JP3161200U - 作業用手袋 - Google Patents

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貴弘 布施
貴弘 布施
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Abstract

【課題】手首部分の捲りあがりを防止することで着用感に優れるとともに作業性を向上させた作業用手袋を提供する。【解決手段】作業用手袋1は、手の甲、掌及び指を覆い、少なくとも一つの指袋101を有する本体部10と、前記本体部の基部側Bに開設され、前記手の甲、前記掌及び前記指が挿脱される開口端111を有する手首部11と、を有する作業用手袋において、前記手首部の端部が、前記本体部側へ折り返された二重構造である。また、本考案の作業用手袋は、前記本体部の少なくとも一部が、ゴム12で被覆されていることが好ましい。【選択図】図3

Description

本考案は、手首部分の捲りあがりを防止し、着用感を向上させた作業用手袋に関する。
手袋は、防寒具として使用されるだけでなく、建設現場などで手を保護するための作業用手袋としても使用されている。
作業用手袋は、生地が損傷、磨耗しやすい箇所に補強材を積層させることによって、耐久性を向上させたり、作業用手袋の掌面側に滑り止め加工を施したりすることが一般的であり、例えば、手指の先端部から該先端部に最も近い関節位置まで掌側の領域にゴムなどの補強材を積層してなる作業用手袋が提案されている(特許文献1〜3など)。
しかしながら、長時間作業用手袋を着用していたり、重量物を把持すると作業用手袋の手首部分が捲りあがり、その度に作業が中断してしまうといった問題があった。また、手首部分が捲りあがることでフィット感が劣るので、作業用手袋を着用した状態で細かい作業ができないという問題もあった。また、補強材として使用されているゴムは金属等と付着しやすいので、作業時に該ゴムが金属等に触れることで作業用手袋が脱げ易くなり、作業性が劣るという問題もあった。
手首部分の捲りあがり防止及びフィット感の向上のため、作業用手袋全体の密着性を上げると、圧迫感が生じ、作業用手袋を着用して長時間作業することが困難となるという問題があった。
したがって、手首部分の捲りあがりを防止し、圧迫感がなく、フィット感に優れる、即ち着用感に優れるとともに作業性を向上させた作業用手袋の速やかな開発が強く求められているのが現状である。
実用新案登録第3015288号公報 実用新案登録第3123394号公報 実開平05−51384号公報
本考案は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本考案は、手首部分の捲りあがりを防止することで着用感に優れるとともに作業性を向上させた作業用手袋を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 手の甲、掌及び指を覆い、少なくとも一つの指袋を有する本体部と、前記本体部の基部側に開設され、前記手の甲、前記掌及び前記指が挿脱される開口端を有する手首部と、を有する作業用手袋において、前記手首部の端部が、前記本体部側へ折り返された二重構造であることを特徴とする作業用手袋である。
本考案の作業用手袋は、前記手首部の端部が、前記本体部側へ折り返され、前記開口端の内部で縫合されていることから、前記手首部は、二重構造となっている。これにより、着用者の手首と本考案の作業用手袋との密着力が向上するので、手首部分が捲りあがることがなくなる。
<2> 手首部の端部が、本体部の内側に向けて折り返される前記<1>に記載の作業用手袋である。
<3> 本体部の少なくとも一部が、ゴムで被覆されている前記<1>から<2>のいずれかに記載の作業用手袋である。
本考案によれば、従来における諸問題を解決でき、手首部分の捲りあがりを防止し、着用感に優れるとともに作業性を向上させた作業用手袋を提供することができる。
図1は、本考案の作業用手袋の掌側の一例を示す正面図である。 図2は、本考案の作業用手袋の手の甲側の一例を示す正面図である。 図3は、本考案の作業用手袋の手の甲側の一例を示す鳥瞰図である。 図4は、図1のA−A’断面図である。
本考案の作業用手袋は、本体部と、手首部と、を有し、必要に応じてその他の部材を有してなる。なお、図1〜図4は右手用の作業用手袋を示しているが、左手用であっても実質的に差異はない。
−本体部−
前記本体部10は、手の甲、掌及び指を覆う部材である。図1〜図3に一例を示したように、前記本体部10は、手の甲及び掌を覆う箇所の先端部に少なくとも一つの指袋101が連接されている。また、手の甲及び掌を覆う箇所との端縁が縫い合わされている。
前記指袋101としては、図1〜図3に一例を示したように、指袋101を5つ有する形態が代表的なものであるが、例えば、親指と人差指以外の指が一つの指袋101に入るようになったミトンタイプの作業用手袋であってもよい。
前記本体部10の材料としては、フィット感を向上させるために伸縮性がある繊維の織物であれば特に制限はなく、使用目的に応じて適宜変更することができるが、例えば、天然繊維、化学繊維などが挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記天然繊維としては、例えば、皮、麻、綿、絹、毛などが挙げられる。
前記化学繊維としては、例えば、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、PET再生繊維などが挙げられる。
前記本体部10の厚みとしては、特に制限はなく、使用目的に応じて適宜変更することができるが、例えば、0.1mm〜10mmが好ましく、0.2mm〜5mmがより好ましく、0.3mm〜4mmが特に好ましい。
前記厚みが、0.1mm未満であると、手を保護することができないことがあり、10mmを超えると、作業性及びフィット感に劣るので細かい作業に向かなくなることがある。
−手首部−
前記手首部11は、前記本体部10の基部側Bに開設され、前記手の甲、前記掌及び前記指が挿脱される開口端111を有する。
前記手首部11の材料としては、特に制限はなく、使用目的に応じて適宜変更することができるが、例えば、天然繊維、化学繊維などが挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記天然繊維としては、例えば、皮革、麻、綿、絹、毛などが挙げられる。
前記化学繊維としては、例えば、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、PET再生繊維などが挙げられる。
なお、前記手首部11の材料としては、前記本体部10と同一材料であってもよく、異なる材料であってもよい。
また、前記手首部11としては、ゴム糸などの弾性体を編みこむようにしてもよい。前記弾性体を編みこむことで、着用者の手首と本考案の作業用手袋1との隙間がなくなるので、手首部分の捲りあげが防止され、着用感をより向上させることができる。
前記手首部11としては、手首側の端部112が前記開口端111側へ折り返されて、前記端部112が前記手首部11の内部で縫い付けられる。これにより、手首部11は、図4に一例を示すように二重構造となり、着用者の手首と本考案の作業用手袋1との密着力が向上するので、手首部分が捲りあがることが防止され、着用感をより向上させることができる。なお、必要に応じて、前記端部112が前記手首部11の外側で縫い付けられるようにしてもよい。
前記端部112を縫い付ける箇所としては、特に制限されず、使用目的などに応じて適宜変更することができるが、端部112のみを手首部11に縫い付けてもよく、折り返した部分全てと手首部11とを縫い付けるようにしてもよい。
前記端部112の縫い付け方法としては、特に制限されず、使用目的などに応じて適宜変更することができるが、例えば、端部112の全周を縫う方法、端部112の一部を縫う方法などが挙げられる。なお、前記端部112の一部を縫う方法としては、例えば、等間隔で数箇所縫う方法が好適である。
前記端部112の折返し寸法としては、特に制限されず、使用目的などに応じて適宜変更することができるが、例えば、2cm〜8cmが好ましく、2.5cm〜7cmがより好ましく、3cm〜5cmが特に好ましい。
前記折り返し寸法が、2cm未満であると、着用者の手首と本考案の作業用手袋1との密着力を向上させることができないので、手首部分の捲りあがりを防止することができず、使用者の作業が中断してしまうことがある。また、着用者が作業用手袋を着用する際、手首部11が内側に巻き込まれてしまうことがあり、8cmを超えると、着用者の手首と本考案の作業用手袋1との密着力が強くなるので使用者の手首に圧迫感が生じ、使用者が長時間着用することが困難となるとともにコストも高くなることがある。
前記折り返し寸法とは、図4に示したように、端部112を開口端111で縫い付けた箇所から開口端111の手首側の距離Lをいう。
−その他の部材−
前記その他の部材としては、図1〜図3に一例を示すように、本体部10を補強材又は滑り止めとしてゴム12で被覆するようにしてもよい。
前記ゴム12の被覆範囲としては、特に制限はなく、使用目的などに応じて適宜変更することができるが、例えば、図1に一例を示すように、掌側全体をゴム12で被覆し、図2に一例を示すように、手の甲側の一部をゴム12で被覆してもよい。また、掌側のみゴム12で被覆してもよく、手の甲側のみゴム12で被覆してもよい。さらに、掌側の一部をゴム12で被覆してもよい。
なお、前記ゴム12を本体部10に被覆する代わりに、本体部10に公知の方法により滑り止め加工を施してもよい。
本考案の作業用手袋は、手首部が二重構造になっていることから手首部分から作業用手袋が捲りあがることがなくなり、着用感が向上するので、作業用手袋のみではなく、防寒具用の手袋にも好適に使用することができる。
1 作業用手袋
10 本体部
101 指袋
11 手首部
111 開口端
112 端部
12 ゴム

Claims (3)

  1. 手の甲、掌及び指を覆い、少なくとも一つの指袋を有する本体部と、
    前記本体部の基部側に開設され、前記手の甲、前記掌及び前記指が挿脱される開口端を有する手首部と、を有する作業用手袋において、
    前記手首部の端部が、前記本体部側へ折り返された二重構造であることを特徴とする作業用手袋。
  2. 手首部の端部が、本体部の内側に向けて折り返される請求項1に記載の作業用手袋。
  3. 本体部の少なくとも一部が、ゴムで被覆されている請求項1から2のいずれかに記載の作業用手袋。
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