JP3162079U - 縁部が高強度な紙製容器 - Google Patents

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【課題】特に変形しないように容器の形状を強固に保持することができる縁部が高強度な紙製容器を提供する。【解決手段】底部11と、該底部の周囲から斜め上方に向かって緩やかに延出する壁部12と、該壁部の上部周囲から斜め下方に一旦傾斜し、その後に斜め上方に緩やかに傾斜するように延出する強化部130からなる強化縁部13とを含む、一体成形の紙体を折ることによりなる本体10を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、特に飲食物用であり、一体の紙体を折ってなる、縁部が高強度な紙製容器に関するものである。
既存の紙製容器は、飲食物を載せることにより、飲食物の清潔さを保持できることから、販売や持ち帰りなどにとても便利であると共に、環境への悪影響も少ないので、大量に製造され、また、飲食物の種類によって、様々なタイプ(例えば、トレイや碗、弁当箱など)が開発されている。
図9に示すように、既存の飲食物容器は、防水層を設けた紙からなる一体成形の本体30と、上部に配置される蓋部40とを有し、その内、該本体30は、裁断された一体成形の紙体を折ってなり、それぞれが連接している底部31と、壁部32と、縁部33とを備え、該底部31は、角丸四角形を呈し、該壁部32は、該底部31と一体に成形されると共に、該底部31の周囲から斜め上方に向かって延設され、該縁部33は、該壁部32の周囲から斜め下側に向かって延設され、容器の形状を保持するものである。
また、図10に示すように、前記蓋部40は、前記本体30の上部に設置されると共に、その周縁に、やや内側に向かって折れ曲がる、該縁部33に脱着可能な掛合部41が設けられるものである。
しかしながら、既存の紙製容器は、本体の縁部が単層の紙体を折ってなるものであることから、縁部の剛性が不足しているので、外力を受けると変形し易い。また、縁部は、比較的に軟らかく弾力を有することから、蓋部を取り付ける時には問題はないが、蓋部を引き上げて取り外す時には、掛合部が縁部に引っ掛かり容器の形状が大きく変形することがよくあった。
本考案に係る縁部が高強度な紙製容器は、一体成形の紙体を折ってなる本体10を有し、該本体は、底部と、該底部の周囲から斜め上方に向かって緩やかに延出する壁部と、該壁部の上部周囲から斜め下方に向かって一旦傾斜し、その後に斜め上方に傾斜するように延出する強化部1を有する強化縁部とを備え、該強化部の構成によって、強化縁部の強度を上げて紙製容器の形状をより強固に保持することができる。
さらに、前記強化部には、様々なタイプを有し、例えば、該強化部の断面は、凹弧、V字型、円筒形や直線形などの形状を呈してもよい。
前記底部は、角丸四角形を呈し、相対する一対の第一折線と、相対する一対の第二折線とを備え、前記壁部は、それぞれ該第一折線から斜め上方に向かって延出する、相対する一対の第一側壁と、それぞれ該第二折線から斜め上方に向かって延出する、相対する一対の第二側壁と、前記底部の四隅にそれぞれ位置すると共に、隣接する第一側壁及び第二側壁と連結される角壁とを備えるものである。
また、上述したように、紙製容器の形状には様々なタイプを有し、その内、前記底部における相対する一対の第一折線Aはそれぞれ円弧形を呈すると共に、該底部における相対する一対の第二折線はそれぞれ平行するように直線状を呈し、
尚、前記壁部は、前記第一折線及び第二折線から斜め上方に向かってスムーズに延出することがことが好ましく、前記底部は、円形を呈してもよい。
本考案に係る縁部が高強度な紙製容器は、上記の課題を解決するものであるので、縁部の強度を上げ、容器の形状を強固に保持することができる。
本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第一実施例の部分分解斜視図である。 本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第一実施例における凹弧状強化部の拡大部分断面図である。 本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第一実施例におけるV字型強化部の拡大部分断面図である。 本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第一実施例における円筒形強化部の拡大部分断面図である。 本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第一実施例における直線形強化部の拡大部分断面図である。 本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第一実施例における直線形強化部の拡大部分断面図である。 本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第二実施例の部分分解斜視図である。 本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第三実施例の部分分解斜視図である。 既存の紙製容器の部分分解斜視図である。 既存の紙製容器における縁部に取り付けられた蓋部の拡大部分断面図。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1に示すように、本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第一実施例は、本体10と、蓋部20とを備え、その内、該本体10は、防水層を付着させた一体成形の紙体を折ってなり、底部11と、壁部12と、強化縁部13とを有し、該底部11は、角丸四角形を呈し、相対する一対の第一折線110と、相対する一対の第二折線111とからなるものである。
前記壁部12は、前記底部11の周囲から斜め上方に向かって緩やかに延出すると共に、上部が滑らかな形状を呈する角丸四角形のフレームであり、それぞれ前記第一折線110から斜め上方上側に向かって延出する、相対する一対の第一側壁120と、それぞれ前記第二折線111から斜め上方に向かって延出する、相対する一対の第二側壁121と、前記底部11の四隅にそれぞれ位置すると共に、隣接する第一側壁120及び第二側壁121と連結される角壁122とを備え、尚、該角壁122は、隣接する第一側壁120と第二側壁121との間に形成される扇形紙体であり、その扇形紙体を折り畳んで第一側壁120或いは第二側壁121に接着され、その第一側壁120と第二側壁121を連結することができる。
図2乃至図5に示すように、前記強化縁部13は、前記壁部12の上部周囲から斜め下方に向かって一旦傾斜し、その後に斜め上方にスムーズに傾斜するように延出されると共に、容器の形状を保持するための縁部の強度を上げるために、外周縁が上方に向かって折られた強化部130を備えるものである。尚、前記強化部130の断面は、凹弧状を呈してもよく(図2に示すように)、V字型を呈してもよく(図3に示すように)、円筒形を呈してもよく(図4に示すように)、直線形を呈してもよい(図5に示すように)。このように、前記強化部130は、外側斜め上方に向かって折られることによって、強化縁部13の強度を増加させるので、該強化縁部13をフレームとすることにより紙製容器の形状を強固に保持することができる。
図6に示すように、蓋部20は、本体10の形状と対応し、該本体10の上部に脱着可能に配置され、蓋部20の外周縁に形成されると共に、強化縁部13に貼り付けられる環状の結合縁部21を備え、該結合縁部21は、外周縁に内側に向かって折られた、脱着可能に前記強化部130に掛合されるフック部210を備えるものである。
図7に示すように、本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第二実施例おいては、本体10Aの構成が第一実施例の本体10と同一であるが、形状が異なっている。また、前記本体10Aの底部11Aは、相対する一対の円弧形を呈する第一折線110Aを有すると共に、平行するように相対する一対の直線状の第二折線111Aを有し、該第一折線110A及び該第二折線111Aから斜め上方に向かって壁部12Aが延設され、また、なり、該本体10Aの強化縁部13Aは、該壁部12Aの外端から一旦斜め下方に向かい、その後に斜め上方に向かうように延出する、上部が楕円形を呈する強化部130Aが設けられる。
図8に示すように、本考案に係る縁部が高強度な紙製容器の第三実施例においては、本体10Bの構成が第一実施例の本体10と同一であるが、形状が異なっている。また、前記本体10Bは、円形を呈する底部11Bと、該底部11Bから斜め上方に向かって延出する壁部12Bと、強化縁部13Bとを有し、該強化縁部13Bには、上部がスムーズな円形を呈し、該壁部12Bの外端から一旦斜め下方に向かい、その後に斜め上方に向かうように延出する、上部が円形の強化部130Bが設けられる。
このように、本考案に係る縁部が高強度なの紙製容器は、前記強化縁部13、13A、13Bの外周縁に強化部130、130A、130Bの構成を有することから、紙製容器の強度が高まるので、外力を受けても変形しないように容器の形状を強固に保持することができ、さらに、前記蓋部20は、強化縁部13、13A、13Bが硬くて弾力が少ないことから、取り外す時には、容器の形状が保持するように、簡単に取り外すことができる。
更に、本考案に係る縁部が高強度な紙製容器は、強化部130、130A、130Bの構成を有することから、飲食物を載せてラップフィルムに包まれる時には、ラップフィルムを裁断する力に受けても変形しなく、紙製容器の形状を保持することができる。
本考案は上記の構成を有するので、縁部の強度を上げることにより、変形しないように容器の形状を保持することができる。
10、10A、10B 本体
11、11A、11B 底部
110、110A 第一折線
111、111A 第二折線
12、12A、12B 壁部
120 第一側壁
121 第二側壁
122 角壁
13、13A、13B 強化縁部
130、130A、130B 強化部
20 蓋部
21 結合縁部
210 掛合部
30 本体
31 底部
32 壁部
33 縁部
40 蓋部
41 掛合部

Claims (8)

  1. 底部と、該底部の周囲から斜め上方に向かって緩やかに延出する壁部と、該壁部の上部周囲から斜め下方に一旦傾斜し、その後に斜め上方に緩やかに傾斜するように延出する強化部からなる強化縁部とを含む、一体成形の紙体を折ることによりなる本体を有することを特徴とする縁部が高強度な紙製容器。
  2. 前記強化部の断面が凹弧状を呈することを特徴とする請求項1に記載の縁部が高強度な紙製容器。
  3. 前記強化部の断面がV字形を呈することを特徴とする請求項1に記載の縁部が高強度な紙製容器。
  4. 前記強化部の断面が円筒形を呈することを特徴とする請求項1に記載の縁部が高強度な紙製容器。
  5. 前記強化部の断面が直線形を呈することを特徴とする請求項1に記載の縁部が高強度な紙製容器。
  6. 前記底部は、角丸四角形を呈し、相対する一対の第一折線と、相対する一対の第二折線とを備え、
    前記壁部は、それぞれ該第一折線から斜め上方に向かって延出する、相対する一対の第一側壁と、それぞれ該第二折線から斜め上方に向かって延出する、相対する一対の第二側壁と、前記底部の四隅にそれぞれ位置すると共に、隣接する第一側壁及び第二側壁と連結される角壁とを備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の縁部が高強度な紙製容器。
  7. 前記底部における相対する一対の第一折線がそれぞれ円弧形を呈すると共に、該底部における相対する一対の第二折線がそれぞれ直線状を呈し、
    前記壁部は、前記第一折線及び第二折線から斜め上方に向かって緩やかに延出することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の縁部が高強度な紙製容器。
  8. 前記底部が円形を呈することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の縁部が高強度な紙製容器。
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