JP3163105U - 植木用ポット - Google Patents

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春彦 鈴木
春彦 鈴木
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【課題】 扁平化可能とする形態に形成すると共に、底面部分に対する水捌けの著しい良化性が図られるようにした新規の植木用ポットを提供するものである。【解決手段】矩形状を呈する合成樹脂製フィルム材で無底の袋状に形成したポット主体部Aの下縁に対して、透水性を有する合成樹脂製のネット状フィルム材で製したポット底部形成用たる底部部材Bを熱溶着に基き接合することによって、その全体を扁平状態化可能とするように構成する。【選択図】 図4

Description

本考案は、育苗、野菜、草木、花など各種の植木を植えておくためポットに関するものである。
従来、植木用ボットとしては、有底円筒状のもの(例えば特許文献1参照。)、若しくは、有底箱状のもの(例えば特許文献2参照。)、或いは、多数のポットを縦横に結合した形態のもの(例えば特許文献3参照。)がある。 そして、これらは立体形状を具えたものであり、扁平化することが出来ないものであった。
実開平6−61043号公報 実開平7−39369号公報 実開平6−24445号公報
上記したような従来のポットは立体的形状を具えたものであるため、その保管管理に広いスペースを要し、輸送上及び販売上において、著しい負担性を生じさせることを余儀なくされた。
本考案は、上述したように従来のポットにおける問題点の解消化を図るために、扁平化可能とする形態に形成すると共に、底面を含む底部寄り部分に対する水捌けの著しい良化性が図られるようにした新規の植木用ポットを提供するものである。
本考案は請求項1に記載のように、矩形状を呈する合成樹脂製フィルム材で無底の袋状に形成したポット主体部Aの下縁に対して、透水性を有する合成樹脂製のネット状フィルム材で製したポット底部形成用たる底部部材Bを熱溶着に基き接合することによって、その全体を扁平状態化可能とするように構成した植木用ポットに係る。
本考案は請求項2に記載のように、正面部材1と、当該正面部材1と等しい大きさを具えた背面部材2とを合致させると共に、その合致両側縁において熱溶着に基く接合縁3を形成して成る合成樹脂製フィルム材で構成したポット主体部Aに対して、当該ポット主体Aの下縁全周に亙って垂下連設するための垂下周面部分4と、当該垂下周面部分4の下縁に連なり山型状に内側に折り込まれた底部形成用マチ部5とから成るポットの底部形成用たる透水性を有する合成樹脂製ネット状フィルム材で製した底部部材Bを、熱溶着4aに基き接合するように構成した植木用ポットに係る。
本考案は請求項3に記載のように、正面部材1と、当該正面部材1と等しい大きさを具えた背面部材2とを合致させると共に、その合致両側縁において熱溶着に基く接合縁3を形成して成る合成樹脂製フィルム材で構成したポット主体部Aに対して、当該ポット主体Aの下縁全周に亙って垂下連設するための垂下周面部分4と、当該垂下周面部分4の下縁に連なり山型状に内側に折り込まれた底部形成用マチ部5とから成るポットの底部形成用たる透水性を有する合成樹脂製ネット状フィルム材で製した底部部材Bを、熱溶着に基き接合すると共に、当該底部部材Bは扁平状態においてその両側部を、前述したポット主体部Aに形成されている熱溶着に基く接合縁3とほぼ一直線状を呈するような熱溶着に基く接合縁6を形成しておくことにより、扁平状態での安定化及びこれを立体化させた際の側部縦中心線部分での補強的目的が達成されるように構成した植木用ポットに係る。
本考案は請求項4に記載のように、主体部Aと底部部材Bの色彩を、黒色或いは黒緑色のような暗色とするように構成した請求項1乃至請求項3の何れかに記載の植木用ポットを実施の態様とする。
本考案は請求項5に記載のように、底部部材Bとして、延伸したフィルムから製造した割繊網状体を縦・横方向に配列した特殊不織布であるワリフ(登録商標)を用いた請求項1乃至請求項4の何れかに記載の植木用ポットを実施の態様とする。
本考案は請求項6に記載のように、ポット主体部Aにおける正面部と背面部の上縁中央部分に、前後対称的に取っ手7を付設するように構成した請求項1乃至請求項5の何れかに記載の植木用ポットを実施の態様とする。
本考案は請求項7に記載のように、複数のポット主体Aをその側縁部に於いて連結することによって、複数の植木用ポットが連設状態で形成されるように構成した請求項1乃至請求項6の何れかに記載の植木用ポット。
本考案に係るポットは請求項1に記載のような構成、すなわち、矩形状を呈する合成樹脂製フィルム材で無底の袋状に形成したポット主体部Aの下縁に対して、透水性を有する合成樹脂製のネット状フィルム材で製したポット底部形成用たる底部部材Bを熱溶着に基き接合することによって、その全体を扁平状態化可能とするように構成したから、ポット製品そのものがフィルム製のため扁平状態から更に折畳んだ状態等極めてコンパクト化された状態で、輸送、販売、展示等を行うことが出来る。 従って、従来のように立体形状を保った状態で取扱われていたポットに比して、その管理が著しく容易にしてかつ省スペース的に達成されることとなる。
更に、本考案に係るポットは上述したように扁平化、折畳化可能とするものであるから、従来には全く考えられなかった例えば雑誌の折込み付録的利用も可能化されることとなる。 同時に本考案は、高価な製造用型枠などを用いことなく、単なる裁断及び熱溶着作業で製造可能とするものであるから、その製造の容易性に基き製品コストの著しい廉価性が図られる。
更に、底部はネット状フィルム材で形成してあるため、水捌けが良く、植物の栽培で一番難しいとされる水管理が極めて良好に達成される。 また、載置時において、底部が設置場所に応じて変形するため(設置場所に凹凸が存在してもこれにフィットするような変形が自然に行われるため)、その載置状態の顕著な安定化が図られると共に、その低重心性からも載置状態での安定性確保が図られるため、従来の立体状植木ポットに比して強風や不安定な設置場所であっても倒れ難にくいと言うような卓越した作用効果を奏することとなる。
そして、本考案に係るポットは、ポット主体部Aが樹脂製フィルム材で形成したものであるため、熱伝導性に優れ、土中内温度が高められるため、植木、野菜等の成長を促進、或いは寒冷地における凍結等の問題を解消させることが出来る。 同時に、当該ポット主体部Aは樹脂製フィルム材で形成したものであるため、その表面が滑面とされ、従って、虫などが当該表面を伝わって入り込むようなことが阻止される。
上記のような構成を具えた本考案に依れば、その軽便性に基き、マンションのベランダ、家庭の玄関先、物干し場等、半日以上日当たりのよい場所であれば、簡易に植物を栽培することが出来、従って、このような場所で家庭菜園としての育成を行うことにより、新鮮な野菜を食べる喜びを味わうことが、極めて容易かつ簡易に達成される。
本考案に係るポットは請求項2に記載のような構成、すなわち、正面部材1と、当該正面部材1と等しい大きさを具えた背面部材2とを合致させると共に、その合致両側縁において熱溶着に基く接合縁3を形成して成る合成樹脂製フィルム材で構成したポット主体部Aに対して、当該ポット主体Aの下縁全周に亙って垂下連設するための垂下周面部分4と、当該垂下周面部分4の下縁に連なり山型状に内側に折り込まれた底部形成用マチ部5とから成るポットの底部形成用たる透水性を有する合成樹脂製ネット状フィルム材で製した底部部材Bを、熱溶着4aに基き接合するように構成したから、請求項1の場合と同様な作用効果を奏することとなる。
更に、底部部材Bには垂下周面部分4の下縁に連なり山型状に内側に折り込まれた底部形成用マチ部5を具えたものとするように構成したから、当該マチ部5を開くことにより、広さが充分な底面を備えたポットを構成することが出来、かっ、このように広い面積である底面部全体がネット状フィルム材で製されているため、良好なる水捌け性を奏するばかりでなく、通気性確保が図られるため、植物を最高の状態で育成することができる。
本考案に係るポットは請求項3に記載のような構成、すなわち、正面部材1と、当該正面部材1と等しい大きさを具えた背面部材2とを合致させると共に、その合致両側縁において熱溶着に基く接合縁3を形成して成る合成樹脂製フィルム材で構成したポット主体部Aに対して、当該ポット主体Aの下縁全周に亙って垂下連設するための垂下周面部分4と、当該垂下周面部分4の下縁に連なり山型状に内側に折り込まれた底部形成用マチ部5とから成るポットの底部形成用たる透水性を有する合成樹脂製ネット状フィルム材で製した底部部材Bを、熱溶着に基き接合すると共に、当該底部部材Bは扁平状態においてその両側部を、前述したポット主体部Aに形成されている熱溶着に基く接合縁3とほぼ一直線状を呈するような熱溶着に基く接合縁6を形成しておくことにより、扁平状態での安定化及びこれを立体化させた際の側部縦中心線部分での補強的目的が達成されるように構成したから、請求項1及び請求項2の場合と同様な作用効果を奏することとなる。
更に、ポット主体部Aに形成されている熱溶着に基く接合縁3とほぼ一直線状を呈するような熱溶着に基く接合縁6を形成するように構成してあるから、当該熱溶着に基く接合縁3及び接合縁6の存在は、ポット形成上の接合を司ると同時に、扁平状態での安定化に貢献すると共に、ポットとして立体化させた際に当該接合縁3及び接合縁6がポットの側部縦中心線部分に位置し(図4参照)、当該部分の補強的目的(接合線は熱溶着に基き形成したものであるから、硬化することにより補強性が高められる。)の達成に貢献することとなる。
本考案に係るポットは請求項4に記載のような構成、すなわち、主体部Aと底部部材Bの色彩を、黒色或いは黒緑色のような暗色とするように構成することにより、ポット主体部Aは樹脂製フィルム材で形成したものであるための熱伝導性の良性に加えて、これが黒色或いは黒緑色のような暗色であることに基き、太陽熱の吸収がより一層向上化され、ポット内の温度を高くすることが出来る。 従って、植木、野菜等の成長を促進、或いは寒冷地における凍結等の問題を解消がより一層高められることとなる。
本考案に係るポットは請求項5に記載のような構成、すなわち、底部部材Bとして、延伸したフィルムから製造した割繊網状体を縦・横方向に配列した特殊不織布であるワリフ(登録商標)を用いるように構成することにより、植木用ポットとして通水性、通気性、柔軟性を損なうことなく強靭性を具えたものとされる。
本考案に係るポットとは請求項6に記載のような構成、すなわち、ポット主体部Aにおける正面部と背面部の上縁中央部分に、前後対称的に取っ手7を付設するように構成することにより、その携行または移動の操作が、当該取っ手7を把持することによって極めて容易かつ簡便に行われることとなる。
本考案に係るポットとは請求項7に記載のような構成、すなわち、複数のポット主体(A)をその側縁部に於いて連結することによって、複数の植木用ポットを連設状態で形成されるように構成したから、複数のポットに対する一括的移動等、その管理の容易化及び迅速化を図ることが出来ると同時に、整然たる並び状態の確保が容易化される。
図1乃至図4は本考案の実施例を表したものであって、本考案はその全体を扁平化可能とする袋状に形成したことを特徴とするものである。 なお、図2の断面図は、切断面が薄いフィルム状のものであるため、単なる直線で表してあり、当該断面は詳しくは図3を参照されたい。 更に、図2及び図3は分かり易くするためにやや開いた状態としてあるが、実際には一枚のシート状を呈するように密着的合致化状態に保たれているものである。
Aは矩形状を呈する合成樹脂製フィルム材で形成したポット主体部であって、正面部材1と、当該正面部材1と等しい大きさを具えた背面部材2とを、両者合致させると共に、その重合側縁に於いて熱溶着に基く接合縁3を形成することによって、重合状態での安定化が図られ、無底の袋状形態を呈するように構成してある。
Bはポットの底部形成するための底部部材であって、透水性を有する合成樹脂製のネット状フィルム材で形成したものである。
そして、当該底部部材Bは、上記ポット主体Aの下縁に対して、その全周に亙って垂下連設されるように熱溶着4aした垂下周面部分4と、当該垂下周面部分4の下縁に連なり山型状に内側に織り込まれた底部形成用マチ部5とから成るものである。
そして、当該底部部材Bは扁平状態に於いてその両側部を、前述したポット主体部Aに形成されている熱溶着に基く接合縁3と一直線状を呈するような熱溶着に基く接合縁6を形成しておくことにより、扁平化状態での合致安定性が図られるように構成してある。
なお、当該接合縁6の形成は、当該底部部材Bを2枚のネット状フィルム材を重ね合わせて形成した場合は、両者の接合目的が主たるものとされるが、同時に、このような溶着に基く接合縁3及び接合縁6の形成に基き(接合部は溶着に基く固化状態とされる)、前記した扁平化状態での合致安定性確保と、立体化させた際の側部縦中心線部分での補強目的(背骨的補強性が得られる)が達成されるように構成してある。
ところで、本考案に係るポットは、これを構成するポット主体部Aと底部部材Bの色彩を、黒色或いは黒緑色のような暗色とすることにより、太陽熱の吸収を高めポット内の温度を上昇させ、植木、野菜等の成長を促進、或いは寒冷地における凍結等の問題を解消させることが出来る。本考案はこのような形態で実施することが好ましい。
更に、底部部材Bであるが、これは通水性を具えた合成樹脂製ネット材、例えば 多数のモノフィラメント状の合成樹脂製線条を交差して一体化した伸縮自在な網目を有する網材で形成されているものを用いることを原則とする。
そして底部部材Bは、上記のような単なる網材で形成する以外、延伸したフィルムから製造した割繊網状体を縦・横方向に配列した特殊不織布である「ワリフ(登録商標)」を用いても良い。 すなわち、当該「ワリフ(登録商標)」とは、新日石プラスト社が商標を所有する商品であり、延伸したフィルムから製造した割繊網状体を縦・横方向に配列した特殊不織布で、メッシュ構造で高い通気性と強度を有している。 そして、そのメッシュ構造に基づき「薄くて軽量、通気性が良い」、「縦・横ともに高強度でバランスがよく、腰が強い」、「目ズレがなく定形性に優れている」、「他素材との組合せなど加工性に優れている」、「滞水、耐薬品性に優れている」と言うような特性を備えた素材である。 従って、このような「ワリフ」を用いることにより、植木用ポットとして通水性、通気性、柔軟性を損なうことなく強靭性を具えたものとされる。 本考案はこのようなワリフ(登録商標)を用いて実施する場合もある。
本考案は保管または輸送等ポットとして使用前にあっては、図1乃至図3に示すような扁平状態を保っておく。 そして、使用に際しては図4に示すように開くことによって所要量の植木用土の収容が果たされ、目的とする植物の植え込みが行われる。 そして、この状態にあっては、マチ部5は殆ど水平状となるように開かれ、ポットの底面として機能することとなる。
図5は本考案の第2の実施例を表したものであって、これは、ポット主体部Aにおける正面部と背面部の上縁中央部分に、前後対称的に取っ手7を付設するように構成したものである。 これにより本考案に係るポットは、その携行または移動の操作が、当該取っ手7を把持することによって極めて容易かつ簡便に行われるようにしたものである。
図6は本考案の第3の実施例を表したものであって、これは、複数のポット主体Aをその側縁部分に於いて連結することによって、複数の植木用ポットを連設状態で形成されるように構成したものである。 そして、当該接合であるが、これはポット主体Aの接合縁3部分で溶着連結することを原則とするが、同時に底部部材Bにおける垂下周面部分4に設けた接合縁6部分まで一括して溶着連結するように構成してもよい。 この場合、底部形成用マチ部5の拡開を妨げないように留意することが必要である。
上記の構成を採用することにより、本考案に係るポットは、連続状態にある複数のポットの一括的移動等、その管理の容易化及び迅速化が図られると同時に、整列状態の確保が容易化されることとなる。 なお、図6に示す実施例にあっては、二個のポット主体Aを連結したものを示してあるが、当ポット主体Aを三つ以上一括的に連結(一連連結)するような形態で実施することも可能である。
本考案の正面図である。 図1におけるX−X線断面図である。 図1同上X−X線断面図を拡大して示す断面図である。 本考案の使用状態を表した説明用斜視図である。 本考案の第2の実施例を表した正面図である。 本考案の第3の実施例を表した正面図である。
A ポット主体部
1 正面部材
2 背面部材
3 接合縁
B 底部部材
4 垂下周面部分
4a 熱溶着
5 底部形成用マチ部
6 接合縁
7 取っ手

Claims (7)

  1. 矩形状を呈する合成樹脂製フィルム材で無底の袋状に形成したポット主体部(A)の下縁に対して、透水性を有する合成樹脂製のネット状フィルム材で製したポット底部形成用たる底部部材(B)を熱溶着に基き接合することによって、その全体を扁平状態化可能とするように構成した植木用ポット。
  2. 正面部材(1)と、当該正面部材(1)と等しい大きさを具えた背面部材(2)とを合致させると共に、その合致両側縁において熱溶着に基く接合縁(3)を形成して成る合成樹脂製フィルム材で構成したポット主体部(A)に対して、
    当該ポット主体(A)の下縁全周に亙って垂下連設するための垂下周面部分(4)と、当該垂下周面部分(4)の下縁に連なり山型状に内側に折り込まれた底部形成用マチ部(5)とから成るポットの底部形成用たる透水性を有する合成樹脂製ネット状フィルム材で製した底部部材(B)を、
    熱溶着(4a)に基き接合するように構成した植木用ポット。
  3. 正面部材(1)と、当該正面部材(1)と等しい大きさを具えた背面部材(2)とを合致させると共に、その合致両側縁において熱溶着に基く接合縁(3)を形成して成る合成樹脂製フィルム材で構成したポット主体部(A)に対して、
    当該ポット主体(A)の下縁全周に亙って垂下連設するための垂下周面部分(4)と、当該垂下周面部分(4)の下縁に連なり山型状に内側に折り込まれた底部形成用マチ部(5)とから成るポットの底部形成用たる透水性を有する合成樹脂製ネット状フィルム材で製した底部部材(B)を、熱溶着に基き接合すると共に、
    当該底部部材(B)は扁平状態においてその両側部を、前述したポット主体部(A)に形成されている熱溶着に基く接合縁(3)とほぼ一直線状を呈するような熱溶着に基く接合縁(6)を形成しておくことにより、扁平状態での安定化及びこれを立体化させた際の側部縦中心線部分での補強的目的が達成されるように構成した植木用ポット。
  4. 主体部(A)と底部部材(B)の色彩を、黒色或いは黒緑色のような暗色とするように構成した請求項1乃至請求項3の何れかに記載の植木用ポット。
  5. 底部部材(B)として、延伸したフィルムから製造した割繊網状体を縦・横方向に配列した特殊不織布であるワリフ(登録商標)を用いた請求項1乃至請求項4の何れかに記載の植木用ポット。
  6. ポット主体部(A)における正面部と背面部の上縁中央部分に、前後対称的に取っ手(7)を付設するように構成した請求項1乃至請求項5の何れかに記載の植木用ポット。
  7. 複数のポット主体(A)をその側縁部に於いて連結することによって、複数の植木用ポットを連設状態で形成されるように構成した請求項1乃至請求項6の何れかに記載の植木用ポット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013034472A (ja) * 2011-07-14 2013-02-21 Mitsubishi Plastics Agri Dream Co Ltd 養液栽培システムおよびこれを用いた養液栽培方法、並びに養液栽培用ポット

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