JP3165629U - パテベラ - Google Patents

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繁 羽田野
繁 羽田野
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有限会社関進工業
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Abstract

【課題】従来よりも塗る作業が少なくてすみ、この作業による疲労を軽減することができるパテベラを提供する。【解決手段】ブレード2の上面3に脚柱4を介して柄5が取付けられ、且つ、ブレード2の刃先縁8に垂直な線に対して、上側から見て柄5の軸線が所定の角度を有して傾斜している。パテを2度塗るだけで継ぎ目を充填させることができるから作業の能率が上がる。なお、2度目のパテ塗りは仕上げ塗りとも言い、最初の塗りよりもブレードをやや立てて下地板に付着した余分なパテをこすり削って取り除くことも目的とする。【選択図】図1

Description

本考案は、壁の下地板の表面にクロスを貼るときに使用するパテベラに関する。
石膏ボードやベニヤ板などを内壁の下地板として使用する場合に、下地調整をしないままクロスを貼ると下地板の継ぎ目がクロスの表面に現れてしまうので、クロスを貼る前に下地調整が必要である。下地調整は、下地板の継ぎ目にパテを塗り付けることにより行われる。
継ぎ目にパテを塗る方法は、まずパテをパテベラに取り、パテベラを継ぎ目に当て徐々にパテベラを寝かしていく。次いで、パテが下地板に付いた状態でパテベラを継ぎ目に沿って移動させながらパテを塗っていく。継ぎ目は天井の高さから床まで生じているので、天井から始めて床まで全長に亘ってパテを塗る。
従来のパテベラは、柄が板状に形成されブレードと同じ平面にある。したがって、継ぎ目にパテを塗る場合にパテベラが床に近づくと柄がすぐに床に当たるのでパテベラをそれ以上移動させることができない。ブレードに対して柄が斜めに取り付けられているがそれだけでは効果は小さい。そこで、実際の作業ではパテベラの刃先縁を下向きにして床から上方に移動させてパテを塗らなければならない。低い位置でパテベラの刃先縁を下向きにしてパテを塗る作業は力を入れづらく、すぐに疲れるのでそのような作業はできるだけ短縮できることが好ましい。
また、通常、パテを一度塗っただけでは継ぎ目にパテが完全に充填されないから、3度あるいは4度程度塗ることが必要であった。従来のパテベラは前述したように柄が板状に形成されブレードと同じ平面にあるから、パテを塗るときに柄を握っている指が邪魔してブレードを十分に寝かすことができず、それよりも立ったパテベラの刃先縁がパテを取り除こうとするのでパテを円滑に伸ばすことができず何度も塗ることが必要であったのである。
実開昭62−88033号公報
従来のパテベラは、パテを上から下に塗っていくときに、ブレードが十分に床の近くまで移動させる前に柄の端部が床に当たってしまうのである。また、パテを塗るときにパテベラを寝かせることが必要であるが、従来のパテベラは柄を握っている指が邪魔をしてパテベラを十分に寝かすことができないのである。
本考案は、パテベラでパテを上から下に塗っていくときに、ブレードを床の近くまで移動させてパテを塗ることができるパテベラを提供すること、及び、パテベラを十分に寝かせることができて継ぎ目にパテを効果的に充填させていくことができるパテベラを提供することを目的とするものであって、本考案の請求項1は、ブレードの上面に脚柱を介して柄が取付けられ、且つ、ブレードの刃先縁に垂直な線に対して、上側から見て柄の軸線が所定の角度を有して傾斜している構成である。
請求項2は、柄の軸線が反時計回りの方向に傾斜している構成である。請求項3は、柄がブレードの上面と平行に延びるように取り付けられている構成である。また、請求項4は、柄の下面とブレードの上面との間隔が少なくとも17mmである要素が請求項3に付加された構成である。
本考案は、ブレードの上面に脚柱を介して柄が取り付けられているので、柄がブレードから浮き上った状態で取り付けられ、さらに柄の軸線が傾斜している。したがって、パテベラでパテを上から下に塗っていくときに、柄が浮き上った分と柄の軸線が傾斜している分だけブレードを床の近くまで移動させてパテを塗ることができる。この結果、パテを塗ることができなかった部分は床からわずかの高さまでの部分であり、この部分はブレードの刃先縁を下方に向けてパテを塗る必要があるが、従来よりも塗る作業が少なくてすみ、この作業による疲労を軽減することができる。
さらに、パテを塗るときはパテベラを十分に寝かせることが好ましい。パテ塗りの際にパテベラを十分に寝かせるとブレードがパテに平面的に当たり、パテを押さえて伸ばしながら塗ることができるので下地板の継ぎ目にパテを効果的に充填させていくことができる。本考案では、柄が浮き上っているので、パテベラを徐々に寝かせていったときに柄を握っている指が下地板に当たることがなく、パテベラを十分に寝かせることができて継ぎ目にパテを効果的に充填させていくことができるのである。これにより、本考案においてはパテを2度塗るだけで継ぎ目を充填させることができるから作業の能率が上がるのである。なお、2度目のパテ塗りは仕上げ塗りとも言い、最初の塗りよりもブレードをやや立てて下地板に付着した余分なパテをこすり削って取り除くことも目的とする。また、請求項2は、柄の軸線が反時計回りの方向に傾斜しているので、右利きの作業者にとって作業しやすい。
本考案の斜視図である。 本考案の上面図である。 本考案の側面図である。
次に本考案の実施形態について説明する。パテベラ1は、ブレード2の上面3に脚柱4を介して柄5が取り付けられている。パテベラ1及び脚柱4は共にステンレス製であり、柄5は木製であるがこれらの材料に限定されるものではない。ブレード2と脚柱4の結合方法について説明すると、脚柱4は図1又は図3に表わされた脚柱本体6の下側にそれよりも径の小さな四角形の基部(図示せず。)を有しており、ブレードにはその基部を挿通させる四角形の孔が設けられており、基部を挿通させて孔からはみ出した基部を叩き潰して頭部7を形成する。これにより、ブレード2と脚柱4が結合され、ブレード2は脚柱4に対して回転することがない。次に、柄5と脚柱4の結合方法について説明すると、脚注4の上端に横方向に延びる突出部(図示せず。)が形成されて脚柱4はL字形をなしており、柄5の下面に突出部を嵌め込むための深溝(図示せず。)が形成されており、突出部をこの深溝に嵌め込み、深溝の溝のまま残っている部分に木片を嵌め込む。これにより、柄5と脚柱4が結合され柄5は脚柱4に対して回転することがない。
柄5は、ブレード2の刃先縁8に垂直な線に対して上側から見て柄5の軸線が所定の角度を有して傾斜している。柄5は約17度反時計回りの方向に傾斜しているがこれと異なる角度であってもよいことは勿論である。柄5が反時計回りの方向に傾斜しているパテベラ1は主に右利き用であり、時計回りの方向に傾斜しているときは左利き用である。また、柄5はブレード2の上面3と平行に延びるように取り付けられている。柄5がやや尻上がりになるように取り付けてもよい。柄5の長さは約120mmであるがこの数値に限定されない。ただし、例えば180mmのように必要以上に長くすると本考案の効果が発揮できないので、そのような長い柄を含む趣旨ではない。柄5の下面9とブレード2の上面3との間隔は約20mmであり、17mmから30mm程度であることが好ましい。
図3に示すように、ブレード2はその後端から刃先縁8に行くに従って徐々に薄くなるように形成されている。これは、パテを塗るときに刃先縁8の付近を撓ませてパテをブレード2の面で押さえるように塗るためであり、さらに、ブレード2の腰を強くしてブレード2の撓み過ぎを防ぐためである。ブレード2の刃先縁8の長さは約210mmであり、刃先縁8と垂直方向の最大長さ、すなわち縦の最大長さは約100mmである。すなわち、刃先縁8の長さは縦の最大長さの約2倍である。ブレード2がこれらの数値に限定されないことは勿論である。
柄5がブレード2から浮き上って取り付けられているので、ブレード2の刃先縁8を上側に向けた状態で床の近くまでパテを塗ることができる。また、パテ塗りの際にブレード2を十分に寝かせることができる。
1 パテベラ
2 ブレード
3 ブレードの上面
4 脚柱
5 柄
6 脚柱本体
7 頭部
8 刃先縁
9 柄の下面

Claims (4)

  1. ブレードの上面に脚柱を介して柄が取付けられ、且つ、ブレードの刃先縁に垂直な線に対して、上側から見て柄の軸線が所定の角度を有して傾斜していることを特徴とするパテベラ。
  2. 柄の軸線は、反時計回りの方向に傾斜している請求項1記載のパテベラ。
  3. 柄がブレードの上面と平行に延びるように取り付けられている請求項1又は請求項2記載のパテベラ。
  4. 柄の下面とブレードの上面との間隔が少なくとも17mmである請求項3記載のパテベラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109395984A (zh) * 2018-10-29 2019-03-01 菲舍尔航空部件(镇江)有限公司 用于表面处理的自动刮胶装置
JP2019210723A (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 ベック株式会社 仕上げ用鏝

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