JP3161412B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3161412B2 JP13336998A JP13336998A JP3161412B2 JP 3161412 B2 JP3161412 B2 JP 3161412B2 JP 13336998 A JP13336998 A JP 13336998A JP 13336998 A JP13336998 A JP 13336998A JP 3161412 B2 JP3161412 B2 JP 3161412B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に係わ
り、特に、トレンチ構造のキャパシタ又は抵抗体が設け
られた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、DRAMセルとして主流となって
いるスタックキャパシタ型セルにおいては、一般に容量
セルプレート電極は不純物をドープした多結晶シリコン
膜で形成する。一方、1/2Vccなどの基準電位や遅
延回路部分に使用する抵抗素子は、素子面積を小さくす
るためにできるだけ層抵抗(シート抵抗)の高い材料を
抵抗素子の材料として用いることが必要である。このよ
うな条件に合う抵抗材料は、現在のスタック型DRAM
においては、容量セルプレートに用いるN型の多結晶シ
リコン膜を用いるのが一般的である。
【0003】一方、特開平8−46158号公報に示さ
れたようなシリコン基板側を容量セルプレートとして用
いるタイプのトレンチキャパシタも開発されている。こ
の基板セルプレート型トレンチセルでは、容量セルプレ
ート電極がN型基板もしくはNウェル層で形成される。
N型基板を抵抗素子として用いようとする場合は、シリ
コン基板全体にN型基板が存在するために選択的に抵抗
素子を形成することができない、一方、N型ウェル層を
抵抗素子として用いる場合は、ウェル形成時の熱処理温
度やトランジスタやキャパシタを形成する時の熱処理温
度によって横方向へリンなどの不純物が広がるために抵
抗素子の微細化が困難であるという欠点を持つ。
【0004】他の方法としては、タングステンシリサイ
ド(WSi2 )膜と多結晶シリコン膜の複合膜からなる
ゲート電極と同一の導電体膜を抵抗体として用いる方法
がある。また、特開平8−32030号公報には、半導
体基板内のキャパシタ溝内に絶縁膜を介して不純物がド
ープされて所望の抵抗値を有する多結晶シリコン膜から
なる抵抗体を埋設した抵抗素子の製造方法が示されてい
る。図6〜図8は、特開平8−32030号公報に基づ
き形成したトレンチ型抵抗素子を有する半導体記憶装置
の主要工程の製造方法を示す断面図である。N型シリコ
ン基板101に、所定のマスクと反応性イオンエッチン
グを用いて垂直溝を形成後にn+型拡散層108を形成
する(図6(b))。次に、容量絶縁膜110を垂直溝
の内壁面に形成する。続いて、CVD法等の気相成長法
を用いて、容量蓄積電極と抵抗体を構成する第1の多結
晶シリコン膜112を堆積する(図7(a))。この第
1の多結晶シリコン膜112からなる抵抗体には不純物
例えばボロン、燐、砒素、アンチモン等がイオン注入法
を用いてドープされて、所望の抵抗値を有するように形
成されている。その後、第1の多結晶シリコン膜112
のエッチバックを行い(図7(b))、メモリセル部、
周辺回路部等にトランジスタを形成する。(図8
(a))。次に、図8(b)に示すように形成された第
1の多結晶シリコンからなる抵抗体に、例えばアルミニ
ウム等からなる1対の電極が引き出されることによっ
て、抵抗素子として構成される。
【0005】しかし、上記したタングステンシリサイド
膜と多結晶シリコン膜の複合膜からなるゲート配線を抵
抗体として用いた場合、層抵抗値が低く、高々10Ω/
□程度の抵抗値しか得られないために、1MΩの高抵抗
素子を形成しようとした場合、配線幅1μmの場合、長
さ100mmのパターンが必要となり過大な面積が必要
となる。一方、容量溝内に埋設されたn型の多結晶シリ
コン膜を抵抗体として用いた場合、抵抗値を高くするた
めには、埋設された多結晶シリコン中の不純物濃度を低
減することが必要である。一方、垂直溝内に埋設された
多結晶シリコン膜は、容量素子の容量蓄積電極としても
利用されるので、こちらは多結晶シリコン中の不純物濃
度をできるだけ高くして、容量蓄積電極の空乏化を抑制
し、容量値の減少を抑制することが必要である。しかし
ながら、従来の方法では、この両者の要求を両立するこ
とは困難であった。
【0006】以下に、その理由を説明する。基板プレー
ト型トレンチキャパシタでは、溝内に埋め込まれたN型
の多結晶シリコン膜を容量蓄積電極として利用してお
り、リンなどの不純物濃度を1×1020cm-3以下に下
げると、基板側に形成したN型基板やNウェル層からな
る容量セルプレート電極に容量蓄積電極側から見てマイ
ナスのバイアスを印加した場合、蓄積電極側のN型多結
晶シリコンに空乏層領域が形成され、結果的にコンデン
サの電極間距離dが広がることになる。容量CはC=ε
*S/d(d:電極間距離,S:電極面積)で表される
ように、空乏化により容量値が低下する。
【0007】一方、抵抗素子として面積をできるだけ小
さく設計するためには抵抗体としての多結晶シリコン膜
の層抵抗値として、100Ω/□以上の値が望ましく、
この場合多結晶シリコン膜中のリン濃度としては1×1
20cm-3以下の濃度にする必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、同一基板内に所定
の容量のキャパシタと所定の抵抗値の抵抗体とをトレン
チ内に形成すると共に、前記キャパシタと抵抗体とを容
易に半導体基板上に形成することを可能にした新規な半
導体装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる半
導体装置の第1態様は、基板の垂直V方向に所定の深さ
寸法を有し、水平H方向に所定の長さを有し、所定の幅
寸法のトレンチからなるトレンチを形成した半導体装置
において、前記トレンチには、 トレンチの側壁に形成し
た拡散層と、 トレンチの表面に形成した第1の絶縁膜上
に設けた第1のポリシリコン膜と、 前記第1のポリシリ
コン膜上に形成した第2の絶縁膜上で、且つ、前記トレ
ンチを埋め込む第2のポリシリコン膜とが形成され、
記第1のポリシリコン膜の不純物濃度と前記第2のポリ
シリコン膜の不純物濃度とが異なり、前記第1のポリシ
リコン膜の導電型と前記第2のポリシリコン膜の導電型
とが異なり、前記第2のポリシリコン膜で抵抗素子が形
成され、且つ、この抵抗素子は、前記水平H方向に形成
されることを特徴とするものであり、又、第2態様は、
基板の垂直V方向に所定の深さ寸法を有し、水平H方向
に所定の長さを有し、所定の幅寸法のトレンチからなる
トレンチを形成した半導体装置において、前記トレンチ
には、 トレンチの側壁に形成した拡散層と、 トレンチの
表面に形成した第1の絶縁膜上に設けた第1のポリシリ
コン膜と、 前記第1のポリシリコン膜上に形成した第2
の絶縁膜上で、且つ、前記トレンチを埋め込む第2のポ
リシリコン膜とが形成され、 前記第1のポリシリコン膜
の不純物濃度と前記第2のポリシリコン膜の不純物濃度
とが異なり、前記第1のポリシリコン膜の導電型と前記
第2のポリシリコン膜の導電型とが同じであり、前記第
2のポリシリコン膜で抵抗素子が形成され、且つ、この
抵抗素子は、前記水平H方向に形成されることを特徴と
するものである。
【0010】又、第3態様は、 基板の垂直V方向に所定
の深さ寸法を有し、水平H方向に所定の長さを有し、所
定の幅寸法のトレンチからなる第1及び第2のトレンチ
を形成した半導体装置において、前記トレンチには、そ
れぞれ、 トレンチの側壁に形成した拡散層と、 トレンチ
の表面に形成した第1の絶縁膜上に設けた第1のポリシ
リコン膜と、 前記第1のポリシリコン膜上に形成した第
2の絶縁膜上で、且つ、前記トレンチを埋め込む第2の
ポリシリコン膜とが形成され、 前記第1のポリシリコン
膜の不純物濃度と前記第2のポリシリコン膜の不純物濃
度とが異なり、前記第1のポリシリコン膜の導電型と前
記第2のポリシリコン膜の導電型とが異なり、 前記第1
のトレンチにおいては、前記第1のポリシリコン膜をキ
ャパシタの電荷蓄積電極として用いると共に、前記第2
のトレンチにおいては、前記第2のポリシリコン膜で抵
抗素子が形成され、且つ、この抵抗素子は、前記水平H
方向に形成されることを特徴とするものであり、 又、第
4態様は、 基板の垂直V方向に所定の深さ寸法を有し、
水平H方向に所定の長さを有し、所定の幅寸法のトレン
チからなる第1及び第2のトレンチを形成した半導体装
置において、前記トレンチには、それぞれ、 トレンチの
側壁に形成した拡散層と、 トレンチの表面に形成した第
1の絶縁膜上に設けた第1のポリシリコン膜と、 前記第
1のポリシリコン膜上に形成した第2の絶縁膜上で、且
つ、前記トレンチを埋め込む第2のポリシリコン膜とが
形成され、 前記第1のポリシリコン膜の不純物濃度と前
記第2のポリシリコン膜不純物の濃度とが異なり、前記
第1のポリシリコン膜の導電型と前記第2のポリシリコ
ン膜の導電型とが同じであり、 前記第1のトレンチにお
いては、前記第1のポリシリコン膜をキャパシタの電荷
蓄積電極として用いると共に、前記第2のトレンチにお
いては、前記第2のポリシリコン膜で抵抗素子が形成さ
れ、且つ、この抵抗素子は、前記水平H方向に形成され
ることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体装置の抵抗素
子は、N型半導体基板からなる基板1の垂直溝内に容量
絶縁膜10と、不純物が高濃度にドープされた第1の多
結晶シリコン膜11と、シリコン酸化膜12とを介して
基板1の垂直方向Vに深さWを有すると共に基板水平方
向Hに抵抗長Lを有し、不純物がドープされて所望の抵
抗値を有する第2の多結晶シリコン13からなる抵抗体
を埋設して構成される。また、本発明の抵抗素子は、占
有面積を減らすために抵抗体のパターンを図2に示すよ
うに蛇行して配置される。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に係わる半導体装置の具体例
を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
に係わる半導体装置の具体例の構造を示す図であって、
これらの図には、トレンチ9を形成した半導体装置にお
いて、前記トレンチ9の表面に沿って形成された第1の
ポリシリコン膜11と、前記第1のポリシリコン膜11
上の絶縁膜12上に堆積され、且つ、前記トレンチ9を
埋め込む第2のポリシリコン膜13とからなり、前記第
1のポリシリコン膜11の不純物濃度と前記第2のポリ
シリコン膜13の不純物濃度とが異なる半導体装置が示
されている。
【0013】以下に、図1乃至図5を用いて本発明を更
に詳細に説明する。本発明の抵抗素子は、以下のとおり
に製造される。図3(a)に示すように、N型シリコン
基板1上にPウェル2と素子分離膜3を形成後、Pウェ
ル2の表面にマスク材となるシリコン酸化膜4を形成
し、反応性イオンエッチング(RIE)で基板表面に1
〜2μm程度の深さの浅い第1トレンチ5を開口する。
次に、トレンチ5内壁を10〜100nm程度酸化する
か又はLPCVD法により酸化膜7を形成する。次い
で、図3(b)に示すように、RIE等を用いて酸化膜
7の底部をエッチングして深さの深い第2のトレンチ9
を形成した後、砒素、リン等のイオン注入を行い、トレ
ンチキャパシタのセルプレート電極となるn+型拡散層
8をトレンチ9の側壁に形成する。その後、セルの容量
絶縁膜10としてLPCVD法によるシリコン窒化膜を
形成後、熱酸化によりシリコン窒化膜表面を酸化して酸
窒化膜10を形成する。次に、リンなどのn型不純物が
高濃度にドーピングされた(例えば1×1020〜1×1
21cm-3程度)第1の多結晶シリコン膜11を膜厚1
00nm程度堆積し、ついで第1の多結晶シリコン膜1
1表面を10〜100nm程度熱酸化することによりシ
リコン酸化膜層12を形成し、さらに前記第1の多結晶
シリコン膜11とは独立にリンなどのn型不純物の濃度
(1×1019〜1×1020cm-3)を設定し、所望の抵
抗値の抵抗体が得られるようにn型の不純物がドープさ
れた第2の多結晶シリコン膜13をLPCVD法により
堆積する(図4(a))。なお、不純物のドーピングの
方法としては、LPCVD法で多結晶シリコン膜を成長
する際、同時にリンをドーピングする方法、多結晶シリ
コン膜を堆積後にPSGからの熱拡散法によりドーピン
グする方法、リンや砒素などのイオンを1×1015〜1
×1016cm-3程度イオン注入してドーピングする方法
がある。また、燐などの不純物と同時に酸素をイオン注
入することで抵抗を上げることができる。次に、RIE
による第2の多結晶シリコン膜13のエッチバックを行
い、シリコン酸化膜12が露出した時点でエッチングを
一旦停止しトレンチ5、9内にのみ第2の多結晶シリコ
ン13を埋め込み、続いてシリコン酸化膜12をRIE
またはバッファード弗酸によるウェットエッチングによ
り除去後、更に、RIEにより第1の多結晶シリコン膜
11をエッチバックしてトレンチ5、9内にのみ埋め込
む(図4(b))。次に、マスク材のシリコン酸化膜4
を除去し、ゲート酸化膜14、ゲート電極15、LDD
構造のトランジスタを形成さるためのゲート側壁の酸化
膜サイドウオール16およびトランジスタのソース・ド
レインとなる不純物拡散層17をメモリセル領域と周辺
回路領域に形成する(図5(a))。次に、層間絶縁膜
18を形成後、コンタクト19およびアルミ系金属膜や
タングステンやチタンなどの金属シリサイド膜からなる
配線20をメモリセル領域、周辺回路領域および抵抗素
子形成領域に形成することにより、本発明の溝型の抵抗
素子が完成する(図5(b))。ここで、抵抗素子部へ
のコンタクトは、第2の多結晶シリコン膜13の表面に
のみコンタクトするようにして、第1の多結晶シリコン
膜11表面にはかからないようにしなければならない。
【0014】本発明の他の具体例の抵抗素子は、前述し
た具体例と同様の方法で半導体基板1の垂直溝5、7内
に容量絶縁膜10と、リンなどの不純物が高濃度にドー
プされた第1の多結晶シリコン膜11を形成後、シリコ
ン酸化膜12を形成する。そして、次に、ボロンなどの
P型不純物をがドープされた第2の多結晶シリコン膜1
3を形成する。P型不純物のドーピング方法としては、
この他にボロンや弗化ボロン(BF2 )などをイオン注
入する方法やボロンを含む塗布系絶縁膜を用いた拡散な
どの方法によりドーピングすることができる。
【0015】このような具体例によれば、容量素子の容
量蓄積電極は従来どおりのN型の多結晶シリコンを利用
できるとともに、抵抗素子はP型の多結晶シリコン膜を
抵抗体として利用でき、N型の多結晶シリコン膜を抵抗
体として利用した場合に比べて、温度依存性の小さい
(温度変化による、抵抗値の変動が小さい)抵抗素子が
形成できる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置は、溝内に埋め
込む多結晶シリコンの構造を不純物濃度の異なる2層の
多結晶シリコン膜を絶縁膜で分離した構造にすることに
より、溝の中に形成するメモリセル部の容量素子と抵抗
素子部の抵抗素子の電極材料の不純物の濃度をそれぞれ
の電極にとって最適な不純物濃度に設定することができ
る。容量素子には、電極内で空乏層が広がることによる
容量値の低下を抑えることができ、一方抵抗素子には、
不純物濃度を抑えたり酸素をドーピングしたりして高抵
抗の導電体を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置のトレンチ部分の斜視
図である。
【図2】トレンチ部分の平面図である。
【図3】本発明の半導体装置の製造工程を説明するため
の図である。
【図4】図3の続く工程を説明する図である。
【図5】図4の続く工程を説明する図である。
【図6】従来技術を説明するための図である。
【図7】図6に続く工程を説明する図である。
【図8】図7に続く工程を説明する図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 Pウェル 3 素子分離膜 4 シリコン酸化膜 5 第1のトレンチ 7 酸化膜 8 N+型拡散層 9 第2のトレンチ 10 容量絶縁膜 11 第1の多結晶シリコン膜 12 シリコン酸化膜 13 第2の多結晶シリコン膜 18 層間絶縁膜 19 コンタクト 20 配線 25 抵抗体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/04 H01L 21/822

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の垂直V方向に所定の深さ寸法を有
    し、水平H方向に所定の長さを有し、所定の幅寸法のト
    レンチからなるトレンチを形成した半導体装置におい
    て、前記トレンチには、 トレンチの側壁に形成した拡散層と、 トレンチの表面に形成した第1の絶縁膜上に設けた第1
    のポリシリコン膜と、 前記第1のポリシリコン膜上に形成した第2の絶縁膜上
    で、且つ、前記トレンチを埋め込む第2のポリシリコン
    膜とが形成され、 前記第1のポリシリコン膜の不純物濃度と前記第2のポ
    リシリコン膜の不純物濃度とが異なり、前記第1のポリ
    シリコン膜の導電型と前記第2のポリシリコン膜の導電
    型とが異なり、前記第2のポリシリコン膜で抵抗素子が
    形成され、且つ、この抵抗素子は、前記水平H方向に形
    成されることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 基板の垂直V方向に所定の深さ寸法を有
    し、水平H方向に所定の長さを有し、所定の幅寸法のト
    レンチからなるトレンチを形成した半導体装置におい
    て、前記トレンチには、 トレンチの側壁に形成した拡散層と、 トレンチの表面に形成した第1の絶縁膜上に設けた第1
    のポリシリコン膜と、 前記第1のポリシリコン膜上に形成した第2の絶縁膜上
    で、且つ、前記トレンチを埋め込む第2のポリシリコン
    膜とが形成され、 前記第1のポリシリコン膜の不純物濃度と前記第2のポ
    リシリコン膜の不純物濃度とが異なり、前記第1のポリ
    シリコン膜の導電型と前記第2のポリシリコン膜の導電
    型とが同じであり、前記第2のポリシリコン膜で抵抗素
    子が形成され、且つ、この抵抗素子は、前記水平H方向
    に形成されることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 基板の垂直V方向に所定の深さ寸法を有
    し、水平H方向に所定の長さを有し、所定の幅寸法のト
    レンチからなる第1及び第2のトレンチを形成した半導
    体装置において、前記トレンチには、それぞれ、 トレンチの側壁に形成した拡散層と、 トレンチの表面に形成した第1の絶縁膜上に設けた第1
    のポリシリコン膜と、 前記第1のポリシリコン膜上に形成した第2の絶縁膜上
    で、且つ、前記トレンチを埋め込む第2のポリシリコン
    膜とが形成され、 前記第1のポリシリコン膜の不純物濃度と前記第2のポ
    リシリコン膜の不純物濃度とが異なり、前記第1のポリ
    シリコン膜の導電型と前記第2のポリシリコン膜の導電
    型とが異なり、 前記第1のトレンチにおいては、前記第1のポリシリコ
    ン膜をキャパシタの電荷蓄積電極として用いると共に、
    前記第2のトレンチにおいては、前記第2のポリシリコ
    ン膜で抵抗素子が形成され、且つ、この抵抗素子は、前
    記水平H方向に形成されることを特徴とする半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 基板の垂直V方向に所定の深さ寸法を有
    し、水平H方向に所定の長さを有し、所定の幅寸法のト
    レンチからなる第1及び第2のトレンチを形成した半導
    体装置において、前記トレンチには、それぞれ、 トレンチの側壁に形成した拡散層と、 トレンチの表面に形成した第1の絶縁膜上に設けた第1
    のポリシリコン膜と、 前記第1のポリシリコン膜上に形
    成した第2の絶縁膜上で、且つ、前記トレンチを埋め込
    む第2のポリシリコン膜とが形成され、 前記第1のポリシリコン膜の不純物濃度と前記第2のポ
    リシリコン膜不純物の濃度とが異なり、前記第1のポリ
    シリコン膜の導電型と前記第2のポリシリコン膜の導電
    型とが同じであり、 前記第1のトレンチにおいては、前記第1のポリシリコ
    ン膜をキャパシタの電荷蓄積電極として用いると共に、
    前記第2のトレンチにおいては、前記第2のポリシリコ
    ン膜で抵抗素子が形成され、且つ、この抵抗素子は、前
    記水平H方向に形成されることを特徴とする半導体装
    置。
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