JP3164387U - 卓上物入れ箱 - Google Patents

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繁則 若泉
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Abstract

【課題】テーブルに向かい合って座った場合でも箸箱の向きを変えずにそのまま箸を取り出すことができ、また、二つの箸箱を背を向けて配置するよりもコンパクトなサイズで設計し易い箸箱等を用途とする卓上物入れ箱を提供する。【解決手段】卓上物入れ箱を、大略直方体の長手側の両側面に抽斗口11・11を設けた箱本体1と、この箱本体1の抽斗口11・11に出し入れ自在に装着された抽斗2とを含んで構成し、箱本体1を間に置いた対面位置から、正面側に抽斗2の摘み部21を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、卓上物入れ箱の改良、詳しくは、テーブルに向かい合って座った場合でも箱の向きを変えずにそのまま収容物を取り出すことができ、また、二つの箱を背中合わせに配置するよりも省スペース化を図れる卓上物入れ箱に関するものである。
周知のとおり、食堂やレストランなどの飲食店のテーブルには、複数の客が使用できるように共用の箸箱が常備されていることが多く、また、このような共用の箸箱としては、上蓋式のものと引出し式のものが主に知られている。
そして、上記2タイプの箸箱の内、上蓋式の箸箱(例えば、特許文献1参照)は、箱内にどの程度箸が残っているかを確認できるように上蓋に透明板を用いたものが一般的であるが、このような上蓋式の箸箱は、箸の出し入れに上蓋を開閉する必要があるため箸箱の上に物を置くことができない。
そのため、テーブルに常備する調味料をトレーに載せて箸箱とセットで配置する必要があるものの、このトレーと箸箱を並べて配置することによって、大きさに余裕のないテーブルでは、料理を置くスペースが更に狭くなり客が窮屈感を覚えやすかった。
一方、上記2タイプの箸箱の内、引出し式の箸箱については、箱上に物を置いても抽斗の開け閉めに何ら問題を生じないため、箸箱の上面を調味料のトレーとして使用できるメリットがある。
しかしながら、上記従来の引出し式箸箱においても、抽斗が片側に一つしか設けられていないため、対面式テーブルの中央に箸箱を置いた場合に、抽斗が正面にくる側に座った者しか抽斗を操作できず、反対側に座った者は抽斗を開けるためにわざわざ箸箱を反転させる必要があるなど、非常に使い勝手が悪かった。
また、上記問題を解決するために、二つの箸箱を背を向けて配置する方法も考えられたが、その方法を採用すると箸箱を置くスペースが通常の2倍必要になってテーブル上の利用スペースが無駄に削られる不満があった。
実用新案登録3156035号公報(第1―6頁、第1〜3図)
本考案は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、テーブルに向かい合って座った場合でも箸箱の向きを変えずにそのまま箸を取り出すことができ、また、二つの箸箱を背を向けて配置するよりもコンパクトなサイズで設計し易い箸箱等を用途とする卓上物入れ箱を提供することにある。
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、大略直方体の長手側の両側面に抽斗口11・11を設けた箱本体1と;この箱本体1の抽斗口11・11に出し入れ自在に装着された抽斗2とを含んで構成し、前記箱本体1を間に置いた対面位置から、正面側にくる抽斗2の摘み部21を操作して収容された箸A、茶パック、爪楊枝などの提供物を簡易に取り出せるようにした点に特徴がある。
具体的には、長手側の両側面に摘み部21・21を有する抽斗2を、箱本体1の内部を貫通してスライドするように装着することができる。
また、上記構成を採用する場合には、抽斗2の収納部22の隣りに断面V字状の楊枝入れ部23を設けて、この楊枝入れ部23の各傾斜面に頭部が上側にくるように爪楊枝Bを収容することができる。
また本考案においては、上記抽斗2が箱本体を貫通する構成を採用せずに、長手側の一方の側面に摘み部21を有する一組の抽斗2・2を、箱本体1に背中合わせに装着して構成することもできる。
そしてまた本考案では、必要に応じて、箱本体1の上面に囲壁12を設け、この囲壁12の内域を容器入り調味料S、ナプキンQなどを載置可能なカスタートレーTとして使用することができる。
本考案においては、箸箱の両側から抽斗を出し入れ可能に構成したことにより、対面式テーブルの中央に箸箱を配置すれば、テーブルのどちら側に座った場合でも正面で抽斗の摘み部を操作して抽斗の開け閉めを行うことができるため、箸箱の向きを変えることなく容易に箸を取り出すことが可能となる。
また、本考案では、一つの箸箱から構成したことにより、片側のみに抽斗がある箸箱を背を向けて二つ配置するよりも各箸箱の背板を省略できる分、コンパクトに設計することができるため、テーブル上の箸箱の置き場を最小限の広さに抑えることができる。
したがって、本考案により、飲食店等において客が向かい合ってテーブルに座った場合でも使い勝手が良く、しかも、テーブル上のスペースを有効利用して客が食事中に窮屈感を覚えることもない引出し式箸箱として使用可能な卓上物入れ箱を提供できることから、本考案の実用的利用価値は頗る高い。
本考案の実施例1における卓上物入れ箱を表わす分解斜視図である。 本考案の実施例1における卓上物入れ箱を表わす断面図である。 本考案の実施例1における卓上物入れ箱の使用状態を表わす状態説明図である。 本考案の実施例2における卓上物入れ箱の抽斗を表わす全体斜視である。 本考案の実施例2における卓上物入れ箱の使用状態を表わす状態説明図である。 本考案の実施例3における卓上物入れ箱を表わす分解斜視図である。 本考案の実施例3における卓上物入れ箱を表わす断面図である。 本考案の実施例3における卓上物入れ箱の使用状態を表わす状態説明図である。
『実施例1』
まず本考案の実施例1について、図1から図3に基いて説明する。同図において、符号1で指示するものは箱本体であり、符号2で指示するものは抽斗である。
この実施例1では、箱本体1(材質:プラスチック製)を、直方体の長手側の両側面に抽斗口11・11を備えた筒状の形態で作製すると共に、この箱本体1の内部に、長手側の両側面に摘み部21・21を有する抽斗2(材質:プラスチック製)を出し入れ自在に装着して箸箱Hを構成している(図1、図2参照)。
なお、上記箱本体1は筒状であるため、抽斗2は箱本体1の一方側の抽斗口11から反対側の抽斗口11に貫通してスライドさせることができる。また、上記箱本体1と抽斗2・2の表面には、木目模様を形成すると共に、全体を黒色を基調とする漆塗り風の外観に仕上げている。
一方、上記箱本体1の上面には、縁部に沿って囲壁12を設けており、その囲壁12の内側に物を載置するためのカスタートレイTを形成している。また、箱本体1の下面には、箱本体1の底面が載置面に直接触れないようにするために浮し脚13・13…を各隅部に設けている。
そして、上記のように箸箱Hを構成したことにより、抽斗2の収納部22に箸Aを収容して箸箱Hをテーブルの中央に配置すれば、図3(a)及び(b)に示すように箸箱Hの前後どちら側に座っても抽斗2を正面で開け閉めできるため、対面式テーブルでの使い勝手を向上することができる。
また、上記箱本体1の上面にはカスタートレイTを形成しているため、このカスタートレイTに醤油や塩などの調味料SやナプキンQなどを載せれば、テーブル上に箸箱Hとは別にカスタートレイを置く必要がなくなり、その分のスペースを有効に利用できる。
また実施例1では、上記箱本体1の奥行きを、従来の片側のみに抽斗を備えた箸箱よりも1.5倍大きいサイズに設計しており、これにより従来の箸箱を二つ並べるよりも省スペース化が図れるため、テーブル上に余裕をもって料理を置くことができる。
『実施例2』
次に、本考案の実施例2について図4及び図5に基いて以下に説明する。この実施例2では、実施例1と同様の抽斗2が箱本体1を貫通して出し入れ可能な箸箱Hにおいて、抽斗2の収納部22の隣りに断面V字状の楊枝入れ部23を設けている(図4参照)。
これにより、上記抽斗2の楊枝入れ部23の各傾斜面に頭部が上側にくるように爪楊枝Bを収容すれば、図5(a)及び(b)に示すように、抽斗2を前後どちらから開けた場合でも爪楊枝Bの頭部が手前側にくるため、頭部を摘んで爪楊枝Bを容易に取り出すことができる。
『実施例3』
次に、本考案の実施例3について図6から図8に基いて以下に説明する。この実施例3では、長手側の一方の側面に摘み部11を有する一組の抽斗2・2を、箱本体1の抽斗口11・11に出し入れ自在に装着して箸箱Hを構成している(図6参照)。
また実施例3では、上記抽斗2を閉じる際、箱本体1の内部で抽斗2・2同士がぶつかって操作していない側の抽斗2が反対側に飛び出してしまわないように、箱内部の底面中央に突起状のストッパー部14を設けている(図7参照)。
そして、上記のように箸箱Hを構成したことにより、図8に示すように、箸箱の前後両側から抽斗2・2を開け閉め操作することができるため、実施例1に係る箸箱Hと同様、対面式テーブルでの使い勝手の向上が図れる。
本考案は、概ね上記のように構成されるが、本考案は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、箸箱Hを構成する箱本体1や抽斗2・2の材質には、プラスチック材料だけでなく本物の木材や木質材を使用することもできる。
また、抽斗2に関しては、対象収容物(例えば、箸Aや爪楊枝や茶パックなど)に合わせて任意の位置に仕切板を入れることもできる。具体的には、箸A入れの隣りに仕切板を入れて爪楊枝の収容スペースを形成することができ、また複数の仕切板を入れて茶種の異なる茶パックを収容することもできる。
そしてまた、箱本体1の下面に設けた浮し脚13・13…と、別の箱本体1の囲壁12とを嵌め合わせて滑止めにすることにより、箱本体1・1同士を印籠継ぎ状に積み重ねて持ち運ぶこともできる。
他方また、抽斗2のスライド機構に関しても、レール材を使用したり係止片による抜止め構造を採用したりすることもでき、また、卓上物入れ箱としての使用であれば箸箱H以外の用途に使用することもでき、何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
従来から、共用の箸箱は多くの飲食店で使用されており、様々なタイプの箸箱が市場に出回っているものの、対面式テーブルでの使い勝手を考慮した箸箱は、市場において見受けられない。
そのような中で、本考案の卓上物入れ箱は、テーブルに向かい合って座った場合でも問題なく使用することができ、また、置き場所の省スペース化も図れる有用な技術であることから、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 箱本体
11 抽斗口
12 囲壁
13 浮し脚
14 ストッパー部
2 抽斗
21 摘み部
22 収納部
23 楊枝入れ部
H 箸箱
T カスタートレイ
A 箸
B 爪楊枝
S 調味料
Q ナプキン

Claims (5)

  1. 大略直方体の長手側の両側面に抽斗口(11・11)を設けた箱本体(1)と;この箱本体(1)の抽斗口(11・11)に出し入れ自在に装着された抽斗(2)とを含んで構成され、
    前記箱本体(1)を間に置いた対面位置から、正面側にくる抽斗(2)の摘み部(21)を操作して収容された箸(A)、茶パック、爪楊枝などの提供物を簡易に取り出せることを特徴とする卓上物入れ箱。
  2. 長手側の両側面に摘み部(21・21)を有する抽斗(2)を、筒状の箱本体(1)の内部を貫通してスライドするように装着したことを特徴とする請求項1記載の卓上物入れ箱。
  3. 抽斗(2)の収納部(22)の隣りに断面V字状の楊枝入れ部(23)を設けて、この楊枝入れ部(23)の各傾斜面に頭部が上側にくるように爪楊枝(B)を収容可能としたことを特徴とする請求項2記載の卓上物入れ箱。
  4. 長手側の一方の側面に摘み部(21)を有する一組の抽斗(2・2)を、箱本体(1)に背中合わせに装着したことを特徴とする請求項1記載の卓上物入れ箱。
  5. 箱本体(1)の上面に囲壁(12)を設け、この囲壁(12)の内域を容器入り調味料(S)、ナプキン(Q)などを載置可能なカスタートレー(T)としたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の卓上物入れ箱。
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