JP3161758U - 折りたたみ容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】一動作で器の状態に復元可能な折りたたみ機能を有し、少ない部品点数でも強度を保ち、安定性を向上させ、安く使い捨てできる衛生的な折りたたみ容器を提供する。【解決手段】頂点の数が六つ以上の偶数の多角形の断面をもつ筒が、上下どちらかもしくは両方の開口部を、壁面の開口部付近を隣り合う面同士二つ一組で貼り合わせて、Y字型やX字型のような放射状になるように閉じ、置く際には足を兼ねる構造を持つ。開口部を閉じる前は全て山折りである辺が底や蓋を作るために開口部を放射状に閉じるため谷折りに変化するその境界を頂点とし、両隣の山折りのままの辺の上に端点を持つ、閉じた開口部の方向に70度前後の角度に開いた、山折りの線分からなる構造によって容器としての形状を保つ。【選択図】図1

Description

本考案は、一枚の部品だけで構成され、折りたたまれた状態から一動作で使用可能に出来、開いていればスタッキングも可能な、水を入れられる、紙やポリプロピレンと言った折り曲げ可能な素材で出来た容器に関するものである。
既存の紙コップや容器は、スタッキングによって効率的に収納できても、たためないため一つ分のサイズ よりコンパクトにはならなかった。そのため、ひとつ、二つと言った単位での携帯がしにくく、スペースが多く必要である。逆に、既存の折りたたみの可能な器は複雑な構造や手順を必要としたり、強度的に不安があったり、部品点数が多かったり、自立しにくく不安定なバランスだった。
類似製品発見できず
類似特許発見できず
既存の紙コップは、大量に持ち運ぶ際に大きなスペースを必要とし、一つ単位での持ち運びもかさばって不便である。しかし、省スペース化を図った既存の折りたたみ容器もまた、複雑さやもろさ、不安定さ、操作の難解さ、余計な製造コストの増加といった問題を抱えている。従って、折り畳みによって紙コップの欠点を改善しつつ、簡単な構造、少ない部品点数、容易な操作を独自の折り方と、壁面を合わせて底を作り、それを同時に三本の足として利用することによって解決するものである。
本考案は一枚の扇状の紙を折って六角形の断面を持つ筒状にし、底の穴を壁面同士をY字型に閉じることで塞ぐとともに安定した三本の足とする。それによって一つの部品だけで底のある器を作ることができ、またその器は完全に平らにたたむことができるうえ、三つの足部分のうちたたまれて重なっている二つをつまんで広げることで一動作でまた広げることができる。これにより、単純で頑健な構造と、少ない材料と製造プロセスによる安価な製造コスト、折り畳みによる携帯時の省スペースさ、三本足による安定性を実現し、問題を解決している。
上述のように、本考案の折りたたみ容器は一つからの持ち運びはもちろん数十個単位での持ち運びにも従来の紙容器より圧倒的に少ないスペースで済み、また足をつまんで広げるという展開方法により、災害時などの衛生環境が悪い場面でも器の内側に汚れた手で触れずに器を展開できる。さらに、従来の紙容器は底と壁の二パーツから出来ているか、一部品の場合、自立しなかったり不安定であるが、本考案は一パーツである上、平らなテーブル等がないアウトドアや災害時の環境下でも三本足により置く場所を選ばず自立し安定する。また、たためばとても薄いため、大型の紙パックや瓶の飲み物などにストロー代わりに貼り付けても商品の体積が増さず、運搬効率を下げることなく器を商品に付加し、買ってすぐ飲めるようにでき、商品価値を上げられる。しかもストローと違い、たたんでまた仕舞う事が可能である。ポップコーンやフライドポテトのようなファーストフードの容器や茶碗、汁物碗としてもサイズを大型化することで同一の構造で使用でき、他に類を見ない汎用性と安定性、強度、コストパフォーマンス、省スペースさを持つ。
器を組み立てた状態を示した図である 器の展開図を示した平面図である 展開図を折り曲げて器に組み立てる際の折り方を示した図である 器を組み立てた状態を真下からの視点で示した図である 器を組み立て、たたんだ状態を示した図である たたんだ器を箱に多量に収めている図を示した図である たたんだ器を展開する工程を示した図である
上下の開いた六角柱の角を、それぞれ順に1から6とする。1と3と5の角それぞれについて、角に隣接する両側の面を下から一センチほど貼り合わせる。この一センチという数値は器のサイズにより可変であるが、説明の便宜上一センチとする。すると、Y字型に壁面が閉じ、Y字型に並んだ三本の足を持つ底面となり、開いた六角柱が三脚の器へ変る。面が張り合わされたことで、角2、4、6は上辺に近い側では山折だが、途中から谷折になる。このとき、角2、4、6のいずれかを谷折にすることで、平らにたたむことができる。たたまれて重なりあった二本の足をつまんで両側に開くことで、谷折にした角に力が加わり、パコッという手ごたえとともにふたたび器の形へ戻る。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。まず、図2で示されている扇状の展開図の1Aと1Bを貼り合わせる。さらに、1Aと1B、2Aと2B、3Aと3Bをそれぞれ貼り合わせることで、スクリューのようにゆるくねじれたy字型の三本足と底面ができる。これにより、図1で示されているような器が完成する。図3と図4はそれぞれ、貼り合わせる際の各辺の折り曲げかたと、張り合わせ後の下から見た底面の様子を示している。
5、6、7の各辺(断面の六角柱の角となる部分)は、器として組上げた際にはそれぞれ8、9、10を境として上が山折、下が谷折となる。また、この5、6、7のいずれかの上半分、つまり山折部分を谷折にすることで、器の状態から折りたたむことが可能である。図5は折りたたまれた状態を示している。折りたたんだ状態であれば、図6に示すように小さな箱に大量につめることが可能である。
図7は、折りたたんだ器をもう一度広げるためのプロセスを示している。図5で示されているように三本の足のうち二本が重なっている部分、すなわち図5の場合では3と4を、図7の11のように確認する。次に、図7の12のようにその重なっている足をつまむ。そして、図7の13のように両側へ引き離すように引っ張る。すると、図7の14のように、図1とおなじ器の状態へ戻る。このプロセスが示すように、つまんで開くという単純な一つの動作のみで折りたたんだ器を開くことが可能である。この構造の成立には、図2の展開図で示されている15、10、16の三点が作る角度が70度前後であることが重要であり、大きすぎたり小さすぎたりするとつまんで開くことができなくなる。16、8、17および17、9、15の角度についても、同様である。
器の口の部分に角があるため、それを使って液体を注ぎやすい。このことから、検尿用の使い捨てカップや計量カップとしての利用も考えられる。また、たたんだ状態で粉末のスープなどを入れてシールなどで口を塞いでおくことで、非常に省スペースなインスタントスープ等の商品も可能である。考案の効果の項目で述べたような、飲料の付属物やファーストフード等大量消費する使い捨て器としての機能も場所をとらないため優れている。飛行機や列車のような積み込める物資の量に限界がある環境でも十分な量を少ないスペースで用意でき、廃棄の際にもたたむことでごみとしての体積を取らないので、そういった空間での乗客へのサービスにも適している。他に、災害時やアウトドアの際の器としても、鞄の中を占領せずに十分な量を持ち運べ、カップの内側に触れずに衛生的に展開でき、適している。また部品点数の少なさや製造工程の単純さ、搬送の際の体積効率からコストパフォーマンスに優れるため、衛生的な面から使い捨てがふさわしい医療現場や災害現場での利用にも適している。
1 扇状の展開図を六角柱にする際の張り合わせ面
2 六角柱の底を閉じ、器の底兼足にするための張り合わせ面
3 六角柱の底を閉じ、器の底兼足にするための張り合わせ面
4 六角柱の底を閉じ、器の底兼足にするための張り合わせ面
5 六角柱を構成する6辺のうち、途中で折り方向が変る辺
6 六角柱を構成する6辺のうち、途中で折り方向が変る辺
7 六角柱を構成する6辺のうち、途中で折り方向が変る辺
8 5の辺の折り方向が変わる点
9 6の辺の折り方向が変わる点
10 7の辺の折り方向が変わる点
11 右手で折りたたまれた器を持っている状態
12 両手で器の重なった二つの足をつまんでいる状態
13 12でつまんだ二つの足を両側に開いている状態
14 13により器としての、自立し液体を保持する構造が復帰した状態
15 構造の重要な部分である角度を構成する三点のうちの一つ
16 構造の重要な部分である角度を構成する三点のうちの一つ
17 構造の重要な部分である角度を構成する三点のうちの一つ

Claims (1)

  1. 六角の筒の壁面をY字型に閉じて貼り合わせ作った、底(または蓋、もしくは蓋と底の両方)と三本の足を兼ねる構造を持ち、一辺を谷折りすることで構造を破壊せずに折りたたまれ、足をつまんで広げることで一動作により再び開くことができる、一つの部品だけで出来た折りたたみ容器
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