JP3165271U - 立体画像鑑賞用眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用者の顔面カーブにフィットして、入射光も着用者の視軸に合致して、かつ、見栄えも良く、しかも、フレーム接眼側における光反射を防止可能である立体画像鑑賞用眼鏡を提供する。【解決手段】フロント枠1には左右一対のレンズ2,2を保持する一方、このフロント枠1の左右両端にはテンプル3をそれぞれ配設されて構成して、前記各レンズ2を曲面状に成形して、かつ、これら両レンズ2の内部には、前記右目用画像光および左目用画像光に対応して、それぞれ視認可能な偏光フィルムを内層するとともに、前記フロント枠1を左右全幅に亙って弓形に弯曲成形して、着用者の顔面カーブに適合するように構成するという技術的手段を採用した。【選択図】図1

Description

本考案は、立体画像鑑賞に使用する眼鏡の改良、更に詳しくは、着用者の顔面カーブにフィットして、入射光も着用者の視軸に合致して、かつ、見栄えも良く、しかも、フレーム接眼側における光反射を防止可能である立体画像鑑賞用眼鏡に関するものである。
近年のビジュアル技術として、それぞれ異なった二つの画像を右目用画像および左目用画像として複合的に重ね合わせるとともに、この複合画像を、左右それぞれに異なる偏光レンズを装着した鑑賞用眼鏡(例えば、特許文献1参照)を着用して左右両目で見ることによって、3次元的(3D:three-dimensions)に浮き上がらせて立体画像として視認可能にした画像装置が普及してきている。
従来、かかる鑑賞用眼鏡において、これに装着されるレンズは、平板状である偏光フィルムをプラスチック等のレンズ本体に挿入したインサート成形によって構成されていた(図5および図6参照)。
しかしながら、このような平坦なレンズ形状であると、眼鏡フレームFにおけるレンズを保持するフロントフレーム(前方部材)も平板状にする必要があり、着用者の顔面カーブに適合せず、かつ、左右両眼への入光も視軸に適合しなくて見難く、そして、掛け心地も良くなく、そのうえ、見栄えもしないという問題があり、映画館や家庭用ホームシアターなどにおいて使用する鑑賞者には不評であった。
また、フロントフレームが平坦であると、後方や側方から光が侵入してきて、レンズの内側面において反射し、着用者の目に入って良好な視界を阻害するという問題もあった。
登録実用新案第3159962号公報(第3−4頁、図1−3)
本考案は、従来の立体画像鑑賞用の眼鏡に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、着用者の顔面カーブにフィットして、入射光も着用者の視軸に合致して、かつ、見栄えも良く、しかも、フレーム接眼側における光反射を防止可能である立体画像鑑賞用眼鏡を提供することにある。
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本考案は、互いに異なる方向の偏光軸からなる一対の光線を右目用画像光および左目用画像光として重ね合わせてなる複合画像が映写装置により映写されて、この複合画像を立体視するために装着する鑑賞用の眼鏡であって、
フロント枠1には左右一対のレンズ2・2を保持する一方、このフロント枠1の左右両端にはテンプル3をそれぞれ配設されて構成して、
前記各レンズ2を曲面状に成形して、かつ、これら両レンズ2の内部には、前記右目用画像光および左目用画像光に対応して、それぞれ視認可能な偏光フィルム21を内層するとともに、
前記フロント枠1を左右全幅に亙って弓形に弯曲成形して、着用者の顔面カーブに適合するように構成するという技術的手段を採用したことにより、立体画像鑑賞用眼鏡を完成させた。
また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、レンズ2に内層された左右の偏光フィルム21の偏光軸を互いに逆回りに回転する円偏光にして、樹脂層の内部に積層一体化するという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、レンズ2自体を視覚矯正用の度付きにするという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、フロント枠1の弯曲度を3カーブから8カーブの範囲にするという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、左右一対のレンズ2・2が保持されているフロント枠1を、メイン眼鏡に対して着脱自在なクリップオンサブフレームにするという技術的手段を採用した。
本考案にあっては、互いに異なる方向の偏光軸からなる一対の光線を右目用画像光および左目用画像光として重ね合わせてなる複合画像が映写装置により映写されて、この複合画像を立体視するために装着する鑑賞用の眼鏡であって、
フロント枠には左右一対のレンズを保持する一方、このフロント枠の左右両端にはテンプルをそれぞれ配設して構成し、前記各レンズは曲面状に成形して、かつ、これら両レンズの内部には、前記右目用画像光および左目用画像光に対応して、それぞれ視認可能な偏光フィルムを内層するとともに、
前記フロント枠を左右全幅に亙って弓形に弯曲成形して、着用者の顔面カーブに適合するように構成したことにより、着用者の顔面カーブにフィットして、入射光も着用者の視軸に合致して、かつ、見栄えも良く、しかも、フレーム接眼側における光反射を防止することもできることから、立体画像鑑賞用眼鏡としての実用的利用価値は頗る高いものがあると云える。
本考案の実施形態の立体画像鑑賞用眼鏡を表わす全体斜視図である。 本考案の実施形態の立体画像鑑賞用眼鏡を表わす全体上面図である。 本考案の実施形態のレンズの構造を表わす説明断面図である。 本考案の実施形態の立体画像鑑賞用眼鏡の変形例を表わす全体斜視図である。 従来の立体画像鑑賞用眼鏡を表わす全体斜視図である。 従来の立体画像鑑賞用眼鏡を表わす全体上面図である。
本考案を実施するための形態を、具体的に図示した図面に基づいて更に詳細に説明すると、次のとおりである。
本考案の実施形態を図1から図3に基づいて説明する。図1中、符号1で指示するものはフロント枠であり、また、符号2で指示するものはレンズ、符号3で指示するものはテンプルである。
しかして、本考案における立体画像鑑賞用眼鏡は、互いに異なる方向の偏光軸からなる一対の光線を右目用画像光および左目用画像光として重ね合わせてなる複合画像が映写装置により映写されて、この複合画像を立体視するために装着する鑑賞用の眼鏡であって、その構成は以下に説明する。
まず、フロント枠1には左右一対のレンズ2・2を保持する。本実施形態では、フルリムタイプのフロント枠1を採用し、アセテート等の樹脂材料やβ−チタン等の金属材料により作製することができる。
そして、このフロント枠1の左右両端にはテンプル3・3をそれぞれ配設する。本実施形態では、これら両部材をヒンジ連結することによって、折り畳み自在に構成することができる。
この際、フロント枠1を左右全幅に亙って弓形に弯曲成形し(図2参照)、着用者の顔面カーブに適合するように構成する。本実施形態では、フロント枠1の弯曲を3カーブから8カーブの範囲に、かつ、最も人の顔面カーブに適合するように設計する。
次に、前記各レンズ2を曲面状に成形して、かつ、これら両レンズ2の内部には、前記各右目用画像光および左目用画像光に対応して、それぞれ視認可能な偏光フィルム21が内層される。
この偏光フィルム21の使用材料としては、一般的に使用されているポリビニルアルコール系フィルムやポリビニルアセタール系フィルム、ポリビニルブチラール系フィルムなどをベースとし、耐湿熱性を有する二色性染料を用いて染色し、一軸延伸または二軸延伸して製造することができ、偏光シート原盤から型抜きして成形する。
本実施形態では、この偏光フィルム21の偏光軸が互いに逆回りに回転する円偏光のものにすることができる。
更に、レンズ2を成形するために、この偏光フィルム21の両面には、光学的に優れた透光性を有するセルローストリアセテートフィルムを接着剤を用いて貼り合わせて構成する。本実施形態においては、本件出願人が有する特許第3893411号の製法を適用するものとする。
そして、前記偏光フィルム21の表面に接着剤を塗布して接着層を形成する。この接着剤としては、平均分子量が10,000以上から200,000以下のポリエステルウレタン樹脂またはポリエーテルウレタン樹脂などを主としたポリオールに架橋硬化剤としてポリイソシアネートを配合する二液硬化型接着剤を採用することができる。
そして、所望のレンズカーブに適合する弯曲形状にホットプレス(例えば、100℃で1分30秒)して、この成形部分を型抜きする。
こうして型抜きして得られた偏光フィルム21を金型内に載置して、溶融状態のレンズ成形樹脂(例えば、アクリル樹脂やアクリル系共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂など)を、金型に連なるランナーに充満させながらゲートより当該金型のキャビティー内に射出せしめる。
然る後、レンズ成形樹脂を冷却硬化させることによってレンズ2を完成することができる(図3参照)。なお、本実施形態では、レンズ2自体を視覚矯正用の度付きにすることもできる。
そして、この弯曲状のレンズ2を、弯曲成形させた前記フロント枠1の枠内にそれぞれ装着することによって、本実施形態の鑑賞用眼鏡を完成させることができる。
また、本実施形態では、図4に示すように、左右一対のレンズ2・2が保持されているフロント枠1を、メイン眼鏡に対して着脱自在なクリップオンサブフレームにすることもでき、立体画像を鑑賞しない場合に取り外して、メイン眼鏡を視覚矯正用の眼鏡として使用することができる。
本考案は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、フロント枠1のフロントカーブは、3カーブから8カーブの範囲内のものであれば、デザインの需要に応じて変化させることができる。
また、レンズ2の偏光フィルム21は、円偏光のものに限らず、左右それぞれの画像をそれぞれ視認できるものであれば、直線上や楕円状のものであっても良く、これら何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
1 フロント枠
2 レンズ
21 偏光フィルム
3 テンプル
F 従来の鑑賞用眼鏡フレーム

Claims (5)

  1. 互いに異なる方向の偏光軸からなる一対の光線を右目用画像光および左目用画像光として重ね合わせてなる複合画像が映写装置により映写されて、この複合画像を立体視するために装着する鑑賞用の眼鏡であって、
    フロント枠(1)には左右一対のレンズ(2・2)が保持されている一方、このフロント枠(1)の左右両端にはテンプル(3)がそれぞれ配設されて構成されており、
    前記各レンズ(2)は曲面状に成形されており、かつ、これら両レンズ(2)の内部には、前記右目用画像光および左目用画像光に対応して、それぞれ視認可能な偏光フィルム(21)が内層されているとともに、
    前記フロント枠(1)は左右全幅に亙って弓形に弯曲成形され、着用者の顔面カーブに適合するように構成されていることを特徴とする立体画像鑑賞用眼鏡。
  2. レンズ(2)に内層された左右の偏光フィルム(21)の偏光軸が互いに逆回りに回転する円偏光であって、樹脂層の内部に積層一体化されていることを特徴とする請求項1記載の立体画像鑑賞用眼鏡。
  3. レンズ(2)自体が視覚矯正用の度付きであることを特徴とする請求項1または2記載の立体画像鑑賞用眼鏡。
  4. フロント枠(1)の弯曲度が3カーブから8カーブの範囲であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の立体画像鑑賞用眼鏡。
  5. 左右一対のレンズ(2・2)が保持されているフロント枠(1)が、メイン眼鏡に対して着脱自在なクリップオンサブフレームであることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の立体画像鑑賞用眼鏡。
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