JP3162739U

JP3162739U - 取り外し洗いと折り畳み携帯が可能な幼児用安全睡眠ベッド

Info

Publication number: JP3162739U
Application number: JP2010004473U
Authority: JP
Inventors: 洪健雄
Original assignee: 洪健雄
Priority date: 2010-07-02
Filing date: 2010-07-02
Publication date: 2010-09-16
Anticipated expiration: 2020-07-02

Abstract

【課題】取り外して洗うことができるため衛生的であり、折り畳んで手提げ或いは肩掛けの小型バッグにすることができるため携帯性と外観性にも優れた幼児用安全睡眠ベッドを提供する。【解決手段】フレキシブルなマット体１０と、マット体の周辺に設けられた複数の組合せユニット２１，２２，２３，２４とによって構成する。組合せユニットとマット体の間には折り曲げ部１４が設けられ、組合せユニットは、マット体の周辺で立体状を形成するとともに相互に連結される。組合せユニット内には、弾性体と、弾性体の取り付け・取り外しが可能な取り付け口とが設けられる。また、組合せユニットには、折り畳みが可能な折り畳み部が設けられ、マット体、組合せユニットを折り曲げ部で折り曲げ、折り畳み部で折りたたむことにより、手提げ或いは肩掛けの小型バッグが形成される。【選択図】図１

Description

本考案は、取り外して洗うことができるため衛生的であり、折り畳んで手提げ或いは肩掛けの小型バッグにすることができるため携帯性と外観性にも優れた幼児用安全睡眠ベッドに関する。

従来の幼児用ベッドは、その本体やベッドの周りのフレームが木やプラスチックからなり、さらに、布でベッドの周りのフレームを包むことにより緩衝保護の作用をもたせており、幼児が寝返りをうった時に、固いフレームにぶつかって怪我をするのを防ぐ。しかしながら、このベッドの構造は複雑であり、組立てと解体がしづらく、大きさの調整もできないため携帯に不便であり、製造コストも高いという欠点がある。

このため、フレキシブルな幼児用安全睡眠ベッドが開発されており、図１０と図１１には、その幼児用安全睡眠ベッドを示している。幼児用安全睡眠ベッド９０のマット体９１と壁部９２は、使用しない時には平面にすることができ、使用する時には壁部９２をマット体９１の周辺で立体状にさせることができる。その支持強度を向上させるために、壁部９２やマット体９１内には板体やフォームなどが設けられる。しかしながら、マット体９１と壁部９２内の支持部材を取り外したり取り付けたりする開口が設けられていないため、汚れたり幼児がお漏らししたりした際に幼児用安全睡眠ベッド９０を洗うのに不便であり、衛生的でない。また、壁部９２には、折り畳み可能な折り畳み部が設けられていないため、幼児用安全睡眠ベッド９０は多くても二つ折りにしかできず、折り畳んで小さくすることができないため、携帯に不便であるとともに、外観が美しくない。

図１２は、別の幼児用安全睡眠ベッド８０を示している。この種の幼児用安全睡眠ベッド８０には、手で掴むのを便利にするとともに支持力を強化するための持ち手８１が設けられているが、持ち手８１は硬質の材料からなるため、携帯に不便であるとともに、外観も美しくない。

そこで、本考案は、取り外して洗うことができ衛生的な幼児用安全睡眠ベッドを提供することを目的とする。

また、本考案は、折り畳んで手提げ或いは肩掛けの小型バッグにすることができる携帯性と外観性に優れた幼児用安全睡眠ベッドを提供することを目的とする。

上述の目的を達成するために、本考案による幼児用安全睡眠ベッドは、フレキシブルなマット体と、マット体の周辺に設けられた複数の組合せユニットとによって構成する。組合せユニットとマット体の間には折り曲げ部が設けられ、組合せユニットは、マット体の周辺で立体状を形成するとともに相互に連結される。組合せユニット内には、弾性体と、弾性体の取り付け・取り外しが可能な取り付け口とが設けられ、幼児用安全睡眠ベッドを洗うのに便利であり、衛生的である。また、組合せユニットには、折り畳みが可能な折り畳み部が設けられ、マット体、組合せユニットを折り曲げ部で折り曲げ、折り畳み部で折りたたむことにより、手提げ或いは肩掛けの小型バッグを形成させることができ、携帯に便利であり外観性にも優れる。

本考案の展開した状態を上から見た斜視図である。本考案の展開した状態を裏から見た斜視図である。本考案の弾性体の取り付け口への取り付けと、取り付け口からの取り外し方法を示した説明図である。本考案を使用するために組み立てた状態を示した斜視図である。本考案の使用した状態を示した上面図１である。本考案の使用した状態を示した上面図２である。本考案を折り畳んで小さくする手順を示した説明図である。本考案を折り畳んで小さくする手順を示した説明図である。本考案を折り畳んで小さくする手順を示した説明図である。本考案を折り畳んで小さくする手順を示した説明図である。本考案を折り畳んで小型バッグにした状態を示した説明図である。従来の幼児用安全睡眠ベッドを展開して平面状にした状態を示した斜視図である。従来の幼児用安全睡眠ベッドの外観を示した斜視図である。従来の別の幼児用安全睡眠ベッドの外観を示した斜視図である。

図１から図４に示すように、本考案は、マット体１０と、第一組合せユニット２１、第二組合せユニット２２、第三組合せユニット２３、第四組合せユニット２４とによって構成する。以下に詳細な説明を行う。

マット体１０は、敷きパッド等の柔軟な材料からなる平面体であり、幼児が寝転ぶことができる。マット体１０には、二つの連結部１１（例えばマジックテープ（登録商標））が設けられる。なお、連結部１１は可愛いデザインにすることができる。マット体１０の裏側には、物品を収容したり手でもつのに便利なように、開口有する二つの袋体１２と、相互に対応する二つの帯体１３が設けられる。

第一組合せユニット２１、第二組合せユニット２２、第三組合せユニット２３、第四組合せユニット２４は、マット体１０の四つの側縁にそれぞれ設けられる。組合せユニット２１、２２、２３、２４は布団カバーにすることができ、組合せユニット２１、２２、２３、２４はマット体１０から延伸して一体形成される。組合せユニット２１、２２、２３、２４には、複数の弾性体２１１、２２１、２３１、２４１がそれぞれ設けられ（弾性体は、ＥＶＡフォーム等である。本考案の実施例では、各組合せユニットにはそれぞれ二つの弾性体を設ける）、それにより所定の支持強度と弾性をもつ。組合せユニット２１、２２、２３、２４には、取り付け口２１２、２２２、２３２、２４２と、取り付け口を覆い美しい外観効果をもつカバー部２１３、２２３、２３３、２４３とがそれぞれ設けられる。カバー部２１３は両端だけが固定され、その他の部分は可動自在に貼りあわされる。第一組合せユニット２１、第二組合せユニット２２、第三組合せユニット２３、第四組合せユニット２４と、マット体１０との間には折り曲げ部１４が設けられ、各組合せユニットとマット体１０との間を垂直状にすることができる。そして、弾性体２１１、２２１、２３１、２４１は、組合せユニット２１、２２、２３、２４内で連結されないので、窪んだ状態の折り畳み部２１４、２２４、２３４、２４４が形成される。第一組合せユニット２１、第二組合せユニット２２、第三組合せユニット２３、第四組合せユニット２４の両側辺には、組合せ部２１５、２２５、２３５、２４５が設けられ、組合せ部２１５、２２５、２３５、２４５はファスナーであり、第一組合せユニット２１、第二組合せユニット２２、第三組合せユニット２３、第四組合せユニット２４の間は相互に連結される。なお、組合せ部２１５、２２５、２３５、２４５は、マジックテープ（登録商標）や、その他の組合せ可能な部材にすることもできる。また、第一組合せユニット２１、第二組合せユニット２２、第三組合せユニット２３、第四組合せユニット２４の両側辺の角隅には、相互に連結可能な連結強化部材２１６、２２６、２３６、２４６（ボタン等）が設けられる。

図３に示すように、組合せユニット２３は、弾性体２３１の取り付け口２３２への取り付けや、取り付け口２３２からの取り出しがしやすくなっているため、幼児用安全睡眠ベッドが洗いやすくなり、衛生効果をもつ。

図４と図５に示すように、本考案を使用する際は、まず、折り曲げ部１４を折り曲げることによって、第一組合せユニット２１、第二組合せユニット２２、第三組合せユニット２３、第四組合せユニット２４を垂直状にし、さらに、組合せ部２１５、２２５、２３５、２４５と連結強化部材２１６、２２６、２３６、２４６の側辺を相互に連結させることでマット体１０の四方が壁で囲われる状態にする。以上の連結構造の連結力は強いため外れにくく、幼児がベッドから落ちるのを防ぐことができる。

連結部１１には、接合部３１、４１（マジックテープ（登録商標）等）が設けられたロール状の二つの保護ユニット３０、４０が取り付けられ、マット体１０には枕５０が置かれる。それにより、幼児がベッドに横になった時に、保護ユニット３０、４０を調整することで、幼児を保護ユニット３０、４０の間で仰向けに寝させたり、横向きに寝させたりすることができ、幼児の睡眠時の姿勢を固定して転がるのを防ぎ、幼児の綺麗な頭の形を形成させることができる。

図２と図６を参照する。保護ユニット４０は、展開させ平面状にして幼児の体に被せることができ、また、保護ユニット４０の接合部４１を連結部１１に連結することにより、幼児の睡眠時の姿勢を固定するとともに保護ユニット４０が蹴飛ばされるのを防ぐことができる。

図７Ａ、図７Ｂ、図８Ａ、図８Ｂに示すように、本考案を使用しない時は、展開させて平面状にし、さらに折り曲げ部１４を内側に折り曲げて、第一組合せユニット２１、第二組合せユニット２２、第三組合せユニット２３、第四組合せユニット２４をマット体１０に重ね合わせる。また、第一組合せユニット２１、第二組合せユニット２２、第三組合せユニット２３、第四組合せユニット２４は折り畳み部２１４、２２４、２３４、２４４を具えているため、マット体１０と、第一組合せユニット２１、第二組合せユニット２２、第三組合せユニット２３、第四組合せユニット２４は、折り畳み部２１４、２２４、２３４、２４４によってさらに折り畳むことができ（即ち、マット体１０をさらに内側へ折り畳むことができる）、最終的には、二つの帯体１３が相互に重なり合って片側から突出した状態になり、小型バッグが形成される。

図２と図９を参照する。本考案を折り畳んで小型バッグにした後、帯体１３によって手にさげたり、背中にかけたりすることができる。また、展開して平面状にした保護ユニット３０、４０と枕５０は、それぞれ袋体１２に収納することができ、外観の美しさと携帯上の便利さを兼ね備えさせることができる。

１０マット体
１１連結部
１２袋体
１３帯体
１４折り曲げ部
２１第一組合せユニット
２２第二組合せユニット
２３第三組合せユニット
２４第四組合せユニット
２１１、２２１、２３１、２４１弾性体
２１２、２２２、２３２、２４２取り付け口
２１３、２２３、２３３、２４３カバー部
２１４、２２４、２３４、２４４折り畳み部
２１５、２２５、２３５、２４５組合せ部
２１６、２２６、２３６、２４６連結強化部材
３０保護ユニット
４０保護ユニット
３１接合部
４１接合部
５０枕

Claims

フレキシブルなマット体と、該マット体の周辺に設けられた複数の組合せユニットとによって構成する、取り外し洗いと折り畳み携帯が可能な幼児用安全睡眠ベッドにおいて、
該組合せユニットと該マット体の間には折り曲げ部が設けられ、該組合せユニットは、該マット体の周辺で立体状の壁を形成するとともに相互に連結され、
該組合せユニットには、弾性体と、該弾性体の取り付け・取り外しが可能な取り付け口とが設けられ、
また、該組合せユニットには、折り畳み可能な折り畳み部が設けられ、
該マット体と該組合せユニットを、該折り曲げ部で折り曲げ、該折り畳み部で折り畳むことにより、手提げ或いは肩掛けの小型バッグが形成され、
該マット体は少なくとも連結部を具え、該連結部はロール状の保護ユニットと連結され、該保護ユニットには該連結部と連結される接合部が設けられ、
また、該保護ユニットは、幼児の睡眠時の姿勢を固定し転がるのを防止するために、展開して平面状にされることを特徴とする、取り外し洗いと折り畳み携帯が可能な幼児用安全睡眠ベッド。
該マット体には、開口を有する二つの袋体が設けられることを特徴とする、請求項１に記載の取り外し洗いと折り畳み携帯が可能な幼児用安全睡眠ベッド。
該マット体には、相互に対応する二つの帯体が設けられることを特徴とする、請求項１に記載の取り外し洗いと折り畳み携帯が可能な幼児用安全睡眠ベッド。
該組合せユニットには、該取り付け口を覆うとともに美しい外観効果をもつカバー部が設けられ、該カバー部の両端は固定され、その他の部分は可動自在に貼り合わせられることを特徴とする、請求項１に記載の取り外し洗いと折り畳み携帯が可能な幼児用安全睡眠ベッド。
該弾性体は、該組合せユニット内で連結されずに該折り畳み部を形成することを特徴とする、請求項１に記載の取り外し洗いと折り畳み携帯が可能な幼児用安全睡眠ベッド。
該組合せユニットには、該組合せユニットの間を相互に連結するための組合せ部が設けられることを特徴とする、請求項１に記載の取り外し洗いと折り畳み携帯が可能な幼児用安全睡眠ベッド。
該組合せユニットには、該組合せユニットの間を相互に連結するための連結強化部材が設けられることを特徴とする、請求項１に記載の取り外し洗いと折り畳み携帯が可能な幼児用安全睡眠ベッド。
該連結強化部材はボタンであることを特徴とする、請求項７に記載の取り外し洗いと折り畳み携帯が可能な幼児用安全睡眠ベッド。