JP3161256U - 食事用指カバー - Google Patents

Abstract

【課題】食事の際、指先を汚すことなく食品を手づかみするための、食事用指カバーを提供する。【解決手段】指１本の形をかたどったビニール１を二枚重ね合わせる。指の根元部分に位置する辺を開口部３とし、それ以外の弧形の辺２を綴じて袋状にする。これを使用するときは、平面状に重なったビニール１の表面を指でスライドさせ、開口部３を広げる。その隙間に指を通し、弧形の辺２の一番上の部分に指の先端が来るよう深く装着する。【選択図】図１

Description

本考案は、食事の際に指先を汚すことなく食品を手づかみするための食事用指カバーに関するものである。

従来、手づかみで食べるのが一般的となっている食品や、箸やフォークでの食事が難しい食品は、直に手づかみで食べられている。
なお、手の表面を汚れや刺激から守ることを目的とした、５本指のビニール製手袋の考案が知られている。

実用新案登録第３００１５３１号公報

従来、次のような問題点があった。
（イ）直に食品を手づかみすると指先が汚れやすく、唾液やおしぼり等で拭っても限界 があり、指先を衛生的に保つことが困難でわずらわしかった。
（ロ）５本指のビニール製手袋は、手の全体を覆ってしまうため、着脱に時間がかかり サイズも特定の大きさの手にしかフィットしなかった。また、清掃や染髪での使 用が普及していることから、食事の場には大げさでふさわしくないというイメー ジが定着してしまっている。
本考案は、これらの問題点を解決しようとするものである。

指１本分の形をかたどったビニール２枚を重ね合わせ、指の根元部分に位置する辺を開口部とし、それ以外の弧形の辺を綴じて袋状にする。以上を特徴とする食事用指カバーである。

本考案は、手づかみで食事をする際、指先をきれいに保ったまま、衛生的に食品を口に運ぶことが出来る。
また、指先１本ごとに装着するため、必要な指にのみ、無駄なくスムーズに装着出来る。寸法を変えてサイズ展開することで、大小問わず様々な大きさの指に装着出来る。

本考案の斜視図 本考案の使用状態を示す斜視図 本考案の他の実施例を示す斜視図

以下、本考案の実施の形態について説明する。
指１本の形をかたどったビニール（１）２枚を重ね合わせる。指の根元部分に位置する辺を開口部（３）とし、それ以外の弧形の辺（２）を綴じて袋状にする。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、平面状に重なったビニール（１）の表面を指でスライドさせ、開口部（３）を広げる。その隙間に指を通し、弧形の辺（２）の一番上の部分に指の先端が来るよう深く装着する。

また、図３のように、従来の簡易おしぼり（４）の包装袋を兼ねて一体型にし、ビニール（１）にミシン目（５）（５）を入れてから綴じておくことで、ミシン目（５）（５）から切り離した端末部（６）（６）がそのまま指カバーとなり、同様の役割を果たすことが出来る。

１ ビニール
２ 弧形の辺
３ 開口部
４ 簡易おしぼり
５ ミシン目
６ 端末部

Claims (2)

1. 指１本の形をかたどったビニール２枚を重ね合わせ、袋状に綴じたことを特徴とする指カバー。
2. 他用途の袋と一体型にし、切り離し用のミシン目を設けたことを特徴とする請求項１の指カバー。

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