JP3161619U - 座椅子 - Google Patents

座椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP3161619U
JP3161619U JP2010003427U JP2010003427U JP3161619U JP 3161619 U JP3161619 U JP 3161619U JP 2010003427 U JP2010003427 U JP 2010003427U JP 2010003427 U JP2010003427 U JP 2010003427U JP 3161619 U JP3161619 U JP 3161619U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
waist
chair
sitting
seat chair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010003427U
Other languages
English (en)
Inventor
小川 保
保 小川
Original Assignee
株式会社サーメル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サーメル filed Critical 株式会社サーメル
Priority to JP2010003427U priority Critical patent/JP3161619U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3161619U publication Critical patent/JP3161619U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

【課題】通常の座姿勢においては腰部への負担軽減を実現するとともに、多種多様な柔軟運動やストレッチ運動を一人で行うことができる座椅子を提供する。【解決手段】座部1と、該座部の後方より立設された支柱3と、該支柱の上部に取り付けられ、該支柱より左右方向に突出して設けられた腰当部2からなる座椅子であって、前記支柱3の下部には転倒防止突起4が後方に突出して設けたことを特徴として座椅子を構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、座姿勢における腰部への負担軽減を実現し、一人で柔軟運動やストレッチ運動を行うことができる機能を備えた座椅子の構造に関するものである。
従来の座椅子は「座って楽」ということを主な目的とし、休息時には、より身体が楽になるようにと、仰臥姿勢又は横臥姿勢が可能なもの、あるいはマッサージ機能が付いたもの等があったが、いずれも座椅子の使用者を静的に捉えていた。
一方、座椅子の使用者を動的に捉えたものとしては、屈伸運動や腹筋運動を一人で可能とするものがあったが、出来る運動が限られることや、座り直しが必要であるなど、機能的に制約を伴うものであった。また、運動機能を有する従来の座椅子は、運動時の機能を重要視するあまり、通常の座姿勢の際の腰部に対する負担軽減については、おろそかになりがちであった(特許文献1、2参照)。
特開2004−305647号 特開2007−202760号
従って、本考案は、通常の座姿勢においては腰部への負担軽減を実現するとともに、多種多様な柔軟運動やストレッチ運動を一人で行うことができる座椅子を提供することをその課題とするものである。
本考案は、上記課題を解決するものであり、座部と、該座部の後方より立設された支柱と、該支柱の上部に取り付けられ、該支柱より左右方向に突出して設けられた腰当部からなる座椅子であって、前記支柱の下部には転倒防止突起が後方に突出して設けられていることを特徴とする座椅子である。
本考案に係る座椅子は、多くの座姿勢が可能であり、その座姿勢を続けることにより生じる腰の特定部位への負荷は若干の身体移動で中断又は軽減出来る。また、その座姿勢毎に多くの柔軟運動やストレッチ運動が出来、さらにその運動を効果的に行うには逃げてしまっては困る身体部位の固定が工夫可能であり、さらに、座椅子の腰当部に手を掛けて押したり、引いたりすることで、その運動における負荷をより大きくするなどして、パートナー無しでは難しい運動も一人で行うことができる。
本考案に係る座椅子の後方からの斜視図。 本考案に係る座椅子の骨組みの後方からの斜視図 本考案に係る座椅子を使用した座姿勢の一態様を表した図。 本考案に係る座椅子を使用した座姿勢の別の態様を表した図。 本考案に係る座椅子を使用した座姿勢の別の態様を表した図。 本考案に係る座椅子を使用した運動の一態様を表した図。 本考案に係る座椅子を使用した運動の別の態様を表した図。 本考案に係る座椅子を使用した運動の別の態様を表した図。 本考案に係る座椅子を使用した運動の別の態様を表した図。
以下、本考案の座椅子の一実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本考案に係る座椅子の後方からの斜視図である。図中、1は座部、2は腰当部、3は支柱、4は転倒防止突起、11は座面、Xは座面より腰当部の上面までの距離をそれぞれ示す。
図1に示すように、本考案に係る座椅子は、略矩形の座部1と、その座部1の後部から立設された支柱3と、その支柱3の上部に取り付けられた腰当部2とからなる。腰当部2は支柱3の左右に突出するよう設けられている。腰当部2は、座姿勢において腰部を適切に支持するとともに、運動時にはこの腰当部2を掴んで押すあるいは引くことにより、体の特定の部位にかける負荷を調整することができる。さらに、支柱3の下部には、転倒防止突起4が後方に突出して設けられている。このように、転倒防止突起4が後方に突出していることにより、運動時に腰当部2に体重をかけた場合に座椅子が後方に転倒することを防止することができる。
座面11より腰当部2の上面までの距離Xは任意であるが、座姿勢における腰部への負担軽減や、後述する各種運動の効果を十分に引き出すためには、その範囲を18cmないし25cmとすることが望ましい。また、腰当部2の幅については、同様の理由により、45cm以下とすることが望ましい。
図2は、本考案に係る座椅子の骨組みを表した斜視図である。図中、12は座部フレーム、31は支柱フレーム、32は枢設部、41は転倒防止突起骨部をそれぞれ示す。本考案に係る座椅子は、その基本的な骨組みをスチール製のパイプおよびプレートからなるフレームで構成し、かかる骨組みの上から、ウレタンなどの弾力性を有するカバー生地を被せて使用する。
本実施態様の支柱フレーム31は、座部フレーム12に対し、枢設部32を介して角度を調整できるよう枢設されている。かかる角度は任意に設定可能であるが、本実施態様のものは、収納時に支柱フレーム31を後方に倒して座部フレーム12に対し平行方向に伸ばすことが可能となっており、よって、支柱3は座部1に対しておよそ90度ないし180度の範囲で調整可能となっている。
次に、本考案に係る座椅子の具体的な使用方法について説明する。図3ないし図5は、本考案に係る座椅子を使用した座姿勢の態様を表した図である。図3のように本発明の座椅子に深く座った場合、使用者の骨盤上部から腰椎の下部辺りが、座椅子の腰当部2に寄り掛り、支えられているが、この姿勢から使用者が上半身を後傾すると、その上半身は腰当部2に乗り掛る状態となる。すなわち、本座椅子の使用者は、深い座り姿勢の時に、上半身を後傾して座椅子の腰当部に乗り掛ることで腰部に加わる負荷を中断したり、軽減したり出来る。
また、図4のように浅く座った姿勢では、上半身は座椅子の腰当部3に乗り掛っているので腰への負荷は小さい。さらに腰当部3は力学的に支点となっているので臀部の滑りもなく、また、上半身の反りだけではなく腹圧の調整でも、腰部に加わる負荷のコントロールが出来る。
本考案に係る座椅子を使った正座では、一般の正座や正座用椅子による正座と異なり、図5のような臀部を後方斜め下から支え、臀部が踵に若干触れる程度の正座姿勢を可能とする。この正座姿勢は骨盤が立ち易いだけでなく背筋も伸び、又股関節の可動による重心移動が全方向に行ない易いので、腰椎の椎間板の特定部位に負荷が加わり続かないようにコントロール出来る。
次に、本考案に係る座椅子を使用した運動の具体例について、図6ないし図9により説明する。本発明の座椅子による伸身の前屈では、図6のように、脚を伸ばして深く座った姿勢から両手で座椅子の腰当部を掴み、胸を開いて腰を伸ばし、骨盤が立って臀部が浮きぎみになるように腕に力を入れる。そして、股関節のみ曲げる意識で座椅子の腰当部2を後方に押し、さらに両腕が背中に覆い被さり、胸椎が曲がらないように両肘を伸ばしていく(図7)。以上のような股関節の柔軟性を高めるための伸身の前屈運動では、股関節への意識を明確にし、先に曲がり易い腰椎や胸椎を伸ばしておくことで股関節に効率的に負荷を与え、かつ座椅子の腰当部を後方に押すことでパートナー無しでも強い負荷を加えることが可能となる。このような前屈運動は他の座姿勢、例えば図8のような開脚、足裏を合わせた座姿勢、また片膝を立てた座姿勢であっても、同じ要領で効率的な強い負荷を加えることが出来る。
さらに、図9のように、左腕は出来るだけ鎖骨の延長線上になるように伸ばし、左肘と左膝を合わせ、左臀部の内転により左膝で押し、左側腹部を伸ばしながら左上半身を強く捻る。また、座椅子の腰当部2の上に置いた腕に乗り掛り、右側腹部を伸ばしながら上半身の右側腹部がより捻じれるように右腕に力を入れる。これらの運動は骨盤を固定した状態で左右の側腹部を伸ばしながら両腕と片方の脚の力を十分に加える事が出来るので効率的な強い捻りを生むことが出来る。さらにこの運動は、側腹部のストレッチや肋骨・肩甲骨・肩関節の可動性を高める効果もある。このように、本考案に係る座椅子を使って上半身を捻る運動もいろいろな座姿勢からできるが、骨盤を固定する事により効率的に負荷を加えることができ、かつ座椅子の腰当部を押したり、引いたりすることにより大きな力を加えることができる。
1……座部
2……腰当部
3……支柱
4……転倒防止突起
11……座面
12……座部フレーム
31……支柱フレーム
32……枢設部
41……転倒防止突起骨部
X……座面より腰当部の上面までの距離


Claims (4)

  1. 座部と、該座部の後部より立設された支柱と、該支柱の上部に取り付けられ、該支柱より左右方向に突出して設けられた腰当部からなる座椅子であって、前記支柱の下部には転倒防止突起が後方に突出して設けられていることを特徴とする座椅子。
  2. 前記座部の座面より前記腰当部の上面までが18cmないし25cmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の座椅子。
  3. 前記腰当部の幅が45cm以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の座椅子。
  4. 前記支柱が、前記座部に対して角度を調整可能に枢設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の座椅子。
JP2010003427U 2010-05-24 2010-05-24 座椅子 Expired - Fee Related JP3161619U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003427U JP3161619U (ja) 2010-05-24 2010-05-24 座椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003427U JP3161619U (ja) 2010-05-24 2010-05-24 座椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3161619U true JP3161619U (ja) 2010-08-05

Family

ID=54864524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010003427U Expired - Fee Related JP3161619U (ja) 2010-05-24 2010-05-24 座椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3161619U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018046907A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 ガマカ工業株式会社 座椅子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018046907A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 ガマカ工業株式会社 座椅子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009540871A (ja) 腰の強化に使用される椅子
JP2022518824A (ja) チェアー、押圧デバイス
JP7375048B2 (ja) 体重を利用して抱擁支持、減圧、固定、脊椎保護および脊椎矯正を達成するための多機能ヘルスケアシート装置
US6106490A (en) Torso exercise and traction machine with vibrational therapy pads
US10130835B1 (en) Three exercise combination device to alleviate sciatica and low back pain
EP3435822B1 (en) Body support
JP3161619U (ja) 座椅子
Jacobson Protecting the back during pregnancy
US20080207413A1 (en) Inversion device
JP2004065626A (ja) 座面構造およびこれを利用する椅子
KR102357586B1 (ko) 요가 자세 교정용 의자형 운동기구
CN218737998U (zh) 一种人体工程学装置
JP6303083B1 (ja) 筋力トレーニング可能な揺動座椅子
RU82097U1 (ru) Накладное сиденье
RU96740U1 (ru) Накладное сиденье с чехлом и обогревающей тканью
KR20080109500A (ko) 등받이 조절장치를 갖는 허리운동기구
JP3066001U (ja) 腰伸ばし器
JP3205949U (ja) 姿勢矯正台及び姿勢矯正台とマットの組合せ
JP3120713U (ja) 骨盤と背骨のバランス矯正具
KR101797704B1 (ko) 스쿼트 운동기구를 가지는 의자
JP2023172516A (ja) 姿勢矯正器具、及び姿勢矯正器具使用方法
JP3067063U (ja) ラクラク整体ト―タルグッズ
RU106512U1 (ru) Накладное сиденье для мебели
KR100588101B1 (ko) 의료용, 헬스 보조기구 겸용 무릎의자
JP2022014264A (ja) 身体保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130714

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees