JP3164725B2 - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JP3164725B2
JP3164725B2 JP31404893A JP31404893A JP3164725B2 JP 3164725 B2 JP3164725 B2 JP 3164725B2 JP 31404893 A JP31404893 A JP 31404893A JP 31404893 A JP31404893 A JP 31404893A JP 3164725 B2 JP3164725 B2 JP 3164725B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、原子力発電所
に使用されている燃料取替機の位置を検出する位置検出
装置のように、機械の移動距離が長く、かつ、高い分解
能の位置検出が要求される位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、原子力発電所で使用される燃料
取替え機は、移動距離が約50mもあり、正確に作業を
するために0.1mmという高分解能が必要である。こ
の場合に位置検出装置は、位置制御のため位置フィード
バック、位置表示に用いられ、移動中の機械は、それ程
高い位置精度が要求されず、機械が起動・停止する場合
に高い位置精度が要求される。
【0003】図10に、この種の位置検出をする従来の
位置検出装置を示す。
【0004】図中、1は機械の移動位置を検出する位置
センサで、歯車1aを介して図示省略する機械に応じて
回転し、移動距離を回転角度信号として出力するもので
あり、これには、シンクロあるいはレゾルバと言われて
いるものがある。2は位置センサ1の信号をディジタル
位置信号に変換する信号変換器、3は位置センサ1から
出力されるアナログの角度信号を回転角度に対応した、
すなわち、移動距離に対応した2進信号D(以下、バイ
ナリ信号Dという)に変換するシンクロディジタル変換
器である。
【0005】また、4はバイナリ信号Dを2進化10進
信号E(以下、BCD信号Eという)に変換するバイナ
リBCD変換器、5はラッチ信号発生回路6よりラッチ
信号Aが入力されたとき、そのときのBCD信号Eをデ
ィジタル位置信号B(以下単に、位置信号Bという)と
して合わせる(更新する)ラッチ回路、7は位置信号B
がデータ更新中であることを示すビジー信号Cを出力す
るビジー信号発生回路である。
【0006】このビジー信号Cは、位置信号Bを計算機
に取り込む場合、更新中の信号が正しい値となってない
可能性が有るために、更新中を示すビジー信号Cが有す
る期間のデータはラッチ回路5から計算機へ取り込まな
いようにするためのものである。
【0007】上記構成で、対象となる機械が移動し、シ
ンクロ等の位置センサ1の軸が回転すると、位置センサ
1の角度信号が信号変換器2へ変化して入力される。信
号変換器2のシンクロディジタル変換器3では、バイナ
リ信号Dへ変換してバイナリBCD変換器4へ出力す
る。このバイナリ信号DはバイナリBCD変換器4によ
りBCD信号Eへ連続的に変換される。
【0008】ここで、正しい位置信号Bが計算機等へ取
り込まれるようにBCD信号Eが変化していないとき、
ラッチ回路5により更新して位置信号Bとして出力す
る。
【0009】すなわち、ラッチ信号Aとビジー信号Cと
バイナリ信号Dとの関係を図11を参照して説明する
と、D1は最下位ビットのバイナリ信号、D2は次の上
位ビットのバイナリ信号を表し、位置の変化に応じて最
下位ビットD1が変化するため、最下位ビットD1の変
化毎に位置信号Bを更新するようにラッチ信号Aとビジ
ー信号Cとが最下位ビットD1の変化毎に出力される。
【0010】例えば、図11に示すように最下位ビット
のバイナリ信号D1が時刻t1,t3,t5,t7,t
9・・・・と変化すると、これに対応して時間T1後に
ラッチ信号Aが時刻t2,t4,t6,t8,t10・
・・・に出力される。さらに、ビジー信号Cが最下位ビ
ットのバイナリ信号D1の変化毎に時間T1とラッチ信
号Aの時間巾と時間T2を加算した時間巾T3をもって
出力される。
【0011】ここで、時間T1は最下位ビットD1が変
化した後、バイナリ信号Dの最上位ビットまでが変化す
る時間にバイナリBCDの変換時間を加えた時間に、さ
らに、余裕分を加えた時間であり、BCD信号Eが安定
する時間を確保しているものである。時刻T2は位置信
号Bが更新されて安定するまでの時間を確保している。
また、時間T3は位置信号Bを更新するために必要な時
間で、この間には計算機等が位置信号Bを取り込まない
ようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、高分解能で、機械の移動速度を速くすると正
しい位置信号を計算機へ取り込むことができないことが
あるという問題がある。
【0013】まず、機械の移動速度が高速に変わるとバ
イナリ信号Dの時間巾が対応して狭くなるため、最下位
ビットD1の時間巾も狭くなり、ビジー信号Cの時間巾
T3に近くなる。さらに、機械が高速になると、最下位
ビットD1の時間巾がビジー信号Cの時間巾T3より狭
くなり、更新のための十分な時間が確保されないことに
なり、そのまま計算機等へ取り込まれた位置信号Bが正
しい値でない可能性が有る。
【0014】また、最下位ビットD1の時間巾がビジー
信号Cの時間巾T3より狭くなり、ビジー信号Cが連続
した状態になれば、位置信号Bを取り込む計算機等で
は、位置信号Bを取り込むことができないという問題が
ある。
【0015】そこで、本発明は、高分解能で、かつ、機
械の高移動速度に対応して位置信号を計算機へ取り込む
ことができる位置検出装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動物体に取
り付けられ移動位置信号を出力する位置センサと、この
位置センサにより検出された移動位置信号をバイナリ信
号に変換するディジタル変換器と、このディジタル変換
器により変換されたバイナリ信号を所定のコードのディ
ジタル信号に変換し、位置データとしてラッチ信号によ
って更新保存するラッチ回路とを有し、バイナリ信号の
変化に応じてラッチ信号を出力すると共に、所定の時間
巾のビジー信号を外部へ出力する構成の位置検出装置に
おいて、バイナリ信号の内で最下位ビットの信号の変化
周期が所定時間未満のとき、最下位ビットの信号の変化
に応じてラッチ信号とビジー信号とを生成して出力する
一方、バイナリ信号の内で最下位ビットの信号の変化周
期が所定時間以上のとき、最下位ビットより変化が遅い
上位ビットの信号の変化に応じてラッチ信号とビジー信
号とを生成して出力する信号生成手段を設けるようにし
たものである。
【0017】
【作用】上記構成により、バイナリ信号の内で最下位ビ
ットの信号の変化周期が所定時間未満のとき、最下位ビ
ットの信号の変化に応じてラッチ信号とビジー信号とが
生成され出力される。一方、バイナリ信号の内で最下位
ビットの信号の変化周期が所定時間以上のとき、最下位
ビットより変化が遅い上位ビットの信号の変化に応じて
ラッチ信号とビジー信号とが生成され出力される。従っ
て、バイナリ信号の変化に応じて最下位ビットより変化
が遅い上位ビットの信号に切り換えるために高分解能
で、かつ、機械の高移動速度に対応した位置信号を計算
機へ取り込むことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は、本発明の第1実施例を示す位置検
出装置のブロック構成図である。図1は、従来の技術で
ある図10にラッチ信号発生回路8とビジー信号発生回
路9と論理積10,11,13,14、論理和12,1
5を追設したものである。
【0020】ここで、ラッチ信号発生回路8は、シンク
ロディジタル変換器3から最下位ビットの次のビットの
バイナリ信号D2に応じてラッチ信号Fを出力するもの
である。ビジー信号発生回路9は、シンクロディジタル
変換器3から最下位ビットの次のビットのバイナリ信号
D2に応じてビジー信号Gを出力するものである。
【0021】論理積10は、高速信号が入力されている
とき、ラッチ信号Fを論理和12へ出力し、論理積11
は低速信号が入力されているときラッチ信号Aを論理和
12へ出力し、論理和12はラッチ信号Fまたはラッチ
信号AのHigh信号をラッチ回路5へ出力するもので
ある。
【0022】論理積14は、高速信号が入力されている
とき、ビジー信号Gを論理和15へ出力し、論理積13
は低速信号が入力されているとき、ビジー信号Cを論理
和15へ出力し、論理和15はビジー信号Cまたはビジ
ー信号GのHigh信号を外部の計算機へビジー信号J
として出力するものである。
【0023】以上の構成で、図2に示すタイムチャート
を参照して作用を説明する。
【0024】まず、時刻t1から測定を開始したとし
て、最下位ビットの最下位ビットD1のHigh信号と
Low信号に対応して、時刻t2,t4,t6・・・・
にラッチ信号Aが出力され、最下位ビットの次の上位ビ
ットD2のHigh信号とLow信号に対応して時刻t
2、t6にラッチ信号Fが出力される。
【0025】このとき、低速信号が論理積11に入力さ
れており、論理積11から論理和12を介してラッチ信
号Hがラッチ回路5へ時刻t2,t4,t6・・・・が
出力される。これによって、ラッチ回路5はラッチ信号
Hを入力する毎にBCD信号Eを位置信号Bとして更新
保存する。
【0026】また、最下位ビットのバイナリ信号D1に
対応して時刻t1,t3,t5・・・・にビジー信号発
生回路7からビジー信号Cが出力され、最下位ビットの
次のビットのバイナリ信号D2の出力に対応して時刻t
1,t5にビジー信号発生回路9からビジー信号Gが出
力される。
【0027】このとき、低速信号が論理積13へ入力さ
れており、ビジー信号Cが時刻t1,t3,t5に論理
積13から論理和15を介してビジー信号Jとして外部
へ出力される。これによって、ビジー信号Jが所定の時
間巾T1を有しているため、外部で正確な位置信号Bを
取り込む。
【0028】その後に、機械の移動速度が高速になる
と、例えば、時刻t7の頃から最下位ビットのバイナリ
信号D1のHigh信号とLow信号に対応してラッチ
信号発生回路6からラッチ信号Aが、時刻t9,t1
0,t12・・・・に出力され、最下位ビットの次の上
位ビットのバイナリ信号D2に対応してラッチ信号発生
回路8からラッチ信号Fが時刻t9,t12,t15・
・・・に出力される。
【0029】このとき、時刻t7から高速信号が論理積
10へ入力されているため、ラッチ信号Fがラッチ信号
Hとしてラッチ回路5へ入力される。この結果、ラッチ
回路5では、所定時間をもって位置信号Bを更新保存す
る。
【0030】また、高速信号が時刻t7以降、論理積1
4にも入力されており、ビジー信号Gがビジー信号Jと
して所定時間巾T2をもって外部へ出力される。
【0031】このように、機械の速度が高速になると、
ラッチ信号Aの時間の間隔が狭くなり時刻t8以降の如
くビジー信号Cも連続してしまうが、ビジー信号Cが連
続となる前に低速から高速に信号が切り換わるため、変
化の遅いラッチ信号Fおよびビジー信号Gが選択され、
位置信号Bの更新を行うラッチ回路5へ入力される。一
方、ラッチ信号Hも時間の間隔の広い状態が継続し、信
号変換器2から外部へ出力されるビジー信号Jも連続す
ることがなく、適当な時間巾をもつことができ、計算機
が位置信号Bを取り込むことができる。
【0032】なお、後述するように高速、低速の各信号
は信号変換器2内で作る方法と外部から入力する方法が
有る。
【0033】図3は、本発明の第2実施例を示す位置検
出装置の部分ブロック構成図であり、図3は図1で説明
した第1実施例の高速、低速の信号を生成する回路を信
号変換器2に内蔵したものである。
【0034】図中、16は最下位ビットのバイナリ信号
D1のLow信号を入力したときその立ち下がりで所定
の時間巾TのLow信号を出力するシングルショット回
路、17は最下位ビットのバイナリ信号D1を入力して
反転して出力する否定回路、18はシングルショット回
路16からの信号Kと否定回路17の出力信号の論理積
が成立すると、High信号の信号Lを出力する論理積
である。
【0035】また、19はシングルショット回路16か
らの信号Kを反転する否定回路、20は否定回路19の
出力信号と最下位ビットのバイナリ信号D1とを入力し
て論理積の成立で、High信号の信号Mを出力する論
理積、21はHigh信号の信号LをS端子へ入力する
とQ端子から低速信号をHigh信号として出力する一
方、High信号の信号MをR端子へ出力すると、リセ
ットしてQ’端子から高速信号をHigh信号として出
力するフリップフロップ回路である。
【0036】以上の構成で、図4に示すタイムチャート
を参照して説明すると、シングルショット回路16では
時刻t1にシンクロディジタル変換器3からの最下位ビ
ットのバイナリ信号D1のLow信号が入力され所定時
間巾T1のシミット信号Kを出力する。
【0037】このシミット信号Kとバイナリ信号D1の
反転した信号が論理積18へ入力され、シミット信号K
の時間巾T1よりバイナリ信号D1の時間巾T2が大き
いとき、論理積が成立してHigh信号の信号Lが時刻
t2にフリップフロップ回路21のS端子へ出力され
る。この結果、フリップフロップ回路21のQ端子が低
速信号を出力する。
【0038】その後、時刻t3に機械の移動が速くな
り、対応してバイナリ信号D1の変化が速くなる。この
ため、バイナリ信号D1のLow信号とシミット信号K
の反転信号とが時刻t4に論理積20からHigh信号
の信号Mをフリップフロップ回路21のR端子へ出力す
る。これによってフリップフロップ回路21でリセット
されてQ’端子から高速信号が出力される。
【0039】このように、バイナリ信号D1の時間巾T
2がシングルショット回路16のシングルショット時間
巾T1より狭くなると、高速となるように、フリップフ
ロップ回路21のリセット側にHigh信号の信号Mが
入力される。一方、シングルショット時間巾T1より最
下位ビットのバイナリ信号D1の時間巾T2が大きい
間、リセット側にHigh信号の信号Lが入力され低速
となっている。従って、信号変換器2の内部で機械の移
動速度が高速になったか低速になったかを容易に判別で
き、高速信号、低速信号を容易に生成することができ
る。
【0040】図5は、本発明の第3実施例を示す位置検
出装置の部分ブロック構成図であり、図5は図1の第1
実施例の高速信号、低速信号を生成する回路で図1に内
蔵して追設されている。
【0041】図中、22は最下位ビットのバイナリ信号
D1を入力してHigh信号とLow信号の変化する周
波数に応じた電圧信号Pに変換する周波数電圧変換器、
23は電圧信号Pが所定の電圧設定信号以上となったと
き、High信号を出力する比較器、24は比較器から
のLow信号によって低速信号を出力する否定回路24
である。
【0042】以上の構成で、図6に示すタイムチャート
を参照して説明すると、機械の移動速度が遅い時刻t1
から時刻t2では、周波数電圧変換器22から電圧信号
Pが低く、比較器23からHigh信号が出力されてい
ない。従って、否定回路24から低速信号が出力され
る。
【0043】その後、時刻t2以降に機械の移動速度が
速くなるとバイナリ信号D1の周波数が速くなり、時刻
t3に比較器23からHigh信号が高速信号として出
力される。
【0044】このように、機械の移動速度が速くなる
と、バイナリ信号D1の周波数が高くなり、周波数電圧
変換器22の電圧信号Pも次第に高くなる。電圧信号P
の値が一定以上になると、比較器23がこれを検出して
高速の信号(High信号)を出力する。高速の信号が
出力されていない間は、比較器23はLow信号の状態
で否定回路24から低速信号を出力する。
【0045】従って、信号変換器2の内部で機械の移動
速度が高速になったか低速になったかに判別でき、高速
信号、低速信号を容易に作ることができる。
【0046】図7は、本発明の第4実施例を示す位置検
出装置の部分ブロック構成図である。図7は図1の高速
信号、低速信号を生成する回路であり、外部から高速信
号を取り込むようにしている。
【0047】図中、25は高速信号に応答してONとな
る接点26を介して電源27に接続される否定回路で、
接点26が開のとき低速信号を出力し、接点26が閉の
とき高速信号を出力するものである。
【0048】本実施例は、位置検出装置外で機械の移動
速度が高速になったことを検出した接点26から信号を
取り込んでおり、信号変換器2の内部で高速、低速の判
別を行う必要がなく、信号変換器2の回路を簡素化する
ことができる。
【0049】図8は、本発明の第5実施例を示す位置検
出装置のブロック構成図である。図8は従来技術である
図10に論理積28,29と論理和30を追設し、ラッ
チ信号発生回路6とビジー信号発生回路7との代わりに
ラッチ信号発生回路31とビジー信号発生回路32とを
設けている。
【0050】論理積28は、低速信号とバイナリ信号D
1のHigh信号によってHigh信号を出力し、論理
積29は高速信号とバイナリ信号D2のHigh信号に
よってHigh信号を出力し、論理和30はいずれかの
High信号によってラッチ信号発生回路31とビジー
信号発生回路32へHigh信号を出力するものであ
る。
【0051】ラッチ信号発生回路31は、High信号
を入力すると、所定時間後にラッチ信号Hをラッチ回路
5へ出力するものであり、ビジー信号発生回路32はH
igh信号を入力すると、所定時間巾のビジー信号Jを
外部へ出力するものである。
【0052】以上の構成で、図9に示すタイムチャート
を参照して説明する。
【0053】まず、時刻t1から測定開始されたとして
最下位ビットのバイナリ信号D1のHigh信号が時刻
t1,t5に論理積28へ入力されている。このとき、
論理積28へ低速信号が入力されているため、High
信号が論理積28を介してラッチ信号発生回路31へ出
力され、ラッチ信号発生回路31からラッチ信号Hが時
刻t2,t4,t6にラッチ回路5へ出力されている。
これに伴い、ラッチ回路5はラッチ信号Hを入力する
と、BCD信号Eを位置信号Bとして更新保存する。
【0054】また、これと共に論理積28を介して信号
Rがビジー信号発生回路32へ出力され、時刻t1,t
5・・・・にビジー信号発生回路32からビジー信号J
が出力される。これによって、ビジー信号Jが所定の時
間巾T1をもって出力され、所定のタイミングで外部で
位置信号を取り込む。
【0055】その後に、機械の移動速度が速くなると、
第2実施例乃至第4実施例で説明したように、例えば、
時刻t7に高速信号に切り換えられる。すると、バイナ
リ信号D2のHigh信号と高速信号とが入力された論
理積29でHigh信号が出力され、このHigh信号
が論理和30を介してラッチ信号発生回路31へ入力さ
れ、ラッチ信号Hが時刻t9,t11,t13・・・・
にラッチ回路5へ出力される。
【0056】また、論理積29から論理和30を介して
High信号(R)がビジー信号発生回路32へ入力さ
れてビジー信号Jが時刻t8,t10,t12・・・・
に外部へ出力される。
【0057】このように、高速信号か低速信号によって
バイナリ信号D1,D2が論理積28,29を切り換え
て、論理和30を介してラッチ信号発生回路31および
ビジー信号発生回路32へ出力される。そして、ラッチ
信号発生回路31およびビジー信号発生回路32はHi
gh信号(R)の変化を把えてラッチ信号Hおよびビジ
ー信号Jを生成するようにしたため、ラッチ信号Hが間
隔の広い状態を継続し、ビジー信号Jも連続してしまう
ということがなく、常に機械の速度に応じてビジー信号
Jを出力することができる。
【0058】この結果、機械の移動速度が高速になって
も正しい位置信号Bを出力できると共に、外部で正しく
位置信号Bを取り込めるように正しいビジー信号を出力
することができる。本実施例によれば図1に示す実施例
よりも回路が簡単になる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
イナリ信号の内で最下位ビットの信号の変化周期が所定
時間未満のとき、最下位ビットの信号の変化に応じてラ
ッチ信号とビジー信号とが生成され出力される一方、バ
イナリ信号の内で最下位ビットの信号の変化周期が所定
時間以上のとき、最下位ビットより変化が遅い上位ビッ
トの信号の変化に応じてラッチ信号とビジー信号とが生
成され出力される。従って、バイナリ信号の変化に応じ
て最下位ビットより変化が遅い上位ビットの信号に切り
換えるために高分解能で、かつ、機械の高移動速度に対
応した位置信号を計算機へ取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す位置検出装置のブロ
ック構成図である。
【図2】図1の位置検出装置のタイミングチャートであ
る。
【図3】本発明の第2実施例を示す位置検出装置に備え
る高速低速信号生成回路の構成図である。
【図4】図3の高速低速信号生成回路のタイミングチャ
ートである。
【図5】本発明の第3実施例を示す位置検出装置に備え
る高速低速信号生成回路の構成図である。
【図6】図5の高速低速信号生成回路のタイミングチャ
ートである。
【図7】本発明の第4実施例を示す位置検出装置に備え
る高速低速信号生成回路の構成図である。
【図8】本発明の第5実施例を示す位置検出装置のブロ
ック構成図である。
【図9】図8の位置検出装置のタイミングチャートであ
る。
【図10】従来例を示す位置検出装置のブロック構成図
である。
【図11】図10の位置検出装置のタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1 位置センサ 2 信号変換器 3 シンクロディジタル変換器 4 バイナリBCD変換器 5 ラッチ回路 6,8,31 ラッチ信号発生回路 7,9,32 ビジー信号発生回路 10,11,13,14,18,20,28,29,
論理積 12,15,30 論理和 16 シングルショット回路 17,19,24,25 否定回路 21 フリップフロップ回路 22 周波数電圧変換器 23 比較器 26 接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32 G01D 5/00 - 5/62

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動物体に取り付けられ移動位置信号を
    出力する位置センサと、この位置センサにより検出され
    た移動位置信号をバイナリ信号に変換するディジタル変
    換器と、このディジタル変換器により変換されたバイナ
    リ信号を所定のコードのディジタル信号に変換し、位置
    データとしてラッチ信号によって更新保存するラッチ回
    路とを有し、前記バイナリ信号の変化に応じて前記ラッ
    チ信号を出力すると共に、所定の時間巾のビジー信号を
    外部へ出力する構成の位置検出装置において、 前記バイナリ信号の内で最下位ビットの信号の変化周期
    が所定時間未満のとき、前記最下位ビットの信号の変化
    に応じて前記ラッチ信号とビジー信号とを生成して出力
    する一方、前記バイナリ信号の内で最下位ビットの信号
    の変化周期が所定時間以上のとき、前記最下位ビットよ
    り変化が遅い上位ビットの信号の変化に応じて前記ラッ
    チ信号とビジー信号とを生成して出力する信号生成手段
    を備えたことを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記信号生成手段は、前記バイナリ信号
    の変化に基づいて高速か低速かを判定し、高速信号また
    は低速信号のいずれかを出力する高速低速信号生成回路
    と、前記低速信号が入力されているとき前記最下位ビッ
    トのバイナリ信号の変化に応じたラッチ信号を前記ラッ
    チ回路へ出力すると共に、前記高速信号が入力されてい
    るとき前記最下位ビットより上位ビットのバイナリ信号
    の変化に応じたラッチ信号を前記ラッチ回路へ出力する
    ラッチ信号発生回路と、前記低速信号が入力されている
    とき前記最下位ビットのバイナリ信号の変化に応じたビ
    ジー信号を外部へ出力すると共に、前記高速信号が入力
    されているとき前記最下位ビットより上位ビットのバイ
    ナリ信号に応じたビジー信号を外部へ出力するビジー信
    号発生回路とを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記高速低速信号生成回路は、所定の時
    間巾のパルス信号と前記最下位ビットのバイナリ信号の
    時間巾とを比較して前記バイナリ信号の高速または低速
    を判定して高速信号または低速信号を出力するようにし
    たことを特徴とする請求項2記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記高速低速信号生成回路は、前記最下
    位ビットのバイナリ信号のハイレベルとローレベルの周
    期的変化を電圧信号に変換し、この電圧信号と所定の設
    定信号とを比較して、この比較によって高速または低速
    を判定して高速信号または低速信号を出力するようにし
    たことを特徴とする請求項2記載の位置検出装置。
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