JP3162898U7 - - Google Patents
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Description
本考案は、コンクリート構築物の施工における型枠保持コンを、金属製のネジ筒につば縁を設けた型枠保持コンとすることで、製造コストの軽減はもとより施工スピードも大幅アップすることができる型枠保持コンに関する。
従来より、コンクリート構築物を造るにおいては、厚手のベニヤ板等ともに、丸セパレータ、型枠保持コン、締め付け具、その他様々な部材や器具を用い型枠を形成するが、その型枠の固定部材の一つとしてコンクリートに埋設するモルタルコンがある。
その従来の代表的なモルタルコンは、図6に示すようにモルタル素材による略円錐台形状に形成した中央に、型枠形成に用いる丸セパレータに取り付ける金属製のネジ管を埋設したモルタルコンと称される部材を用いて型枠を形成するのが一般的な方法であった。
前記するようなモルタルコンが一般的であったが、製造する上でモルタル素材で成る中央に金属のネジ管を一体に形成する方法であためコスト高となり、また運搬や施工する際にモルタルが欠けたりすることもあるため、施工スピードをアップできないことも多い。
本考案は、従来のモルタルコンの不便や欠点を解消するために、請求項1においては、金属素材による所定の長さの筒体の内部に、型枠の丸セパレータに螺合するネジ穴を施して成る前記筒体の一方端部につば縁を設けた保持コン本体を形成し、該保持コン本体の他方端部に、合成樹脂製で成板に通し穴を設けたPガードを、つば付き軸足を通してから形成し、該Pガードと前記保持コン本体と前記つば付き軸足を一組とし、前記つば付き軸足を取り外すと前記Pガードも除去され、前記他方端部外側が仕上げのキャップで塞ぐために空く構成のコンクリート構築物型枠保持コンとする。
請求項2については、前記する保持コン本体のネジ穴の中ほどに隔壁を設けることで、防水性を高めるものとする。
請求項3については、前記するPガードの底板を厚く、かつ径を大きくすることで、面落ち仕上げができるものとする。
請求項4については、前記する保持コン本体の筒体の周囲を、ザラザラのローレット加工を施してコンクリートとの密着性を高めるものとする
本考案における保持コン本体は、従来多用されていたモルタルコンの中央に埋設した金属製のネジ管と同形状を成すとともに、それに合成樹脂製のPガードと称す専用キャップ体を組み合わせたユニークな型枠保持コンを形成し、つば付き軸足を取り外すとPガードも除去され、保持コン本体の他方端部外側が仕上げのキャップで塞ぐために空く構成であり、現場コンクリートを活用するのでコスト安で製造でき、かつ丈夫である。
またをキャップ体を組み合わせる型枠保持コンであるので、型枠を取り外した後に仕上げのキャップで塞ぐが、2種類の合成樹脂製のキャップ体の組み合わせ次第で、面合せ仕上げはもとより面落ち仕上げが可能である。
さらに実施例1タイプの保持コン本体のネジ穴には隔壁を設けているので、丸セパレータを伝わる水みちを防ぐ効果を得るとともに、実施例2タイプの筒体周囲はローレット加工を施しているので、コンクリートとの密着性が高められる。
本考案による型枠保持コンは、金属製のネジ筒体と、それに組み合わされる合成樹脂素材のPガードを組み合わせた型枠保持コンとすることで、製造コストの大幅な軽減と作業のスピードアップ化を図れる型枠保持コンを形成する。以下、その実施例を説明する。
実施例1における型枠保持コンの実施形態を、図1に示す分解斜視図と図2に示す組み合わせ断面図及び図3に示す施工例図で説明する。
実施例1における型枠保持コン1における本体は、金属素材による高さ約22mm程度の筒体2の内側中ほどに隔壁3を設け、その両方向から型枠形成時の丸セパレータや軸足に螺合するネジ穴4,4を施した一方端部に、径が約18mm程度のつば縁5を設けて成る保持コン本体6とする。
次に、その保持コン本体6のつば縁5の反対側に組み合わせる合成樹脂製のPガード7として、前記保持コン本体6の外周に嵌るキャップ体8の底板9に、前記保持コン本体6のネジ穴4と同じ大きさの通し穴10を設けた高さ約8mm程度のPガード7を形成し、そのPガード7と前記保持コン本体6を一組とする型枠保持コン1を構成する。
実施例1に示す型枠保持コン1は、型枠の丸セパレータに取り付けられるネジ穴4,4を設けたつば縁5付き保持コン本体6を金属素材で形成するとともに、その中ほどに隔壁3を設けているので丸セパレータからの防水効果を成すとともに、端部に組み合わせる合成樹脂製の通し穴10付きPガード7を一組とする極めてシンプルな構成であるので、本考案を用いて施工した場合は、図3の(イ)〜(ニ)図に示すようにして面合せ仕様のコンクリート壁面を仕上げができる。
以下、本考案の施工手順を図3で説明する。先ず(イ)図に示すように丸セパレータ11の端部に、本考案の保持コン本体6のつば縁5側から取り付け、その他方側にはPガード7につば付き軸足12を通してから丸セパレータ11に螺合して後、型枠板13の穴を介して突き出たつば付き軸足12に取り付けた締め付け具4で固定した後にコンクリートを打設する。
次に、コンクリート硬化後は、(ロ)図のように型枠板13や締め付け具14を取り外して後、つば付き軸足12を取り外してPガード7も除去する。
以上のようにPガード7が除かれた後は、(ハ)図のように保持コン本体6の外側が空くので、そこを仕上げのキャップ15で塞ぐと(ニ)図のように面合せ仕様の壁面仕上げが完成する。
実施例2における型枠保持コンの実施形態を、図4に示す分解斜視図と図5に示す組み合わせ断面図及び図6に示す施工例参考図で説明する。
実施例2に示す型枠保持コン1は、基本的には前記実施例1同様である。まず筒体2やつば縁5付き保持コン本体6は前記実施例1と同様に金属素材とするが、その筒体2に設けるネジ穴4は貫通するものとするとともに、その筒体2外周には、線の交差や数多くの点を施したザラザラのローレット加工16成す保持コン本体6を形成する。
次に、その保持コン本体6に組み合わせるPガード7Aは、前記実施例1と同様に通し穴10付きキャップ体8Aを成す底板9Aの径が約24mmほどで、かつ底板9の内側も少し厚くしたPガード7Aを形成し、そのPガード7Aと前記保持コン本体6を一組とする型枠保持コン1構成する。
実施例2における型枠保持コン1は、保持コン本体6の外周にザラザラのローレット加工16を施しているのでコンクリートに埋設した際の密着性を高める。またPガード7Aは肉厚で、かつ径も大きいので、最後の仕上げ用のキャップ15で塞いだ場合は、周囲より低い面落ち仕様の仕上げできる。
実施例2タイプは以上のような構成であるが、その施工手順は前記実施例1と同じように、丸セパレータ11、型枠板13、締め付け具14(図示せず)を取り外してから(ホ)図のようにPつば付き軸足12を取り外してから、(ヘ)図のようにキャップ15で塞ぐと(ト)図のように面落ち仕様の壁面仕上げができる。
1 型枠保持コン
2 筒体
3 隔壁
4 ネジ穴
5 つば縁
6 保持コン本体
7 Pガード
7A Pガード
8 キャップ体
8A キャップ体
9 底板
9A 底板
10 通し穴
11 丸セパレータ
12 つば付き軸足
13 型枠板
14 締め付け具
15 キャップ
16 ローレット加工
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15 キャップ
16 ローレット加工
Claims (4)
- 金属素材による所定の長さの筒体の内部に、型枠の丸セパレータに螺合するネジ穴を施して成る前記筒体の一方端部につば縁を設けた保持コン本体を形成し、該保持コン本体の他方端部に、合成樹脂製で成板に通し穴を設けたPガードを、つば付き軸足を通してから形成し、該Pガードと前記保持コン本体と前記つば付き軸足を一組とし、
前記つば付き軸足を取り外すと前記Pガードも除去され、前記他方端部外側が仕上げのキャップで塞ぐために空く構成を特徴とするコンクリート構築物型枠保持コン。 - 前記する保持コン本体のネジ穴の中ほどに、隔壁を設けて成る請求項1に記載するコンクリート構築物型枠保持コン。
- 前記するPガードの底板を厚く、かつ径を大きくした請求項1又は請求項2に記載するコンクリート構築物型枠保持コン。
- 前記する保持コン本体の筒体周囲を、ザラザラのローレット加工を施して成る請求項1から請求項3のいずれかの項に記載するコンクリート構築物型枠保持コン。
Priority Applications (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3162898U JP3162898U (ja) | 2010-09-24 |
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Families Citing this family (2)
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