JP3163053B2 - 立体顕微鏡 - Google Patents

立体顕微鏡

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JP3163053B2
JP3163053B2 JP00923198A JP923198A JP3163053B2 JP 3163053 B2 JP3163053 B2 JP 3163053B2 JP 00923198 A JP00923198 A JP 00923198A JP 923198 A JP923198 A JP 923198A JP 3163053 B2 JP3163053 B2 JP 3163053B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、実体顕微鏡上に設けた
2つの監視カメラからの画像信号を1つのディスプレイ
画面に立体的に見える様に表示するための立体顕微鏡に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようする課題】実体顕微
鏡(双眼顕微鏡)では、凹凸のある物体は立体的に見える
が、顕微鏡で捉えた像を、写真にしたり、ディスプレイ
に映し出しても、平面的に見えるだけで、実際の感じを
つかめないことが多い。但し、1つの物体を取付角度の
異なる2台の監視カメラで捉えて、これを1つのディス
プレイ上に立体的に見える様に表示する技術が確立され
ている(例えば、特開平7−32305号)。このことか
ら出願人は、図11、図12に示す如く、既存の実体顕
微鏡の2つの接眼レンズ取付部(17)(17)の夫々に監視カ
メラ(7)(7)を搭載して、ディスプレイ上に立体画像と
して映し出すことを試みた。
【0003】実体顕微鏡の接眼レンズ取付部(17)(17)
は、人間の瞳孔間距離の調節機構(pupil-to-pupil dist
anceの調整機構であることから、以下、PD調整機構と
呼ぶ)を有しているが、監視カメラ(7)(7)を取り付け
るには、接眼レンズ取付部(17)(17)間の距離を固定した
方が、該距離の変化に応じて監視カメラ(7)を再調整す
る必要がなく有利である。従って、PD調整機構を機能
しない様に固定する手段が必要である。又、監視カメラ
のCCDを光軸に対して調整する機構の組込みが必要で
ある。又、CCDの調整機構は、一旦調整すると再調整
不要な様に、調整位置を確実に固定できることが必要で
ある。本発明は、上記課題を解決できる立体顕微鏡を提
供するものである。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明の立体顕微鏡は、実体顕
微鏡(1)の各接眼レンズ取付部(17)(17)上に監視カメラ
(7)(7)を取り付けて構成され、2つの監視カメラ(7)
(7)からの画像信号を1つのディスプレイ画面に立体的
に見える様に表示するための立体顕微鏡であって、実体
顕微鏡(1)の接眼レンズ取付部(17)(17)の間隔を固定
し、各接眼レンズ取付部(17)上に、独立して機能する位
置調整機構を介してCCD回路基板(71)(71)を配備し、
一方の位置調節機構は、光軸と直交する面内で回転方向
及びスライド方向に調整可能であり、他方の位置調節機
構は光軸と直交する面内にて前記スライド方向と直交す
る方向にスライド調整可能である。
【0005】具体的には、両方の位置調節機構は同様の
構成部品からなるが、一方の位置調節機構は、回転調節
機構とスライド調節機構の両方を機能させ、他方の位置
調節機構は、スライド調節機構のみを機能させている。
【0006】具体的には、位置調節機構は、接眼レンズ
取付部(17)に取り付けた鏡筒(3)に回転調整台(4)を回
転可能に嵌め、CCD回路基板(71)を固定したスライド
調整台(5)を前記回転調整台(4)上にスライド可能に載
置して構成されている。
【0007】具体的には、回転調整台(4)は、下部材(4
1)と上部材(46)をビス止めして構成され、下部材(41)は
鏡筒(3)に回転自由に嵌まり該鏡筒(3)に螺合した締付
リング(36)に下方から押し気味に当接し、上部材(46)は
鏡筒(3)に形成した段部(33)に緊密に回転可能に嵌まり
該段部(33)に形成した第2基準面(35)に上方から押し気
味に当接しており、スライド調整台(5)は鏡筒(3)の上
端面の第1基準面(34)にバネ板(6)によって押圧された
状態で上部材(46)にスライド可能に取り付けられてお
り、第1基準面(34)及び第2基準面(35)は夫々鏡筒(3)
の軸心に直交している。
【0008】具体的には、回転調節機構及びスライド調
節機構は何れも、締付ネジの締め込みによる前進操作
と、ストップネジ(59)による前進停止或いは該ストップ
ネジの締め込みによる後退操作によって行うものであ
る。
【0009】具体的には、実体顕微鏡(1)の接眼レンズ
取付部(17)(17)の間隔は、PD調整機構固定部材(2)に
よってなされ、該PD調整機構固定部材(2)は、接眼レ
ンズ取付部(17)のマウント(17a)(17a)に螺合した鏡筒
(3)(3)と、両鏡筒(3)(3)に跨って嵌め込まれた連結
シャーシ(21)と、鏡筒(3)(3)に螺合され鏡筒(3)のフ
ランジ(31)との間に連結シャーシ(21)を挟んで固定する
締付リング(36)(36)とによって構成されている。
【0010】
【作用及び効果】一方のCCDの位置調節機構は、光軸
と直交する面内で回転方向及びスライド方向に調整可能
であり、他方のCCDの位置調節機構は、光軸と直交す
る面内にて前記スライド方向と直交する方向にスライド
調整可能であるため、最小限の操作によって、CCDの
位置調節が可能となる。又、接眼レンズ取付部(17)(17)
間の間隔は固定されているため、CCDの位置調節の際
に、接眼レンズ取付部(17)(17)の間隔が変化することも
なく、調整が容易である。
【0011】両方の位置調節機構を同様の構成部品にて
構成すれば、構成部品の種類を減らすことができ、又、
能率的に組立できる。接眼レンズ取付部(17)に取り付け
た鏡筒(3)に回転調整台(4)を回転可能に嵌め、CCD
回路基板(71)を固定したスライド調整台(5)を前記回転
調整台(4)上にスライド可能に載置して位置調節機構を
構成すれば、位置調節機構を安定して鏡筒(3)上に取付
けできる。
【0012】回転調整台(4)を下部材(41)と上部材(46)
をビス止めして構成し、下部材(41)は鏡筒(3)に回転自
由に嵌めて該鏡筒(3)に螺合した締付リング(36)に下方
から押し気味に当接させ、上部材(46)は鏡筒(3)に形成
した段部(33)に緊密に回転可能に嵌めて該段部(33)に形
成した第2基準面(35)に上方から押し気味に当接させれ
ば、回転調整台(4)はガタ付きなく安定して回転でき
る。又、スライド調整台(5)を鏡筒(3)の上端面の第1
基準面(34)にバネ板(6)によって押圧した状態で上部材
(46)にスライド可能に取り付ければ、スライド調整台
(5)は第1基準面(34)上をガタ付なく安定してスライド
できる。第1基準面(34)及び第2基準面(35)を夫々鏡筒
(3)の軸心に直交させておけば、スライド調整台(5)の
回転及びスライドは、鏡筒(3)の軸心に直交する面内で
行うことができ、精度よく、容易に位置調節ができる。
【0013】回転調節機構及びスライド調節機構は何れ
も、締付ネジの締め込みによる前進操作と、ストップネ
ジ(59)による前進停止或いは該ストップネジの締め込み
による後退操作によって行う様にすれば、メカニズムが
簡素化され、又、操作が簡単である。
【0014】実体顕微鏡(1)の接眼レンズ取付部(17)(1
7)の間隔固定を、接眼レンズ取付部(17)のマウント(17
a)(17a)に螺合した鏡筒(3)(3)と、両鏡筒(3)(3)に
跨って嵌め込まれた連結シャーシ(21)と、鏡筒(3)(3)
に螺合され鏡筒(3)のフランジ(31)との間に連結シャー
シ(21)を挟んで固定する締付リング(36)(36)とによって
構成されるPD調整機構固定部材(2)によって行うこと
により、接眼レンズ取付部(17)(17)に特別の加工を施す
ことなく、簡単且つ確実に接眼レンズ取付部(17)(17)の
間隔固定を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】立体顕微鏡の構成の概要 図1、図2、図3は、本発明の立体顕微鏡の側面図、平
面図、正面図である。立体顕微鏡は、従前の実体顕微鏡
(複眼顕微鏡)(1)に監視カメラ(7)(7)を搭載したもの
である。実体顕微鏡(1)は、公知の如く、台(11)の一端
に逆L字状の支持アーム(12)を突設し、該支持アーム(1
2)の先端下面に対物レンズを内蔵したレンズ支持体(1
4)、上面に変角プリズム(16)を内蔵した変角フレーム(1
9)を具え、レンズ支持体(14)の下部を包囲して環状の照
明装置(15)が配備され、変角フレーム(19)上に2つの接
眼レンズ取付部(17)(17)が回転して互いに接近離間可能
に設けられている。レンズ支持体(14)を90゜回転させ
ることで、倍率を変えることができる。支持アーム(12)
にはピント調整用ノブ(13)が設けられている。
【0016】実体顕微鏡(1)の左右の光軸は、接眼レン
ズ取付部(17)(17)が開く方向に6゜づつ傾いている。従
って、各接眼レンズ取付部(17)のマウント(17a)も光軸
の傾きに一致して6゜傾いている。接眼レンズ取付部(1
7)(17)には、接眼レンズに代えて、PD調整機構固定部
材(2)及び監視カメラ(7)(7)が搭載されている。PD
調整機構固定部材(2)及び監視カメラ(7)(7)は、1つ
の着脱可能なカバー(10)に隠れている。
【0017】監視カメラ(7) 図4、図5に示す如く、監視カメラ(7)の回路基板は、
CCDを含むCCD回路基板(71)とその他の回路基板(7
2)は分離し、両基板(71)(72)はフレキシブル基板(図示
せず)にて接続している。その他の回路基板(72)とは、
例えば、映像信号調整回路、電源回路等である。CCD
回路基板(71)は、後記する位置調整機構に連繋されて位
置調整が可能である。その他の回路基板(72)は、複
数の基板を縦長立体状に組み立てて長方体状回路基板(7
2)を構成しており、対向する1組の面の外側に調整を必
要する回路が組み込まれている。長方体状回路基板(72)
は、CCD回路基板(71)の上方にて定位置に固定されて
いる。2基の監視カメラ(7)(7)の各長方体状回路基板
(72)(72)は、互いに回路調整を必要とする部分が組み込
まれた面を、前後方向に向けて互いに平行に配備されて
いる。
【0018】PD調整機構固定部材(2) PD調整機構固定部材(2)は、図5、図6、図7に示す
如く、接眼レンズ取付部(17)のマウント(17a)(17a)に螺
合した鏡筒(3)(3)と、鏡筒(3)(3)に跨って嵌め込ま
れた連結シャーシ(21)と、鏡筒(3)(3)に螺合され該鏡
筒のフランジ(31)との間に連結シャーシ(21)を挟んで固
定する締付リング(36)(36)とによって構成される。鏡筒
(3)は金属の切削加工により形成され、下端から中央部
にかけて順に、固定用ネジ部(32)、フランジ(31)、該フ
ランジ(31)に隣接して後記する連結シャーシ(21)の丸孔
(20)に嵌まる軸部(38)、該軸部(38)に隣接して軸部(38)
より小径のネジ部(39)が形成されている。鏡筒(3)の上
端外周には環状段部(33)が形成され、上端面を第1基準
面(34)、段部(33)によって一段低くなった面を第2基準
面(35)とし、第1基準面(34)、第2基準面(35)及びフラ
ンジ(31)の上下面は互いに平行となり、互いに鏡筒(3)
の軸心に対して直交する面内にある。
【0019】鏡筒(3)のフランジ(31)より上方の軸部(3
8)、ネジ部(39)、段部(33)は順に小径に形成されてい
る。鏡筒(3)の下端ネジ部(32)からフランジ(31)までの
間の筒部(30)は、ネジ部(32)よりも大径であり、該筒部
(30)とネジ部(32)との段部(30a)は、接眼レンズ取付部
(17)のマウント(17a)の肩部(17b)に当たって鏡筒(3)の
取付け高さを規制するものであり、2つの鏡筒(3)(3)
において、段部(30a)からフランジ(31)上面までの高
さ、第1基準面(34)までの高さ及び第2基準面(35)まで
の高さは一致している。
【0020】連結シャーシ(21)は、金属板の打抜き加工
と曲げ加工によって、鏡筒(3)が嵌まる丸孔(20)を左右
2カ所に開設している。連結シャーシ(21)の板厚は、前
記鏡筒(3)の軸部(38)の高さよりも僅かに小さい。連結
シャーシ(21)は前後の長手方向の縁に壁板(22)(23)を上
向きに屈曲形成し、又、四隅に上向きにアーム(24)を突
設し、各壁板(22)(23)に2つの取付片(25)及び各アーム
(24)に夫々取付片(25)を設けている。上記8つの取付片
(25)は、左右の4つづつで、後記する直方体状回路基板
(72)の下部を固定するものであって、左右2つの直方体
状回路基板(72)を左右に傾くことなく平行に支持できる
様に、突出長さが決められている。
【0021】締付リング(36)は、内周面に上記鏡筒(3)
のネジ部(39)に螺合する内ネジ(36a)が形成され、外周
面の上部はフランジ(36b)、下部は該フランジ(36b)に隣
接して、後記する回転調整台(4)の回転中心となる軸部
(36c)が形成されている。
【0022】接眼レンズ取付部(17)(17)のマウント(17
a)(17a)に鏡筒(3)(3)を螺合固定し、両鏡筒(3)(3)
に跨って連結シャーシ(21)を被せ、接眼レンズ取付部(1
7)(17)の間隔を手動で調整して、連結シャーシ(21)の2
つの丸孔(20)(20)に夫々鏡筒(3)(3)の軸部(38)(38)を
嵌める。両鏡筒(3)のネジ部(39)に締付リング(36)を螺
合し、該締付リング(36)の下端面と鏡筒(3)のフランジ
(31)にて連結シャーシ(21)を挟圧する。これによって、
接眼レンズ取付部(17)(17)の間隔は確実に固定される。
【0023】CCD回路基板の調節機構 各鏡筒(3)上に、監視カメラ(7)のCCD回路基板(71)
上のCCDを光軸に一致させるための調整機構が設けら
れる。該調整機構は、CCD回路基板(71)を光軸に対し
て直交する面内で回転させるための回転調節機構と、C
CD回路基板(71)を光軸に対して直交する面内でスライ
ドさせるスライド調節機構を組み合わせて構成される。
実施例では、両方の鏡筒上の調整機構は、同様に構成さ
れているが、一方の鏡筒上の調整機構は、回転調整機構
とスライド調整機構の両方を機能させるが、他方の調整
機構は、回転調整機構を機能しない様に固定し、スライ
ド調節機構のみを機能させる。
【0024】又、一方の鏡筒上の調整機構に対して、他
方の鏡筒上の調整機構は90゜回転させた状態に取付
け、一方のスライド調整機構のスライド方向であるX方
向に対して、他方のスライド調整機構のスライド方向
は、X方向に対して90゜を成すY方向である(図2に
おいて、Y方向を示す矢印は光軸に沿う方向かの様に見
えるが、光軸に直交する面内でのX方向に直交する方向
である)。
【0025】[CCD回路基板の回転調節機構]上記回
転調節機構は、下部材(41)と上部材(46)を組み合わせて
構成され鏡筒(3)に嵌まった回転調整台(4)を、前記締
付リング(36)の軸部(36c)を中心に、ネジ(58)(59)の推
力を利用して回転調節するものである。図6において、
左側の鏡筒(3)上の調整機構を中心に説明する。下部材
(41)及び上部材(46)は、金属板の打抜き加工と、曲げ加
工によって形成され、下部材(41)は中央に前記締付リン
グ(36)の軸部(36c)に回転可能に緊密に嵌まる丸孔(42)
が開設された略矩形の枠体であって、前後に(他方の回
転調節機構では、左右に)壁板(43)(44)を上向きに突設
し、各壁板(43)(44)の両端に夫々同じ高さにネジ孔付き
の取付片(45)を水平に設けている。前側の壁板(43)に
は、後記するスライド調整台(5)の締付ネジ(56)を螺合
するネジ孔(43a)が開設されている。下部材(41)の板厚
は、前記締付リング(36)の軸部(36c)の高さより僅か小
さい。
【0026】上部材(46)は、中央に前記鏡筒(3)の段部
(33)に回転可能に嵌まる丸孔(47)が開設された略矩形の
枠体であって、四隅に上記下部材(41)の取付片(45)にビ
ス(26)にて固定するためのビス孔(47a)が開設されてい
る。又、上部材(46)の隣合う2つの辺に下向きに屈曲片
(48)(49)を突設している。一方の屈曲片(48)は回転調節
用であって、ネジ孔(48a)と貫通小孔(48b)が開設され、
他方の屈曲片(49)は回転調整台(4)の回転調節を機能さ
せないための上部材(46)固定用であって、固定用ネジ孔
(49a)が開設されている。上部材(46)の板厚は、前記鏡
筒(3)の第1基準面(34)と第2基準面(35)の段差よりも
僅か小さい。
【0027】回転調整台(4)の連結シャーシ(21)への組
込み手順は、鏡筒(3)に連結シャーシ(21)を被せた後、
下部材(41)を鏡筒(3)に嵌める。次に締付リング(36)を
鏡筒(3)に締め込むが、このとき、締付リング(36)の軸
部(36c)を下部材(41)の丸孔(42)に嵌めて締め込む。上
部材(46)を鏡筒(3)の上端段部(33)に嵌め、該上部材(4
6)を4本のビス(26)にて下部材(41)の取付片(45)に固定
して回転調整台(4)を組み込む。この時、下部材(41)は
締付リング(36)のフランジ(36b)に下面を押し気味に当
たり、上部材(46)は鏡筒(3)の第2基準面(35)に押し気
味に当たる。即ち、回転調整台(4)は全くガタの無い状
態で鏡筒(3)上に組み込まれる。しかし、この状態では
鏡筒(3)に対して、鏡筒(3)の軸心を中心として回転方
向に強い力が作用すれば、回転調整台(4)は回転可能で
ある。
【0028】前記の様に、図2において、左側の接眼レ
ンズ取付部(17)側では、CCD回路基板(71)を回転させ
ないため、この部分における回転調整台(4)は、連結シ
ャーシ(21)に固定してしまう。これは、図6において、
連結シャーシ(21)の壁板(23)の外側から固定ビス(40)を
貫通させ、該ビスを左側の回転調整台(4)の上部材(46)
の屈曲片(49)に螺合して締め付けることによって行う。
これによって左側の回転調整台(4)は回転できなくな
る。右側の回転調整台(4)は前記の如く、強い力を加え
ることにより回転可能な状態とされ、該回転調整台(4)
の上部材(46)の屈曲片(48)には、ネジ孔(48a)にストッ
プネジ(59)を貫通螺合し、貫通小孔(48b)に締付ネジ(5
8)を挿入する。締付ネジ(58)は前記連結シャーシ(21)の
壁板(22)に開設されたネジ孔(22a)に螺合し、ストップ
ネジ(59)は該壁板(22)に当てる。ストップネジ(59)を緩
め、締付ネジ(58)を締め込む、或いは締付ネジ(58)を緩
め、ストップネジ(59)を締め込むことにより、回転調整
台(4)は鏡筒(3)の上端段部(33)及び締付リング(36)の
軸部(36c)を中心に、右或いは左に回転する。前記の如
く、回転調整台(4)の下部材(41)は締付リング(36)のフ
ランジ(36b)に下面を押し気味に当たり、上部材(46)は
鏡筒(3)の第2基準面(35)に押し気味に当たり、又、下
部材(41)は鏡筒(3)に螺合した締付リング(36)の軸部(3
6c)に回転可能に嵌まり、上部材(46)は鏡筒(3)上端の
段部(33)に回転可能に嵌まっているため、回転調整台
(4)は、ストップネジ(59)と締付ネジ(58)の操作をしな
い限り回転することはなく、又、回転の際には、鏡筒
(3)の軸心を中心に正しい円軌跡で回転する。
【0029】[CCD回路基板のスライド調整機構]鏡
筒(3)上端の第1基準面(34)上にスライド調整台(5)を
載せ、該スライド調整台(5)を、前後方向(Y方向)(右
側のスライド調整台(5)は左右方向(X方向))にスライ
ド可能に前記回転調整台(4)の上部材(46)に取り付け
る。スライド調整台(5)は、中央に光軸の通る孔(51)が
開設され、孔(51)を挟んで、両側にスライド方向に沿う
複数の溝孔(52)(51)、(51)(51)が開設されている。又、
孔(51)の中心を通りスライド方向に延びる仮想線上に、
孔(51)を挟んで長孔(53)(53)が開設されている。又、ス
ライド方向の一端に下向きに屈曲片(55)を形成し、該屈
曲片(55)にネジ孔(55a)及び貫通小孔(55b)が開設されて
いる。
【0030】スライド調整台(5)はバネ板(6)によって
鏡筒(3)の第1基準面(34)に押圧される。バネ板(6)は
枠状に形成され、2本の取付皿ビス(63)によって回転調
整台(4)の上部材(46)に固定される。バネ板(6)にはス
ライド調整台(5)の溝孔(52)に一部が嵌まり、該溝孔(5
2)の長手方向の両側縁を押圧する4つの押え片(61)が屈
曲形成されている。
【0031】前記取付皿ビス(63)は、スライド調整台
(5)の長孔(53)に嵌まったスリーブ(54)を貫通してい
る。該スリーブ(54)は板片を筒状に巻いて形成され、取
付面ビス(63)の頭部下面の逆錐面に押されて径を拡大
し、スライド調整台(5)の長孔(53)にガタ付きの無い状
態に嵌まっている。これによって前記スライド調整台
(5)が振れることなく真っ直ぐスライドすることを保証
できる。バネ板(6)の一端に、前記スライド調整台(5)
の下向き屈曲片(55)に外側から当接するサイド押えバネ
片(62)(62)が屈曲形成されている。
【0032】バネ板(6)でスライド調整台(5)を鏡筒
(3)の第1基準面(34)に押圧した状態で、スライド調整
台(5)の屈曲片(55)のネジ孔(55a)にストップネジ(57)
を貫通螺合し、貫通小孔(55b)に締付ネジ(56)を挿通
し、該締付ネジ(56)を前記回転調整台(4)の下部材(41)
の壁板(43)に開設したネジ孔(43a)に螺合し、ストップ
ネジ(57)を該壁板(43)に当てる。ストップネジ(57)を緩
め、締付ネジ(56)を締め込む、或いは締付ネジ(56)を緩
め、ストップネジ(57)を締め込むことにより、図6にお
いて左側のスライド調整台(5)は前後方向(Y方向)、右
側のスライド調整台(5)は左右方向(X方向)にスライド
する。
【0033】監視カメラの取付 図9に示す如く、監視カメラ(7)のCCD回路基板(71)
は、上記バネ板(6)の上から、スペーサ(73)によって、
バネ板(6)から浮かせた状態でスライド調整台(5)にネ
ジ止め固定される。従って、図5において、左側のCC
D回路基板(71)はスライド調整台(5)と一体にY方向に
スライド可能である。右側のCCD回路基板(71)は、ス
ライド調整台(5)と一体にX方向にスライド可能且つ、
光軸と直交する面内で左右に回転可能である。監視カメ
ラ(7)の長方体状回路基板(72)は、PD調整機構固定部
材(2)の連結シャーシ(21)と、該連結シャーシ(21)の中
央に突設した縦シャーシ(8)によって固定される。
【0034】図8に示す如く、縦シャーシ(8)は導電性
金属板にて、連結シャーシ(21)を2分する縦長壁状に形
成され、上端前部に、左右に延びる取付片(82)(82)を突
設している。監視カメラ(7)の長方体状回路基板(72)
は、連結シャーシ(21)に設けた取付片(25)に下端がビス
止めされ、縦シャーシ(8)の取付片(82)に上端がビス止
めされており、この様に縦長の長方体状回路基板(72)
を、その上下端を固定することにより、取付けが安定
し、振動等の影響を受けることも少ない。2つの長方体
状回路基板(72)(72)間に板状の縦シャーシ(8)が存在し
ていることにより、長方体状回路基板(72)(72)を相互の
電磁波から遮断できる。各監視カメラ(7)の長方体状回
路基板(72)からはRCA端子コード(図示せず)が延びて
いる。
【0035】CCD回路基板(71)の調整方法 基本的には、左右の監視カメラ(7)(7)が、台(11)上の
物体の同一点を見ている様に調整する。図10に示す如
く、先ず、十字に線を引いたパターンシート(100)を台
(11)に載せ、立体画像表示ディスプレイ(101)に表示す
る。右側監視カメラ(7)からの十字線画像(102)と、左
側監視カメラ(7)からの十字線画像(103)にはずれが生
じている。このずれを前記CCD回路基板(71)の回転及
びスライド調整機構の締付ネジ(58)、(56)、及びストッ
プネジ(59)、(57)の操作によって調節し、両十字画像(1
01)(102)をずれを無くして重ねる。
【0036】実施例の作用効果 上記の如く、一方のCCDの位置調節機構は、光軸と直
交する面内で回転方向及びスライド方向に調整可能であ
り、他方のCCDの位置調節機構は、光軸と直交する面
内にて前記スライド方向と直交する方向にスライド調整
可能であるため、最小限の操作によって、CCDの位置
調節が可能となる。又、接眼レンズ取付部(17)(17)間の
間隔は固定されているため、CCDの位置調節の際に、
接眼レンズ取付部(17)(17)の間隔が変化することもな
く、調整が容易である。
【0037】両方の位置調節機構を同様の構成部品にて
構成しているため、構成部品の種類を減らすことがで
き、又、能率的に組立できる。接眼レンズ取付部(17)に
取り付けた鏡筒(3)に回転調整台(4)を回転可能に嵌
め、CCD回路基板(71)を固定したスライド調整台(5)
を前記回転調整台(4)上にスライド可能に載置して位置
調節機構を構成したため、位置調節機構を安定して鏡筒
(3)上に取付けできる。
【0038】下部材(41)と上部材(46)をビス止めして回
転調整台(4)を構成し、下部材(41)は鏡筒(3)に回転自
由に嵌めて該鏡筒(3)に螺合した締付リング(36)に下方
から押し気味に当接させ、上部材(46)は鏡筒(3)に形成
した段部(33)に緊密に回転可能に嵌めて該段部(33)に形
成した第2基準面(35)に上方から押し気味に当接させた
ため、回転調整台(4)はガタ付きなく安定して回転でき
る。又、スライド調整台(5)を鏡筒(3)の上端面の第1
基準面(34)にバネ板(6)によって押圧した状態で上部材
(46)にスライド可能に取り付けたため、スライド調整台
(5)は第1基準面(34)上をガタ付なく安定してスライド
できる。第1基準面(34)及び第2基準面(35)は、夫々鏡
筒(3)の軸心に直交しているため、スライド調整台(5)
の回転及びスライドは、鏡筒(3)の軸心に直交する面内
で行うことができ、精度よく、容易に位置調節ができ
る。
【0039】回転調節機構及びスライド調節機構は何れ
も、締付ネジの締め込みによる前進操作と、ストップネ
ジ(59)による前進停止或いは該ストップネジの締め込み
による後退操作によって行う様ため、メカニズムが簡素
化され、又、操作が簡単である。
【0040】実体顕微鏡(1)の接眼レンズ取付部(17)(1
7)の間隔固定を、接眼レンズ取付部(17)のマウント(17
a)(17a)に螺合した鏡筒(3)(3)と、両鏡筒(3)(3)に
跨って嵌め込まれた連結シャーシ(21)と、鏡筒(3)(3)
に螺合され鏡筒(3)のフランジ(31)との間に連結シャー
シ(21)を挟んで固定する締付リング(36)(36)とによって
構成されるPD調整機構固定部材(2)によって行うた
め、接眼レンズ取付部(17)(17)に特別の加工を施すこと
なく、簡単且つ確実に接眼レンズ取付部(17)(17)の間隔
固定を行うことができる。
【0041】PD調整機構固定部材(2)上にCCD回路
基板(71)(71)を配備し、該CCD回路基板(71)(71)の上
方に、長方体状回路基板(72)(72)を縦長に搭載したた
め、全体の外観は、従前の実体顕微鏡(1)のイメージか
ら離れることはなく、顕微鏡らしさを失うことはない。
【0042】CCD回路基板(71)とその他の回路基板(7
2)を分け、CCD回路基板(71)を位置調整機構に連繋
し、その他の回路基板(72)はPD調整機構固定部材(2)
上に固定配備しているから、CCD回路基板(71)の位置
調整機構によって動かすのはCCD回路基板(71)だけあ
り、該位置調整機構に加わる荷重、ストレスを小さくで
きる。又、その他の回路基板(72)の配置は、CCD回路
基板(71)の取付位置や取付角度に左右されることなく、
自由度がある。従って、1つの監視カメラ(7)における
その他の回路基板(72)を、複数枚の基板にて縦長長方体
状に組立て、両長方体状回路基板(72)(72)を、接眼レン
ズ取付部(17)(17)の2つの光軸の成す角度に左右される
ことなく平行に配備でき、スッキリとしたデザインを採
用できる。
【0043】PD調整機構固定部材(2)の連結シャーシ
(21)の中央部に2つの長方体状回路基板(72)の間を仕切
る様に縦シャーシ(8)を突設しているため、該縦シャー
シ(8)は長方体状回路基板(72)の上端を固定する役割の
みならず、2つの長方体状回路基板(72)(72)の相互の電
磁波を遮蔽する役割をも成す。
【0044】2つの長方体状回路基板(72)(72)は、調整
の必要な部分は外側に向いているため、取り付けたまま
調整ができ、回路調整が容易となる。本発明は、上記実
施例の構成に限定されることなく、特許請求の範囲に記
載の範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体顕微鏡の側面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】立体顕微鏡斜面図である。
【図5】監視カメラの取付状態を示す一部を破断した正
面図である。
【図6】PD調整機構固定部材及びCCD回路基板の調
整機構の分解斜面図である。
【図7】PD調整機構固定部材及びCCD回路基板の調
整機構の組立状態の一部を破断した正面図である。
【図8】連結シャーシと縦シャーシの斜め後方からの見
た斜面図である。
【図9】CCD回路基板の取付部の断面図である。
【図10】CCD回路基板の調整用のパターンシート及
び調整方法の説明図である。
【図11】本発明に先だって出願人が案出した立体顕微
鏡の平面図である。
【図12】同上の正面図である。
【符号の説明】
(1) 実体顕微鏡 (2) PD調整機構固定部材 (21) 連結シャーシ (3) 鏡筒 (36) 締付リング (4) 回転調整台 (41) 下部部材 (46) 上部材 (5) スライド調整台 (6) バネ板 (7) 監視カメラ (71) CCD回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 19/00 - 21/00 G02B 21/04 - 21/36 G02B 27/22 G02B 23/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実体顕微鏡(1)の各接眼レンズ取付部(1
    7)(17)上に監視カメラ(7)(7)を取り付けて構成され、
    2つの監視カメラ(7)(7)からの画像信号を1つのディ
    スプレイ画面に立体的に見える様に表示するための立体
    顕微鏡であって、実体顕微鏡(1)の接眼レンズ取付部(1
    7)(17)の間隔を固定し、各接眼レンズ取付部(17)上に、
    独立して機能する位置調整機構を介してCCD回路基板
    (71)(71)を配備し、一方の位置調節機構は、光軸と直交
    する面内で回転方向及びスライド方向に調整可能であ
    り、他方の位置調節機構は光軸と直交する面内にて前記
    スライド方向と直交する方向にスライド調整可能である
    ことを特徴とする立体顕微鏡。
  2. 【請求項2】 両方の位置調節機構は同様の構成部品か
    らなるが、一方の位置調節機構は、回転調節機構とスラ
    イド調節機構の両方を機能させ、他方の位置調節機構
    は、スライド調節機構のみを機能させる請求項1に記載
    の立体顕微鏡。
  3. 【請求項3】 位置調節機構は、接眼レンズ取付部(17)
    に取り付けた鏡筒(3)に回転調整台(4)を回転可能に嵌
    め、CCD回路基板(71)を固定したスライド調整台(5)
    を前記回転調整台(4)上にスライド可能に配備して構成
    されている請求項1又は2に記載の立体顕微鏡。
  4. 【請求項4】 回転調整台(4)は、下部材(41)と上部材
    (46)をビス止めして構成され、下部材(41)は鏡筒(3)に
    回転自由に嵌まり該鏡筒(3)に螺合した締付リング(36)
    に下方から押し気味に当接し、上部材(46)は鏡筒(3)に
    形成した段部(33)に緊密に回転可能に嵌まり該段部(33)
    に形成した第2基準面(35)に上方から押し気味に当接し
    ており、スライド調整台(5)は鏡筒(3)の上端面の第1
    基準面(34)にバネ板(6)によって押圧された状態で上部
    材(46)にスライド可能に取り付けられており、第1基準
    面(34)及び第2基準面(35)は夫々鏡筒(3)の軸心に直交
    している請求項3に記載の立体顕微鏡。
  5. 【請求項5】 回転調節機構及びスライド調節機構は、
    何れも締付ネジの締め込みによる前進操作と、ストップ
    ネジ(59)による前進停止或いは該ストップネジの締め込
    みによる後退操作によって行う請求項1乃至4の何れか
    に記載の立体顕微鏡。
  6. 【請求項6】 実体顕微鏡(1)の接眼レンズ取付部(17)
    (17)の間隔は、PD調整機構固定部材(2)によってなさ
    れ、該PD調整機構固定部材(2)は、接眼レンズ取付部
    (17)のマウント(17a)(17a)に螺合した鏡筒(3)(3)と、
    両鏡筒(3)(3)に跨って嵌め込まれた連結シャーシ(21)
    と、鏡筒(3)(3)に螺合され鏡筒(3)のフランジ(31)と
    の間に連結シャーシ(21)を挟んで固定する締付リング(3
    6)(36)とによって構成されている請求項1乃至5の何れ
    かに記載の立体顕微鏡。
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