JP3162388U - 乾式遮音二重床と排水溝システム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成、簡単な施工で、厨房等で任意の位置に排水溝を自在に設置出来きて、排水が床下に漏水しない、乾式遮音二重床を提供する。【解決手段】温度変化で膨張収縮の極めて小さい木質系の乾式遮音二重床と、排水溝との隙間を密着させるために排水溝の下部から両側に、予めコンクリートで枠を形成して、このコンクリート枠に乾式遮音二重床の床パネルを固定する。【選択図】図7
Description
この考案は、厨房等で任意の位置に排水溝を自在に設置出来きて、床を木質系の乾式遮音二重床とし、排水溝との隙間を密着させて排水が床下に浸透しないようにしたことを特徴とする二重床構造に関する。
従来厨房等の床は、食材加工中の残砕及び清掃等で排水溝に洗い流す為に、コンクリート床に溝を設けてその中に排水溝を設置するのが知られている。
既設の建物での厨房の場合、ステンレススチール製の架台を設置して床を嵩上げして排水溝を設置していた。
既設の建物での厨房の場合、ステンレススチール製の架台を設置して床を嵩上げして排水溝を設置していた。
ステンレススチール製の架台を設置するのは、床下への漏水の可能性が有るため、錆を防止する目的で有った。然し、価格が高く実際には漏水を防止出来なかった。
原因は、高温の残砕等を流すとステンレススチール製の架台は温度変化で膨張収縮する。その為、その膨張収縮により床の仕上材に亀裂が発生して漏水事故が起こり、床下にカビ等が発生する原因となり不衛生になっていた。
原因は、高温の残砕等を流すとステンレススチール製の架台は温度変化で膨張収縮する。その為、その膨張収縮により床の仕上材に亀裂が発生して漏水事故が起こり、床下にカビ等が発生する原因となり不衛生になっていた。
総論として、安価で現場での施工が容易で、床仕上材の樹脂系シートと排水溝のジョイント溶接部の剥離や亀裂が発生せず、床下への漏水のない床システムの開発を図ることを目的とした観点からの、研究開発及び考案の必要があった。
この考案は、かかる実情に鑑みてなされたもので、簡単な構成、簡単な施工で、安価に、かつ効果的に排水溝を設置出来て、仕上材に亀裂を生ぜず漏水のない乾式遮音二重床と排水溝の組合せシステムを提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、以下のように構成した。
請求項1に記載の考案は、温度変化で膨張収縮の極めて小さい木質系の乾式遮音二重床と、排水溝との隙間を密着させるために排水溝の下部から両側に、予めコンクリートで枠を形成して、このコンクリート枠に乾式遮音二重床の床パネルが確りと固定出来ることを第1の特徴とする。
請求項2に記載の考案は、乾式遮音二重床と排水溝との隙間を密着させるために、排水溝の上部溝にL字の金物を挿入して、金物の反対側の端部を乾式遮音二重床に固定することを特徴としている。
前記構成により、この考案は、以下のような効果を有する。
構造上、排水溝に乾式遮音二重床の床パネルを直接固定出来ないので、排水溝にコンクリートで枠を形成することによって、そのコンクリート部に床パネルを固定して、排水溝と床パネルを一体にさせることができ、簡単な構成、簡単な施工で、安価に、かつ効果的に乾式遮音二重床での排水溝設置の床が実現できる。
以下、この考案の乾式遮音二重床と排水溝の組合せ構造の実施の形態について説明する。
この考案の実施の形態は、考案の最も好ましい形態を示すものであり、この考案はこれに限定されない。
この考案の実施の形態は、考案の最も好ましい形態を示すものであり、この考案はこれに限定されない。
まず、構成する部材について説明する。
図1は標準的な排水溝の斜視図、図2は排水溝の断面図。図3は根太の斜視図、図4は根太の断面図。図5は支持脚の斜視図、図6は支持脚の断面図、図7は乾式遮音二重床と排水溝の組合せ構造のモルタル部を有する実施形態の断面図。図8は乾式遮音二重床と排水溝の組合せ構造のL形金物を用いた実施形態の断面図。図9はL形金物の斜視図である。
図1は標準的な排水溝の斜視図、図2は排水溝の断面図。図3は根太の斜視図、図4は根太の断面図。図5は支持脚の斜視図、図6は支持脚の断面図、図7は乾式遮音二重床と排水溝の組合せ構造のモルタル部を有する実施形態の断面図。図8は乾式遮音二重床と排水溝の組合せ構造のL形金物を用いた実施形態の断面図。図9はL形金物の斜視図である。
以下図面の例に従い本考案を更に具体的に説明すれば、図7においてAは既存のコンクリート等の躯体床で、Bは排水溝である。6はAの上にBを固定するコンクリートで、一般に使用されている固定金具でも良い。7は合板等の型枠で、8のコンクリートを流し込み硬化させるためのもの。8のコンクリートは、Bの上端の2/3位辺の高さまで注入硬化させる。Cは、1の木部に2の高さ調整用のボルト部を有する根太である。
次に9の木質系パーティクルボード等の床パネルの端を、7の型枠よりB側に延ばして、Cの根太の上に載せる。9の床パネルの反対側の端を、Dの支持脚(3は頭部ブロックでパーティクルボード等の木質材で、4は高さ調整用のボルト部、10の木ビス等で固定する。その上で、CとDのボルト部を回転させて高さを調整して、11に接着剤を注入して固定する。
次に、12の木ビスを9の床パネルのB寄りの位置に上からねじ込む。
更に、13の捨貼合板を釘で9の床パネルに固定する。
尚、9の床パネルをCの根太とDの支持脚で構成する床組全体を、Eの乾式遮音二重床という。
その上で、Bの排水溝と13の捨貼合板の隙間から12のコンクリートの上に14のモルタルを流し込み、13の捨貼合板とBの天端とをレベルを合せて一体とする。
この時、12の木ビスが14のモルタル部に埋設されて一体となり、Bの排水溝と9の床パネル・13の捨貼合板は、14のモルタルを介して一体となる。
14のモルタル硬化後に、Bの排水溝の上部に15のアングルを接着固定し、Eの床全面に16の樹脂系シートを接着して敷き込み、15のアングルと17の溶接部位で、溶接一体化させる。
次に9の木質系パーティクルボード等の床パネルの端を、7の型枠よりB側に延ばして、Cの根太の上に載せる。9の床パネルの反対側の端を、Dの支持脚(3は頭部ブロックでパーティクルボード等の木質材で、4は高さ調整用のボルト部、10の木ビス等で固定する。その上で、CとDのボルト部を回転させて高さを調整して、11に接着剤を注入して固定する。
次に、12の木ビスを9の床パネルのB寄りの位置に上からねじ込む。
更に、13の捨貼合板を釘で9の床パネルに固定する。
尚、9の床パネルをCの根太とDの支持脚で構成する床組全体を、Eの乾式遮音二重床という。
その上で、Bの排水溝と13の捨貼合板の隙間から12のコンクリートの上に14のモルタルを流し込み、13の捨貼合板とBの天端とをレベルを合せて一体とする。
この時、12の木ビスが14のモルタル部に埋設されて一体となり、Bの排水溝と9の床パネル・13の捨貼合板は、14のモルタルを介して一体となる。
14のモルタル硬化後に、Bの排水溝の上部に15のアングルを接着固定し、Eの床全面に16の樹脂系シートを接着して敷き込み、15のアングルと17の溶接部位で、溶接一体化させる。
一方図8に示されるように、Bの排水溝の18の溝に金属製か高強度樹脂製のGのアングルの短部19を挿入し、Gのアングルの20のビス穴から10の木ビスで13の捨貼り合板及び9の床パネルに貫通固定して、Bの排水溝とEの乾式遮音二重床とを一体化させる。
Eの床全面に16の樹脂系シートを接着して敷き込み、17の溶接部位でBの排水溝と溶接一体化させる。
Eの床全面に16の樹脂系シートを接着して敷き込み、17の溶接部位でBの排水溝と溶接一体化させる。
この考案は、既設の建物等においても、任意の位置に排水溝を自在に設置出来て、簡単な構成、簡単な施工で、安価に、衛生的で漏水の恐れがなく、かつ木質系下地なのでコンクリート躯体からの冷えを防止出来て、踏み心地の良い厨房等の床を実現できる。
A 既存のコンクリート等の躯体床
B 排水溝
C 根太
D 支持脚
E 乾式遮音二重床の構成全体
F 排水溝のギャラリ
G アングル
1 根太の頭部
2 根太の高さ調整用のボルト部
3 支持脚の頭部
4 支持脚の高さ調整用のボルト部
5 支持脚の高さ調整用のナット部
6 排水溝固定用のコンクリート
7 合板等の型枠
8 コンクリート
9 木質系パーティクルボード等の床パネル
10 木ビス
11 支持脚の高さ調整用ボルト部の頭部溝
12 床パネルの固定用ビス
13 捨貼合板
14 モルタル
15 アングル
16 樹脂系シート
17 溶接部位
18 溝部
19 短部
20 ビス穴
B 排水溝
C 根太
D 支持脚
E 乾式遮音二重床の構成全体
F 排水溝のギャラリ
G アングル
1 根太の頭部
2 根太の高さ調整用のボルト部
3 支持脚の頭部
4 支持脚の高さ調整用のボルト部
5 支持脚の高さ調整用のナット部
6 排水溝固定用のコンクリート
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8 コンクリート
9 木質系パーティクルボード等の床パネル
10 木ビス
11 支持脚の高さ調整用ボルト部の頭部溝
12 床パネルの固定用ビス
13 捨貼合板
14 モルタル
15 アングル
16 樹脂系シート
17 溶接部位
18 溝部
19 短部
20 ビス穴
Claims (2)
- 厨房などの床を木質系の乾式遮音二重床とし、排水溝との隙間を密着させて排水が床下に浸透しないように、乾式遮音二重床と排水溝との隙間を密着させるために、排水溝の下部から両側に予めコンクリートで枠を形成して、このコンクリート枠に乾式遮音二重床の床パネルが固定出来ることを特徴とする二重床構造。
- 厨房などの床を木質系の乾式遮音二重床とし、排水溝との隙間を密着させて排水が床下に浸透しないように、乾式遮音二重床と排水溝との隙間を密着させるために、排水溝の上部溝にL字の金物を挿入して、金物の反対側の端部を乾式遮音二重床に固定することを特徴とする二重床構造。
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JP2010004215U JP3162388U (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | 乾式遮音二重床と排水溝システム |
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JP2010004215U JP3162388U (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | 乾式遮音二重床と排水溝システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020172827A (ja) * | 2019-04-12 | 2020-10-22 | ロンシール工業株式会社 | 床仕上げ構造およびこれに用いる見切り材 |
-
2010
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JP2020172827A (ja) * | 2019-04-12 | 2020-10-22 | ロンシール工業株式会社 | 床仕上げ構造およびこれに用いる見切り材 |
JP7228326B2 (ja) | 2019-04-12 | 2023-02-24 | ロンシール工業株式会社 | 床仕上げ構造およびこれに用いる見切り材 |
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