JP3162509U - コンベアチェーン用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンベアチェーンの連結部に挿通された連結ピンを着脱に最適な位置に保持して、1人で簡単に作業できるコンベアチェーン用治具を提供する。【解決手段】コンベアチェーン用治具は、ガイド溝80の開口部81に沿ってセットされる底面プレート部11と、底面プレート部11の片側に略垂直姿勢で連結される支持プレート部12と、底面プレート部11の上面に突出して設けられる複数の固定爪と、底面プレート部11をガイド溝80の定位置に配置する位置決め手段14と、底面プレート部11の定位置に配置されるコンベアチェーン90の連結ピン94に対向して支持プレート部12に開口される貫通穴とを備える。コンベアチェーン用治具は、底面プレート部11がガイド溝80の定位置に配置されて、底面プレート部11の上面に配置されるコンベアチェーン90が固定爪で定位置に保持される状態で、連結ピン94を支持プレート部12に向かって押圧して着脱する。【選択図】図3

Description

本考案は、工場の生産ライン等において使用されるコンベア装置のコンベアチェーンの連結部に挿通される連結ピンを着脱するのに使用するコンベアチェーン用治具に関する。
工場の生産ラインにおいて、材料や製品等の搬送には、一般にコンベアチェーンが使用されている。このコンベアチェーンは、両端に連結部を有するリンクパーツ同士を連結ピンで連結して、多数のリンクパーツを直線状に連結している。多数のリンクパーツが直線状に連結されたコンベアチェーンは、両端を互いに連結して全体の形状を無端軌道状としている。無端軌道状に連結されたコンベアチェーン90は、図1に示すように、一方の直線部がガイド溝80に配置されると共に、少なくとも2個のスプロケット(図示せず)で駆動され、ガイド溝80に沿って移動されて、上面に載せられる物品を搬送する。
以上のコンベアチェーンは、定期検査で新しいものに交換され、あるいは取り外して清掃され、あるいはまた、修理等のメンテナンス作業において、破損したリンクパーツが新しいものに交換される。コンベアチェーンやリンクパーツの交換作業は、従来は2人で行っている。この作業は、ガイド溝から取り出したコンベアチェーンを1人が手で押さえて保持し、もう1人がピンポンチとハンマーを使用して連結ピンを叩いて連結部から抜き取っている。このため、コンベアチェーンの取り外し時や取り付け時には2人で作業しなければならず、効率が悪く、時間の無駄が生じている。また、この作業は、非常に狭い場所で行われることが多く、ピンパンチとハンマーを使用して作業するため手をけがすることもあり危険を伴っているのが実情である。
このような問題点を解決するために、コンベアチェーンの連結部に挿通される連結ピンを着脱するためのコンベアチェーン用治具が開発されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されるコンベアチェーン用治具は、進退可能な押しピン部を有する治具本体と、この治具本体に設けられて、コンベアチェーンの連結部と押しピン部との位置を合わせる連結部嵌合台とを備えている。このコンベアチェーン用治具は、治具本体に設けた連結部嵌合台にコンベアチェーンの連結部を嵌合させると、連結部の連結穴と治具本体の押しピン部の位置を自動的に合わせることができ、この状態で押しピン部を前進させて連結ピンを連結部の連結穴から抜き出すようにしている。
特開2000−198083号公報
このコンベアチェーン用治具は、連結ピンを押しピン部で押し出すために、連結ピンの延長線上に押しピン部を設けているので、全体の構造が極めて複雑で製造コストが高くなる欠点がある。さらに、連結ピンの延長線上にロッド状の押しピン部を設けているので、治具本体の全長、とくに、連結ピンの軸方向における全長が長くなる欠点がある。連結ピンの軸方向は、直線状に連結されるコンベアチェーンの延長方向と交差する方向であって、この方向には、搬送される物品を正しく移送するためのガイド壁が設けられ、あるいは、複数列のコンベアチェーンが並んで配設されることもあって、広いスペースを確保するのが難しい場合が多い。このため、狭いスペースに長い治具本体を配置するのは極めて困難で、必ずしも全てのコンベア装置に便利に使用できない。
さらに、このコンベアチェーン用治具は、連結部嵌合台にコンベアチェーンの連結部を正確に嵌合させた状態に治具本体を保持しながら、押しピン部を前進させて連結ピンを押圧するので、短時間で連結ピンを着脱できない欠点もある。また、連結部嵌合台にコンベアチェーンの連結部を正確に嵌合させた状態で、治具本体を安定して支持するのが難しい問題点もある。連結ピンを抜き取る作業中に治具本体のバランスが崩れると、連結部嵌合台からコンベアチェーンの連結部が脱落し、連結部の連結ピンと押しピン部の位置がずれて、押しピン部で連結ピンを抜き出しできなくなってしまう。
本考案は、さらに以上の欠点を解決することを目的に考案されたものである。本考案の重要な目的は、コンベアチェーンの連結部に挿通された連結ピンを着脱に最適な位置に保持して、1人で簡単に作業でき、メンテナンスの作業性を向上できるコンベアチェーン用治具を提供することにある。
さらに、本考案の他の大切な目的は、極めて簡単な構造として安価に製造しながら、全体をコンパクトにして、狭い作業スペースにおいても便利に、しかも安全に使用できるコンベアチェーン用治具を提供することにある。
課題を解決するための手段及び考案の効果
上記目的を達成するために、本考案の第1の側面に係るコンベアチェーン用治具によれば、両端に連結部93を設けたリンクパーツ91同士を連結ピン94で互いに連結して、多数のリンクパーツ91を直線状に連結してなるコンベアチェーン90の連結ピン94の着脱に使用するコンベアチェーン用治具であって、コンベアチェーン90が移送されるガイド溝80の開口部81に沿ってセットされて、コンベアチェーン90が上面に配置される底面プレート部11と、前記底面プレート部11の片側に略垂直姿勢で連結されて、前記ガイド溝80の一方の開口縁82に沿って配設される支持プレート部12と、前記底面プレート部11の上面に突出して設けられて、前記底面プレート部11の上面に配置されるコンベアチェーン90を定位置に保持する複数の固定爪13と、前記底面プレート部11をガイド溝80の定位置に配置する位置決め手段14と、前記底面プレート部11の定位置に配置されるコンベアチェーン90の連結ピン94に対向して支持プレート部12に開口される、連結ピン94を通過できる大きさの貫通穴15とを備え、前記底面プレート部11が前記位置決め手段14を介してガイド溝80の定位置に配置されて、前記底面プレート部11の上面に配置されるコンベアチェーン90が前記固定爪13で定位置に保持される状態で、前記連結ピン94を前記支持プレート部12に向かって押圧して着脱することができる。これにより、ガイド溝80に配置される底面プレート部11の上面の定位置にコンベアチェーン90を保持して、連結部93に挿通された連結ピン94を着脱に最適な位置として、1人で簡単かつ容易に連結ピン94を着脱して、メンテナンスの作業性を向上できる。さらに、コンベアチェーン用治具を極めて簡単な構造として安価に製造できると共に、全体をコンパクトにすることで、狭い作業スペースにおいても便利に、しかも安全に使用できる。
また、第2の側面に係るコンベアチェーン用治具によれば、前記固定爪13を、コンベアチェーン90の延長方向に離して一対を設けることができ、一対の固定爪13を、前記底面プレート部11の上面に配置されるコンベアチェーン90の複数のリンクパーツ91の連結部93に跨って連結することができる。
さらに、第3の側面に係るコンベアチェーン用治具によれば、前記一対の固定爪13を、先端に向かって互いに接近する傾斜姿勢または湾曲姿勢とすることができる。これにより、複数のリンクパーツ91の連結部93を一対の固定爪13で確実に保持できる。
さらに、第4の側面に係るコンベアチェーン用治具によれば、前記一対の固定爪13を、隣接する3個のリンクパーツ91の連結部93に跨って連結することができる。
さらに、第5の側面に係るコンベアチェーン用治具によれば、前記位置決め手段14を、前記底面プレート部11の下面から突出する凸部14A、14B、14C、14Dとすることができる。これにより、極めて簡単な構造としながら、底面プレート部11をガイド溝80の定位置に位置決めできる。
さらに、第6の側面に係るコンベアチェーン用治具によれば、前記貫通穴15を、前記支持プレート部12に複数開口することができる。
さらに、第7の側面に係るコンベアチェーン用治具によれば、前記複数の固定爪13を、間隔を調整できる間隔調整機構を介して前記底面プレート部11に固定することができる。これにより、コンベアチェーン90の種類やサイズに応じて、複数の固定爪13の間隔を最適な間隔に調整できる。
さらに、第8の側面に係るコンベアチェーン用治具によれば、前記複数の固定爪13を、前記支持プレートとの隙間を調整できる隙間調整機構を介して前記底面プレート部11に固定することができる。これにより、コンベアチェーン90の種類やサイズに応じて、固定爪13と支持プレート部12との間隔を最適な間隔に調整できる。
さらに、第9の側面に係るコンベアチェーン用治具によれば、前記底面プレート部11と前記支持プレート部12とを、2枚の金属板21、22、23、24、25、26を互いに略垂直に固定して設けることができる。
コンベアチェーンの一例を示す断面斜視図である。 図1に示すコンベアチェーンの分解斜視図である。 本考案の一実施例にかかるコンベアチェーン用治具の使用例を示す斜視図である。 図3に示すコンベアチェーン用治具の使用状態を示す水平断面図である。 本考案の一実施例にかかるコンベアチェーン用治具の斜視図である。 図5に示すコンベアチェーン用治具の正面図である。 図5に示すコンベアチェーン用治具の側面図である。 本考案の他の実施例にかかるコンベアチェーン用治具の側面図である。 本考案の他の実施例にかかるコンベアチェーン用治具の側面図である。 本考案の他の実施例にかかるコンベアチェーン用治具の側面図である。 本考案の他の実施例にかかるコンベアチェーン用治具の斜視図である。 本考案の他の実施例にかかるコンベアチェーン用治具の分解斜視図である。 本考案の他の実施例にかかるコンベアチェーン用治具の分解斜視図図である。
以下、本考案の実施の一形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本考案の技術思想を具体化するためのコンベアチェーン用治具を例示するものであって、本考案はコンベアチェーン用治具を以下のものに特定しない。なお、実用新案登録請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本考案を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。また、一部の実施例、実施形態において説明された内容は、他の実施例、実施形態等に利用可能なものもある。
本考案のコンベアチェーン用治具は、工場の生産ライン等で使用されるコンベア装置のコンベアチェーンの取り付けや取り外し等に使用する。このコンベアチェーン用治具を使用してメンテナンスされるコンベアチェーンの一例を図1と図2に示し、本考案のコンベアチェーン用治具を使用して連結ピンを着脱する状態を図3と図4に示す。
これらの図に示すコンベアチェーン90は、両端に連結部93を設けたリンクパーツ91同士を連結ピン94を介して互いに連結して、多数のリンクパーツ91を直線状に連結している。図のコンベアチェーン90は、リンクパーツ91をプラスチックで成形して、連結ピン94を金属ロッドとしている。ただ、コンベアチェーンは、リンクパーツを金属製とすることもできる。
図に示すリンクパーツ91は、上面を平面状とする搬送部92の両端に連結部93を設けており、互いに隣接するリンクパーツ91の連結部93同士を連結ピン94で連結して多数のリンクパーツ91を直線状に連結すると共に、さらに、直線状に連結されるコンベアチェーン90の両端を連結ピン94で連結して、全体の形状を無端軌道状としている。無端軌道状に連結されたコンベアチェーン90は、図示しないが、少なくとも2つのスプロケットにかけられると共に、回転するスプロケットを介して駆動されて移動し、搬送部92の上面で物品を移送する。コンベアチェーン90は、搬送部92の上面に載せられる物品を正しく移送するために、コンベアチェーン90に沿って設けられたガイド溝80に配置されて、このガイド溝80に沿って正しい軌道で移送される。
図に示すリンクパーツ91は、搬送部92の両端に連結部93を設けている。図のリンクパーツ91は、第1の端部の中央部に連結ピン94を貫通させる筒状の第1連結部93Aを一体成形して設けると共に、第2の端部の両側に位置して、連結ピン94を貫通させる板状の第2連結部93Bを一体成形して設けている。一対の第2連結部93Bは、隣接して配置されるリンクパーツ91の第1連結部93Aを間に案内できる間隔としている。互いに隣接するリンクパーツ91同士は、一方のリンクパーツ91の第1連結部93Aの両側に、他方のリンクパーツ91の第2連結部93Bを案内する状態で第2連結部93Bと第1連結部93Aに設けた挿通穴95に連結ピン94を挿入して、互いに連結している。ここで、第1連結部93Aの挿通穴95の内径は連結ピン94の外形よりも大きくしており、リンクパーツ91同士を連結する状態で第1連結部93Aを連結ピン94に対して回動できるようにしている。第2連結部93Bは、連結ピン94が抜けないようにするために、挿通穴95に連結ピン94の端部を圧入している。連結ピン94を第2連結部93Bに圧入するために、連結ピン94の一方の端部を太く成形して圧入部を設け、あるいは、第2連結部93Bに開口する挿通穴95の内径を連結ピン94の外径とほぼ等しくし、あるいはやや小さくしている。以上のコンベアチェーン90は、連結ピン94を連結部93の挿入穴95に圧入し、あるいは、圧入された連結ピン94を抜き取る着脱時において、図3に示すように、連結ピン94の一端にピンポンチ71の一端を押し当てて、ピンポンチ71の他端をハンマー72等で叩いて着脱される。
本考案のコンベアチェーン用治具は、リンクパーツ91から連結ピン94を着脱する際に、コンベアチェーン90をガイド溝80の定位置に安定して保持し、1人で簡単に連結ピン94を着脱できるようにしたものである。以下、本考案のコンベアチェーン用治具について詳述する。
図3ないし図7に示すコンベアチェーン用治具は、コンベアチェーン90が移送されるガイド溝80の開口部81に沿ってセットされて、コンベアチェーン90を上面に配置する底面プレート部11と、この底面プレート部11の片側に垂直姿勢で連結されて、ガイド溝80の一方の開口縁82に沿って配設される支持プレート部12と、底面プレート部11の上面に突出して設けられて、底面プレート部11の上面に配置されるコンベアチェーン90を定位置に保持する複数の固定爪13と、底面プレート部11をガイド溝80の定位置に配置する位置決め手段14と、底面プレート部11の定位置に配置されるコンベアチェーン90の連結ピン94に対向して支持プレート部12に開口される、連結ピン94を通過できる大きさの貫通穴15とを備えている、
底面プレート部11は、ガイド溝80から引き上げたコンベアチェーン90の下に挿入されて、ガイド溝80の開口部81を橋渡しするように配置される。したがって、底面プレート部11の横幅(W)は、図7に示すように、ガイド溝80の開口幅(H)よりも広くしている。底面プレート部11の横幅(W)は、好ましくは、ガイド溝80の開口幅(H)の1.1〜3倍、好ましくは1.2〜2倍とする。底面プレート部11の横幅(W)を広くすると、ガイド溝80の開口部81を確実に橋渡しして、安定して保持できる特徴がある。ただ、底面プレート部11の横幅(W)を広くしすぎると、全体をコンパクトにできなくなる。反対に底面プレート部11の横幅(W)を狭くすると、全体をコンパクトにして狭いスペース、例えば、複数のガイド溝80が隣接して設けられた装置においても便利にセットできる。したがって、底面プレート部11は、これらのことを考慮して前述の範囲とする。
さらに、底面プレート部11は、その全長(L)を長くして、上面に配置できるコンベアチェーン90を長くして安定して保持できる。ただ、底面プレート部11の全長(L)が長すぎると、全体が大きくなってコンパクトにできなくなる。したがって、底面プレート部11の全長(L)は、例えば、コンベアチェーン90を構成するリンクパーツ91を2個〜5個配置できるように、リンクパーツ91の全長の2〜5倍とすることができる。ただ、底面プレート部11の全長(L)は、底面プレート部11に設けられる固定爪13の個数や間隔に応じて種々に変更することができる。
底面プレート部11は、底面プレート部11の上面に配置されるコンベアチェーン90を定位置に保持するために、上面から突出する複数の固定爪13を設けている。図の底面プレート部11は、一対の固定爪13をコンベアチェーン90の延長方向に離して設けている。一対の固定爪13は、底面プレート部11の上面に配置されるコンベアチェーン90の複数のリンクパーツ91の連結部93に跨って連結されて、コンベアチェーン90を定位置に保持する。ただ、底面プレート部は、3個以上の固定爪、例えば、4個の固定爪を2個ずつに分割して、コンベアチェーンの延長方向に離して設設けることもできる。
底面プレート部11に設ける一対の固定爪13の間隔(d)は、底面プレート部11に配置されるコンベアチェーン90のリンクパーツ91の個数によって変更する。たとえば、図4に示すように、一対の固定爪13が隣接する3個のリンクパーツ91の連結部93に跨って連結される場合は、一対の固定爪13の間隔(d)を、3個のリンクパーツ91の連結部93の最も外側の間隔と等しくする。このように、一対の固定爪13を、隣接する3個のリンクパーツ91の連結部93に跨って連結するコンベアチェーン用治具は、3箇所の連結部93を定位置に配置できるので、同時に複数の連結ピン94を着脱できる。ただ、一対の固定爪は、隣接する2個のリンクパーツの連結部に跨って連結することも、4個以上のリンクパーツの連結部に跨って連結することもできる。
一対の固定爪13の間隔(d)は、好ましくは、複数のリンクパーツ91の連結部93を遊び無く保持できるようにする。それは、底面プレート部11に配置される複数のリンクパーツ91の連結部93を固定爪13で確実に挟着して保持するためである。とくに、複数のリンクパーツ91の連結部93を遊び無く保持する構造は、連結ピン94で連結される連結部93同士が、互いに離れる方向に引っ張られることなく、連結ピン94で連結される第1連結部93Aと第2連結部93Bの挿通穴95を同じ位置として、連結ピン94の着脱を楽にできる。
さらに、図に示すコンベアチェーン用治具は、底面プレート部11の上面から突出する一対の固定爪13を、先端に向かって互いに接近する傾斜姿勢としている。この形状の固定爪13は、先端に向かってその間隔が狭くなるので、ここにセットされるコンベアチェーン90の連結部93を両側から挟着して、外れないように保持できる。ただ、図示しないが、固定爪は、先端に向かって互いに接近する湾曲姿勢として、連結部を外れないように保持することもできる。
さらに、コンベアチェーン用治具は、底面プレート部11をガイド溝80の定位置に配置する位置決め手段14を備えている。図に示すコンベアチェーン用治具は、底面プレート部11の下面から突出する凸部14Aを設けて位置決め手段14としている。この凸部14Aは、ガイド溝80の開口縁82に沿って配置されており、ガイド溝80の開口部81に底面プレート部11を配置する状態で、ガイド溝80の開口縁82に当接して底面プレート部11を定位置に保持する。凸部14Aである位置決め手段14は、ガイド溝80の開口縁82に当接する垂直面14Xを、支持プレート部12の対向面12Xと同一平面となるように設けている。底面プレート部11の上面に配置されるコンベアチェーン90の側面を支持プレート部12の対向面12Xに当接させて、コンベアチェーン90の側面を支持プレート部12で支持するためである。ただ、位置決め手段は、凸部の垂直面と支持プレート部の対向面とを同一平面から多少ずれる姿勢で配置することもできる。
図5ないし図7に示す底面プレート部11は、角柱状の金属ブロックを開口縁82に沿って下面に固定して凸部14Aを設けている。図のコンベアチェーン用治具は、金属ブロックを底面プレート部11の片側(図7において左側)に配設している。この構造は、金属ブロックを片側に偏在させることで、全体の重量を軽くしながら、凸部14Aの垂直面14Xを支持プレート部12の対向面12Xと同一平面に配置している。ただ、底面プレート部11の底面に設ける凸部14Aは、図8に示すように、ガイド溝80の開口部81のほぼ全体にわたって設けることもできる。このコンベアチェーン用治具は、底面プレート部11をガイド溝80に配置する状態で、底面プレート部11が図において左右方向に位置ずれするのを確実に防止できる。以上のコンベアチェーン用治具は、底面プレート部11の下面に設けた凸部14Aを位置決め手段14としているが、位置決め手段は、必ずしも凸部とする必要はなく、底面プレート部をガイド溝の開口部の定位置に配置する他の全ての機構が使用できる。
支持プレート部12は、底面プレート部11の片側に略垂直姿勢で連結されて、ガイド溝80の一方の開口縁82に沿って配設している。ガイド溝80の一方の開口縁82に沿って配置される支持プレート部12は、コンベアチェーン90の側面と対向する対向面12Xをガイド溝80の一方の内面と同一平面となるように配置している。支持プレート部12は、底面プレート部11からの突出高さ(h)をコンベアチェーン90の高さよりも大きくしている。これにより、底面プレート部11に配置されるコンベアチェーン90の側面全体を、支持プレート部12の対向面12Xで支持できる。
さらに、支持プレート部12は、底面プレート部11の定位置に配置されるコンベアチェーン90の連結ピン94に対向する位置に、すなわち、連結部93に開口された挿通穴95と対向する位置に、連結ピン94を通過させる貫通穴15を開口している。図に示すコンベアチェーン用治具は、3箇所の連結部93を底面プレート部11の上面に配置するので、支持プレート部12には、3個の貫通穴15を等間隔で開口している。それぞれの貫通穴15は、連結ピン94を通過できる大きさとしている。図の支持プレート部12は、円形の貫通穴15を開口しているが、貫通穴は多角形状とすることもできる。さらに、支持プレート部は、コンベアチェーンの延長方向に延びるスリット状の長穴を開口して貫通穴とすることもできる。この支持プレート部は、ひとつの長穴を複数の連結ピンに対向して設けることができる。
図5ないし図7に示すコンベアチェーン用治具は、2枚の金属板21、22を互いに垂直に固定して底面プレート部11と支持プレート部12とを設けている。この構造のコンベアチェーン用治具は、極めて簡単に底面プレート部11と支持プレート部12とを設けることができる。さらに、コンベアチェーン用治具は、図8に示すように、底面プレート部11を構成する金属板23の上面に、垂直に金属板24を固定して支持プレート部12を設けることもできる。この構造は、底面プレート部11の横幅(W)を大きくして、ガイド溝80の開口部81を確実に橋渡しできる特徴がある。
さらに、コンベアチェーン用治具は、図9に示すように、L字状に折曲してなる2枚の金属板25、26を互いに連結して底面プレート部11と支持プレート部12を設けることもできる。図のコンベアチェーン用治具は、一方の金属板25の本体部25Aを水平姿勢として折曲部25Bを下向きとすると共に、他方の金属板26の折曲部26Aを水平姿勢として本体部26Bを垂直姿勢として、一方の金属板25の折曲部25Bと他方の金属板26の本体部26Bとが外接するように連結している。一方の金属板25の本体部25Aと、他方の金属板26の折曲部26Aは、互いに同一平面状に連結されて底面プレート部11を構成している。さらに、底面プレート部11から上方に突出する本体部26Bを支持プレート部12とし、底面プレート部11から下方に突出する折曲部25Bを位置決め手段14を構成する凸部14Cとしている。この構造は、2枚の金属板25、26で構成される支持プレート部12の対向面12Xと、凸部14Cの垂直面14Xとを確実に同一平面上に配置できる。
以上のコンベアチェーン用治具は、底面プレート部11と背面プレート部12とを別部材として互いに連結して固定している。ただ、コンベアチェーン用治具は、図10に示すように、底面プレート部11と背面プレート部12とを一体的に成形することもできる。この、コンベアチェーン用治具は、1枚の金属板27をL字状に折曲して、本体部27Aで底面プレート部11を構成し、折曲部27Bで背面プレート部12を構成することができる。さらに、この図に示すコンベアチェーン用治具は、底面プレート部11の下面に下方から止ネジ16をねじ込んで凸部14Dである位置決め手段14を設けている。このコンベアチェーン用治具は、支持プレート部12に沿って複数個の止ネジ16を底面プレート部11にねじ込んで、これらの止ネジ16の頭部の共通接線を含む外側面を垂直面14Xとして、支持プレート部の対向面と同一平面上に配置している。この構造は、極めて簡単に底面プレート部11の下面に凸部14Dを設けることができる。
以上のコンベアチェーン用治具は、底面プレート部11に設ける複数の固定爪13を底面プレート部11に固定している。ただ、コンベアチェーン用治具は、図11ないし図13に示すように、複数の固定爪13を、間隔を調整できる間隔調整機構30を介して底面プレート部11に固定することができ、また、複数の固定爪13を、支持プレート部12との隙間を調整できる隙間調整機構40を介して底面プレート部11に固定することもできる。
図11に示すコンベアチェーン用治具は、底面プレート部11の上面に一対の固定爪13を脱着自在に連結している。このコンベアチェーン用治具は、一対の固定爪13の間隔を調整できる間隔調整機構30として、底面プレート部11にコンベアチェーン90の延長方向に延びる2列のスリット18を同一直線上に設けている。この間隔調整機構30は、各々のスリット18に沿って固定爪13を移動させながら、止ネジ17を介して固定爪13のスライド片13Aを底面プレート部11に固定して、一対の固定爪13の間隔を自由に変更できるようにしている。固定爪13のスライド片13Aにねじ込まれる止ネジ17は、底面プレート部11の下面においてナット(図示せず)にねじ込まれてスライド片13Aを所定の位置に固定する。さらに、このコンベアチェーン用治具は、固定爪13と支持プレート部12との隙間を調整できる隙間調整機構40として、底面プレート部11に支持プレート部12と平行な複数列のスリット18を設けている。この隙間調整機構40は、固定爪13を連結するスリット18を選択して、固定爪13と支持プレート部12との隙間が最適な間隔となるように変更できる。以上の構造のコンベアチェーン用治具は、使用するコンベアチェーン90の種類やサイズに応じて、一対の固定爪13の間隔を間隔調整機構30で調整し、固定爪13と支持プレート部12との隙間を隙間調整機構40で最適な間隔に調整できる。
さらに、図12と図13に示すコンベアチェーン用治具は、底面プレート部11に一対の固定爪13を脱着自在に連結している。図に示す固定爪13は、底面プレート部11に設けた第1スリット31及び第2スリット32にスライドさせて脱着できるようにしている。このコンベアチェーン用治具は、一対の固定爪13の間隔を調整できる間隔調整機構30として、底面プレート部11に、支持プレート12と垂直な方向に延びる複数列の第1スリット31及び第2スリット32をコンベアチェーン90の延長方向に離して設けると共に、これらの第1スリット31及び第2スリット32に挿入されるスライドピース33を備えている。スライドピース33は、固定爪13の下端に水平部34を連結してなる形状で、上下二層に積層された底面プレート部11の間の挿入隙間36に水平部34を挿入すると共に、固定爪13を第1スリット31及び第2スリット32に挿入させて底面プレート部11に脱着自在に連結できるようにしている。
図に示す間隔調整機構30は、一方の固定爪13の位置を特定する第1スリット31と、他方の固定爪13の位置を特定する第2スリット32とをコンベアチェーン90の延長方向に離して設けている。図に示す第1スリット31と第2スリット32は、各々3列ずつのスリットを所定の間隔で設けている。図に示すコンベアチェーン用治具は、第1スリットの間隔(t1)と第2スリットの間隔(t2)とを異なる間隔としており、固定爪13を挿入する位置を種々に変更することで一対の固定爪13の間隔を種々に変更できるようにしている。図に示す間隔調整機構30は、第1スリット31を構成する第1の内側スリット31Aと第1の中間スリット31Bと第1の外側スリット31Cの間隔(t1)を各々3mmとすると共に、第2スリット32を構成する第2の内側スリット32Aと第2の中間スリット32Bと第2の外側スリット32Cの間隔(t2)を各々4mmとしている。この間隔調整機構30は、第1の内側スリット31Aと第2の内側スリット32Aとの間隔を26mm、第1の外側スリット31Cと第2の外側スリット32Cとの間隔を40mmとして、固定爪13を挿入するスリットを種々に変更することで、一対の固定爪13の間隔を26mmから40mmまで1mm間隔で変更できる。したがって、使用するコンベアチェーン90の種類やサイズに応じて、一対の固定爪13の間隔を最適な間隔に調整できる。
さらに、このコンベアチェーン用治具は、固定爪13と支持プレート部12との隙間を調整できる隙間調整機構40として、第1スリット31及び第2スリット32に挿入されるスライドピース33に隙間調整凸部35を設けている。この隙間調整凸部35は、固定爪13の一方の側縁から固定爪13の幅方向に突出して設けており、第1スリット31及び第2スリット32に挿入するスライドピース33を、図13に示すように逆向きとすることで、固定爪13と支持プレート部12との隙間を、隙間調整凸部35の長さ(s)だけ広くできるようにしている。したがって、このコンベアチェーン用治具は、使用するコンベアチェーン90の種類やサイズに応じて、第1スリット31及び第2スリット32に挿入するスライドピース33の向きを反転させて、固定爪13と支持プレート部12との隙間を最適な間隔に調整できる。
さらに、コンベアチェーン用治具は、間隔調整機構及び隙間調整機構に設けるスリットの数、長さ、間隔を種々に変更し、あるいは隙間調整凸部の突出長さを種々に変更して間隔調整機構及び隙間調整機構の調整範囲を種々に変更することができる。
以上のコンベアチェーン用治具は、以下のようにして使用する。
[コンベアチェーンから連結ピンを抜き取るとき]
(1)コンベアチェーン90をガイド溝80から取り出して持ち上げ、このコンベアチェーン90の下方にコンベアチェーン用治具を挿入する。底面プレート部11の下面から突出する凸部14Aをガイド溝80に挿入し、この凸部14Aの垂直面14Xをガイド溝80の開口縁82に当接させて底面プレート部11を位置決めする。
(2)コンベアチェーン90を底面プレート部11の上面に配置する。このとき、一対の固定爪13を、複数のリンクパーツ91の連結部93に跨って連結する。この状態で、コンベアチェーン90は、一対の固定爪13によって定位置に保持される。
(3)底面プレート部11の定位置に配置された連結ピン94の一端であって、支持プレート12の反対側に表出する一端にピンポンチ71の一端を当てて、ピンポンチ71をハンマー72で叩いて連結ピンを支持プレート部12側に押し出す。
(4)連結部93から押し出された連結ピン94を支持プレート部12の貫通穴15から抜き取る。この状態でコンベアチェーン用治具は、連結ピン94が抜き取られた部分で分離可能となる。
さらに、複数の連結ピン94を抜き取る時は、隣接する連結ピン94の一端にピンポンチ71の一端を当てて、ピンポンチ71をハンマー72で叩いて連結ピン94を抜き取る。
[コンベアチェーンに連結ピンを挿入して連結するとき]
(1)コンベアチェーン90を互いに連結する部分において、ガイド溝80の開口部81に底面プレート部11を配置する。底面プレート部11の下面から突出する凸部14Aをガイド溝80に挿入し、この凸部14Aの垂直面14Xをガイド溝80の開口縁82に当接させて底面プレート部11を位置決めする。
(2)互いに連結されるコンベアチェーン90の対向する連結部93を底面プレート部11の上面に配置して各々の連結部93を同じ位置とする。
(3)位置決めされて対向する位置にある連結部93に連結ピン94を挿入する。
(4)連結ピン94の後端を直接ハンマー72で叩いて連結ピン94を支持プレート部12側に押し込む。
(5)コンベアチェーン用治具を持ち上げてガイド溝80から外した後、コンベアチェーン用治具をコンベアチェーン90から取り外し、コンベアチェーン90をガイド溝80に挿入する。
本考案のコンベアチェーン用治具によれば、コンベアチェーンの連結ピンの着脱を1人で簡単に行うことができ、メンテナンスの作業性を向上できる。
11…底面プレート部
12…支持プレート部 12X…対向面
13…固定爪 13A…スライド片
14…位置決め手段 14A…凸部
14B…凸部
14C…凸部
14D…凸部
14X…垂直面
15…貫通穴
16…止ネジ
17…止ネジ
18…スリット
21…金属板
22…金属板
23…金属板
24…金属板
25…金属板 25A…本体部
25B…折曲部
26…金属板 26A…折曲部
26B…本体部
27…金属板 27A…水平部
27B…折曲部
30…間隔調整機構
31…第1スリット 31A…第1の内側スリット
31B…第1の中間スリット
31C…第1の外側スリット
32…第2スリット 32A…第2の内側スリット
32B…第2の中間スリット
32C…第2の外側スリット
33…スライドピース
34…水平部
35…隙間調整凸部
36…挿入隙間
40…隙間調整機構
71…ピンポンチ
72…ハンマー
80…ガイド溝
81…開口部
82…開口縁
90…コンベアチェーン
91…リンクパーツ
92…搬送部
93…連結部 93A…第1連結部
93B…第2連結部
94…連結ピン
95…挿通穴

Claims (9)

  1. 両端に連結部(93)を設けたリンクパーツ(91)同士を連結ピン(94)で互いに連結して、多数のリンクパーツ(91)を直線状に連結してなるコンベアチェーン(90)の連結ピン(94)の着脱に使用するコンベアチェーン用治具であって、
    コンベアチェーン(90)が移送されるガイド溝(80)の開口部(81)に沿ってセットされて、コンベアチェーン(90)が上面に配置される底面プレート部(11)と、
    前記底面プレート部(11)の片側に略垂直姿勢で連結されて、前記ガイド溝(80)の一方の開口縁(82)に沿って配設される支持プレート部(12)と、
    前記底面プレート部(11)の上面に突出して設けられて、前記底面プレート部(11)の上面に配置されるコンベアチェーン(90)を定位置に保持する複数の固定爪(13)と、
    前記底面プレート部(11)をガイド溝(80)の定位置に配置する位置決め手段(14)と、
    前記底面プレート部(11)の定位置に配置されるコンベアチェーン(90)の連結ピン(94)に対向して支持プレート部(12)に開口される、連結ピン(94)を通過できる大きさの貫通穴(15)とを備え、
    前記底面プレート部(11)が前記位置決め手段(14)を介してガイド溝(80)の定位置に配置されて、前記底面プレート部(11)の上面に配置されるコンベアチェーン(90)が前記固定爪(13)で定位置に保持される状態で、前記連結ピン(94)を前記支持プレート部(12)に向かって押圧して着脱するようにしてなるコンベアチェーン用治具
  2. 請求項1に記載のコンベアチェーン用治具において、
    前記固定爪(13)が、コンベアチェーン(90)の延長方向に離して一対設けられており、一対の固定爪(13)が、前記底面プレート部(11)の上面に配置されるコンベアチェーン(90)の複数のリンクパーツ(91)の連結部(93)に跨って連結されることを特徴とするコンベアチェーン用治具
  3. 請求項2に記載のコンベアチェーン用治具において、
    前記一対の固定爪(13)が、先端に向かって互いに接近する傾斜姿勢または湾曲姿勢で設けられてなることを特徴とするコンベアチェーン用治具。
  4. 請求項2に記載のコンベアチェーン用治具において、
    前記一対の固定爪(13)が、隣接する3個のリンクパーツ(91)の連結部(93)に跨って連結されることを特徴とするコンベアチェーン用治具。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一に記載のコンベアチェーン用治具において、
    前記位置決め手段(14)が、前記底面プレート部(11)の下面から突出する凸部(14A;14B;14C;14D)であることを特徴とするコンベアチェーン用治具。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一に記載のコンベアチェーン用治具において、
    前記貫通穴(15)が、前記支持プレート部(12)に複数開口されてなることを特徴とするコンベアチェーン用治具。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一に記載のコンベアチェーン用治具において、
    前記複数の固定爪(13)が間隔を調整できる間隔調整機構(30)を介して前記底面プレート部(11)に固定されてなることを特徴とするコンベアチェーン用治具。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一に記載のコンベアチェーン用治具において、
    前記複数の固定爪(13)が、前記支持プレート部(12)との隙間を調整できる隙間調整機構(40)を介して前記底面プレート部(11)に固定されてなることを特徴とするコンベアチェーン用治具。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一に記載のコンベアチェーン用治具において、
    前記底面プレート部(11)と前記支持プレート部(12)が、2枚の金属板(21;22;23;24;25;26)を互いに略垂直に固定して設けられてなることを特徴とするコンベアチェーン用治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107671792A (zh) * 2017-10-30 2018-02-09 天津市汇点机电设备开发有限公司 自动挂链节机构

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