JP3162904B2 - 注出装置とその製造方法 - Google Patents
注出装置とその製造方法Info
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Description
れる注出装置に関するものであり、特に、使用時に操作
部を引っ張って注出口を切り開くタイプの注出装置に係
るものである。
るが、ガスバリヤ性が要求される内容物を収容する容器
に装着するものについては、注出装置の注出口を金属箔
等のガスバリヤシートで閉塞する手段が講じられてお
り、操作部を引っ張ると操作部とともに金属箔が除去さ
れて注出口が開口するようになっている。
イプの従来の注出装置が開示されている。この注出装置
は、容器の口筒部に装着される取付部に注出口が形成さ
れ、この注出口の上側に注出口を塞ぐガスバリヤシート
が接合され、ガスバリヤシートの上面に引っ張り操作部
を付着して構成されている。
め金型にインサートしておき、取付部成形用キャビティ
と操作部成形用キャビティとを前記ガスバリヤシートに
よって離隔するとともに、これら2つのキャビティを金
型内に設けた湯路で連通しておき、取付部と操作部を同
時に射出成形するようにした製造方法が開示されてい
る。
報の注出装置には、ガスバリヤシートの端部が正しい位
置及び姿勢に固定されていないものがあった。ガスバリ
ヤシートの端部の取付位置不良や姿勢不良は、ガスバリ
ヤ性に悪影響を及ぼす。
ち、前記公報の製造方法では、金型内に取付部成形用キ
ャビティと操作部成形用キャビティを連通する湯路を設
けているが、この湯路はガスバリヤシートを迂回するよ
うに配置されている。そして、溶融樹脂を操作部成形用
キャビティから注入し、金型内の前記湯路を通過させて
取付部成形用キャビティに流すようにしている。
用キャビティに流れ込んだ溶融樹脂の流れ方向が、予め
金型に正しくセッテイングしておいたガスバリヤシート
の端部の向きと対向するようになり、溶融樹脂の流れに
よる力がガスバリヤシートの端部をめくり上げる。その
結果、ガスバリヤシートの端部がセッテイング時の姿勢
から変位し、取付部成形用キャビティの内方に食い込ん
だ姿勢になる。この状態で溶融樹脂が固化するので、ガ
スバリヤシートの端部に位置不良や姿勢不良が生じた注
出装置が製造されるのである。
鑑みてなされたものであり、ガスバリヤシートが適正に
取り付けられてガスバリヤ性の良好な注出装置とその製
造方法を提供することを目的とする。
するために以下の手段を採用した。 〈本発明の要旨〉 〔注出装置〕本発明の注出装置は、注出口を有し容器の
口筒部に装着される取付部と、前記注出口を閉塞するガ
スバリヤシートと、底部をガスバリヤシートの上面に付
着せしめた引っ張り操作部とを備えた樹脂製の注出装置
において、前記取付部または引っ張り操作部は、射出成
形の際に該ガスバリヤシートにおけるゲート閉塞部を破
断することによって取付部及び引っ張り操作部を相互間
につなぐが、型開きに際してそのつながりが途切れる、
先細り形状をなす突起を有することを特徴とする注出装
置である(請求項1に対応)。
おいて、操作部の底部が前記取付部の注出口の内側に配
されていることを特徴とする注出装置である(請求項2
に対応)。
の製造方法は、注出口を有し容器の口筒部に装着される
取付部と、前記注出口を閉塞するガスバリヤシートと、
底部をガスバリヤシートの上面に付着せしめた引っ張り
操作部とを備えた注出装置を射出成形で製造する方法で
あって、特に、雄型と雌型との間にガスバリヤシートを
インサートして型閉じし、ガスバリヤシートによって取
付部成形用の第1キャビティと操作部成形用の第2キャ
ビティを離隔し、雄型と雌型のいずれか一方の型にはガ
スバリヤシートを間に挟んで前記両キャビティをつなぐ
連絡ゲートを設けておき、前記両キャビティのうちガス
バリヤシートによって連絡ゲートから離隔されたキャビ
ティに溶融樹脂を注入し、その溶融樹脂の圧力によって
ガスバリヤシートにおけるゲート閉鎖部を破断し、連絡
ゲートを介して残る一方のキャビティに溶融樹脂を注入
するようにしたことを特徴とする注出装置の製造方法で
ある(請求項3に対応)。
て、第1キャビティから第2キャビティに流してもよい
し、第2キャビティから第1キャビティに流してもよ
い。
製造方法において、第1キャビティの底部を前記取付部
の注出口の内側に位置せしめたことを特徴とする注出装
置の製造方法である(請求項4に対応)。
いて、取付部及び操作部の原材料としては、ポリエチレ
ンやポリプロピレン等の樹脂を例示することができる。
又、ガスバリヤシートの原材料としては、アルミニウム
等の金属箔やその金属箔の表裏両面を樹脂コーティング
したものなどを例示することができる。
化粧品や薬品等を収容する容器に装着する注出装置とし
て好適である。
トの端部が適正な位置及び姿勢に取り付けられているの
で、ガスバリヤ性が極めて高い。
した場合には、操作部を引っ張ってガスバリヤシートを
切り開く時に、ガスバリヤシートにおいて取付部及び操
作部のいずれにも接合されていない部分が切り裂かれる
ようになり、引っ張り力が小さくて済む。
れか一方のキャビティに溶融樹脂が注入され、溶融樹脂
の圧力によりガスバリヤシートのゲート閉鎖部が破断さ
れ、連絡ゲートを介して残る他方のキャビティに溶融樹
脂が注入される。このように溶融樹脂をガスバリヤシー
トに貫通させて流すことにより、ガスバリヤシートの端
部の向きと溶融樹脂の流れる方向とを同一方向にするこ
とができ、溶融樹脂によるガスバリヤシートの端部めく
り上げを阻止することができる。
から操作部成形用の第2キャビティに流した場合には、
ガスバリヤシートのゲート閉鎖部の破断片を注出口の外
側に位置せしめることができる。
内側に位置せしめた場合には、溶融樹脂を第1キャビテ
ィに注入する時には雄型がガスバリヤシートの変形を防
止し、溶融樹脂を第2キャビティに注入する時には雌型
がガスバリヤシートの変形を防止する。
絡ゲートに内の樹脂は取付部と操作部のいずれか一方に
付着し、他方からは切り離される。
を参照して説明する。 〈第1実施例〉図1は本発明の第1実施例の注出装置の
縦断面図であり、図2及び図3はその製造方法を説明す
る図である。初めに、注出装置1Aについて説明する。
部(図示せず)に装着される取付部10と、ガスバリヤ
シート20と、引っ張り操作部30とを備えている。取
付部10と操作部30はポリエチレンあるいはポリプロ
ピレン等の樹脂から形成されており、これらは後述する
ように射出成形法により同時に一体成形されたものであ
る。
が連なり、底部12に注出口13が開口し、注出口13
を囲う小径筒部14が底部12から下方に突出し、筒部
11の外側面から断面L字形の環状の嵌合鍔部15が外
方に張り出した構成になっている。
5の間に容器の口筒部を嵌入させて、容器に装着される
ようになっている。ガスバリヤシート20は、アルミニ
ウム箔の表裏両面に取付部10及び操作部30の樹脂と
相溶性のある樹脂をコーティングして構成されている。
ガスバリヤシート20はその外周縁を起立させた円板状
をなし、起立部(端部)21を取付部10における筒部
11の下部内周面に凹入させ、平板部22を取付部10
における底部12の上面に凹入させた状態で取付部10
に接合されており、平板部22が注出口13を閉塞して
いる。
リヤシート20の平板部22の上面に接合され、底部3
1からアーム部32が上方に延び、アーム部32の上端
に指掛け用のリング部33が連接された構成になってい
る。
する側において、底部31の底面から突出しガスバリヤ
シート20の平板部22を貫通する突起34を有してい
る。突起34は後述する連絡ゲート63内に注入された
樹脂が固化して形成されたものであり、先細り形状をな
し、その先端は取付部10の筒部15の内周面近くに延
びている。
31の外径が注出口13の内径よりも小径で、底部31
は注出口13の内側に配置されている。このように配置
したことにより、操作部30を引っ張ってガスバリヤシ
ート20の平板部22を上方に引っ張ると、ガスバリヤ
シート20は、操作部30の底部31と取付部10の底
部12との間に位置する部分で引き裂かれるようになる
ので、注出口13の開口操作に必要な力が小さくて済
む。
の接合力を、操作部30とガスバリヤシート20との接
合力よりも小さくしておいて、操作部30を引っ張った
時にガスバリヤシート20が取付部10から剥離するよ
うにすることも可能である。
造方法を説明する。本発明の製造方法では、ガスバリヤ
シート20を予め金型にインサートして型閉じし、射出
成形により注出装置1Aを製造する。そのために、予め
ガスバリヤシート20を、前記起立部21と平板部22
を有する形状及び大きさに形成しておく。但し、平板部
22には、突起34が貫通する貫通孔を設けないでお
く。
じ状態を示す要部断面図である。この型閉じ時におい
て、ガスバリヤシート20は雄型40の下端部に外嵌し
た状態で雄型40と雌型50,51との間に挟装されて
いる。雌型50は注出口13を成形する部分であり、雌
型51には取付部10を成形する第1キャビティ61が
設けられ、雄型40には操作部30を成形する第2キャ
ビティ62が設けられている。
1は筒部11と底部12と小径筒部14を成形する部分
だけが図示されており、第2キャビティ62は操作部3
0の底部31を成形する部分だけが図示されている。
形する部分は、その内径が雌型50の外径よりも小径
で、雌型50よりも内側に位置している。又、雄型40
にはスプール41が設けられている。スプール41の先
端は、第2キャビティ62において操作部30の底部3
1を成形する部分に連なっている。
に挟んで第1キャビティ61と第2キャビティ62をつ
なぐ連絡ゲート63が設けられている。連絡ゲート63
は、第2キャビティ62側から第1キャビティ61側に
向かって断面が漸次縮径されている。
型40のスプール41から溶融樹脂70を第2キャビテ
ィ62に射出する。溶融樹脂70は第2キャビティ62
内に流入するとともに、ガスバリヤシート20において
連絡ゲート63を塞ぐゲート閉鎖部23をその圧力で突
き破り、連絡ゲート63に流入し、更に第1キャビティ
61内へと流入する。この時にゲート閉鎖部23の破断
片は連絡ゲート63内に押し込まれる。
70の圧力により、ガスバリヤシート20の平板部22
には下向きの力が作用するが、この力が作用する領域の
下方には雌型50が配されているので、平板部22が変
形することはない。
70は、図3において矢印で示すように、小径筒部14
を成形する部分から底部12を成形する部分を通って筒
部11を成形する部分へと流れる。この溶融樹脂70の
流れ方向はガスバリヤシート20の起立部21の延びる
方向と同方向になるため、溶融樹脂70が起立部21を
雄型40から離反する側にめくり上げることはない。
樹脂70の圧力により、ガスバリヤシート20の平板部
22の外周部には上向きの力が作用するが、この力が作
用する領域の上方には雄型40が配されているので、平
板部22の外周部が変形することはなく、溶融樹脂70
は平板部22の外周部及び起立部21を雄型40に押し
付けながら流れることとなる。
融樹脂70の注入時及び固化時に亙って、適正な位置に
保持されることとなり、その結果、ガスバリヤシート2
0が適正な位置及び姿勢に取り付けられた注出装置1A
を製造することができる。
取り付けられた注出装置1Aはガスバリヤ性が極めて高
い。そして、溶融樹脂70が冷却固化した後に、雄型4
0と雌型50,51を型開きすると、連絡ゲート63内
に流入した溶融樹脂70は突起34となり、取付部10
の小径筒部14との接合部である先端で破断して、操作
部30の底部31に付着した状態で雌型50から引き抜
かれ、図1に示す注出装置1Aが完成する。
の注出装置の縦断面図であり、図5及び図6はその製造
方法を説明する図である。
Bが第1実施例の注出装置1Aと相違する点は、 操
作部30に突起34がなく、その代わりに取付部10に
ガスバリヤシート20を貫通する突起16が設けられて
いる点と、 取付部10に小径筒部14がない点であ
る。
ト63内に注入された樹脂が固化して形成されたもの
で、先細り形状をなし、その先端は操作部30のアーム
部32の外周面近くに延びている。
装置1Aと同じであるので、同一態様部分に同一符号を
付して説明を省略する。第2実施例の注出装置1Bにお
いても、ガスバリヤシート20が適正に取り付けられて
いるので、ガスバリヤ性が極めて高い。
30の底部31の外径が注出口13の内径よりも小径
で、底部31が注出口13の内側に配置されているの
で、第1実施例の注出装置1Aの場合と同じ作用によ
り、注出口13の開口操作に必要な力が小さくて済む。
バリヤシート20のゲート閉鎖部23の破断片が注出口
13内に露出していないので、樹脂コーティングのない
ゲート閉鎖部23の破断面が容器内の内容物と触れるこ
とがない。
造方法を説明する。注出装置1Bを製造する場合も、ガ
スバリヤシート20を予め金型にインサートして型閉じ
し、射出成形により製造する点は第1実施例の場合と同
じである。
ト20を、前記起立部21と平板部22を有する形状及
び大きさに形成し、平板部22には、突起34が貫通す
る貫通孔を設けないでおく。
型閉じ状態を示す要部断面図である。この型閉じ時にお
いて、ガスバリヤシート20は雄型43の下端部に外嵌
した状態で雄型42,43と雌型52との間に挟装され
ている。雌型52には取付部10を成形する第1キャビ
ティ61が設けられ、雄型42,43の間には操作部3
0を成形する第2キャビティ62が設けられている。
1は筒部11と底部12を成形する部分だけが図示され
ており、第2キャビティ62は操作部30の底部31と
アーム部32を成形する部分だけが図示されている。
形する部分は、その内径が雌型50において注出口13
を成形する部分の外径よりも小径で、注出口13を成形
する部分よりも内側に位置している。
ガスバリヤシート20を間に挟んで第1キャビティ61
と第2キャビティ62をつなぐ連絡ゲート63が設けら
れている。連絡ゲート63は、第1キャビティ61側か
ら第2キャビティ62側に向かって断面が漸次縮径され
ている。
にスプール53が設けられている。スプール53の先端
は、第1キャビティ61において取付部10の底部12
を成形する部分に連なっている。
型52のスプール53から溶融樹脂70を第1キャビテ
ィ61に射出する。第1キャビティ61内に流入した溶
融樹脂70は、図中矢印で示すように、第1キャビティ
61において底部12を成形する部分から筒部11を成
形する部分へと流れる。
0の流れ方向は、ガスバリヤシート20の起立部21の
延びる方向と同方向になるため、溶融樹脂70が起立部
21を雄型43から離反する側にめくり上げることはな
い。
樹脂70の圧力により、ガスバリヤシート20の平板部
22の外周部には上向きの力が作用するが、この力が作
用する領域の上方には雄型43が配されているので、平
板部22の外周部が変形することはなく、溶融樹脂70
は平板部22の外周部及び起立部21を雄型43に押し
付けながら流れることとなる。
は、ガスバリヤシート20において連絡ゲート63を塞
ぐゲート閉鎖部23をその圧力で突き破り、連絡ゲート
63に流入し、更に第2キャビティ62内へと流入す
る。この時にゲート閉鎖部23の破断片は連絡ゲート6
3内に押し込まれる。
70の圧力により、ガスバリヤシート20の平板部22
には下向きの力が作用するが、この力が作用する領域の
下方には雌型52が配されているので、平板部22が変
形することはない。
融樹脂70の注入時及び固化時に亙って適正な位置に保
持されることとなり、その結果、ガスバリヤシート20
が適正な位置及び姿勢に取り付けられた注出装置1Bを
製造することができる。
に、雄型42,43と雌型52を型開きすると、連絡ゲ
ート63内に流入した溶融樹脂70は突起34となり、
操作部部30のアーム部32との接合部である先端で破
断して、取付部10の底部12に付着した状態で雌型5
0から引き抜かれ、図4に示す注出装置1Bが完成す
る。
によれば、射出成形時において溶融樹脂がガスバリヤシ
ートの端部をめくり上げるのを防止することができると
いう優れた効果が奏される。又、第1キャビティの底部
を取付部の注出口の内側に位置せしめた場合には、射出
成形時においてガスバリヤシートの変形を防止すること
ができる。
ヤシートが適正に取り付けられているので、ガスバリヤ
性が極めて高いという優れた効果が奏される。又、操作
部の底部を取付部の注出口の内側に配した場合には、ガ
スバリヤシートを切り裂いて注出口を開口させるための
操作力を小さくできる。
る。
であり、金型を閉じた状態を示す要部断面図である。
であり、溶融樹脂を射出した状態を示す要部断面図であ
る。
る。
であり、金型を閉じた状態を示す要部断面図である。
であり、溶融樹脂を射出した状態を示す要部断面図であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 注出口を有し容器の口筒部に装着される
取付部と、前記注出口を閉塞するガスバリヤシートと、
底部をガスバリヤシートの上面に付着せしめた引っ張り
操作部とを備えた樹脂製の注出装置において、 前記取付部または引っ張り操作部は、射出成形の際に該
ガスバリヤシートにおけるゲート閉塞部を破断すること
によって取付部及び引っ張り操作部を相互間につなぐ
が、型開きに際してそのつながりが途切れる、先細り形
状をなす突起を有することを特徴とする注出装置。 - 【請求項2】 前記操作部の底部が前記取付部の注出口
の内側に配されていることを特徴とする請求項1に記載
の注出装置。 - 【請求項3】 注出口を有し容器の口筒部に装着される
取付部と、前記注出口を閉塞するガスバリヤシートと、
底部をガスバリヤシートの上面に付着せしめた引っ張り
操作部とを備えた注出装置を射出成形で製造する方法に
おいて、 雄型と雌型との間にガスバリヤシートをインサートして
型閉じし、ガスバリヤシートによって取付部成形用の第
1キャビティと操作部成形用の第2キャビティを離隔
し、雄型と雌型のいずれか一方の型にはガスバリヤシー
トを間に挟んで前記両キャビティをつなぐ連絡ゲートを
設けておき、前記両キャビティのうちガスバリヤシート
によって連絡ゲートから離隔されたキャビティに溶融樹
脂を注入し、その溶融樹脂の圧力によってガスバリヤシ
ートにおけるゲート閉塞部を破断し、連絡ゲートを介し
て残る一方のキャビティに溶融樹脂を注入するようにし
たことを特徴とする注出装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記第1キャビティの底部を前記取付部
の注出口の内側に位置せしめたことを特徴とする請求項
3に記載の注出装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09718894A JP3162904B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 注出装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09718894A JP3162904B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 注出装置とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07300151A JPH07300151A (ja) | 1995-11-14 |
JP3162904B2 true JP3162904B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=14185608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09718894A Expired - Fee Related JP3162904B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 注出装置とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3162904B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8695220B2 (en) | 2011-06-09 | 2014-04-15 | Funbites Llc | Hand-held food cutter with shape imparting device |
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JP2013035290A (ja) * | 2012-08-25 | 2013-02-21 | Nihon Tetra Pak Kk | 包装容器の製造法 |
WO2015192905A1 (en) | 2014-06-19 | 2015-12-23 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | Opening device, method for manufacturing such opening device and packaging material for use in said method |
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1994
- 1994-05-11 JP JP09718894A patent/JP3162904B2/ja not_active Expired - Fee Related
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