JP3164116B2 - 磁気ディスクの媒体検査方法 - Google Patents

磁気ディスクの媒体検査方法

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JP3164116B2 JP27723191A JP27723191A JP3164116B2 JP 3164116 B2 JP3164116 B2 JP 3164116B2 JP 27723191 A JP27723191 A JP 27723191A JP 27723191 A JP27723191 A JP 27723191A JP 3164116 B2 JP3164116 B2 JP 3164116B2
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    • Y02P30/20Technologies relating to oil refining and petrochemical industry using bio-feedstock

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  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハード磁気ディスク
の媒体検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録媒体として多用されているハー
ド磁気ディスク(以下単にディスクという)は、製造過
程でサーティファイヤにより媒体の記録特性などが検査
される。検査は各種の項目について詳細になされるがそ
の基本的なものを図2により説明する。図2(a) に示す
ディスク1の所定のトラック1a に対してサーティファ
イヤにより、(b) に示す“1010……" のテスト符号
が書込み/読出しされ、読出し信号の波高値をその平均
値に比較して、ミッシングエラー、エキストラエラー、
またはモジュレーション特性などが検査される。ここ
で、媒体の記録性能とテスト符号の周波数の関係につい
てみると、ディスクは媒体の記録性能により記録データ
の最高使用周波数が制限されており、この最高使用周波
数を2fとすると、これに対応して上記のテスト符号の
ビット“1" の時間幅Δtは1/2fとされている。な
お、“10”が繰り返されるテスト符号の繰り返し周波
数はfである。これに対して、サーティファイヤにおい
ては読出し信号の波形をできるだけ忠実に再現すること
が望ましく、このために繰り返し周波数fを基本波とし
て、その高調波成分をなるべく再生するように周波数特
性は0〜2fの間で平坦とし、これ以上で漸次低下する
ように設計製作されている。この周波数2fがサーティ
ファイヤの規格上の検査可能周波数の上限とされる。図
3(a) は、記録容量が1GB(ギガバイト)のディスク
に対する従来のサーティファイヤの周波数特性を示すも
ので、このディスクの最高使用周波数2f1は18MH
zとされており、これに対応してサーティファイヤの検
出感度の周波数特性は曲線Sで示すように、ほぼ18M
Hzまでは平坦で、それ以上で漸次低下しており、規格
上は18MHzが検査可能周波数の上限とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、最近においては
媒体の記録性能が向上して2GBまたはそれ以上の大容
量のディスクが出現しており、2GBの場合は最高使用
周波数2f2 は、(a) に示すように2GBの2f1 の2
倍の36MHzである。これに対して、サーティファイ
ヤの検出感度特性は未だ改善されておらず、これが適合
しないまま大容量のディスクの検査がなされようとして
いる。図3(b) は、従来のサーティファイヤによる2G
Bのディスクの読出し信号波形を例示するもので、信号
波形(イ),(ロ) および(ハ) は、高調波が減衰するために頭
部が欠けて波高値が正常レベルLs より低下レベルLR
に低下している。これに対して、波形(ニ),(ホ) は媒体自
身の性能により波高値そのものが低下したもので、ミッ
シングエラーとなるものである。サーティファイヤによ
るエラー検出方法は、前記したように波高値の平均値に
対して各信号の波高値を比較するものであるため、高調
波の減衰により波高値が低下するとその平均値も低下
し、本来ミッシングエラーとなるべき波形(ニ),(ホ) は波
高値が相対的に大きくなって、エラーとならないことが
ある。また、高調波の減衰によりモジュレーション特性
とこれによるエラーも大きく影響される。なお、記録容
量が増加したディスクは読出し信号の波高値が従来より
低下する傾向にあるため、検出感度の周波数特性は従来
より以上に重要である。以上の問題に対する次善の策と
して、2GBのディスクに対して性能改善がなされない
ままのサーティファイヤにより、信頼性のある検査を行
う方法がさし迫って必要である。さらに、媒体の性能改
善による記録容量の増加と、サーティファイヤの性能改
善は、いわばイタチごっこであり、今後サーティファイ
ヤの性能が改善された場合でも、その検査可能周波数を
越えた最高使用周波数の媒体に対して、信頼性のある検
査が可能な一般的な方法が望ましい。この発明は以上に
鑑みてなされたもので、記録容量が2GBまたはそれ以
上に増加したディスクに対して、規格にかかわらず従来
のサーティファイヤにより信頼性のある媒体検査方法を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成する媒体検査方法であって、上記のサーティファイ
ヤにおいて、最高使用周波数がサーティファイヤの規格
上の検査可能周波数を越える磁性媒体に対して、テスト
符号の周波数を最高使用周波数と検査可能周波数の間の
周波数であって検査可能周波数を超えた周波数特性にお
いて検出感度が漸次低下する特性上で前記検査可能周波
数の第2高調波が良好に再生される周波数として検査を
行うものである。サーティファイヤの規格上の検査可能
周波数2fを18MHzとし、媒体の最高使用周波数が
36MHzのディスクの場合は、テスト符号の周波数
を、その最高使用周波数36MHzの2/3の24MH
zとする。また、テスト符号としては、“100" の基
本パターンが連続する符号構成とし、この符号構成の1
ビットをサイクリックにずらして3回書込み/読出しし
て磁性媒体の検査を行うものである。
【0005】
【作用】まず、テスト符号の周波数の低減について述べ
ると、サーティファイヤの検出感度の周波数特性は、規
格上の検査可能周波数より高い周波数でもある程度再生
するものであるが、2倍の高い周波数までは伸びていな
い。従って記録容量が2倍に増加した媒体に対して2倍
の周波数のテスト符号を使用すると、高調波が減衰して
波形が忠実に再生されない。そこで、これらの中間の適
当な周波数、具体的には最高使用周波数と検査可能周波
数の間の周波数であって検査可能周波数を超えた周波数
特性において検出感度が漸次低下する特性上で前記検査
可能周波数の第2高調波が良好に再生される周波数のテ
スト符号を使用して高調波成分をある程度再生すると、
2倍の周波数のテスト符号によるより良好な媒体検査が
期待できる。以上を具体的な数値で説明すると、サーテ
ィファイヤの規格上の検査可能周波数2fを18MHz
とすると、その第2、第3高調波は36MHz,54M
Hzである。これに対して、記録容量が2GBのディス
クは媒体の最高使用周波数が36MHzであり、これに
対してテスト符号の周波数を最高使用周波数36MHz
の2/3の24MHzとする。その第2、第3高調波は
48MHz,72MHzであり、すくなくとも第2高調
波はあまり減衰せず、第3高調波もある程度減衰する
が、これらと基本波により波形が良好に再生されて信頼
性のある媒体検査がなされる。以上の検査方法はあくま
で次善の方策であり、かならずしも十分でない恨みがあ
りうるので、テスト符号の符号構成と、これによる検査
回数を次のように改めて検査の信頼性を向上する。すな
わち、テスト符号は“100" の基本パターンが連続す
る符号構成とし、この符号構成を1ビットづつサイクリ
ックにずらして3回書込み/読出しして媒体検査を行
う。3回の検査によりその分検査の信頼性が向上する
が、なお、トラックの全体に“1”が書込み/読出しさ
れることによりさらに信頼性の向上が期待される。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示し、(a) は周
波数配置図、(b) はテスト符号の構成図である。図1
(a) において、曲線Sは前記した図3(a) の曲線Sと同
一で、1GBのディスクに対応した従来のサーティファ
イヤの検出感度の周波数特性を示す。2GBのディスク
に対するテスト符号の周波数2fA を、そのディスクの
最高使用周波数2f2 =36MHzの2/3の24MH
zとする。周波数2fA はサーティファイヤの規格上の
検査可能周波数2f1 =18MHzの4/3=1.33
倍に相当し、前記したようにすくなくとも第2高調波は
良好に、また第3高調波はいくらか減衰するが再生され
るので、2GBのディスクに対する正規の周波数2f2
=36MHzによるよりも媒体は良好に検査される。次
に、図1(b) において、テスト符号は“100" の基本
パターンが連続する符号構成とし、そのビット“1”の
位相をサイクリックにずらして(イ),(ロ) および(ハ) と
し、これらを順次に都合3回書込み/読出しして媒体検
査を行う。この3回に亘る検査と、ビット“1" がトラ
ックの全体に書込み/読出しされることとにより信頼性
が向上する。なおこの場合、各ビット“1" の時間幅Δ
A は、前記の周波数2fA の逆数の1/2fA とする
が、各ビットの繰り返し周波数は1.5fA =18MH
zとなってサーティファイヤの検査可能周波数2f1
18MHzに一致し、波形再生上に有利である。以上の
実施例においては最高使用周波数が36MHzの2GB
のディスクを対象としたが、一般的に、媒体の最高使用
周波数がサーティファイヤの規格上の検査可能周波数を
越える場合にも、テスト符号の周波数を上記に倣って適
当に選択すれば、信頼性のある媒体検査を行うことがで
きるものである。なお、上記の3回の書込みに対するビ
ット“1" の位相合わせ方法は、従来技術により容易に
なされるので説明は省略する。
【0007】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による媒
体検査方法においては、サーティファイヤの検出感度特
性は、規格上の検査可能周波数より高い周波数でもある
程度読出し信号の高調波が再生されることに着眼し、最
高使用周波数がサーティファイヤの規格上の検査可能周
波数を越える媒体に対して、テスト符号の周波数を最高
使用周波数より適当に低減して検査を行うもので、記録
容量が2GBのディスクの場合は、その最高使用周波数
の2/3の24MHzのテスト符号を使用して媒体がほ
ぼ良好に検査され、さらに、テスト符号の符号構成と、
これによる検査回数とを改善して検査の信頼性を向上し
たもので、2GBまたはそれ以上の記録容量のディスク
に対して、従来のサーティファイヤにより信頼性のある
媒体検査が可能となる効果には大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示し、(a) は周波数配
置図、(b)はテスト符号の構成図である。
【図2】 サーティファイヤによる磁気ディスクの検査
方法の説明図で、(a) は磁気ディスクとトラックを示
し、(b) は従来のテスト符号の構成を示す。
【図3】 従来のサーティファイヤによる、2GBの記
録容量の磁気ディスクの媒体検査における問題点の説明
図で、(a) は周波数配置図、(b) は読出し信号の波形を
それぞれ示す。
【符号の説明】
1…ハード磁気ディスク、単にディスク、1a …ディス
クのトラック、 S…サーティファイヤの検出感度の周波数特性曲線、 Ls …正常レベル、LR …低下レベル、 2f1 …1GBのディスクの最高使用周波数、 2f2 …2GBのディスクの最高使用周波数、 2fA …この発明におけるテスト符号の周波数。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/84 G11B 23/00 G11B 25/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクのトラックに対してテスト
    符号を書込み/読出しし、該読出し信号の波高値により
    該磁気ディスクの媒体を検査するサーティファイヤにお
    いて、最高使用周波数が該サーティファイヤの規格上の
    検査可能周波数を越える前記媒体に対して、前記テスト
    符号の周波数を該最高使用周波数と前記検査可能周波数
    の間の周波数であって前記検査可能周波数を超えた周波
    数特性において検出感度が漸次低下する特性上で前記検
    査可能周波数の第2高調波が良好に再生される周波数と
    して検査を行うことを特徴とする、磁気ディスクの媒体
    検査方法。
  2. 【請求項2】前記サーティファイヤの規格上の検査可能
    周波数を18MHzとし、前記媒体の最高使用周波数が
    36MHzの前記磁気ディスクに対して、前記テスト符
    号の周波数を、該最高使用周波数36MHzの2/3の
    24MHzとする、請求項1記載の磁気ディスクの媒体
    検査方法。
  3. 【請求項3】“100" の基本パターンが連続する符号
    構成のテスト符号を、1ビットづつサイクリックにずら
    して3回書込み/読出しして前記媒体の検査を行う、請
    求項1、または2記載の磁気ディスクの媒体検査方法。
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