JP3161129U - 圧縮収納袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】極めて簡単な構成を有する安価な排気弁を備えた安価な圧縮収納袋を提供する。【解決手段】袋体1には密閉手段を有する開口端を備えさせると共に袋体を内外に貫通する透孔9を備えさせ、透孔に排気弁11を取り付けてなる。排気弁は、透孔より袋体の外方に開口する外側開口部13と袋体内に開口する内側開口部15とを備えた弁ケース17と、弁ケース内に配設した弁体19とよりなり、弁体は、排気時には弁体と外側開口部との間及び弁体と内側開口部との間にそれぞれ空気通路25、27を維持し、排気後は外気圧により内側開口部を密閉するように可撓性材料により形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、衣類等の圧縮収納袋に関するものであり、例えば、旅行等において、衣類ないし衣類の洗濯物を袋体内に収納し、該袋体内の空気を排出することにより、該衣類ないし衣類の洗濯物を携行に適するようにコンパクトに圧縮した状態で収納するようにした圧縮収納袋に係るものである。
本考案において、圧縮収納袋内に収納される衣類等を「被収納物」という。本考案における被収納物には、衣類、衣類の洗濯物のみならず、布団、毛布等の寝具類も含まれる。
例えば宿泊旅行においては、旅行者は、一般に、下着等の交換用の衣類、汚れた洗濯物、着替え用の衣類等を携行するのであるが、これらのものは、そのままスーツケース、カバン等に収納した場合には、嵩張って携行し難いだけでなく、汚れた洗濯物が発する臭いが気になるものである。
このような状況に鑑み、被収納物を袋体内に収納し、該袋体内の空気を排出することにより、該被収納物をコンパクトに圧縮した状態で収納するようにした圧縮収納袋が既に用いられている。
このような圧縮収納袋は、例えば特許第3933420号公報に開示されている。以下、同公報に開示されている圧縮収納袋を「従来の圧縮収納袋」という。
従来の圧縮収納袋は、合成樹脂製の袋体には密閉手段を有する開口端を備えさせると共に該袋体を内外に貫通する透孔を備えさせ、該透孔に排気弁を取り付けてなるものである。
該排気弁は、特許第3933420号公報によれば、中央部に収納袋内に連通させる排気孔を設けた弁本体に、中央部に上下面間に貫通した吸気用孔を設けている可動蓋を上下動自在に取付け、この可動蓋と弁本体との対向面間で形成している室内に上記排気孔の開閉用弁板を配設すると共に上記排気孔の周囲における弁本体の上面に、排気孔の上方に配設したスプリング受けにおける複数本の脚片を固定して、このスプリング受けと上記弁板との間にこの弁板を上方から押圧して排気孔に密着させているスプリングを圧縮状態で介在させていると共にスプリング受けの隣接する脚片間の空間部を可動蓋の吸気用孔に連通させてあり、さらに、上記室内に上記スプリング力に抗して上記弁板を上動させて開弁させる弁板作動機構を配設し、この弁板作動機構を上記可動蓋の押し下げによって作動させて弁板を開弁させ、上記吸気用孔から収納袋内の空気を排気させるように構成したことを特徴とするものである。
特許第3933420号公報
しかるに、上記従来の圧縮収納袋における排気弁は、上述の如く、可動蓋、スプリング、スプリング受け、脚片、弁板作動機構等を備えた極めて複雑な構成を有するものであって、製造コストが嵩むものである。したがって、このような排気弁を備えた従来の圧縮収納袋は、高価なものにならざるを得ないという謗りを免れない。
本考案は、上記従来の圧縮収納袋におけるこのような問題を解決し、極めて簡単な構成を有する安価な排気弁を備えた安価な圧縮収納袋を提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本考案は下記の圧縮収納袋を提供する。
(1)袋体には密閉手段を有する開口端を備えさせると共に該袋体を内外に貫通する透孔を備えさせ、該透孔に排気弁を取り付けてなる圧縮収納袋において、
前記排気弁は、前記透孔より袋体の外方に開口する外側開口部と前記袋体内に開口する内側開口部とを備えた弁ケースと、該弁ケース内に配設した弁体とよりなり、該弁体は、排気時には該弁体と該外側開口部との間及び該弁体と該内側開口部との間にそれぞれ空気通路を維持し、排気後は外気圧により前記内側開口部を密閉するように可撓性材料により形成したことを特徴とする圧縮収納袋(請求項1)。
(2)前記弁ケースの内面における前記外側開口部の近傍には、排気時に前記弁体と該外側開口部との間の前記空気通路を維持するための第一凸部を備えさせる(請求項2)。
(3)前記弁ケースの外面における前記内側開口部の近傍には、排気時に袋体内の被収納物と該内側開口部との間に空気通路を維持するための第二凸部を備えさせる(請求項3)。
(4)前記弁ケースの内面における前記内側開口部の周囲には、排気後に前記弁体と該内側開口部との間の空気通路を遮断するための環状凸部を備えさせる(請求項4)。
[請求項1の考案]
袋体に備えさせた排気弁は、構成が極めて簡単であり、製造コストが極めて低い。したがって、このような排気弁を備えた圧縮収納袋も極めて安価に提供することができる。
また、弁体は、排気時には該弁体と該外側開口部との間及び該弁体と該内側開口部との間にそれぞれ空気通路を維持し、排気後は外気圧により前記内側開口部を密閉するように可撓性材料により形成したものであり、容易に変形する。したがって、袋体内に被収納物を収納した後、排気する際には、必ずしも電気掃除機等の吸引装置を用いる必要はなく、例えば、図4に示す如く、袋体をロール状に巻き付けることにより排気することもできる。その結果、例えば旅行時等の如く、電気掃除機等の吸引装置を用いることが困難な場合にも、圧縮収納袋を支障なく使用することができる。
[請求項2の考案]
弁ケースの内面における外側開口部の近傍には、排気時に弁体と該外側開口部との間の空気通路を維持するための第一凸部を備えさせているため、排気時には袋体内の空気は、該空気通路を通って確実に排気される。
[請求項3の考案]
弁ケースの外面における内側開口部の近傍には、排気時に袋体内の被収納物と該内側開口部との間に空気通路を維持するための第二凸部を備えさせているため、排気時に袋体内の被収納物が該内側開口部に密着して該内側開口部を塞ぐおそれは解消する。
[請求項4の考案]
弁ケースの内面における内側開口部の周囲には、排気後に弁体と該内側開口部との間の空気通路を遮断するための環状凸部を備えさせているため、排気後、弁体と内側開口部との間の空気通路は確実に遮断される。したがって、排気後、袋体の外部から排気弁を通って該袋体内に空気が流入するおそれは確実に防止される。
図1は、排気後の圧縮収納袋を示す断面図である。 図2は、排気時の圧縮収納袋を示す断面図である。 図3は、圧縮収納袋の平面図である。 図4は、袋体をロール状に巻き付けることにより排気している状態を示す正面図である。 図5は、排気弁の平面図である。 図6は、排気弁の底面図である。 図7は、弁ケースの蓋部を示す底面図である。 図8は、弁ケースの弁ケース本体部を示す断面図である。
符号1に示すものは圧縮収納袋の袋体である。袋体1は、合成樹脂により形成する。袋体1は、一例として、内側のポリエチレン層と外側のナイロン層とよりなるものとする。旅行用の圧縮収納袋においては、袋体1は携行に便利な小型の袋とする。
袋体1の一端を開口端3とし、該開口端3より被収納物5を袋体1に出し入れする。袋体1は、開口端3を除くすべての端を密閉する。
袋体1の開口端3には密閉手段7を備えさせる。密閉手段7は、一例として、開口端3の全長における一方の内面に突条を設け、他方の内面に該突条に対応する溝を設け、該突条を該溝に嵌脱自在としてなるものである。すなわち、該突条を該溝に嵌合させたときには開口端3が密閉されて袋体1に対する空気の流入・流出が防止され、該突条を該溝から外したときには開口端3が開くようになす。
袋体1には該袋体1を内外に貫通する透孔9を備えさせ、該透孔9に排気弁11を取り付ける。排気弁11は、該排気弁11と透孔9との間に空気の漏れが生じないように、該透孔9に密着させる。
排気弁11は、透孔9より袋体1の外方に開口する外側開口部13と袋体1内に開口する内側開口部15とを備えた弁ケース17と、該弁ケース17内に配設した弁体19とよりなる。
図示の事例における弁ケース17は、複数の内側開口部15、15・・・を備えた弁ケース本体部21に複数の外側開口部13、13・・・を備えた蓋部23を嵌着してなる。
弁ケース17は、好ましくはポリプロピレン等の合成樹脂により形成する。
弁体19は、排気時には該弁体19と外側開口部13との間及び該弁体19と内側開口部15との間にそれぞれ空気通路25、27を維持し、排気後は外気圧により内側開口部15を密閉するように可撓性材料により形成する。
弁体19は、例えばエラストマーにより略円板状に形成する。図示の事例における弁体19は、弁ケース本体部21の内面に突設した内側支持突起29と蓋部23の内面に突設した外側支持突起31とにより弁ケース17内に支持されている。すなわち、弁体19の内側面中央には内側凹部33を形成し、弁体19の外側面中央には外側凹部35を形成し、内側支持突起29を内側凹部33に嵌着し、外側支持突起31を外側凹部35に嵌着している。
弁ケース17の内面における前記外側開口部13の近傍には、排気時に弁体19と該外側開口部13との間の前記空気通路25を維持するための第一凸部37を備えさせる。
弁ケース17の外面における前記内側開口部15の近傍には、排気時に袋体1内の被収納物5と該内側開口部15との間に空気通路41を維持するための第二凸部39を備えさせる。
弁ケース17の内面における前記内側開口部15の周囲には、排気後に弁体19と該内側開口部15との間の空気通路27を遮断するための環状凸部43を備えさせる。
1 袋体
3 開口端
5 被収納物
7 密閉手段
9 透孔
11 排気弁
13 外側開口部
15 内側開口部
17 弁ケース
19 弁体
21 弁ケース本体部
23 蓋部
25 空気通路
27 空気通路
29 内側支持突起
31 外側支持突起
33 内側凹部
35 外側凹部
37 第一凸部
39 第二凸部
41 空気通路
43 環状凸部

Claims (4)

  1. 袋体には密閉手段を有する開口端を備えさせると共に該袋体を内外に貫通する透孔を備えさせ、該透孔に排気弁を取り付けてなる圧縮収納袋において、
    前記排気弁は、前記透孔より袋体の外方に開口する外側開口部と前記袋体内に開口する内側開口部とを備えた弁ケースと、該弁ケース内に配設した弁体とよりなり、該弁体は、排気時には該弁体と該外側開口部との間及び該弁体と該内側開口部との間にそれぞれ空気通路を維持し、排気後は外気圧により前記内側開口部を密閉するように可撓性材料により形成したことを特徴とする圧縮収納袋。
  2. 前記弁ケースの内面における前記外側開口部の近傍には、排気時に前記弁体と該外側開口部との間の前記空気通路を維持するための第一凸部を備えさせたことを特徴とする請求項1に記載の圧縮収納袋。
  3. 前記弁ケースの外面における前記内側開口部の近傍には、排気時に袋体内の被収納物と該内側開口部との間に空気通路を維持するための第二凸部を備えさせたことを特徴とする請求項1又は2に記載の圧縮収納袋。
  4. 前記弁ケースの内面における前記内側開口部の周囲には、排気後に前記弁体と該内側開口部との間の前記空気通路を遮断するための環状凸部を備えさせたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の圧縮収納袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230055718A (ko) * 2021-10-19 2023-04-26 표현학 밀폐기능을 갖는 세탁백

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