JP3162670U - 使い捨て針先自動後退安全注射器 - Google Patents

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【課題】構造が合理的で簡単であり、加工が容易であり、低コストであり、性能が優れ信頼できる使い捨て針先自動後退安全注射器を提供する。【解決手段】使い捨て針先自動後退安全注射器は、シリンジと、プランジャと、針座とを備えている。前記シリンジの前部に取付孔が設けられている。前記針座は大針座及び小針座からなり、前記小針座は前記大針座及び前記シリンジの取付孔内に設けられている。前記プランジャの内部には連通孔が形成され、前記連通孔の前部に、注射後に前記小針座を前記プランジャの連通孔内に後退させる弾性復位装置が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、使い捨て針先自動後退安全注射器に関する。
注射器はよく使用される医療器具であり、現在、医療機構によって広範囲に使用される注射器はいずれも使い捨てのものである。しかし、1回だけ使用された注射器が、そのまま不法に繰り返し使用される危険や、廃棄物処理の過程で針先が露出して隠れた危険があり得る。統計資料によると、使い捨て注射器を繰り返し使った結果、針先の共用、廃棄物処理の不適切さなどによって、交差感染及び悪性疾病が引き起こされ、既に、少なくとも39万人の中国国民が早く死亡し、689万人の寿命が損なわれ、直接医療費が1.42億ドルに達している。
また、中国国内市場に存在する使い捨て注射器は、その構造及び技術が不足していることから、安全に注射を行うことを保証できず、安全に廃棄されなかった針具を使用して引き起こされる医療看護スタッフの針刺し損傷は、その他の損傷より明らかに多い。統計によると、中国国内の臨床注射は約130億回/年であり、安全でない注射は約60%を占めている。また、中国国家衛生部の専門家の統計報告によると、B型肝炎、C型肝炎、エイズ等の中国国内の血液由来ウィルス性疾病は、針刺し傷によって生じる感染が約80%を占める。このため、病原菌が二次感染又は交差感染するのを防ぐことができず、医療看護スタッフの身の安全に重大な脅威となっている。
米国疾病管理予防センターの世界エイズ計画の中国責任者である叶雷は、安全でない注射器の解決する最良の方法は、使い捨て廃棄を前提とした注射器を使用することであると指摘している。1994年、WHO(世界保険機構)は、安全な注射についての要求と定義を示した。即ち、注射を受ける者に対し無害であり、注射を使用する者に対し無害であり、環境と他人に対し無害であることである。
上述の問題に鑑み、本考案の目的は、構造が合理的で簡単であり、加工が容易であり、低コストであり、性能が優れ信頼できる使い捨て針先自動後退安全注射器を提供することにある。
上述の目的を、下記技術によって実現する。
使い捨て針先自動後退安全注射器は、シリンジと、プランジャと、針座とを備え、
前記シリンジの前部に取付孔が設けられ、
前記針座は大針座及び小針座からなり、前記小針座は前記大針座及び前記シリンジの取付孔内に設けられ、
前記プランジャの内部には連通孔が形成され、前記連通孔の前部に、注射後に前記小針座を前記プランジャの連通孔内に後退させる弾性復位装置が設けられている、
ことを特徴とする。
前記取付孔の底部に、前記プランジャの頭部が作用している場合に開く小針座止め機構が設けられてもよい。
前記小針座止め機構は弾性支え爪からなり、前記弾性支え爪の下部の内側部分に、前記小針座の底部と係合する返しが設けられてもよい。
前記小針座の内孔の後部に連結孔が形成され、前記連結孔の底部には、前記弾性復位装置との間に間隙を形成する係合突起が設けられてもよい。
前記弾性復位装置は、バネ固定座及び圧縮バネからなり、前記バネ固定座は、前記圧縮バネが作動する状態では、前記プランジャの連通孔と共に、小針座を一時的に拘束するための相対移動可能な嵌め合いを形成してもよい。
前記プランジャの連通孔には、内孔を小径部及び大径部に分ける凸台面が設けられてもよい。
前記バネ固定座は、前記プランジャの連通孔から突き出る頭部及び胴体上部と、前記プランジャの連通孔内の胴体下部とを備え、前記頭部には、前記小針座と嵌め合わされて連結される構造が設けられ、前記胴体上部の外径は前記胴体下部の外径より小さく、前記プランジャの連通孔内の摩擦凸縁が前記胴体下部から前記胴体上部まで移動する際に、前記バネ固定座は拘束が解除され、前記圧縮バネが作動する状態で前記小針座を前記プランジャの連通孔の底部まで後退させるよう設けられてもよい。
前記大針座の底部の外周部には凸環が設けられ、前記シリンジの頭部に凹溝が設けられ、前記凹溝内には前記凸環と連結可能なねじ山が設けられてもよい。
前記大針座の中央部の外周部には、カバーと噛み合って連結される棘歯が設けられてもよい。
前記小針座と前記大針座の内孔との間には、前記小針座が動くのを防止する止め機構が設けられ、前記止め機構は、前記小針座に設けられた凸部と、前記大針座の内孔に設けられた凹部とを備えてもよい。
既存の技術に対して、本考案は下記特徴を有する。
1.本考案の注射針及びその針座は、完全に作動した後は、終始プランジャ内に保持され、シリンジの前端面に突き出て誤って傷つけることがなく、注射器の回収処理の過程で操作人員の危険を完全に除去できる。
2.本考案のプランジャは、完全に作動した後は、シリンジに止められ、再度シリンジが引っ張り出されることがなく、違法に再加工、繰り返し使用される危険を回避できる。
3.本考案の合理的で簡単な構造は、極少量の残留薬物を隔離し、人に対する薬液の汚染を回避できる。
4.本考案は低コストで、性能が優れ、安全で信頼でき、大量生産可能である。
本考案の針座は、大針座と小針座が嵌め合わされ、大針座とシリンジがねじ山で連結されることにより、注射器とその針座を必要に応じて取り替えることができ、薬の調剤、及び異なる規格の注射針を必要とする注射の要求を満足できる。
本考案の注射器の全体の構造を示す図。 本考案の注射器のシリンジの構造を示す図。 本考案の注射器の大針座の構造を示す図。 本考案の注射器の針先を有する小針座の構造を示す図。 本考案の注射器のプランジャの構造を示す図。 本考案の注射器のバネ固定座の構造を示す図。 本考案の注射器の注射前の構造を示す図。 図7のAの部分の部分拡大図。 本考案の注射器の注射中の、弾性復位装置の作動前の構造を示す図。 図9のBの部分の部分拡大図。 本考案の注射器の注射中の、弾性復位装置の作動後の構造を示す図。 図11のCの部分の部分拡大図。 図11のDの部分の部分拡大図。 本考案の注射器のシリンジの取付孔の底部が有する小針座止め機構を示す図。
図1に示すように、使い捨て針先自動後退安全注射器は、中空のシリンジ1と、シリンジ1内に装着されるプランジャ2と、シリンジ1の頭部に取り付けられた針座3と、針座3の外に連結され、注射針4を保護するためのカバー5とを備えている。
図2に示すように、シリンジ1の前部には取付孔11が設けられ、シリンジ1の前端面には凹溝111が設けられ、凹溝111には連結用のねじ山が設けられている。取付孔11とシリンジ1の内孔12とは、傾斜部13を介して繋がっている。
図1及び図3に示すように、針座3は、大針座31と小針座32からなる。大針座31の底部の外周部には凸環311が設けられ、凸環311は、シリンジ1の頭部に設けられた凹溝111にねじ込まれる。大針座31の中央部の外周部には、棘歯312とカバー5が噛み合って連結されている。大針座31の内孔は、上方から下方にかけて順に大きい上孔部313、中孔部314及び下孔部315に別れている。上孔部313と中孔部314の間には、上凸縁316が形成されている。中孔部314と下孔部315の間には下凸縁317が形成されている。シリンジ1の頂部と下凸縁317の底面は面一である。小針座32は、プランジャ2内に後退できる。小針座32の中央部及び上部は、静摩擦力により大針座31の内孔に嵌め合わされて装着されている。小針座32の下部は、シリンジ1の頭部の取付孔11に装着され、本実施形態では、小針座32の外形は、順に直径が大きい上部321、中央部322及び下部323に分かれている。その構造を図1及び図4に示す。上部321と中央部322の間には凸台324が形成されている。中央部322及び下部323の間には下凸台325が形成されている。小針座32は、上部321が大針座31の上孔部313内に配され、中央部322が大針座31の中孔部314内に配されて、大針座31と密閉して嵌め合わされるよう装着されている。小針座32の下部323はシリンジ1の取付孔11と嵌め合わされて装着されるとともに、上凸台324は上凸縁316に保持され、下凸台325は下凸縁317に保持される。小針座32の内孔の前部は小さな貫通孔326であり、その上に注射針4が取り付けられている。小針座32の内孔の後部は、中途孔327と連結孔328に分かれている。中途孔327の内径は連結孔328の内径より小さい。連結孔328の長さは1.5〜2mmであり、その底部には係合突起3281が設けられている。
図1及び図5に示すように、プランジャ2の頭部にはゴム栓6が取り付けられている。プランジャ2の内部は連通孔であり、連通孔内には、内孔を小径部22と大径部23とに分ける凸台面21が設けられ、小径部22の開口部には摩擦凸縁221が設けられている。連通孔の前部には、注射後に、小針座32を連通孔内に後退させる弾性復位装置7が設けられている。連通孔の後部は、押さえ8と係合して密封するよう連結される。
図1及び図6に示すように、弾性復位装置7は、バネ固定座71と圧縮バネ72からなる。バネ固定座71は、プランジャ2の連通孔から突き出る頭部711及び胴体上部712と、連通孔内に配される胴体下部713及び脚部714とを備えている。バネ固定座71の頭部711は、注射の過程で小針座32の連結孔328に進入可能である。バネ固定座71の頭部711の端部は薄片構造7111になっている。薄片構造7111の両側は円錐斜面7112になっている。円錐斜面7112の底部の外向き突起は係合環7113を形成する。係合突起7113の最大外径は、小針座32の連結孔328の内径より小さく、係合突起3281の最小内径より大きい。係合環7113は、バネ固定座71が下方に引っ張られる時に、小針座32の係合突起3281と係合可能である。薄片構造7111には、頭部711の変形性能を増大させるための貫通孔7114が設けられている。本実施形態では、貫通孔7114は略長方形である。胴体上部712の長さは、小針座32の連結孔328の長さより短い。胴体上部712の外径は、摩擦凸縁221の最小内径より短く、シリンジ1の頭部の取付孔11の内径より長い。胴体下部713は、連通孔の小径部22内に嵌め合わされるとともに、小径部22上の摩擦凸縁221に対し内側から圧接するよう嵌め合わされる。脚部714の上端面は、連通孔の凸台面21に保持される。脚部714の底部には、外側を向く突起からなる当接台7141が形成され、当接台7141は、連通孔の凸台面21との間に圧縮バネ72が取り付けられる。圧縮バネ72の復元力は、圧縮バネ72が作動する前は、バネ固定座71の胴体下部713が摩擦凸縁221に対し内側から圧接するよう嵌め合わされて生じる摩擦力より小さく、圧縮バネ72が作動した後は、小針座32及び注射針4をプランジャ2内に引き入れることができる。
図7,図8に、本考案の注射前の構造を示す。ここでは、バネ固定座71の頭部711は、円錐斜面7112を有する薄片構造7111が小針座32の連結孔328に深く進入しておらず、弾性復位装置7は作動せず、バネ72は圧縮状態にあり、注射液はプランジャ2に沿って途切れることなく流れ、小針座32の内孔から注射針4へ流れる。
図9,図10は、本考案の注射中の弾性復位装置7の作動前の構造を示す。ここでは、バネ固定座71の頭部711は、薄片構造7111上の係合環7113が前進する力により変形し、係合環7113が直接係合突起3281を超えるまで連結孔328内に進入して、係合環7113は復元する。このとき、弾性復位装置7はまだ作動せず、バネ72は圧縮状態にあり、注射液はプランジャ2に沿って流れ続け、小針座32の内孔から注射針4に流れる。その後、バネ固定座71の胴体上部712の上端面がシリンジ1の内孔の傾斜部13に当たるとバネ固定座71は前進できず、プランジャ2がさらに前進するのに伴い、ゴム栓6が素早くシリンジ1の取付孔11の底部を押すまでの間、プランジャ2はバネ固定座71に対し相対的に移動する。プランジャ2の内孔の小径部22の摩擦凸縁221は、その内側から圧接して嵌め合わされるバネ固定座71の胴体下部713から脱離し、胴体上部712が進入するため、摩擦凸縁221と胴体下部713との間の摩擦力が失われる。これにより、バネ固定座71は、復位しようとするバネ72の復元力の作用によって素早く後退する。その構造を図11,図12,図13に示す。注射完了後は、注射針4は、シリンジ1の前方に取り出すことができなくなる。これにより、誤刺しを回避でき、注射器回収処理の過程で操作者が曝される危険を最大限除去できる。また、注射後はごく少量の残留薬物を隔離して、人が薬液に汚染されるのを回避することができる。
また、注射の過程で、小針座32を動かないようにし、患者の痛みを和らげるために、小針座32の中央部322と大針座31の内孔の中孔部314との間に、小針座32が移動するのを防止する制止機構が設けられている。この機構は、小針座32の中央部322上の凸ブロック3221と、大針座31の中孔部314上の凹部3141とを備えている。
図14に示すように、シリンジ1の取付孔11の底部には、プランジャ2の頭部が作用すると開く小針座止め機構が設けられている。本実施形態では、小針座止め機構は弾性支え爪19からなる。弾性支え爪19の下部の内側部分には、小針座32の底部と係合する返し191が設けられている。弾性支え爪19の底部には、プランジャ2の頭部の斜面と嵌め合わされるよう傾斜を有する斜面構造が設けられている。斜面構造は、プランジャ2の頭部の斜面に対し内側に一定の間隔をあけて配されている。
この止め機構は、プランジャ2がシリンジ1の底部まで達していない場合は、弾性支え爪19の返し191は小針座32の底部に係止し、小針座32を止める。これにより、小針座32が、注射の過程で反作用力が大き過ぎて大針座31から離れ、後退する現象が起きるのを確実に阻止する。注射が完了し、プランジャ2がシリンジ1の底部まで達すると、弾性支え爪19の斜面構造の傾斜がプランジャ2の頭部の斜面に嵌る。これとともに、斜面構造は、プランジャ2の頭部の斜面に対して内側に一定の間隔をあけて配され、プランジャ2の頭部の斜面は、弾性支え爪19の底部を外側に拡張させ、プランジャ2にさらに圧接されて弾性支え爪19は外側に開き、返し191と小針座32の底部の係止状態が解除され、小針座32確実に後退する。
上述のように、本考案は、構造が合理的で簡単であり、加工が容易で、低コストで、性能が優れ信頼性のある使い捨て針先自動後退安全注射器である。
以上、具体的な実施形態を示して本考案について説明したが、本考案はこれに限られない。上述の実施形態において、部材の材料、形状を、本考案の構想、作動原理から逸脱しない範囲で、当業者によく知られた他の置き換え、或いは同等の部材、材料、適した形状によって置き換えられることは言うまでもない。
1 シリンジ
11 シリンジの取付孔
19 弾性支え爪
191 弾性支え爪の返し
2 プランジャ
21 凸台面
22 小径部
221 摩擦凸縁
23 大径部
3 針座
31 大針座
311 凸環
32 小針座
328 小針座の連結孔
5 カバー
7 弾性復位装置
71 バネ固定座
711 頭部
712 胴体上部
713 胴体下部
72 圧縮バネ

Claims (10)

  1. シリンジと、プランジャと、針座とを備え、
    前記シリンジの前部に取付孔が設けられ、
    前記針座は大針座及び小針座からなり、前記小針座は前記大針座及び前記シリンジの取付孔内に設けられ、
    前記プランジャの内部には連通孔が形成され、前記連通孔の前部に、注射後に前記小針座を前記プランジャの連通孔内に後退させる弾性復位装置が設けられている、
    ことを特徴とする、使い捨て針先自動後退安全注射器。
  2. 前記取付孔の底部に、前記プランジャの頭部が作用している場合に開く小針座止め機構が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の安全注射器。
  3. 前記小針座止め機構は弾性支え爪からなり、前記弾性支え爪の下部の内側部分に、前記小針座の底部と係合する返しが設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の安全注射器。
  4. 前記小針座の内孔の後部に連結孔が形成され、前記連結孔の底部には、前記弾性復位装置との間に間隙を形成する係合突起が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の安全注射器。
  5. 前記弾性復位装置は、バネ固定座及び圧縮バネからなり、前記バネ固定座は、前記圧縮バネが作動する状態では、前記プランジャの連通孔と共に、小針座を一時的に拘束するための相対移動可能な嵌め合いを形成することを特徴とする、請求項1に記載の安全注射器。
  6. 前記プランジャの連通孔には、内孔を小径部及び大径部に分ける凸台面が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の安全注射器。
  7. 前記バネ固定座は、前記プランジャの連通孔から突き出る頭部及び胴体上部と、前記プランジャの連通孔内の胴体下部とを備え、前記頭部には、前記小針座と嵌め合わされて連結される構造が設けられ、前記胴体上部の外径は前記胴体下部の外径より小さく、前記プランジャの連通孔内の摩擦凸縁が前記胴体下部から前記胴体上部まで移動する際に、前記バネ固定座は拘束が解除され、前記圧縮バネが作動する状態で前記小針座を前記プランジャの連通孔の底部まで後退させるよう設けられることを特徴とする、請求項5に記載の安全注射器。
  8. 前記大針座の底部の外周部には凸環が設けられ、前記シリンジの頭部に凹溝が設けられ、前記凹溝内には前記凸環と連結可能なねじ山が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の安全注射器。
  9. 前記大針座の中央部の外周部には、カバーと噛み合って連結される棘歯が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の安全注射器。
  10. 前記小針座と前記大針座の内孔との間には、前記小針座が動くのを防止する止め機構が設けられ、前記止め機構は、前記小針座に設けられた凸部と、前記大針座の内孔に設けられた凹部とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の安全注射器。
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