JP3161861U - 蛇口 - Google Patents

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Abstract

【課題】手洗い時には、水が飛び散らないように、有効的に水を利用することができるので、使用上の利便性に優れ、且つ水を最大限節約することができる蛇口を提供する。【解決手段】ベース11と、該ベース11の上部から前方に向かって延出する首部12と、首部12の前端に形成される頭部13と、ベース11、首部12及び頭部13の内部を貫通する吐水管14とからなる蛇口本体10を有し、該ベース11の底面に、吐水管14と連通する入水口141が形成されると共に、頭部13に、吐水管14と連通するU字形の吐水口142が形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、特に節水することができる蛇口に関するものである。
手を洗う時には、両手を合わせ、吐水口から吐水される水道水を用いる。
蛇口は、一般的に洗面所に設置され、末端の吐水口から水道水を提供するものである。また、従来の蛇口における、例えば円形や長方形を呈する吐水口から吐水する水道水の形状は、円柱形または角柱形を呈するものである。
しかしながら、従来の蛇口から吐水される円柱形または角柱形の水は、水の形状や流れが両手の形状に合わないことから、水が無駄になってしまうという欠点があった。さらに、水圧が上昇すると、水の噴出しが強くなり、飛び散ってしまうので、これも水の浪費となっていた。
本考案に係る蛇口は、ベースと、該ベースの上部から前方に向かって延出する首部と、該首部の前端に形成される頭部と、該ベース、首部及び頭部の内部を貫通する吐水管とからなる蛇口本体を有し、該ベースの底面に、該吐水管と連通する入水口が形成されると共に、該頭部に、該吐水管と連通するU字形の吐水口が形成される構成を有するので、手洗い時に水を節約しながら有効的に利用することができる。
前記吐水口が前記頭部の底面に形成されることが好ましい。
さらに、前記頭部にU字形の外壁が設けられ、該U字形の外壁に前記吐水口が穿設されるものであっても構わない。
また、前記頭部にU字形の内壁を備える貫通孔が形成され、該U字形の内壁に前記吐水口が穿設されるものであっても構わない。
本考案に係る蛇口は上記の課題を解決するものであることから、手洗い時には、水が飛び散らないように、有効的に水を利用することができるので、使用上の利便性に優れ、且つ水を最大限節約することができる。
本考案に係る蛇口における第一実施例の斜視図である。 本考案に係る蛇口における第一実施例の使用方法を示す斜視図である。 本考案に係る蛇口における第二実施例の斜視図である。 本考案に係る蛇口における第三実施例の前視斜視図である。 本考案に係る蛇口における第三実施例の後視斜視図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1に示すように、本考案に係る蛇口の第一実施例は、底部に設けられるベース11と、該ベース11の上部から前方に向かって延出する首部12と、該首部12の前端に形成される頭部13と、該ベース11、首部12及び頭部13の内部を貫通する吐水管14とからなる蛇口本体10を有し、該ベース11の底面に、該吐水管14と連通する入水口141が形成されると共に、該頭部13の底面に、該吐水管14と連通するU字形の吐水口142が形成される。
図2に示すように、本考案に係る蛇口を使用する時は、水道水が吐水管14の入水口141から入り吐水口142から吐水される。また、前記吐水口142は、U字形を呈することから、吐水した水が両手の形状に対応しているので、手を洗う時に水が飛び散らなく、水を無駄なく有効的に利用することができる。また、本考案に係る蛇口は、円柱形または角柱形を呈する従来の蛇口により吐水される水と同量の水で、断面U字形の形状にて吐水させるので、従来の蛇口より、水の利用効率を向上させることができる。さらに、本考案に係る蛇口による、断面がU字形の水は、両手を合わせた形状に対応するので、水圧による水が飛び散りを防ぎ、水の節約にも繋がる。
図3に示すように、本考案に係る蛇口の第二実施例における頭部21及び吐水口22は、第一実施例における頭部13及び吐水口142と異なる形状を有し、その第二実施例における蛇口における蛇口本体20の頭部21は、U字形の外壁を備え、該吐水口22は、該頭部21のU字形の外壁に穿設されると共に、吐水管14と連通するU字形のものである。また、第二実施例の蛇口を使用する時は、入水口141から吐水管14に送られ、該吐水管14を介して吐水口22から吐水される水道水を、該吐水口22及び頭部21におけるU字形の外壁に穿設される吐水口22により、断面U字形に形成させることができる。
図4及び図5に示すように、本考案に係る蛇口の第三実施例頭部31及び吐水口33は、第一実施例の頭部13及び吐水口142と異なる形状を有し、その第三実施例における蛇口本体30の頭部31には、U字形の内壁を備える貫通孔32が形成され、該吐水口33は、吐水管14と連通するU字形のものであり、該U字形の内壁に穿設される。また、第三実施例の蛇口を使用する時は、入水口141から吐水管14に送られ、該吐水管14を介して吐水口33から吐水される水道水を、該頭部31のU字形の内壁に穿設される吐水口33により、断面U字形に形成させることができる。
第二実施例と第一実施例とは、頭部13、21及び吐水口142、22の形状において異なると共に、第三実施例と第一実施例も、頭部13、31及び吐水口142、33の形状において異なり、一方、第二実施例及び第三実施例における頭部21、31及び吐水口22、33以外の構成や効果は、第一実施例と類似するので、係る説明を省略する。
本考案は上記の構成を有するので、手洗い時には、水が飛び散らないように、有効的に水を利用することができるので、使用上の利便性に優れ、且つ水を最大限節約することができる。
10、20、30 蛇口本体
11 ベース
12 首部
13、21、31 頭部
14 吐水管
141 入水口
142、22、33 吐水口
31 貫通孔

Claims (4)

  1. ベースと、該ベースの上部から前方に向かって延出する首部と、該首部の前端に形成される頭部と、該ベース、首部及び頭部の内部を貫通する吐水管とからなる蛇口本体を有し、該ベースの底面に、該吐水管と連通する入水口が形成されると共に、該頭部に、該吐水管と連通するU字形の吐水口が形成されることを特徴とする蛇口。
  2. 前記吐水口が前記頭部の底面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の蛇口。
  3. 前記頭部にU字形の外壁が設けられ、
    該U字形の外壁に前記吐水口が穿設されることを特徴とする請求項1に記載の蛇口。
  4. 前記頭部にU字形の内壁を備える貫通孔が形成され、
    該U字形の内壁に前記吐水口が穿設されることを特徴とする請求項1に記載の蛇口。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017119987A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社Lixil 手洗装置
JP2019173270A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 株式会社Lixil 水栓

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