JP3164113U - 芳香・消臭剤用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で、揮散マットの上下方向の移動を許容しつつ、芳香・消臭剤の液吸芯から揮散マット側への移動を確実とする芳香・消臭剤用容器を提供する。【解決手段】液状の芳香剤又は/及び芳香剤を収容する本体部と、本体部の上部に位置し、揮散マット140を備えたカバー部とを有してなる。揮散マット140が、カバー部の天井面150aから単一の支柱部161と梁部162からなるL字型部材で支持されている。【選択図】図4

Description

本考案は、台所やトイレ、玄関などで使用する芳香剤や消臭剤を収容するための容器に関する。
例えば、特許文献1のような芳香・消臭剤用容器が知られている。この容器は主として、液状の芳香剤又は/及び消臭剤(以下単に「芳香・消臭剤」という。)を収容する本体部と、当該本体部の上部に嵌着するカバー部とからなる。この芳香・消臭剤用容器では、本体部略中央に上下方向に設置された液吸芯で芳香・消臭剤を吸い上げると共に、当該吸い上げた芳香・消臭剤をカバー部側に設置された揮散マットを介して大気に揮散させる。
流通過程などにおいては、芳香・消臭剤が入った本体部にはキャップが取り付けられている。一方、使用時には当該キャップが取り外されカバー部と組み合わせて使用される。そのため揮散マットは固定されておらず、上下方向にフリーな状態で設置されている。
特開2001−225884号公報
しかしながら、単に揮散マットを上下にフリーとするのみでは、揮散マットと液吸芯の上端面との密着が不十分となり、液吸芯で吸い上げた芳香・消臭剤を揮散マット側に確実に移動できない場合がある。また揮散マットの位置を規制するために複雑な構造の支持枠を設けた場合、コスト高になるといった問題もある。
本考案は、これらの問題点を解決するべくなされたものである。
上記課題を解消するべく、請求項1に記載の本考案は、液状の芳香剤又は/及び消臭剤を収容する本体部と、当該本体部の上部に位置し、揮散マットを備えたカバー部とを有してなる芳香・消臭剤用容器であって、前記揮散マットが、前記カバー部の天井面から単一のL字型部材で支持されていることを特徴とする。
また請求項2に記載の本考案は、請求項1の考案に加えて、前記L字型部材は、前記天井面から垂設された支柱部と、当該支柱部の下端から水平方向に延在する梁部とからなることを特徴とする。
また請求項3に記載の本考案は、請求項2の考案に加えて、前記梁部の少なくとも一部が薄肉に形成され、当該薄肉の部分を中心に前記梁部が揺動可能とされていることを特徴とする。
また請求項4に記載の本考案は、請求項2又は3の考案に加えて、前記揮散マットが、前記梁部の下面から突出したピン部材に刺設保持されていることを特徴とする。
また請求項5に記載の本考案は、請求項2または3の考案に加えて、前記揮散マットが、先記梁部の上面に載置されると共に、前記梁部には前記本体部側に備わる液吸芯が貫通可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする。
また請求項6に記載の本考案は、請求項5に記載の考案に加えて、前記梁部及び前記支柱部に、前記揮散マットを上方から把持する把持爪が形成されていることを特徴とする。
本考案により、簡易な構造でありながらも、揮散マットの上下方向の移動を許容すると共に、揮散マットを液吸芯の上端面に押し付けることができるので揮散マットへの芳香・消臭剤の移動が確実となる。
本考案に係る芳香・消臭剤用容器の斜視図である。 同分解組立て図である。 同側面図である。 図3におけるA−A線に沿う断面図であって、本体部とカバー部を分離した状態を示した図である。 図3におけるA−A線に沿う断面図であって、本体部とカバー部を結合した状態を示した図である。 L字部材の第2実施例を示した図であって、(a)がカバー部上方からの斜視図、(b)がB−B線に沿う断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施形態の一例につき詳細に説明を加える。なお、図面理解容易の為、各部の大きさや寸法を誇張して表現している部分があり、実際の製品と必ずしも一致しない部分があることを付記しておく。また各図面は符号の向きに見るものとし、当該向きを基本に上下左右、手前、奥と表現する。
〈芳香・消臭剤用容器の構成〉
消臭・芳香剤用容器100は、液状の芳香・消臭剤(図示していない)が収容される本体部102と、当該本体部102の上方に嵌着するカバー部104とを有してなる(図1、図3参照)。
本体部102は、芳香・消臭剤が収容されるボトル110と、当該ボトル110内の芳香・消臭剤を吸い上げる液吸芯130と、当該液吸芯130をボトル110のボトル口115の中心位置に保持固定する液吸芯支持枠120とからなる。なお使用前の流通等の段階では、ボトル口115にはネジ部114を利用してボトルキャップ(図示していない)が取り付けられるが、ここでは割愛する。
ボトル110は透明な樹脂で一体成形されており、平面視略小判型の有底筒である。上部には胴体部より細口となるようにボトル口115が形成され、当該ボトル口115の周りにネジ部114が形成されている。また、ボトル110の肩部分にはカバー部104を嵌着固定するための嵌合溝113が全周に渡って形成されている。
液吸芯支持枠120は、丁度ボトル口115に圧入できる大きさとされた独楽状の部材である。中心に液吸芯130を貫通させて支持できる中空のスリーブ121を備える。当該スリーブ121は外枠からテーパ部123を介して支持されている。また、外枠の上方外周には全周に渡って張出部122が形成されており、当該張出部122がボトル口115の上端面に当接することで位置決めされる。
液吸芯130は、細長い円柱形状を成し、外周が樹脂製の保護膜131で覆われていて、内部は芳香・消臭剤を浸透圧によって吸い上げることができる素材(例えばフェルト素材など)が充填されている。この液吸芯130は液吸芯支持枠120を介してボトル110(ボトル口115)の略中心に保持固定される。なお、ボトル110底面の略中心には底面凹部112が形成されており、当該底面凹部112の位置に丁度液吸芯130の下端が配置される。更に、底面凹部112の周囲には底面凸部111が複雑に形成されていて、ボトル110内の芳香・消臭剤を無駄なく液吸芯130へと導くことができるような構成とされている。
このような部材を組合わせることで、液吸芯130はボトル110の中心に保持されると共に、液吸芯130の上端面がボトル口115よりも高い位置となるような構成とされている。
一方カバー部104は、半透明な樹脂で一体成形された化粧カバー150と、当該化粧カバー150の内側に配置された揮散マット140と、当該揮散マット140を化粧カバーの天井面150aから保持する1つのL字型部材160とを有してなる。
化粧カバー150は、平面視略小判型の有底筒を上下反転させた基本形状を成し、下方はそのまま開口している。側面外周には規則的に縦長の拡散用側面孔151が複数形成されている。また天井面150aの略中心には矩形の1つの拡散用天井面孔152が形成されている。また、化粧カバー150の内周面下端近傍には、当該内周面の全周に渡って嵌合凸条153が形成されている。
化粧カバー150の天井面150aにはL字型部材160が固定されている。当該L字型部材160は、化粧カバー150と樹脂による一体成形であってもよいし、別部材が接着固定されていてもよい。L字型部材160は、化粧カバー150の天井面150aから垂設された扁平な支柱部161と当該支柱部161の下端から水平方向に延在した扁平な梁部162とを有してなる。当該梁部162の下面には、2つのピン部材163が突出形成されている。また、梁部162における支柱部161側の一部が薄肉とされて薄肉部164が形成されている。当該薄肉部164の存在によって、梁部162は当該薄肉部164を中心にして揺動可能に構成されている。
揮散マット140は、芳香・消臭材を一定量吸収保持できる素材(例えばフェルト素材)で扁平且つ矩形に形成されている。この揮散マット140には、前述したピン部材163を差し込むための2つの差込孔141が形成されていて、これを利用して揮散マット140が梁部162の下面側に配置固定されている。
〈芳香・消臭剤用容器の作用・機能〉
使用するに際して、一旦カバー部104を本体部102から取り外し、開口部115に備わっているボトルキャップ(図示していない)を取り外す。ボトルキャップを取り外すと、液吸芯130(の上端面)が露出してくる。この状態で再度カバー部104を取り付ける。当該取り付けは、化粧カバー150の嵌合凸条153がボトル110肩部の嵌合溝113に嵌合することによって完了する。この嵌合が終了すると、液吸芯130の上端面は、揮散マット140の下面に当接する。
揮散マット140はL字型部材160によって化粧カバー150の天井面150aから支持されているので、液吸芯130の上端面が当接すると、その当接する圧力に応じて上方(天井面150a側)へと揺動する。この揺動は、梁部162に設けられた薄肉部164を中心として行われる。即ち、揮散マット140がわずかに傾いて(角度θ)保持される(図5参照)。一方で、このL字型部材160自身が有する剛性によって、揮散マット140は下方に一定の圧力で押圧される。その結果、液吸芯130の上端面と揮散マット140の下面とは一定の圧力で密着する。この密着により、液吸芯130を伝って吸い上げられてきた芳香・消臭剤を確実に揮散マット140側へと伝えることが可能となっている。
また、揮散マット140は、L字型部材160によって上下方向に揺動可能とされているので、製造過程において液吸芯130の長さに誤差が生じた場合でも当該誤差を問題なく吸収することができる。
また、上記のように、単一のL字型部材160で揮散マット140を支持しているので、構造が単純であり、製造する際のコストも低廉となる。
〈その他の実施形態〉
また、L字型部材の構成は上記に限らず、例えば、図6に示したような構成としてもよい。なお以下では同一又は類似する部分については数字下2桁が同一の符号を付するに留め、重複した説明は省略する。
第2実施例としてのL字型部材260は、梁部262の上面側に揮散マット240が載置される。これに伴い、梁部262の略中央には液吸芯230を貫通させるための貫通孔267が形成されている。また、載置した揮散マット240を把持固定するための把持爪(第1把持爪265、第2把持爪266)が形成されている。第1把持爪265は梁部262の延在側先端に形成されている。一方、第2把持爪266は支柱部261の途中に形成されている。このような構成を採用したことで、揮散マット240上下から把持し、より確実な固定を実現することができる。
100…芳香・消臭剤用容器
102…本体部
104…カバー部
110…ボトル
111…底面凸部
112…底面凹部
113…嵌合溝
114…ネジ部
115…ボトル口
120…液吸芯支持枠
121…スリーブ
122…張出部
123…テーパ部
130…液吸芯
131…保護膜
132…芯材
140…揮散マット
141…差込孔
150…化粧カバー
150a…天井面
151…拡散用側面孔
152…拡散用天井面孔
153…嵌合凸条
160…L字型部材
161…支柱部
162…梁部
163…ピン部材
164…薄肉部

Claims (6)

  1. 液状の芳香剤又は/及び消臭剤を収容する本体部と、当該本体部の上部に位置し、揮散マットを備えたカバー部とを有してなる芳香・消臭剤用容器であって、
    前記揮散マットが、前記カバー部の天井面から単一のL字型部材で支持されている
    ことを特徴とする芳香・消臭剤用容器。
  2. 請求項1において、
    前記L字型部材は、前記天井面から垂設された支柱部と、当該支柱部の下端から水平方向に延在する梁部とからなる
    ことを特徴とする芳香・消臭剤用容器。
  3. 請求項2において、
    前記梁部の少なくとも一部が薄肉に形成され、当該薄肉の部分を中心に前記梁部が揺動可能とされている
    ことを特徴とする芳香・消臭剤用容器。
  4. 請求項2または3において、
    前記揮散マットが、前記梁部の下面から突出したピン部材に刺設保持されている
    ことを特徴とする芳香・消臭剤用容器。
  5. 請求項2または3において、
    前記揮散マットが、先記梁部の上面に載置されると共に、前記梁部には前記本体部側に備わる液吸芯が貫通可能な貫通孔が形成されている
    ことを特徴とする芳香・消臭剤用容器。
  6. 請求項5において、
    前記梁部及び前記支柱部に、前記揮散マットを上方から把持する把持爪が形成されている
    ことを特徴とする芳香・消臭剤用容器。



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