JP3165831U - 遺影写真用額縁 - Google Patents

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Abstract

【課題】遺影写真の重厚さを高めると共に、遺影を掲示する葬祭場等の雰囲気を厳粛にし、喪主や遺族が納得する葬儀又は法要とすることが可能であり、軽量かつ強度ある遺影写真用額縁を提供する。【解決手段】遺影写真用額縁は、上部枠、下部枠、左側枠及び右側枠が接合されてなる矩形状の表面枠体と、上部枠、下部枠、左側枠及び右側枠が接合されてなる矩形状の裏面枠体とからなり、表面枠体と裏面枠体の当接面は、接合されて矩形状の開口部を形成し、表面枠体と裏面枠体間に形成される空間部には、補強芯材と楔状リブが嵌着される。表面枠体及び裏面枠体の表裏面、外側面及び内側面をフロッキー加工すると共に、装飾体を額縁の表面枠体に取り付ける。【選択図】図1

Description

本考案は、遺影写真用額縁に関し、より詳しくは、寺院、教会又は公会堂等の葬祭場の祭壇中央に掲示される故人の遺影写真用額縁に関する。
従来より、葬儀又は法要に際しては、故人の写真を拡大し印画紙に焼き付け、透明アクリル板、枠板等を介して木製又はアルミ製のフレーム枠内に収められた写真、いわゆる写真立てを、葬祭場の中央に設置された写真立て台又は祭壇中央等に掲示している。
また遺影写真は、通常、葬祭場の祭壇の中央に置かれているが、焼香の際に参列者が多数の場合には、別途設けられた焼香台に遺影写真(写真立て)を置き、参列者のための便宜を図ることが専ら行われている。現状は単に写真立てに遺影写真を入れただけのものであるが、厳粛さや荘厳さが不足し、喪主や遺族には不満足となっている場合がある。
葬儀用の額縁に関して、例えば特許文献1(第1頁、参照)、特許文献2(第1頁、参照)が提案されている。特許文献1の「葬儀用額縁」は、祭壇に飾る遺影写真を、飾りが完了した後の祭壇に容易に挿着できるようにし、しかも額縁を既存の祭壇上に載置するのみで簡単に装着し得ることを課題とし、その解決手段は、 遺影写真を納める額縁の一端を、祭壇上に載置する固定枠体に回動可能に固定し、額縁の下側部に固着した案内レールフレームに移動板を摺動自在に固定すると共に、移動板と固定枠体とを開閉杆で連係させ、移動板を摺動させることにより額縁を回動させて開閉するようにした構成となっている。
特許文献2の「葬儀に使用する祭壇用額縁」は、祭壇の所定位置に額縁を簡単に固装することができ、特に祭壇の飾り付けが完了後に極めて容易に遺影写真を挿着し得る葬儀に使用する祭壇用額縁を提供することを課題とし、その解決手段は、額縁本体の正面部に写真パネルの挿入空間を形成し、一側面に挿入空間に連通する挿入口を設け、反対側面に台盤上において額縁本体を回動させる支軸管を取付けた構成としている。
特開平9−308564号公報 特開平8−205990号公報
しかしながら、特許文献1は、額縁開閉手段として、ギヤードモータを装備し、特許文献2は、額縁本体を台盤上において回動可能とするためにモータを装備している。したがって、両者は共に、かなりの重さとなっているために葬儀場への搬入や設置等に際し、作業員の増員、電気設備の点検、配線作業等々についての問題点がある。
本願考案者は、上記従来技術の問題点を解消するために、鋭意検討を重ねて本考案を完成したものである。そこで、本考案が解決しようとする課題は、以下の通りである。
すなわち、
(1)第1の課題は、遺影写真の重厚さを高めると共に、遺影を掲示する葬祭場等の雰囲気を厳粛にし、喪主や遺族が納得する葬儀又は法要とすることが可能な遺影写真用額縁を提供することである。
(2)第2の課題は、軽量かつ強度ある遺影写真用額縁を提供することである。
(3)第3の課題は、大きさが異なる写真額を少なくとも2種類装着が可能な遺影写真用額縁を提供することである。
(4)第4の課題は、写真額の着脱が簡便にできると共に、額縁内の写真額が、祭壇等への移動又は設置中に、額縁内からの脱落、ずれ又は歪み等を防止できる遺影写真用額縁を提供することである。
課題を解決するための手段は、本願、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の考案であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
**************************************
本願考案における実用新案登録請求の範囲、明細書及び要約書等に記載する用語についての解釈上の疑義を解消すべく、以下に用語の説明を行う。
○「遺影写真」とは、例えば、故人が生前に撮影されたスナップ写真等の中から、葬儀用等に使用すべく喪主又は遺族が選んだ故人の写真を、所定の大きさに拡大して印画紙に焼き付けたものをいう。
○「写真額」とは、遺影写真を透明アクリル板と枠板間に挿着して木製又はアルミ製のフレーム枠内に収められた矩形状の額をいう。写真立てと同義である。
○「遺影写真用額縁」とは、写真額を裏面枠に形成された所定の寸法枠部に着脱可能に嵌装するための額縁をいう。葬儀又は法要が行われる寺院、教会、公会堂又は集会所等における葬祭場の祭壇中央に掲示される。葬儀等の終了後、写真額は、遺影写真用額縁から取り外されて喪主又は遺族に引き渡される。
○「所定の寸法枠部」とは、写真額を嵌装するために遺影写真用額縁の裏面枠に形成される縦横の寸法が異なり、かつ段差部を設けた2種類の写真額嵌装部をいう。
○「補強芯材」とは、額縁の強度を増すために表面枠体と裏面枠体間に形成される空間部に嵌着される裏面側に凸状部を形成した所定の厚さを有する平板体をいう。
○「楔状リブ」とは、補強芯材と同様に額縁の強度を増すために表面枠体と補強芯材間に形成される空間部の所定位置に嵌装される楔状の小片をいう。
○「フロッキー加工」とは、起毛加工とも称され、0.2〜0.5mmくらいの短繊維を静電気を利用して行う植毛手法をいう。ビロード等の感触を付与することができる。
**************************************
上記の課題を解決するための第1の考案は、請求項1に記載の考案であり、遺影写真入りの矩形状写真額を装着し、葬祭場等の祭壇に掲示する遺影写真用額縁であって、
前記遺影写真用額縁は、上部枠、下部枠、左側枠及び右側枠が接合されてなる矩形状の表面枠体と、上部枠、下部枠、左側枠及び右側枠が接合されてなる矩形状の裏面枠体とからなり、前記表面枠体と裏面枠体の当接面は、接合されて矩形状の開口部を形成し、前記表面枠体と裏面枠体間に形成される空間部には、補強芯材が嵌着され、かつ前記表面枠体と前記補強芯材間に形成される空間部には、楔状リブが嵌着されてなり、
前記表面枠体及び裏面枠体の表裏面、外側面及び内側面をフロッキー加工すると共に、活花、造花又は押花等の装飾体を表面枠体に取り付けてなる、ことを特徴としている。
上記の課題を解決するための第2の考案は、請求項2に記載の考案であり、前記遺影写真用額縁を構成する表面枠体、裏面枠体、補強芯材及び楔状リブは、ダンボール又は厚紙を用いて制作している、ことを特徴としている。
上記の課題を解決するための第3の考案は、請求項3に記載の考案であり、前記補強芯材は、前記表面枠体と裏面枠体間に形成される空間部に嵌着される裏面側に凸状部を形成した所定の厚さを有する平板体である、ことを特徴としている。
上記の課題を解決するための第4の考案は、請求項4に記載の考案であり、前記楔状リブは、前記表面枠体と前記補強芯材間に形成される空間部の所定位置に複数個配設されている、ことを特徴としている。
上記の課題を解決するための第5の考案は、請求項5に記載の考案であり、
前記遺影写真用額縁の裏面枠体の四周壁面には階段状の段差部を形成し大きさの異なる第1の写真額と第2の写真額を装着可能としている、ことを特徴としている。
上記の課題を解決するための第6の考案は、請求項6に記載の考案であり、前記遺影写真用額縁の裏面上部枠と下部枠間又は裏面左側枠と右側枠間に遺影写真入り写真額を、前記裏面枠体の四周壁面に圧接するための1〜複数の弾性部材を張設してなる、ことを特徴としている。
上記の課題を解決するための第7の考案は、請求項7に記載の考案であり、前記弾性部材が、帯状体、紐状体又はスプリングである、ことを特徴としている。
本考案に係る、遺影写真用額縁は、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願考案特有の効果を奏する。また上記のような特徴的構成要件から構成された遺影写真用額縁によれば、本願考案の課題を十分解決することができた。すなわち、
第1の考案によれば、「遺影写真入りの矩形状写真額を装着し、葬祭場等の祭壇に掲示する遺影写真用額縁であって、
前記遺影写真用額縁は、上部枠、下部枠、左側枠及び右側枠が接合されてなる矩形状の表面枠体と、上部枠、下部枠、左側枠及び右側枠が接合されてなる矩形状の裏面枠体とからなり、前記表面枠体と裏面枠体の当接面は、接合されて矩形状の開口部を形成し、前記表面枠体と裏面枠体間に形成される空間部には、補強芯材が嵌着され、かつ前記表面枠体と前記補強芯材間に形成される空間部には、楔状リブが嵌着されてなり、
前記表面枠体及び裏面枠体の表裏面、外側面及び内側面をフロッキー加工すると共に、活花、造花又は押花等の装飾体を表面枠体に取り付けてなる」という特徴的構成要件により、
遺影写真の重厚さを高めると共に、遺影を掲示する葬祭場等の雰囲気を厳粛にする遺影写真用額縁の提供という第1の課題を解決することができた。
第2の考案によれば、「前記遺影写真用額縁を構成する表面枠体、裏面枠体、補強芯材及び楔状リブは、ダンボール又は厚紙を用いて制作している」という特徴的構成要件により、
また、第3の考案によれば、「前記補強芯材は、前記表面枠体と裏面枠体間に形成される空間部に嵌着される裏面側に凸状部を形成した所定の厚さを有する平板体である」という特徴的構成要件により、
また、第4の考案によれば、「前記楔状リブは、前記表面枠体と前記補強芯材間に形成される空間部の所定位置に複数個配設されている」という特徴的構成要件により、
軽量かつ強度ある遺影写真用額縁の提供という、第2の課題を解決することができた。
第5の考案によれば、「前記遺影写真用額縁の裏面枠体の四周壁面には階段状の段差部を形成し大きさの異なる第1の写真額と第2の写真額を装着可能としている」という特徴的構成要件により、
大きさが異なる写真額を少なくとも2種類装着が可能な遺影写真用額縁の提供という、第3の課題を解決することができた。
第6の考案によれば、「前記遺影写真用額縁の裏面上部枠と下部枠間又は裏面左側枠と右側枠間に遺影写真入り写真額を、前記裏面枠体の四周壁面に圧接するための1〜複数の弾性部材を張設してなる」という特徴的構成要件により、
また第7の考案によれば、「前記弾性部材が、帯状体、紐状体又はスプリングである」という特徴的構成要件により、
写真額の着脱が簡便にできると共に、額縁内の写真額が、祭壇への移動又は設置中に額縁内からの脱落、ずれ又は歪み等を防止できる遺影写真用額縁の提供という、第4の課題を解決することができた。
は、本考案に係る、遺影写真用額縁の正面図である。 は、同装飾体を装着する前の正面図である。 は、同背面図である。 は、図2における4−4線断面図である。 は、図2における5−5線断面図である。 は、図4におけるA部拡大断面図である。 は、図5におけるB部拡大断面図である。 (イ)、(ロ)は、補強芯材の斜視図である。 (イ)、(ロ)は、楔状リブの斜視図である。 は、本考案に係る、遺影写真用額縁の使用状態を示す正面図である。 (イ)、(ロ)は、本考案に係る、遺影写真用額縁の使用状態を示す側断面図である。
図1は、本考案に係る、遺影写真用額縁(以下、額縁100という)であり、故人の遺影写真PHが収められた写真額PFを装着する前の状態を示している。額縁100は、表面枠体10、裏面枠体20、補強芯材30及び楔状リブ40から構成されている。FRは、装飾体で、例えば胡蝶蘭や百合の花等の造花又は生花で、故人が生前、好んだ花等から選択して取り付けられる。11は開口部で、12は上部枠、13は下部枠、14は左枠、15は右枠である。B1、B2は、写真額PFを額縁100に装着するときに使用する弾性部材で、例えば帯状バンド又は紐状バンド等が、額縁100の裏面上部枠20aと下部枠20b間に張設されている。弾性部材B1、B2は、図示しないが、額縁100の裏面左側枠20cと右側枠20d間に水平に張設することもできる。
図2は、装飾体FRを装着する前の額縁100であり、表面枠体10、裏面枠体20、補強芯材30及び楔状リブ40は、ダンボール又は厚紙を用いて制作されている。31は、表面枠体10の上部枠12と裏面枠体20の上部枠22の間に形成される空間部S1(図4、参照)に嵌着された上枠補強芯材であり、所定の厚さを有する平板体をなし、その裏面側には凸状部31aが形成されている(図4、図6及び図8(イ)(参照))。
32は、表面枠体10の下部枠13と裏面枠体20の下部枠23の間に形成される空間部S1に嵌着された下枠補強芯材であり、所定の厚さを有する平板体をなし、その裏面側には凸状部32aが形成されている(図4、図8(イ)参照)。33は、表面枠体10の左枠14と裏面枠体20の左枠24の間に形成される空間部S1(図5、参照)に嵌着された左枠補強芯材であり、所定の厚さを有する平板体をなし、その裏面側には凸状部33aが形成されている(図5、図8(ロ)参照)。34は、表面枠体10の右枠15と裏面枠体20の右枠25の間に形成される空間部S1に嵌着された右枠補強芯材であり、所定の厚さを有する平板体をなし、その裏面側には凸状部34aが形成されている(図5、図7参照)。40は楔状リブで、表面枠体10と上枠補強芯材31、下枠補強芯材32、左枠補強芯材33及び右枠補強芯材34間に形成される空間部S2の所定位置に間隔をおいて複数個配設されている(図2、図9(イ)、(ロ)参照)。
図3は、装飾体FRを装着する前の額縁100の裏面枠体20を示している。また図4〜図7に示すように、裏面枠体20の四周壁面内側21には階段状の段差部D1、D2が形成され、段差部D1には第1の写真額PF1が装着され、段差部D2には第1の写真額PF1より小なる第2の写真額PF2が装着可能となっている。図3に示すHは、額縁100の高さ寸法で、例えば、530mmで、Wは巾寸法で440mmとすることができる。
段差部D1の高さH1は、例えば、465mmで、Wは375mmとし、段差部D1とほぼ同寸とされた第1の写真額PF1を嵌装することができる。また高さH2を、例えば、425mm、Wを335mmとし、段差部D2とほぼ同寸とされた第2の写真額PF2を嵌装できるようになっている。第1の写真額PF1にするか又は第2の写真額PF2にするかは、喪主又は遺族の希望によって選択することができる。
図4は、図2における4−4線に沿って、額縁100を縦断したときの態様を示している。表面枠体10と裏面枠体20の接合部Pは、接着剤によって固着されている(図4、図6、参照)。表面枠体10と裏面枠体20間には空間部S1が形成され、当該空間部S1には、図8(イ)に示す補強芯材30が嵌着される。31は上枠補強芯材、32は下枠補強芯材で、それぞれの裏面側に形成された凸状部31a及び32aが、裏面枠体20の上部枠22及び下部枠23の壁面に取り付けられ、取付壁面は所定の間隔をおいて接着剤によって固着されている。
図5は、図2における5−5線に沿って、額縁100を横断したときの態様を示している。表面枠体10と裏面枠体20の接合部Pは、接着剤によって固着されている(図5、図7、参照)。表面枠体10と裏面枠体20間には空間部S1が形成され、当該空間部S1には、図8(ロ)に示す補強芯材30が嵌着される。33は左枠補強芯材、34は右枠補強芯材で、それぞれの裏面側に形成された凸状部33a及び34aが、裏面枠体20の左側枠24及び右側枠25の壁面に取り付けられ、取付壁面は所定の間隔をおいて接着剤によって固着されている。
図6は、図4におけるA部拡大断面図で、また図7は、図5におけるB部拡大断面図である。両図に示すように、表面枠体10及び裏面枠体20の表裏面、外側面及び内側面は、フロッキー加工FKされている。フロッキー加工FKは、起毛加工とも称され、0.2〜0.5mmくらいの短繊維を用いて静電気を利用して行う植毛手法であり、例えば、ビロード等の感触を付与することができる。また植毛された色は、高貴な色とされる、濃いえんじ色又は紫色が好ましく、葬祭場における雰囲気をより厳粛にする効果を奏することができる。
図8(イ)、(ロ)は、補強芯材30を示し、補強芯材30は、上枠補強芯材31、下枠補強芯材32と左枠補強芯材33、右枠補強芯材34で構成されている。31a及び32a、33a及び34aは凸状部で、裏面枠体20の壁面に当接されている。上枠補強芯材31と下枠補強芯材32は同一形状である。また下枠補強芯材32と左枠補強芯材33も同様に同一形状である。
図9(イ)、(ロ)において、40は楔状リブの形状を示し、両者は、ほぼ同じ形状で、図2、図4〜図7に示すように、表面枠体10と上枠補強芯材31、下枠補強芯材32、左枠補強芯材33及び右枠補強芯材34間に形成される空間部S2の所定位置に間隔をおいて複数個配設されている。
図10は、本考案に係る、遺影写真用額縁100の使用状態を示している。遺影写真PHは、写真額PF内に収められ、葬祭場の祭壇等中央に設置された額縁載置台Tに載置される。図11(イ)は、第1の写真額PF1を段差部D1に嵌装して掲示した状態で、図示するように、第1の写真額PF1は、弾性部材B1、B2によって段差部D1に圧接、固定され、額縁載置台TのスタンドSTに所定の角度で立てかけられる。図11(ロ)は、第2の写真額PF2を段差部D2に嵌装して掲示した状態で、図示するように、第2の写真額PF2は、弾性部材B1、B2によって段差部D2に圧接、固定され、額縁載置台TのスタンドSTに所定の角度で立てかけられる。
100 遺影写真用額縁
PH 遺影写真
PF 写真額
PF1 第1の写真額
PF2 第2の写真額
10 表面枠体
11 開口部
12 上部枠
13 下部枠
14 左側枠
15 右側枠
20 裏面枠体
21 四周壁面
22 上部枠
23 下部枠
24 左側枠
25 右側枠
30 補強芯材
31 上枠補強芯材
32 下枠補強芯材
33 左枠補強芯材
34 右枠補強芯材
40 楔状リブ
FK フロッキー加工(起毛)
FR 装飾体
S1、S2 空間部
31a 凸状部
31b 平板体
D1、D2 段差部
P 接合部
B1、B2 弾性部材
T 額縁載置台

Claims (7)

  1. 遺影写真入りの矩形状写真額を装着し、葬祭場等の祭壇に掲示する遺影写真用額縁であって、前記遺影写真用額縁は、表面枠体、裏面枠体、補強芯材及び楔状リブからなり、前記表面枠体及び裏面枠体の表裏面、外側面及び内側面をフロッキー加工すると共に、活花、造花又は押花等の装飾体を表面枠体に取り付けてなる、ことを特徴とする遺影写真用額縁。
  2. 前記遺影写真用額縁を構成する表面枠体、裏面枠体、補強芯材及び楔状リブは、ダンボール又は厚紙を用いて制作している、ことを特徴とする請求項1に記載する遺影写真用額縁。
  3. 前記補強芯材は、前記表面枠体と裏面枠体間に形成される空間部に嵌着される裏面側に凸状部を形成した所定の厚さを有する平板体である、ことを特徴とする請求項1〜請求項2の何れかに記載する遺影写真用額縁。
  4. 前記楔状リブは、前記表面枠体と前記補強芯材間に形成される空間部の所定位置に複数個配設されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項2の何れかに記載する遺影写真用額縁。
  5. 前記遺影写真用額縁の裏面枠体の四周壁面には階段状の段差部を形成し大きさの異なる第1の写真額と第2の写真額を装着可能としている、ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載する遺影写真用額縁。
  6. 前記遺影写真用額縁の裏面上部枠と下部枠間又は裏面左側枠と右側枠間に遺影写真入り写真額を、前記裏面枠体の四周壁面に圧接するための1〜複数の弾性部材を張設してなる、ことを特徴とする請求項1〜請求項3及び請求項5 の何れかに記載する遺影写真用額縁。
  7. 前記弾性部材が、帯状体、紐状体又はスプリングである、ことを特徴とする請求項6に記載する遺影写真用額縁。
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