JP3165380U - リボンを材料として製作した花に疑似した装飾品及びその部品の製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リボンを材料に色彩や表情の豊かな花に疑似した装飾品を安価に供給し、かつ廃棄処分する際にできるだけ環境負荷を少なくする装飾品を提供する。【解決手段】リボンを切ってリボン片1a等を作成し、リボン片を横切る任意の直線上に針金2を置き、この針金を覆うようにリボン片を折って重ね、針金の両端をリボン片が重なった部分とは反対方向に引っ張ることにより、針金をU字状に曲げ、リボン片が針金に沿ってU字状になっている部分の両方の端部を押さえて針金を引いている方向と逆方向に引きながら、針金同士をねじり合わせる。結わえた部分にタック状の襞が形成された花弁状7の部品を形成し、この花弁状の部品6を複数個束ねることにより、花に疑似した装飾品を製作する。【選択図】図3
Description
本考案は、リボンと針金を主な材料として花に疑似した装飾品を製作する方法と、その製造装置に関するものである。
従来から布や紙などを材料として花に似た装飾品を製作することが行われてきたが、その多くは、布や紙などを花びらの格好にするために鋏やナイフで切って形作りをしたり、花の表情を付けるために電気こて等を使用して丸みを付けたり、花を組み合わせるのに糊や針や糸などを利用して組み立てている。
「コサージュのおしゃれ」坂本千尋 株式会社じゃこめてい出版
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本考案の第1の目的は、誰でも気軽に造花作りの楽しみを体験できるようにすることである。
すなわち従来の方法では、花びらの格好を付けるのに型紙等を使用して裁断しなければならなかったが、本考案による方法では型紙が不要になる。
従来の方法では、花の表情を出すため電気ごてや鋏・ナイフ等の道具を揃えなければならなかったが、本考案による方法ではこのような道具を揃えなくて良い。
また花の表情を出すため電気ごてを使用する場合は、非常に危険性が伴い、電気ごて等の使用の熟練が必要であったが、これを使用しなくて良い。
花を組み合わせるのに、針や糸などを使用する場合は、小さい子供やお年寄りには、なかなか造花作りの楽しみを体験できなかったが、本考案による方法では誰でもどこでも簡単に体験できる。
すなわち従来の方法では、花びらの格好を付けるのに型紙等を使用して裁断しなければならなかったが、本考案による方法では型紙が不要になる。
従来の方法では、花の表情を出すため電気ごてや鋏・ナイフ等の道具を揃えなければならなかったが、本考案による方法ではこのような道具を揃えなくて良い。
また花の表情を出すため電気ごてを使用する場合は、非常に危険性が伴い、電気ごて等の使用の熟練が必要であったが、これを使用しなくて良い。
花を組み合わせるのに、針や糸などを使用する場合は、小さい子供やお年寄りには、なかなか造花作りの楽しみを体験できなかったが、本考案による方法では誰でもどこでも簡単に体験できる。
本考案の第2の目的は、色彩や表情の豊かな花に疑似した装飾品を安価に供給することであり、かつ廃棄処分する際にできるだけ環境負荷を少なくすることである。
本方法によれば、材料となるリボンの色や模様や幅を変えることにより、また針金で結わえる際のリボンの形や結わえる位置を変えることにより、多様な花弁の表情を表現することができ、また花弁状の部品は本考案による装置で製造可能なので、大量の装飾品を安価に供給することができる。
本方法によれば、材料となるリボンの色や模様や幅を変えることにより、また針金で結わえる際のリボンの形や結わえる位置を変えることにより、多様な花弁の表情を表現することができ、また花弁状の部品は本考案による装置で製造可能なので、大量の装飾品を安価に供給することができる。
材料はリボンを構成する繊維と針金と針金を被覆する紙だけなので、自然素材だけでも製作可能であり、廃棄した際の環境負荷を極めて軽いものとすることができる。
幅1cm〜14cm程度のリボンを切ってほぼ正方形のリボン片を作成し、リボン片を横切る任意の直線上に針金を置き、この針金を覆うようにリボン片を折って重ね、針金の両端をリボン片が重なった部分とは反対方向に引っ張ることにより、針金をU字状に曲げ、リボン片が針金に沿ってU字状になっている部分の両方の端部を押さえて針金を引いている方向と逆方向に引きながら、針金同士をねじり合わせることにより、結わえた部分にタック状の襞が形成された花弁状の部品を形成し、この花弁状の部品を複数個束ねることにより、花に疑似した装飾品を製作する。
さらに別の表情の花弁を製作する方法として、ほぼ正方形のリボンの一対の対角がそれぞれリボン片のほぼ中央に来るように折ることにより六角形を作り、折ることによってできた2辺のほぼ中央を通り、かつ2辺にほぼ直角な直線上に針金を置き、この針金を覆うようにリボン片を折って重ね、あとは前記と同様の方法で花弁状の部品を製作する。
さらに表情の異なる花弁を製作する方法として、リボンを長方形に切って、長辺にほぼ直角に襞が2〜5個できるように折ってから、針金を襞に対しほぼ直角に置き、この針金を覆うようにリボン片を折って重ね、その後前記と同様の方法で花弁状の部品を製作する。
上記花弁状の部品を製作する方法は単純作業であることから、これらの一部を機械で製造可能とした。
針や糸を使わないので、小さな子供からお年寄りまで楽に作れる。
針金と方形にカットしたリボンだけで作れるので使用道具が少なくて済む。
リボンを針金でひねるだけで簡単に形が作れて見栄えも良い。
針金と方形にカットしたリボンだけで作れるので使用道具が少なくて済む。
リボンを針金でひねるだけで簡単に形が作れて見栄えも良い。
リボンを幅方向に切って使用するので材料を無駄にすることは皆無であり、リボンの両端は耳(緯糸の折り返しによって形成される部分)になっているのでほつれが発生することはなく、またリボンの幅方向にグラデーションをつけたり、花弁にふさわしい織り柄をつけたものを使用することにより多彩な表情の花弁を表現できる。
花弁状の部品を単純作業で製作できるので機械化が容易であり、花弁状の部品を安価に大量に供給することができる。これにより部品を組み合わせてアレンジすることに重点を置いた趣味にも対応できるし、催事の装飾用として完成品を大量に供給することも可能である。
先ず図1〜図15を用いて、花弁状の部品を製作する方法を説明する。
図1は、幅1cm〜14cm程度の細幅織物(リボン)1を切断することにより、ほぼ正方形のリボン片1aを作成し、前記リボン片1aの対角線上に、直径0.1mm〜0.5mmで長さが前記リボン片の対角線よりも長い針金2を置き、針金2を置いた位置が折れ線3になるようにして、リボン片1aを針金2を覆うように折って重ねた状態を示している。
このとき使用する針金2は、一般的には紙で被覆されているものが適しているが、必ずしも被覆されている必要はない。
図1は、幅1cm〜14cm程度の細幅織物(リボン)1を切断することにより、ほぼ正方形のリボン片1aを作成し、前記リボン片1aの対角線上に、直径0.1mm〜0.5mmで長さが前記リボン片の対角線よりも長い針金2を置き、針金2を置いた位置が折れ線3になるようにして、リボン片1aを針金2を覆うように折って重ねた状態を示している。
このとき使用する針金2は、一般的には紙で被覆されているものが適しているが、必ずしも被覆されている必要はない。
図2は、リボン片1aが重なった部分のほぼ中央部を押さえ、針金2の両端をリボン片が重なった部分とは反対方向に引っ張ることにより、針金2をU字状に曲げた状態を示している。
図3は、リボン片1aが針金2に沿ってU字状になっている部分の両方の端部4を押さえて、該リボン片の端部4を針金2を引いている方向と逆方向に引くことにより、リボン片1aの折れ線部分3を針金の折れ曲がった部分に集約し、針金2を交差しながら小さな輪を形成し、さらに針金同士をねじり合わせることにより、針金2で結わえた部分にタック状の襞5が形成された花弁状の部品6を作成した状態を示している。
図4は、図3に示した花弁状の部品6の花弁部7の形を指で整えることにより、3種類の表情(双葉状、スプーン状、お椀状)を作った例である。
ここで双葉状とは花弁を両方に広げた状態、スプーン状とは花弁を重ねて同じ方向に凹ませた状態、お椀状とは花弁で球体を包むように花弁を対向して凹ませた状態である。
ここで双葉状とは花弁を両方に広げた状態、スプーン状とは花弁を重ねて同じ方向に凹ませた状態、お椀状とは花弁で球体を包むように花弁を対向して凹ませた状態である。
図5は、ほぼ正方形のリボン片1aのほぼ中央を通り、耳(切断面でない端部)に平行に針金2を置いて、針金2を置いた位置が折れ線3になるようにして、リボン片1aを針金2を覆うように折って重ねた状態を示している。
図6は、図5に示した針金の置き方で、前記と同様の工程を経ることにより花弁状の部品を形成し、その後花弁部7の形を指で整えることにより、前記と同様に3種類の表情を作った例である。
図7は、ほぼ正方形のリボン片1aの一つの対角線に平行で、隣り合う辺のほぼ中央をそれぞれ通る線上に針金2を置いて、針金2を置いた位置が折れ線3になるようにして、リボン片1aを針金2を覆うように折って重ねた状態を示している。
図8は、図7に示した針金の置き方で、前記と同様の工程を経ることにより花弁状の部品を形成し、その後、花弁部7の形を指で整えることにより、3種類の表情を作った例である。
図9と図10は請求項2に記載した方法であり、リボン片1aの一対の対向した角がそれぞれリボン片の中央近くに来るよう折ることにより六角形にし、折ることによってできた2辺のほぼ中央を通り、かつ該2辺にほぼ直角な直線上に針金を置いて(図9)、針金2を置いた位置が折れ線3になるようにして、リボン片1aを針金2を覆うように折って重ねた状態を示している(図10)。
図11は、図10に示した針金の置き方で前記と同様の工程を経ることにより花弁状の部品6を形成し、その後、花弁部7の形を指で整えることにより3種類の表情を作った例である。
図12と図13は請求項3に記載した方法であり、長方形に切断したリボン片1bの長辺にほぼ直角に襞8が2〜5個できるように折り、前記襞のあるリボン片上に、襞にほぼ直角に針金2を置いて(図12)、針金2を置いた位置が折れ線3になるようにして、リボン片1bを針金2を覆うように折って重ねる(図13)。
図14は、図12、図13に示した針金の置き方で、前記と同様の工程を経ることにより花弁状の部品を形成し、その後、花弁部の形を指で整えることにより2種類の表情を作った例である。
図15は、前記方法で作成した複数の花弁状の部品を集めて針金部分を束ね、フローラテープ(商品名)で前記束ねた針金を巻いて結合し、かつ被覆することにより、花に疑似した装飾品を完成させた例である。
次に、図16〜図17を用いて、機械装置で花弁状の部品を製作する方法を説明する。図16は本考案によるリボンと針金を材料として花弁状の部品を製作する装置の断面図である。
ロール状に巻かれたリボン1が少なくとも一対のローラー9で所定の長さだけテーブル10上に送られて、例えば静電気による吸引力で、あるいはテーブル上に多数設けられた穴から空気を吸い込む際に発生する吸引力によって、リボンをテーブル上に保持する。
テーブル上の所定の位置に設けられたカッター11又は熱線により、リボン1を切断し、その後テーブル10が所定の角度だけ回転し、所定の長さに切られた針金2の両端を保持したアーム状の機械部分12が、リボン片1a上の所定の位置に針金を置くように移動する。
テーブル内には、制御信号に従ってテーブル面からピン状の部品を突き出してリボン片の一部を下面から押し上げる働きをする装置13が複数個設けられており、リボン片の大きさと針金の位置に対応して、予め選ばれた位置のピン押し上げ装置13が作動しリボン片の所定の位置を持ち上げる。
リボン片1aがテーブル10から持ち上げられた部分を、テーブル面からやや離れた位置をテーブル面に平行に移動する押さえ装置14がリボン片1aをめくるように折り返し、リボン片の折り返して2重になった部分をテーブル上に一定の力で押しつけて保持する。このときリボン片1a上の針金2は保持されたままなので、針金が通っている部分がほぼ折り返しの線になる。
針金2を保持しているアーム状の機械部分12が、テーブル上面を含む平面上をリボン片1aがテーブル上に押さえられている部分を中心として、円弧状に運動して互いに近づきながら針金2を介してリボン片が折り返された部分を引くので、針金2がU字状に曲がる。
その後、リボンの端部4を片寄せするための可動ストッパー15が降下し、固定ストッパー16との隙間が針金2の直径よりわずかに広くなる位置で停止する。その後、押さえ装置14の押さえ力を解除し、針金2を更に引くことにより、リボン片1aが針金2に引かれて図16の右方向に、上下のガイド15a、16aに案内されながら移動する。
リボン片1aが、可動ストッパー15と固定ストッパー16に挟まれて狭くなった位置に来てから更に針金2を引くと、針金に沿ってU字状になっていたリボンの端部4が針金の折れ曲がりの頂点近くまで寄せられる。
この状態で針金2を交差し、更に針金を引いていた方向を回転軸として、アーム状の機械部分12を閉じながら回転させることにより針金をねじり合わせて花弁状の部品を完成させる。
花弁状の部品が完成したら針金2を開放して部品をシューター(図示しない)上に落下させ、新たな針金を供給しこれをアーム状の機械部品12の先端に保持させることにより、次の部品の製作を開始する。
1 リボン
1a ほぼ正方形のリボン片
1b 長方形のリボン片
2 針金
3 リボン片の折れ線部分
4 リボン片の折れ線部分の端部
5 タック状の襞
6 花弁状の部品
7 花弁部
8 襞
9 ローラー
10 テーブル
11 カッター
12 アーム状の機械部分
13 ピン押し上げ装置
14 リボン押さえ装置
15 可動ストッパー
15a 可動ストッパーのガイド部
16 固定ストッパー
16a 固定ストッパーのガイド部
17 アームを回転させるためのステッピングモーター
18 針金をねじり合わせるためのステッピングモーター
1a ほぼ正方形のリボン片
1b 長方形のリボン片
2 針金
3 リボン片の折れ線部分
4 リボン片の折れ線部分の端部
5 タック状の襞
6 花弁状の部品
7 花弁部
8 襞
9 ローラー
10 テーブル
11 カッター
12 アーム状の機械部分
13 ピン押し上げ装置
14 リボン押さえ装置
15 可動ストッパー
15a 可動ストッパーのガイド部
16 固定ストッパー
16a 固定ストッパーのガイド部
17 アームを回転させるためのステッピングモーター
18 針金をねじり合わせるためのステッピングモーター
Claims (4)
- 幅1cm〜14cm程度の細幅織物(リボン)をほぼリボンの幅の長さに切断することにより、ほぼ正方形のリボン片を作成し、
前記リボン片を横切る任意の直線上に、直径0.1mm〜0.5mmで長さが前記リボン片の対角線よりも長い針金を置き、
前記針金を置いた位置が折れ線になるようにして、リボン片を前記針金を覆うように折って重ね、
前記リボン片が重なった部分を押さえ、
前記針金の両端を、リボン片が重なった部分とは反対方向に引っ張ることにより、針金をU字状に曲げ、
リボン片が針金に沿ってU字状になっている部分の両方の端部を押さえて、該リボン片の端部を針金を引いている方向と逆方向に引くことにより、
リボン片の折れ線部分を針金の折れ曲がった部分に集約し、
針金を交差しながら小さな輪を形成し、さらに針金同士をねじり合わせることにより、
前記針金で結わえた部分にタック状の襞が形成された花弁状の部品を形成し、
前記花弁状の部品を複数個束ねることにより製作された、花に疑似した装飾品。 - 幅1cm〜14cm程度の細幅織物(リボン)をほぼリボンの幅の長さに切断することにより、ほぼ正方形のリボン片を作成し、
前記リボン片の一対の対向した角がそれぞれリボン片の中央近くに来るよう折ることにより、六角形となし、
折ることによってできた2辺のほぼ中央を通り、かつ該2辺にほぼ直角な直線上に、
直径0.1mm〜0.5mmで長さが前記リボン片の対角線よりも長い針金を置き、
前記針金を置いた位置が折れ線になるようにして、リボン片を前記針金を覆うように折って重ね、
前記リボン片が重なった部分を押さえ、
前記針金の両端を、リボン片が重なった部分とは反対方向に引っ張ることにより、針金をU字状に曲げ、
リボン片が針金に沿ってU字状になっている部分の両方の端部を押さえて、該リボン片の端部を針金を引いている方向と逆方向に引くことにより、
リボン片の折れ線部分を針金の折れ曲がった部分に集約し、
針金を交差しながら小さな輪を形成し、さらに針金同士をねじり合わせることにより、
前記針金で結わえた部分にタック状の襞が形成された花弁状の部品を形成し、
前記花弁状の部品を複数個束ねることにより製作された、花に疑似した装飾品。 - 幅1cm〜14cm程度の細幅織物(リボン)を、リボンの幅が短辺になるような長方形に切断し、
長方形の長辺にほぼ直角に襞が2〜5個できるように折り、
前記襞のあるリボン片上の襞にほぼ直角方向に、
直径0.1mm〜0.5mmで長さが前記襞のあるリボン片の対角線よりも長い針金を置き、
前記針金を置いた位置が折れ線になるようにして、リボン片を前記針金を覆うように折って重ね、
前記リボン片が重なった部分を押さえ、
前記針金の両端を、リボン片が重なった部分とは反対方向に引っ張ることにより、針金をU字状に曲げ、
リボン片が針金に沿ってU字状になっている部分の両方の端部を押さえて、該リボン片の端部を針金を引いている方向と逆方向に引くことにより、
リボン片の折れ線部分を針金の折れ曲がった部分に集約し、
針金を交差しながら小さな輪を形成し、さらに針金同士をねじり合わせることにより、
前記針金で結わえた部分にタック状の襞が形成された花弁状の部品を形成し、
前記花弁状の部品を複数個束ねることにより製作された、花に疑似した装飾品。 - リボン片と針金を材料として花弁状の部品を製造する装置であり、
ロール状に巻かれた幅1cm〜14cm程度の細幅織物(リボン)を予め設定した長さだけテーブル上に送り出す手段と、
前記送り出されたリボンをテーブル上に保持する手段と、
前記送り出されたリボンを所定の位置で切断する手段と、
直径0.1mm〜0.5mmで長さが前記切断されたリボン片の対角線よりも長い針金の両端をそれぞれ保持する手段の付いた一対の機械部分と、
前記一対の機械部分と前記テーブルの相対位置が、テーブル面に対し垂直方向に所定の範囲内で移動可能な手段と、
前記一対の機械部分の運動により前記リボン片上の所定の位置に前記針金を保持する工程と、
前記テーブル上のリボン片の一部分を持ち上げる手段と
前記リボン片の持ち上げられた部分を前記針金部が折れ線になるように折り返す手段と、
前記リボン片の折り返されて2重になった部分をテーブル上に押さえて保持する手段と、
前記一対の機械部分が前記テーブルの表面を含む平面上を所定の範囲で運動可能な機構と、
前記針金の両端を、リボン片が重なった部分とは反対方向に引っ張ることにより、針金をU字状に曲げる工程と、
リボン片が針金に引かれてU字状になった際に、上下方向から針金を挟むようにして、リボン片の端部を針金を引く方向に抗して留める手段と、
前記一対の機械部分が、針金を引いている方向を回転軸として回転し前記針金をねじり合わせる手段と、
前記一対の機械部分の先端に設けられた針金を保持する手段は花弁状の部品の完成時に針金を解放する手段を備え、
次の工程のために所定の長さの新たな針金を供給する手段と、
前記新たに供給された針金の両端をそれぞれ前記一対の機械部分に保持する工程とからなることを特徴とする花弁状の部品を製造する装置。
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JP2010006920U JP3165380U (ja) | 2010-09-29 | 2010-09-29 | リボンを材料として製作した花に疑似した装飾品及びその部品の製造装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016102271A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 田村 和彦 | ワックスコーティングのリボン布製造花及びその製造方法 |
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2010
- 2010-09-29 JP JP2010006920U patent/JP3165380U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016102271A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 田村 和彦 | ワックスコーティングのリボン布製造花及びその製造方法 |
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