JP3161794B2 - ペン入力装置及びペン入力方法 - Google Patents
ペン入力装置及びペン入力方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータへの指示お
よび入力装置の一種であるペン入力装置及びペン入力方
法に関するものである。
よび入力装置の一種であるペン入力装置及びペン入力方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ペン入力装置は小型のコンピュー
タへの指示および入力装置として従来のキーボードに代
って採用され、紙と鉛筆の気軽さでコンピュータへの入
力を行えるようになっている。図6は従来のペン入力装
置の概念説明図で、このペン入力装置は、ペン型指示装
置31と、ペン入力タブレット装置32と、液晶表示装
置33とを備えている。ペン型指示装置31をペン入力
タブレット装置32に近付けるか、もしくはペン入力タ
ブレット装置32の表面に接触させると、ペン入力タブ
レット装置32はペン型指示装置31の位置を検出す
る。そして、入力を通知する動作、例えばペン型指示装
置31をペン入力タブレット装置32に押し付けると、
ペン入力タブレット装置32はその動作を検出し、ペン
型指示装置31の位置情報と共にソフトウェア的もしく
はハードウェア的に処理してペン型指示装置31の軌跡
などを液晶表示装置33に表示したり、その動作の意味
するところを解析する。また、ペン型指示装置31の置
かれた場所が文字認識を行なうような場所の場合、ペン
型指示装置31の軌跡情報により文字認識を行なう。例
えば図7のように、ペン型指示装置31でペン入力タブ
レット装置32の表面をなぞれば、液晶表示装置33の
表示画面34の表示部35上に、ペン型指示装置31の
軌跡が表示され、その表示がペン入力タブレット装置3
2を通して視認できる。なお表示部36はまだ入力を行
っていない状態である。
タへの指示および入力装置として従来のキーボードに代
って採用され、紙と鉛筆の気軽さでコンピュータへの入
力を行えるようになっている。図6は従来のペン入力装
置の概念説明図で、このペン入力装置は、ペン型指示装
置31と、ペン入力タブレット装置32と、液晶表示装
置33とを備えている。ペン型指示装置31をペン入力
タブレット装置32に近付けるか、もしくはペン入力タ
ブレット装置32の表面に接触させると、ペン入力タブ
レット装置32はペン型指示装置31の位置を検出す
る。そして、入力を通知する動作、例えばペン型指示装
置31をペン入力タブレット装置32に押し付けると、
ペン入力タブレット装置32はその動作を検出し、ペン
型指示装置31の位置情報と共にソフトウェア的もしく
はハードウェア的に処理してペン型指示装置31の軌跡
などを液晶表示装置33に表示したり、その動作の意味
するところを解析する。また、ペン型指示装置31の置
かれた場所が文字認識を行なうような場所の場合、ペン
型指示装置31の軌跡情報により文字認識を行なう。例
えば図7のように、ペン型指示装置31でペン入力タブ
レット装置32の表面をなぞれば、液晶表示装置33の
表示画面34の表示部35上に、ペン型指示装置31の
軌跡が表示され、その表示がペン入力タブレット装置3
2を通して視認できる。なお表示部36はまだ入力を行
っていない状態である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、液晶表示装置33の表示画面34上の表示
部35,36の表示方向が固定さており、またペン入力
タブレット装置32に対してペン型指示装置31による
指示および入力方向が固定されているので、絶えずペン
入力タブレット装置32の方向を意識しながら指示およ
び入力を行なわなければならないという問題があった。
例えば、二人の操作者が互いに向かい合って交互に入力
を行うような場合、入力を行う者が代わる毎にペン入力
タブレット装置32を半回転させなければならず、面倒
であった。
の構成では、液晶表示装置33の表示画面34上の表示
部35,36の表示方向が固定さており、またペン入力
タブレット装置32に対してペン型指示装置31による
指示および入力方向が固定されているので、絶えずペン
入力タブレット装置32の方向を意識しながら指示およ
び入力を行なわなければならないという問題があった。
例えば、二人の操作者が互いに向かい合って交互に入力
を行うような場合、入力を行う者が代わる毎にペン入力
タブレット装置32を半回転させなければならず、面倒
であった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みて成されたもの
であり、ペン入力タブレット装置の置かれた方向を意識
することなく入力操作を行えるペン入力装置を提供する
ことを目的とする。
であり、ペン入力タブレット装置の置かれた方向を意識
することなく入力操作を行えるペン入力装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ペン
型指示装置と、このペン型指示装置が近接または接触す
るペン入力タブレット装置と、このペン入力タブレット
装置と一体に構成された表示装置と、前記ペン型指示装
置が前記ペン入力タブレット装置に近接または接触する
ことにより、前記ペン型指示装置の位置を検出する位置
検出手段と、前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレ
ット装置に近接または接触することにより、前記ペン入
力タブレット装置に対する前記ペン型指示装置の傾きを
検出する傾き検出手段と、前記位置検出手段による検出
結果に基づいて前記ペン型指示装置の移動に対応する入
力内容を判断する入力内容判断手段と、前記傾き検出手
段による検出結果に基づいて前記ペン型指示装置の操作
者の存在方向を判断する存在方向判断手段と、前記表示
装置の表示画面上の表示方向を可変させる表示方向可変
手段とを備え、前記存在方向判断手段による判断結果に
基づいて、前記表示方向可変手段が表示装置の表示画面
上の表示方向を可変させる構成としたことを特徴として
いる。
型指示装置と、このペン型指示装置が近接または接触す
るペン入力タブレット装置と、このペン入力タブレット
装置と一体に構成された表示装置と、前記ペン型指示装
置が前記ペン入力タブレット装置に近接または接触する
ことにより、前記ペン型指示装置の位置を検出する位置
検出手段と、前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレ
ット装置に近接または接触することにより、前記ペン入
力タブレット装置に対する前記ペン型指示装置の傾きを
検出する傾き検出手段と、前記位置検出手段による検出
結果に基づいて前記ペン型指示装置の移動に対応する入
力内容を判断する入力内容判断手段と、前記傾き検出手
段による検出結果に基づいて前記ペン型指示装置の操作
者の存在方向を判断する存在方向判断手段と、前記表示
装置の表示画面上の表示方向を可変させる表示方向可変
手段とを備え、前記存在方向判断手段による判断結果に
基づいて、前記表示方向可変手段が表示装置の表示画面
上の表示方向を可変させる構成としたことを特徴として
いる。
【0006】請求項2の発明は、入力内容判断手段が、
存在方向判断手段による判断結果に基づいて入力文字の
認識方向を決定する機能を備えた文字認識部を有する構
成としたことを特徴としている。請求項3の発明は、ペ
ン型指示装置と、前記ペン型指示装置が近接または接触
するペン入力タブレット装置と、前記ペン入力タブレッ
ト装置と一体に構成された表示装置と、前記ペン型指示
装置が前記ペン入力タブレット装置に近接または接触す
ることにより、前記ペン型指示装置の位置を検出する位
置検出手段と、前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブ
レット装置に近接または接触することにより、前記ペン
入力タブレット装置に対する前記ペン型指示装置の傾き
を検出する傾き検出手段と、前記位置検出手段による検
出結果に基づいて前記ペン型指示装置の移動に対応する
入力内容を判断する入力内容判断手段と、前記傾き検出
手段による検出結果に基づいて前記ペン型指示装置の操
作者の存在方向を判断する存在方向判断手段とを備え、
前記入力内容判断手段が、前記存在方向判断手段による
判断結果に基づいて入力文字の認識方向を決定する機能
を備えた文字認識部を有する構成としたことを特徴とし
ている。 請求項4の発明は、ペン型指示装置と、前記ペ
ン型指示装置が近接または接触するペン入力タブレット
装置と、前記ペン入力タブレット装置と一体に構成され
た表示装置とを用いてペン入力するペン入力方法であっ
て、前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレット装置
に近接または接触することにより、前記ペン型指示装置
の位置を検出する位置検出ステップと、前記ペン型指示
装置が前記ペン入力タブレット装置に近接または接触す
ることにより、前記ペン入力タブレット装置に対する前
記ペン型指示装置の傾きを検出する傾き検出ステップ
と、前記位置検出ステップによる検出結果に基づいて前
記ペン型指示装置の移動に対応する入力内容を判断する
入力内容判断ステップと、前記傾き検出ステップによる
検出結果に基づいて前記ペン型指示装置の操作者の存在
方向を判断する存在方向判断ステップと、前記存在方向
判断手段による判断結果に基づいて、前記表示装置の表
示画面上の表示方向を可変させる表示方向可変ステップ
とを有することを特徴としている。 請求項5の発明は、
入力内容判断ステップが、存在方向判断ステップによる
判断結果に基づいて入力文字の認識方向を決定する文字
認識サブステップを有することを特徴としている。 請求
項6の発明は、ペン型指示装置と、前記ペン型指示装置
が近接または接触するペン入力タブレット装置と、前記
ペン入力タブレット装置と一体に構成された表示装置と
を用いてペン入力するペン入力方法であって、前記ペン
型指示装置が前記ペン入力タブレット装置に近接または
接触することにより、前記ペン型指示装置の位置を検出
する位置検出ステップと、前記ペン型指示装置が前記ペ
ン入力タブレット装置に近接または接触することによ
り、前記ペン入力タブレット装置に対する前記ペン型指
示装置の傾きを検出する傾き検出ステップと、前記位置
検出ステップによる検出結果に基づいて前記ペン型指示
装置の移動に対応する入力内容を判断する入力内容判断
ステップと、前記傾き検出ステップによる検出結果に基
づいて前記ペン型指示装置の操作者の存在方向を判断す
る存在方向判断ステップとを有し、前記入力内容判断ス
テップが、前記存在方向判断ステップによる判断結果に
基づいて入力文字の認識方向を決定する文字認識サブス
テップを有することを特徴としている。
存在方向判断手段による判断結果に基づいて入力文字の
認識方向を決定する機能を備えた文字認識部を有する構
成としたことを特徴としている。請求項3の発明は、ペ
ン型指示装置と、前記ペン型指示装置が近接または接触
するペン入力タブレット装置と、前記ペン入力タブレッ
ト装置と一体に構成された表示装置と、前記ペン型指示
装置が前記ペン入力タブレット装置に近接または接触す
ることにより、前記ペン型指示装置の位置を検出する位
置検出手段と、前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブ
レット装置に近接または接触することにより、前記ペン
入力タブレット装置に対する前記ペン型指示装置の傾き
を検出する傾き検出手段と、前記位置検出手段による検
出結果に基づいて前記ペン型指示装置の移動に対応する
入力内容を判断する入力内容判断手段と、前記傾き検出
手段による検出結果に基づいて前記ペン型指示装置の操
作者の存在方向を判断する存在方向判断手段とを備え、
前記入力内容判断手段が、前記存在方向判断手段による
判断結果に基づいて入力文字の認識方向を決定する機能
を備えた文字認識部を有する構成としたことを特徴とし
ている。 請求項4の発明は、ペン型指示装置と、前記ペ
ン型指示装置が近接または接触するペン入力タブレット
装置と、前記ペン入力タブレット装置と一体に構成され
た表示装置とを用いてペン入力するペン入力方法であっ
て、前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレット装置
に近接または接触することにより、前記ペン型指示装置
の位置を検出する位置検出ステップと、前記ペン型指示
装置が前記ペン入力タブレット装置に近接または接触す
ることにより、前記ペン入力タブレット装置に対する前
記ペン型指示装置の傾きを検出する傾き検出ステップ
と、前記位置検出ステップによる検出結果に基づいて前
記ペン型指示装置の移動に対応する入力内容を判断する
入力内容判断ステップと、前記傾き検出ステップによる
検出結果に基づいて前記ペン型指示装置の操作者の存在
方向を判断する存在方向判断ステップと、前記存在方向
判断手段による判断結果に基づいて、前記表示装置の表
示画面上の表示方向を可変させる表示方向可変ステップ
とを有することを特徴としている。 請求項5の発明は、
入力内容判断ステップが、存在方向判断ステップによる
判断結果に基づいて入力文字の認識方向を決定する文字
認識サブステップを有することを特徴としている。 請求
項6の発明は、ペン型指示装置と、前記ペン型指示装置
が近接または接触するペン入力タブレット装置と、前記
ペン入力タブレット装置と一体に構成された表示装置と
を用いてペン入力するペン入力方法であって、前記ペン
型指示装置が前記ペン入力タブレット装置に近接または
接触することにより、前記ペン型指示装置の位置を検出
する位置検出ステップと、前記ペン型指示装置が前記ペ
ン入力タブレット装置に近接または接触することによ
り、前記ペン入力タブレット装置に対する前記ペン型指
示装置の傾きを検出する傾き検出ステップと、前記位置
検出ステップによる検出結果に基づいて前記ペン型指示
装置の移動に対応する入力内容を判断する入力内容判断
ステップと、前記傾き検出ステップによる検出結果に基
づいて前記ペン型指示装置の操作者の存在方向を判断す
る存在方向判断ステップとを有し、前記入力内容判断ス
テップが、前記存在方向判断ステップによる判断結果に
基づいて入力文字の認識方向を決定する文字認識サブス
テップを有することを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1の発明において、位置検出手段は、ペ
ン型指示装置がペン入力タブレット装置に近接または接
触することにより、ペン型指示装置の位置を検出する。
傾き検出手段は、ペン型指示装置がペン入力タブレット
装置に近接または接触することにより、ペン入力タブレ
ット装置に対するペン型指示装置の傾きを検出する。入
力内容判断手段は、位置検出手段による検出結果に基づ
いてペン型指示装置の移動に対応する入力内容を判断す
る。存在方向判断手段は、傾き検出手段による検出結果
に基づいてペン型指示装置の操作者の存在方向を判断す
る。表示方向可変手段は、存在方向判断手段による判断
結果に基づいて、表示装置の表示画面上の表示方向を可
変させる。
ン型指示装置がペン入力タブレット装置に近接または接
触することにより、ペン型指示装置の位置を検出する。
傾き検出手段は、ペン型指示装置がペン入力タブレット
装置に近接または接触することにより、ペン入力タブレ
ット装置に対するペン型指示装置の傾きを検出する。入
力内容判断手段は、位置検出手段による検出結果に基づ
いてペン型指示装置の移動に対応する入力内容を判断す
る。存在方向判断手段は、傾き検出手段による検出結果
に基づいてペン型指示装置の操作者の存在方向を判断す
る。表示方向可変手段は、存在方向判断手段による判断
結果に基づいて、表示装置の表示画面上の表示方向を可
変させる。
【0008】請求項2の発明において、入力内容判断手
段の文字認識部は、存在方向判断手段による判断結果に
基づいて入力文字の認識方向を決定する。 請求項3の発
明において、位置検出手段は、ペン型指示装置がペン入
力タブレット装置に近接または接触することにより、ペ
ン型指示装置の位置を検出する。傾き検出手段は、ペン
型指示装置がペン入力タブレット装置に近接または接触
することにより、ペン入力タブレット装置に対するペン
型指示装置の傾きを検出する。入力内容判断手段は、位
置検出手段による検出結果に基づいてペン型指示装置の
移動に対応する入力内容を判断する。存在方向判断手段
は、傾き検出手段による検出結果に基づいてペン型指示
装置の操作者の存在方向を判断する。入力内容判断手段
の文字認識部は、存在方向判断手段による判断結果に基
づいて、入力文字の認識方向を決定する。
段の文字認識部は、存在方向判断手段による判断結果に
基づいて入力文字の認識方向を決定する。 請求項3の発
明において、位置検出手段は、ペン型指示装置がペン入
力タブレット装置に近接または接触することにより、ペ
ン型指示装置の位置を検出する。傾き検出手段は、ペン
型指示装置がペン入力タブレット装置に近接または接触
することにより、ペン入力タブレット装置に対するペン
型指示装置の傾きを検出する。入力内容判断手段は、位
置検出手段による検出結果に基づいてペン型指示装置の
移動に対応する入力内容を判断する。存在方向判断手段
は、傾き検出手段による検出結果に基づいてペン型指示
装置の操作者の存在方向を判断する。入力内容判断手段
の文字認識部は、存在方向判断手段による判断結果に基
づいて、入力文字の認識方向を決定する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例におけるペン入力装
置の構成図で、このペン入力装置は、ペン型指示装置1
と、ペン入力タブレット装置2と、表示装置3とを備え
ている。ペン型指示装置1は、送受信コイル5を内蔵し
ており、ペン入力タブレット装置2は、多数のセンサコ
イル6と、スイッチ手段7と、発信器8と、受信器9
と、位置検出手段10と、傾き検出手段11と、入力内
容判断手段12と、存在方向判断手段13とを備えてい
る。表示装置3は、表示手段15と、表示方向可変手段
16とを備えている。ペン入力タブレット装置2の入力
内容判断手段12は、小型の計算機18に接続されてお
り、文字認識部19を内蔵している。ペン入力タブレッ
ト装置2と表示装置3とは一体に構成されており、表示
手段15は液晶ディスプレイ装置などにより構成されて
いる。位置検出手段10や傾き検出手段11や入力内容
判断手段12や存在方向判断手段13や表示方向可変手
段16などは、ハードウェアあるいは図外のマイクロコ
ンピュータによるソフトウェアにより実現される。ペン
型指示装置1は、操作者の入力操作によりペン入力タブ
レット装置2の表面に近接または接触させられる。ペン
入力タブレット装置2は、ペン型指示装置1の移動に応
じて計算機18に操作者からの指示・入力を供給する。
表示装置3は、ペン入力タブレット装置2と一体に構成
されており、ペン入力タブレット装置2から計算機18
への指示・入力や計算機18からの応答などを表示す
る。ペン型指示装置1に内蔵された送受信コイル5は、
センサコイル6からの電磁界に影響を与え、センサコイ
ル6により検知される。多数のセンサコイル6は、送受
信コイル5を検知する。スイッチ手段7は、各センサコ
イル6を順次発信器8および受信器9に接続し、スキャ
ン動作を行わせる。発信器8は、所定周波数の高周波信
号をセンサコイル6に供給する。受信器9は、センサコ
イル6からの信号を受信する。位置検出手段10は、受
信器9からの信号に基づいて送受信コイル5すなわちペ
ン型指示装置1の位置を検出する。傾き検出手段11
は、受信器9からの信号に基づいてペン型指示装置1の
ペン入力タブレット装置2表面に対する傾きを検出す
る。入力内容判断手段12は、位置検出手段10からの
信号に基づいて、ペン型指示装置1の移動に対応する指
示・入力内容を判断する。存在方向判断手段13は、傾
き検出手段11からの信号に基づいて、ペン入力タブレ
ット装置2に対する操作者の存在方向を判断する。表示
手段15は、ペン型指示装置1の移動に対応する指示・
入力内容などを表示する。表示方向可変手段16は、表
示手段15の表示画面上の表示方向を可変させる。文字
認識部19は、位置検出手段10からの信号に基づい
て、ペン型指示装置1の移動に対応する文字を認識し、
また存在方向判断手段13からの信号に基づいて、入力
文字の認識方向を決定する。
説明する。図1は本発明の一実施例におけるペン入力装
置の構成図で、このペン入力装置は、ペン型指示装置1
と、ペン入力タブレット装置2と、表示装置3とを備え
ている。ペン型指示装置1は、送受信コイル5を内蔵し
ており、ペン入力タブレット装置2は、多数のセンサコ
イル6と、スイッチ手段7と、発信器8と、受信器9
と、位置検出手段10と、傾き検出手段11と、入力内
容判断手段12と、存在方向判断手段13とを備えてい
る。表示装置3は、表示手段15と、表示方向可変手段
16とを備えている。ペン入力タブレット装置2の入力
内容判断手段12は、小型の計算機18に接続されてお
り、文字認識部19を内蔵している。ペン入力タブレッ
ト装置2と表示装置3とは一体に構成されており、表示
手段15は液晶ディスプレイ装置などにより構成されて
いる。位置検出手段10や傾き検出手段11や入力内容
判断手段12や存在方向判断手段13や表示方向可変手
段16などは、ハードウェアあるいは図外のマイクロコ
ンピュータによるソフトウェアにより実現される。ペン
型指示装置1は、操作者の入力操作によりペン入力タブ
レット装置2の表面に近接または接触させられる。ペン
入力タブレット装置2は、ペン型指示装置1の移動に応
じて計算機18に操作者からの指示・入力を供給する。
表示装置3は、ペン入力タブレット装置2と一体に構成
されており、ペン入力タブレット装置2から計算機18
への指示・入力や計算機18からの応答などを表示す
る。ペン型指示装置1に内蔵された送受信コイル5は、
センサコイル6からの電磁界に影響を与え、センサコイ
ル6により検知される。多数のセンサコイル6は、送受
信コイル5を検知する。スイッチ手段7は、各センサコ
イル6を順次発信器8および受信器9に接続し、スキャ
ン動作を行わせる。発信器8は、所定周波数の高周波信
号をセンサコイル6に供給する。受信器9は、センサコ
イル6からの信号を受信する。位置検出手段10は、受
信器9からの信号に基づいて送受信コイル5すなわちペ
ン型指示装置1の位置を検出する。傾き検出手段11
は、受信器9からの信号に基づいてペン型指示装置1の
ペン入力タブレット装置2表面に対する傾きを検出す
る。入力内容判断手段12は、位置検出手段10からの
信号に基づいて、ペン型指示装置1の移動に対応する指
示・入力内容を判断する。存在方向判断手段13は、傾
き検出手段11からの信号に基づいて、ペン入力タブレ
ット装置2に対する操作者の存在方向を判断する。表示
手段15は、ペン型指示装置1の移動に対応する指示・
入力内容などを表示する。表示方向可変手段16は、表
示手段15の表示画面上の表示方向を可変させる。文字
認識部19は、位置検出手段10からの信号に基づい
て、ペン型指示装置1の移動に対応する文字を認識し、
また存在方向判断手段13からの信号に基づいて、入力
文字の認識方向を決定する。
【0010】次に動作を説明する。本実施例で採用した
電磁授受作用方式は、走査方向に沿ってペン入力タブレ
ット装置2内に細長い多数のセンサコイル6が縦横に埋
め込まれており、センサコイル6に発信器8からの高周
波をスイッチ手段7を介して流すことによりペン型指示
装置1に内蔵された送受信コイル5を共振させ、その後
ペン入力タブレット装置2内のセンサコイル6をスイッ
チ手段7を介して受信器9に接続することにより送受信
コイル5から受信するという動作を、各センサコイル6
に対して順次行う。そして図2の(A)に示すように、
ペン型指示装置1の位置は、ペン入力タブレット装置2
が縦横方向に並べられたセンサコイル6で受信し、その
受信信号が最も強い点を、受信器9からの信号により位
置検出手段10が特定することで検出する。そして操作
者がペン入力タブレット装置2の表面に沿ってペン型指
示装置1を移動させると、その位置情報が位置検出手段
10から入力内容判断手段12に供給され、入力内容判
断手段12がペン型指示装置1の移動に対応する入力・
指示内容を判断し、計算機18と表示手段15とに供給
する。
電磁授受作用方式は、走査方向に沿ってペン入力タブレ
ット装置2内に細長い多数のセンサコイル6が縦横に埋
め込まれており、センサコイル6に発信器8からの高周
波をスイッチ手段7を介して流すことによりペン型指示
装置1に内蔵された送受信コイル5を共振させ、その後
ペン入力タブレット装置2内のセンサコイル6をスイッ
チ手段7を介して受信器9に接続することにより送受信
コイル5から受信するという動作を、各センサコイル6
に対して順次行う。そして図2の(A)に示すように、
ペン型指示装置1の位置は、ペン入力タブレット装置2
が縦横方向に並べられたセンサコイル6で受信し、その
受信信号が最も強い点を、受信器9からの信号により位
置検出手段10が特定することで検出する。そして操作
者がペン入力タブレット装置2の表面に沿ってペン型指
示装置1を移動させると、その位置情報が位置検出手段
10から入力内容判断手段12に供給され、入力内容判
断手段12がペン型指示装置1の移動に対応する入力・
指示内容を判断し、計算機18と表示手段15とに供給
する。
【0011】一方、実際にペン型指示装置1を使う場
合、ペン型指示装置1を垂直に立てることは少なく、図
2の(B)に示すようにある程度の角度がつく。そし
て、ペン型指示装置1に内蔵された送受信コイル5に近
いほどペン入力タブレット装置2内のセンサコイル6が
受信する信号レベルが高いため、図2の(B)に示すよ
うにペン型指示装置1を傾けた方向に信号レベルが強く
検出されることになる。このような原理により、図2の
(C)に示すように、ペン入力タブレット装置2の走査
方向に沿って4方向のペン型指示装置1の傾きを検出す
ることができる。すなわち、受信器9からの信号により
傾き検出手段11がペン型指示装置1のペン入力タブレ
ット装置2に対する傾きを検出し、その検出信号に基づ
いて、存在方向判断手段13がペン入力タブレット装置
2に対する操作者の存在方向を判断して、判断結果を入
力内容判断手段12と表示方向可変手段16とに供給す
る。これにより表示方向可変手段16は、操作者の存在
方向に応じて表示手段15の表示方向を変更する。例え
ば図3の(A)と(B)とは、ペン入力タブレット装置
2に対する操作者の位置に応じてペン型指示装置1の傾
きが異なっており、それに応じて表示装置3の表示手段
15の表示画面21上の表示部22の表示方向が変化す
ることを示している。なお表示画面21は、ペン入力タ
ブレット装置2の透明部分を通して操作者に見えてい
る。
合、ペン型指示装置1を垂直に立てることは少なく、図
2の(B)に示すようにある程度の角度がつく。そし
て、ペン型指示装置1に内蔵された送受信コイル5に近
いほどペン入力タブレット装置2内のセンサコイル6が
受信する信号レベルが高いため、図2の(B)に示すよ
うにペン型指示装置1を傾けた方向に信号レベルが強く
検出されることになる。このような原理により、図2の
(C)に示すように、ペン入力タブレット装置2の走査
方向に沿って4方向のペン型指示装置1の傾きを検出す
ることができる。すなわち、受信器9からの信号により
傾き検出手段11がペン型指示装置1のペン入力タブレ
ット装置2に対する傾きを検出し、その検出信号に基づ
いて、存在方向判断手段13がペン入力タブレット装置
2に対する操作者の存在方向を判断して、判断結果を入
力内容判断手段12と表示方向可変手段16とに供給す
る。これにより表示方向可変手段16は、操作者の存在
方向に応じて表示手段15の表示方向を変更する。例え
ば図3の(A)と(B)とは、ペン入力タブレット装置
2に対する操作者の位置に応じてペン型指示装置1の傾
きが異なっており、それに応じて表示装置3の表示手段
15の表示画面21上の表示部22の表示方向が変化す
ることを示している。なお表示画面21は、ペン入力タ
ブレット装置2の透明部分を通して操作者に見えてい
る。
【0012】さらに、入力内容判断手段12の文字認識
部19は、存在方向判断手段13からの判断結果に応じ
て文字認識の方向を変更する。したがって、ペン入力タ
ブレット装置2に対する操作者の存在方向にかかわら
ず、文字を正しく認識できる。次に上記ペン入力装置の
動作の要点を図4および図5のフローチャートを参照し
ながら説明する。
部19は、存在方向判断手段13からの判断結果に応じ
て文字認識の方向を変更する。したがって、ペン入力タ
ブレット装置2に対する操作者の存在方向にかかわら
ず、文字を正しく認識できる。次に上記ペン入力装置の
動作の要点を図4および図5のフローチャートを参照し
ながら説明する。
【0013】図4は表示画面21上の表示部22の表示
方向を変更する動作を説明するフローチャートで、先ず
ペン入力タブレット装置2に対するペン型指示装置1の
位置および傾きを検出し(ステップS1)、次に該当ウ
インドウ例えば表示部22を回転させる必要があるか否
かを判断し(ステップS2)、回転させる必要があると
判断すればグラフィック情報を回転させ(ステップS
3)、次にテキストフォント選択位置情報を回転させ
(ステップS4)、次に表示画面21上に表示部22を
表示する(ステップS5)。なおステップS2におい
て、該当ウインドウを回転させる必要がないと判断すれ
ば、ステップS5に進む。
方向を変更する動作を説明するフローチャートで、先ず
ペン入力タブレット装置2に対するペン型指示装置1の
位置および傾きを検出し(ステップS1)、次に該当ウ
インドウ例えば表示部22を回転させる必要があるか否
かを判断し(ステップS2)、回転させる必要があると
判断すればグラフィック情報を回転させ(ステップS
3)、次にテキストフォント選択位置情報を回転させ
(ステップS4)、次に表示画面21上に表示部22を
表示する(ステップS5)。なおステップS2におい
て、該当ウインドウを回転させる必要がないと判断すれ
ば、ステップS5に進む。
【0014】図5は文字認識部19による文字認識方向
および表示画面21上の表示部22の表示方向を変更す
る動作を説明するフローチャートで、先ずペン入力タブ
レット装置2に対するペン型指示装置1の位置および傾
きを検出し(ステップS11)、次に文字認識方向を変
える必要があるか否かを判断し(ステップS12)、変
える必要があると判断すれば天地情報を変更し(ステッ
プS13)、次に位置検出手段10からの検出信号を入
力し(ステップS14)、文字認識を行う(ステップS
15)。次に表示方向も変える必要があるか否かを判断
し(ステップS16)、変える必要があると判断すれば
テキストフォント選択位置情報を回転させ(ステップS
17)、次に表示画面21上に認識結果を表示する(ス
テップS18)。なおステップS16において、表示方
向を変える必要がないと判断すれば、ステップS18に
進む。またステップS12において、文字認識方向を変
える必要がないと判断すれば、ステップS14に進む。
および表示画面21上の表示部22の表示方向を変更す
る動作を説明するフローチャートで、先ずペン入力タブ
レット装置2に対するペン型指示装置1の位置および傾
きを検出し(ステップS11)、次に文字認識方向を変
える必要があるか否かを判断し(ステップS12)、変
える必要があると判断すれば天地情報を変更し(ステッ
プS13)、次に位置検出手段10からの検出信号を入
力し(ステップS14)、文字認識を行う(ステップS
15)。次に表示方向も変える必要があるか否かを判断
し(ステップS16)、変える必要があると判断すれば
テキストフォント選択位置情報を回転させ(ステップS
17)、次に表示画面21上に認識結果を表示する(ス
テップS18)。なおステップS16において、表示方
向を変える必要がないと判断すれば、ステップS18に
進む。またステップS12において、文字認識方向を変
える必要がないと判断すれば、ステップS14に進む。
【0015】このように、ペン入力タブレット装置2に
対するペン型指示装置1の傾きから操作者の存在方向を
判断するので、表示装置3による表示や文字認識部19
による文字認識の方向を操作者の存在方向に応じて変更
できることから、ペン型指示装置1によって計算機18
に何かを指示したり入力を行なう場合に、ペン入力タブ
レット装置2の向きを考慮することなく、自由に指示お
よび入力を行なうことができる。
対するペン型指示装置1の傾きから操作者の存在方向を
判断するので、表示装置3による表示や文字認識部19
による文字認識の方向を操作者の存在方向に応じて変更
できることから、ペン型指示装置1によって計算機18
に何かを指示したり入力を行なう場合に、ペン入力タブ
レット装置2の向きを考慮することなく、自由に指示お
よび入力を行なうことができる。
【0016】なお上記実施例においては、ペン型指示装
置1の傾きに応じて操作者の存在方向を4方向のいずれ
かとして判断し、それに応じて表示画面21上の表示部
22の表示方向を4方向に切り換えたが、本発明はこの
ような構成に限定されるものではなく、例えばペン型指
示装置1の傾きに応じて操作者の存在方向を任意の方向
に判断し、それに応じて表示画面21上の表示部22の
表示方向を任意方向に切り換えるように構成してもよ
い。さらに、ペン型指示装置1の傾きと表示部22の表
示方向との対応付けを任意に行なえるように構成しても
よい。
置1の傾きに応じて操作者の存在方向を4方向のいずれ
かとして判断し、それに応じて表示画面21上の表示部
22の表示方向を4方向に切り換えたが、本発明はこの
ような構成に限定されるものではなく、例えばペン型指
示装置1の傾きに応じて操作者の存在方向を任意の方向
に判断し、それに応じて表示画面21上の表示部22の
表示方向を任意方向に切り換えるように構成してもよ
い。さらに、ペン型指示装置1の傾きと表示部22の表
示方向との対応付けを任意に行なえるように構成しても
よい。
【0017】また上記実施例においては、文字認識を行
なわせる方向と表示部22の表示方向とを一致させた
が、必ずしもこのように構成する必要はない。さらに、
文字認識の方向を可変させる機能は必ずしも設ける必要
はない。また上記実施例においては、位置検出手段10
や傾き検出手段11や入力内容判断手段12や存在方向
判断手段13や表示方向可変手段16をペン入力タブレ
ット装置2に設けたが、本発明はこのような構成に限定
されるものではなく、これらの一部あるいは全部の機能
を計算機18により実現してもよい。
なわせる方向と表示部22の表示方向とを一致させた
が、必ずしもこのように構成する必要はない。さらに、
文字認識の方向を可変させる機能は必ずしも設ける必要
はない。また上記実施例においては、位置検出手段10
や傾き検出手段11や入力内容判断手段12や存在方向
判断手段13や表示方向可変手段16をペン入力タブレ
ット装置2に設けたが、本発明はこのような構成に限定
されるものではなく、これらの一部あるいは全部の機能
を計算機18により実現してもよい。
【0018】また上記実施例においては、ペン型指示装
置1の検出方式として電磁授受作用方式を採用したが、
本発明はこのような構成に限定されるものではなく、他
の検出方式を採用してもよい。
置1の検出方式として電磁授受作用方式を採用したが、
本発明はこのような構成に限定されるものではなく、他
の検出方式を採用してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ペ
ン型指示装置と、ペン型指示装置が近接または接触する
ペン入力タブレット装置と、ペン入力タブレット装置と
一体に構成された表示装置と、ペン型指示装置がペン入
力タブレット装置に近接または接触することにより、ペ
ン型指示装置の位置を検出する位置検出手段と、ペン型
指示装置がペン入力タブレット装置に近接または接触す
ることにより、ペン入力タブレット装置に対するペン型
指示装置の傾きを検出する傾き検出手段と、位置検出手
段による検出結果に基づいてペン型指示装置の移動に対
応する入力内容を判断する入力内容判断手段と、傾き検
出手段による検出結果に基づいてペン型指示装置の操作
者の存在方向を判断する存在方向判断手段と、表示装置
の表示画面上の表示方向を可変させる表示方向可変手段
とを備えたので、ペン入力タブレット装置に対するペン
型指示装置の傾きから操作者の存在方向を判断すること
から、表示装置による表示や文字認識部による文字認識
の方向を操作者の存在方向に応じて自動的に変更するこ
とが可能になる。したがって、ペン型指示装置によって
計算機に何かを指示したり入力を行なう場合に、ペン入
力タブレット装置の向きを考慮することなく、自由に指
示および入力を行なうことができる。
ン型指示装置と、ペン型指示装置が近接または接触する
ペン入力タブレット装置と、ペン入力タブレット装置と
一体に構成された表示装置と、ペン型指示装置がペン入
力タブレット装置に近接または接触することにより、ペ
ン型指示装置の位置を検出する位置検出手段と、ペン型
指示装置がペン入力タブレット装置に近接または接触す
ることにより、ペン入力タブレット装置に対するペン型
指示装置の傾きを検出する傾き検出手段と、位置検出手
段による検出結果に基づいてペン型指示装置の移動に対
応する入力内容を判断する入力内容判断手段と、傾き検
出手段による検出結果に基づいてペン型指示装置の操作
者の存在方向を判断する存在方向判断手段と、表示装置
の表示画面上の表示方向を可変させる表示方向可変手段
とを備えたので、ペン入力タブレット装置に対するペン
型指示装置の傾きから操作者の存在方向を判断すること
から、表示装置による表示や文字認識部による文字認識
の方向を操作者の存在方向に応じて自動的に変更するこ
とが可能になる。したがって、ペン型指示装置によって
計算機に何かを指示したり入力を行なう場合に、ペン入
力タブレット装置の向きを考慮することなく、自由に指
示および入力を行なうことができる。
【図1】本発明の一実施例におけるペン入力装置の構成
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例におけるペン入力装置の動作
の説明図である。
の説明図である。
【図3】操作者の存在方向と表示画面上の表示方向との
関係の説明図である。
関係の説明図である。
【図4】表示画面上の表示部の表示方向を変更する動作
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図5】文字認識部による文字認識方向および表示画面
上の表示部の表示方向を変更する動作を説明するフロー
チャートである。
上の表示部の表示方向を変更する動作を説明するフロー
チャートである。
【図6】従来のペン入力装置の概念説明図である。
【図7】従来のペン入力装置の表示画面の説明図であ
る。
る。
1 ペン型指示装置 2 ペン入力タブレット装置 3 表示装置 10 位置検出手段 11 傾き検出手段 12 入力内容判断手段 13 存在方向判断手段 16 表示方向可変手段 19 文字認識部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−171321(JP,A) 特開 平4−36828(JP,A) 特開 平5−73203(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 G06F 3/03 - 3/033 G06F 3/14 - 3/153
Claims (6)
- 【請求項1】 ペン型指示装置と、 前記ペン型指示装置が近接または接触するペン入力タブ
レット装置と、 前記ペン入力タブレット装置と一体に構成された表示装
置と、 前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレット装置に近
接または接触することにより、前記ペン型指示装置の位
置を検出する位置検出手段と、 前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレット装置に近
接または接触することにより、前記ペン入力タブレット
装置に対する前記ペン型指示装置の傾きを検出する傾き
検出手段と、 前記位置検出手段による検出結果に基づいて前記ペン型
指示装置の移動に対応する入力内容を判断する入力内容
判断手段と、 前記傾き検出手段による検出結果に基づいて前記ペン型
指示装置の操作者の存在方向を判断する存在方向判断手
段と、 前記表示装置の表示画面上の表示方向を可変させる表示
方向可変手段とを備え、前記存在方向判断手段による判断結果に基づいて、前記
表示方向可変手段が表示装置の表示画面上の表示方向を
可変させる構成とし たことを特徴とするペン入力装置。 - 【請求項2】 入力内容判断手段が、存在方向判断手段
による判断結果に基づいて入力文字の認識方向を決定す
る機能を備えた文字認識部を有する構成としたことを特
徴とする請求項1に記載のペン入力装置。 - 【請求項3】 ペン型指示装置と、 前記ペン型指示装置が近接または接触するペン入力タブ
レット装置と、 前記ペン入力タブレット装置と一体に構成された表示装
置と、 前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレット装置に近
接または接触することにより、前記ペン型指示装置の位
置を検出する位置検出手段と、 前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレット装置に近
接または接触することにより、前記ペン入力タブレット
装置に対する前記ペン型指示装置の傾きを検出する傾き
検出手段と、 前記位置検出手段による検出結果に基づいて前記ペン型
指示装置の移動に対応する入力内容を判断する入力内容
判断手段と、 前記傾き検出手段による検出結果に基づいて前記ペン型
指示装置の操作者の存在方向を判断する存在方向判断手
段とを備え、 前記入力内容判断手段が、前記存在方向判断手段による
判断結果に基づいて入力文字の認識方向を決定する機能
を備えた文字認識部を有する構成としたことを特徴とす
るペン入力装置。 - 【請求項4】 ペン型指示装置と、前記ペン型指示装置
が近接または接触するペン入力タブレット装置と、前記
ペン入力タブレット装置と一体に構成された表示装置と
を用いてペン入力するペン入力方法であって、 前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレット装置に近
接または接触することにより、前記ペン型指示装置の位
置を検出する位置検出ステップと、 前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレット装置に近
接または接触することにより、前記ペン入力タブレット
装置に対する前記ペン型指示装置の傾きを検出する傾き
検出ステップと、 前記位置検出ステップによる検出結果に基づいて前記ペ
ン型指示装置の移動に対応する入力内容を判断する入力
内容判断ステップと、 前記傾き検出ステップによる検出結果に基づいて前記ペ
ン型指示装置の操作者の存在方向を判断する存在方向判
断ステップと、 前記存在方向判断手段による判断結果に基づいて、前記
表示装置の表示画面上の表示方向を可変させる表示方向
可変ステップとを有することを特徴とするペン入力方
法。 - 【請求項5】 入力内容判断ステップが、存在方向判断
ステップによる判断結果に基づいて入力文字の認識方向
を決定する文字認識サブステップを有することを特徴と
する請求項4に記載のペン入力方法。 - 【請求項6】 ペン型指示装置と、前記ペン型指示装置
が近接または接触するペン入力タブレット装置と、前記
ペン入力タブレット装置と一体に構成された表示装置と
を用いてペン入力するペン入力方法であって、 前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレット装置に近
接または接触すること により、前記ペン型指示装置の位
置を検出する位置検出ステップと、 前記ペン型指示装置が前記ペン入力タブレット装置に近
接または接触することにより、前記ペン入力タブレット
装置に対する前記ペン型指示装置の傾きを検出する傾き
検出ステップと、 前記位置検出ステップによる検出結果に基づいて前記ペ
ン型指示装置の移動に対応する入力内容を判断する入力
内容判断ステップと、 前記傾き検出ステップによる検出結果に基づいて前記ペ
ン型指示装置の操作者の存在方向を判断する存在方向判
断ステップとを有し、 前記入力内容判断ステップが、前記存在方向判断ステッ
プによる判断結果に基づいて入力文字の認識方向を決定
する文字認識サブステップを有することを特徴とするペ
ン入力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4872792A JP3161794B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | ペン入力装置及びペン入力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4872792A JP3161794B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | ペン入力装置及びペン入力方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250090A JPH05250090A (ja) | 1993-09-28 |
JP3161794B2 true JP3161794B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=12811328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4872792A Expired - Fee Related JP3161794B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | ペン入力装置及びペン入力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161794B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000076380A (ja) * | 1998-08-31 | 2000-03-14 | Casio Comput Co Ltd | 手書き文字入力装置及び記憶媒体 |
JP4786292B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2011-10-05 | シャープ株式会社 | 情報処理装置、階層情報出力方法及びプログラム |
US8860676B2 (en) * | 2010-01-26 | 2014-10-14 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Display control device, method, program, and integrated circuit |
KR101417332B1 (ko) * | 2012-08-31 | 2014-07-09 | 주식회사 팬택 | 화면 표시 장치 및 상기 장치의 동작 방법 |
JP6757114B2 (ja) * | 2014-06-03 | 2020-09-16 | シャープ株式会社 | 入力表示装置 |
KR102411868B1 (ko) | 2014-11-28 | 2022-06-23 | 삼성전자주식회사 | 전자장치 및 그래픽 오브젝트 표시 방법 |
JP6549776B2 (ja) * | 2018-10-12 | 2019-07-24 | シャープ株式会社 | 入力表示装置 |
JP7452155B2 (ja) * | 2019-04-11 | 2024-03-19 | 株式会社リコー | 手書き入力装置、手書き入力方法、プログラム |
JP6850334B1 (ja) * | 2019-11-19 | 2021-03-31 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 情報処理装置及びその入力制御方法 |
JP2023044182A (ja) * | 2021-09-17 | 2023-03-30 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 情報処理装置、及び制御方法 |
-
1992
- 1992-03-05 JP JP4872792A patent/JP3161794B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05250090A (ja) | 1993-09-28 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |