JP3163384U - 味覚シート - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態の味覚シートは、図2、図3、図5、図6に示されるように、飲み物を入れる対象物に貼り付けて、或いは、手又は腕に貼り付けて使用する味覚シートであって、基材シート2,12の上面に、甘味料、香辛料、及び塩を含む調味料のうち少なくとも一種類を付着させた味覚層3,13が設けられているとともに、前記基材シート2,12の裏面に第1粘着剤層4,14が設けられ、前記第1粘着剤層4,14が前記対象物、手又は腕に、貼り付け取り外し可能な味覚シート1,11として構成されている。
本実施形態における味覚層3,13は、図2、図3、図5、図6に示されるように、基材シート2,12の上面に、甘味料、香辛料、及び塩を含む調味料のうち少なくとも一種類を付着させた層として構成されている。
本実施形態における第1粘着剤層は、図3、7に示されるように、基材シート2,12の裏面に形成される層であって、粘着性を備える第1粘着剤層4,14として形成される。この第1粘着剤層は、本実施形態の味覚シートを、珈琲カップ等のカップや、手等の対象物の表面に貼り付けて、その対象物に保持させる役割を果たす。ただし、この保持は、味覚シートの使用後には、前述の対象物から取り外すことができる程度に剥離可能であることが好ましい。
本実施形態における第1粘着剤層は、前述のように、味覚層の下地となる粘着剤からなる層であって、味覚層を基材シートに付着(固着)させるための層である。このような、第2粘着剤層を形成する粘着剤としては、食用の粘着剤が好ましい。この食用の粘着剤層としては、たとえば、食用糊、コンデンスミルクなどを例示できる。また、食用となる各種の接着剤を使用してもよい。たとえば、植物浸出物のアラビアガム、植物抽出物のペクチン等、海草抽出物の寒天、アルギン酸等、細菌および菌類産物のプルラン等、各種デンプン類、蛋白質類等を例示できる。ただし、この例に限定されるものではなく、ある程度の粘性を持ち、接着状態を保ち、かつある程度の適宜に固化するものを選択するとよい。なお、用途や状況に合わせて、適宜公知の粘着剤等を用いて付着(固着)させても良いが、食用のものが使用されることが好ましい。第2粘着剤層上に、味覚層が形成されるためである。
本実施形態における基材シートは、図2及び図3、又は、図6及び図7に示されるように、本実施形態の味覚シート2,12の基材となるシートである。この基材シート2,12の上面には、前述の味覚層3,13が形成され、基材シート2,12の下面には、第1粘着層4,14が形成される。基材シートの形状は、特に限定されない。味覚層を形成しやすくできる、また、味覚シートをたとえば珈琲カップ等に貼り付けた後、安定的に保持させやすくすることができる、平板状に形成されることが好ましい。
本実施形態における剥離紙は、第1粘着剤層を被覆するために備えられるものであり、第1粘着剤層の乾燥を防ぎ、あるいは、珈琲カップ等などの対象物以外に、意図せず貼りつかないようにするために用いられる。
また、味覚層を被覆可能なカバーシートが備えられることが好ましい。さらに、味覚層を被覆可能なカバーシートが備えられるとともに、基材シート上の、味覚層の周囲には、カバーシートを剥離可能に接着する接着部が形成されていることが好ましい。味覚層の酸化などに起因する味劣化を抑制しやすくするためである。さらに、前述の接着部を設けることで、このようなカバーシートを備えやすくできるため好ましい。
以上のように構成された味覚シート1について、使用状態を図1A、図1B、図1Cに基づいて説明する。まず、味覚シート1の味覚層3を砂糖層で構成した状態の実施例で説明する。図中1Aは珈琲などが入っている紙コップ30であり、袋10の封を切り、味覚シート1を取り出し、剥離紙5のスリット6部分を湾曲させそこから、剥離し、剥離紙5を取り除く。次に、図1Aの紙コップ30の飲み口に沿って、味覚シート1を粘着剤4で貼り付ける。
次に、当該製造した味覚シートについて、パネラー10人による官能検査を行った。検査方法としては、まず、図1Bに示されるようなカップに、ブラックの珈琲(砂糖を入れていない珈琲)を入れたものを3種類用意した。次に、図1Bに示されるような味覚シートを用意し、前述のブラック珈琲を入れたカップに装着したものを(1)とした。次に、前述のブラック珈琲(砂糖やミルク等の甘味料を入れていない珈琲)を150cc入れたカップに、砂糖7.2g(角砂糖2個分)を溶かしたものを(2)とし、さらに、そのまま砂糖を溶かさないブッラク珈琲を(3)とした。なお、(1)のコーヒーカップに装着した味覚シートに含有される砂糖は、3.6g(角砂糖1個分)である。このように(1)〜(3)の3種類のコーヒーを、10人のパネラーに前述の(3)のブラック珈琲と、(1)、及び(2)を夫々対比しながら交互に試飲してもらい、官能検査を行った。
Claims (8)
- 飲み物を入れる対象物に貼り付けて、或いは、手又は腕に貼り付けて使用する味覚シートであって、
基材シートの上面に、甘味料、香辛料、及び塩を含む調味料のうち少なくとも一種類を付着させた味覚層が設けられているとともに、前記基材シートの裏面に第1粘着剤層が設けられ、
前記第1粘着剤層が前記対象物、手又は腕に、貼り付け取り外し可能に構成される味覚シート。 - 前記味覚層は、前記基材シートの基材に前記調味料のうち少なくとも一種類を含浸させて付着させた複合層として構成されている請求項1に記載の味覚シート。
- 前記基材シートと前記味覚層との間には、前記味覚層の下地となる食用の第2粘着剤層が設けられ、
前記味覚層が、前記第2粘着剤層に付着させて形成されている請求項1に記載の味覚シート。 - 前記味覚層には、前記基材シートの幅方向に向けて少なくとも1以上の溝が形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の味覚シート。
- 前記味覚層は、前記基材シート上に、複数のブロックに分割されて配置され、隣り合うブロックの間には、前記基材シートが露出するように溝が形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の味覚シート。
- 前記第1粘着剤層を被覆可能であるとともに、前記第1粘着剤層から剥離可能な剥離紙が備えられ、且つ、前記味覚シート毎に包装されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の味覚シート。
- 前記剥離紙が、前記味覚シートを包装する用紙を兼ねる請求項6に記載の味覚シート。
- 前記味覚層を被覆可能なカバーシートが備えられるとともに、
前記基材シート上の、前記味覚層の周囲には、前記カバーシートを剥離可能に接着する接着部が形成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の味覚シート。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP3163384U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013066433A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Keiwa Inc | 調味料シート及び調味料シートの製造方法 |
JP2016526901A (ja) * | 2013-08-02 | 2016-09-08 | シュバイツァー モウドゥイ インターナショナル インコーポレイテッド | 再構成植物原料を含む食用製品 |
JPWO2015190366A1 (ja) * | 2014-06-11 | 2017-04-20 | 学校法人慶應義塾 | 味覚物供給物 |
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2010
- 2010-07-30 JP JP2010005116U patent/JP3163384U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
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JPWO2015190366A1 (ja) * | 2014-06-11 | 2017-04-20 | 学校法人慶應義塾 | 味覚物供給物 |
JP6991580B2 (ja) | 2014-06-11 | 2022-01-12 | 学校法人慶應義塾 | 味覚物供給装置及び味覚物供給方法 |
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