面と前記角柱材の表面とが面一に連なっていると共に、前記角柱材に、係止部を有する陳列用治具の前記係止部を係合可能な係合孔部が多段に亘って列設されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載した陳列用ウォール。
  6. 上記パネルが縦方向に長い金属製の角柱材の前側を覆うように配備されていて、そのパネルと前記角柱材との重なり箇所に、係止部を有する陳列用治具の前記係止部を係合可能な係合孔部が多段に亘って列設されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載した陳列用ウォール。
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