JP3160820U - 照明兼用オゾン発生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内照明のための照明と、除菌・脱臭などのためのオゾンを含んだ空気を設置空間に拡散させるようにした照明兼用オゾン発生器を提供する。【解決手段】ベース2に設けられたオゾン発生部3と、ベース2の一部に形成されて空気とともにオゾンを放出するオゾン放出部4と、ベース2に設けられた光源5と、オゾン放出部4及び光源5を外側から覆うように組み付けられ、空気とともにオゾンを流出させる透光性を有するカバー6と、を備える。カバー6をダクトとしてオゾンを含む空気がオゾン放出部4からそのカバー6内を上昇し上部の開口から外部に放出されるとともに、光源5から放射される光がカバー6を透過して外部を照明する。【選択図】図1

Description

本考案は、室内照明のための照明と、除菌・脱臭などのためのオゾンを含んだ空気を設置空間に拡散させるようにした照明兼用オゾン発生器に関する。
従来、照明機能とオゾンを使用した除菌・脱臭機能を組み合わせた装飾照明塔を具備する空気浄化装置が提案されている(特許文献1参照)。
実開平6―29619号公報
ところが、かかる装置は高所の空気を下向きに吸引しているため、吸引口を高位置に設けなければならず、装置全体が大型化したり、設置時の安定性が悪化するおそれがある。しかも、高所の空気を吸引させるため設置場所が制限されたり、高所における局部的な個所の吸引であるため室内全体の浄化機能に劣るなどの問題を有している。
本考案の課題は、室内空間へのオゾンの拡散性の向上を図り、インテリア調度品としての床置き照明具のような感覚で室内などに設置することができる照明兼用オゾン発生器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の照明兼用オゾン発生器は、筺体となるベースと、ベース内に設けられたオゾン発生部と、ベースの一部に形成されて空気とともにオゾンを放出するオゾン放出部と、ベースに設けられた光源と、それらベースのオゾン放出部及び光源を外側から覆う形態でそのベースに組み付けられるとともに、上部に空気とともにオゾンを流出させる開口を備えた透光性を有するカバーと、を備え、そのカバーをダクトとしてオゾンを含む空気がオゾン放出部からそのカバー内を上昇し上部の開口から外部に放出されるとともに、光源から放射される光がカバーを透過して外部を照明することを特徴とする。
上記構成とすることにより、カバー上部の開口からオゾンを含んだ空気を上方に向けて放出するため、放出後におけるオゾンの拡散性が良好となり、周囲の空気との接触効率が向上することにより除菌・脱臭機能が高められる。しかも、カバーを光らせることによりインテリア調度品、例えば床置き照明具のような感覚で室内に設置することができる照明兼用オゾン発生器を提供できる。
上記課題を解決するために、本考案の照明兼用オゾン発生器において、ベース内のオゾン発生部からオゾンを含む空気を上方へ導く誘導管が、そのベースの上面から上方へ向かってカバーの上端より低い中間位置まで突出するように設けられ、その誘導管の側部に固定又は近接して光源を支持する光源支持部が設けられ、カバーはその内側に誘導管、光源支持部及び光源を内包する形態でベースに組み付けられていることにより、上記効果に加え、誘導管、光源支持部及び光源はカバーで隠れているため外観もスッキリと簡素化された形態の照明兼用オゾン発生器を提供できる。
また、上記課題を解決するために、本考案の照明兼用オゾン発生器は筺体となるベースと、ベース内に設けられたオゾン発生部と、ベースの一部に形成されて空気とともにオゾンを放出するオゾン放出部と、ベースに設けられた光源と、それらベースのオゾン放出部及び光源を外側から覆う形態でそのベースに組み付けられるとともに、上部に空気とともにオゾンを流出させる開口を備えた透光性を有するカバーと、を備え、オゾン発生部は、ベース内に空気を取り入れる空気取入れ口と、空気に紫外線を放射してオゾンを発生させる、ベース内に設けられた長手状の紫外線ランプと、ベース内に空気取入れ口から空気を取り込んで紫外線ランプへ送り、その紫外線ランプの発光により放射される紫外線を受けるように空気を流通させる、ベース内に設けられたブロワと、そのブロワで送られる空気をベース内において長手状の紫外線ランプの長手方向に沿って導き、そこでオゾンを生じた空気をオゾン放出部に導く空気通路と、を含み、カバーをダクトとしてオゾンを含む空気が、ブロワの送風作用によりオゾン放出部からそのカバー内を上昇し上部の開口から外部に放出されるとともに、光源から放射される光がカバーを透過して外部を照明することを特徴とすることにより、上記効果に加え、紫外線ランプによるオゾン発生であるため、そのオゾン濃度も人体に影響なく、かつ除菌・脱臭機能に適した濃度にできる。しかも、長手状の紫外線ランプであるためブロワで送る空気との接触距離を長くできることにより、オゾン発生効率を高くすることができる。
上記課題を解決するために、本考案の照明兼用オゾン発生器において、ベース内に他と区画された長手状の閉空間として形成され、その長手方向に沿って長手状の紫外線ランプが収容されるとともに、長手方向の一端部にブロワからの空気を流入させる空気流入口が形成され、長手方向の中間部からオゾン放出部へ空気が流出するオゾン発生室を備え、そのオゾン発生室における長手方向の一端部の空気流入口から流入した空気が紫外線ランプに触れつつオゾン発生室の長手方向の他端部へ導かれ、その他端部の壁面にぶつかりそこで反転して長手方向の中間部へいったん戻った後、その長手方向の中間部からオゾン放出部へ向かう空気流が生じるように空気通路が形成されたことにより、オゾン発生個所は閉空間であるためカバーの開口以外からオゾンが漏れ出すことなく安全である。しかも、オゾンとの接触距離を長くする閉空間であっても長手方向の中間部に空気の流れを戻しているためオゾン放出部をベースの中間に設けることができるので、装置全体をバランスの取れたコンパクトな形態にできる。
上記課題を解決するために、本考案の照明兼用オゾン発生器において、ベース内のオゾン発生部からオゾンを含む空気を上方へ導く誘導管が、そのベースの上面から上方へ向かってカバーの上端より低い中間位置まで突出するように設けられ、その誘導管の側部に固定又は近接して光源を支持する光源支持部が設けられ、カバーはその内側に誘導管、光源支持部及び光源を内包する形態で前記ベースに組み付けられ、オゾン発生室において他端部の壁面で反転した後の空気をオゾン放出部へ導く空気誘導ダクトが形成され、その空気誘導ダクトは、長手状の紫外線ランプと平行にかつ前記オゾン発生室の、ベースの中央側に位置する内側長手方向壁面に沿って延び、一端がオゾン発生室の他端部の壁面に向かって開口し、他方、そのオゾン発生室の中間部で上向きに方向転換し、オゾン発生室を抜けてベースの上面から上方へ突出し、その上端開口がオゾン放出部とされて全体がL字状に形成され、そのベースの上面から上方へ突出した部分が誘導管とされていることにより、空気誘導ダクトは全体がL字状で平行に設けられるためオゾンを含んだ空気が流れるオゾン発生室内での長手方向の中間に誘導管を位置させることができるので、オゾン発生室の長手方向の長さが必要以上に長くならず大型化しなくなり、かつ、長手方向の中間部に空気の流れを戻しているためオゾン放出部をベースの中間に設けることができるので、装置全体をバランスの取れたコンパクトな形態にすることができる。また、例えば空気誘導ダクトをステンレス製の板金材で製作することによりオゾンの高酸化作用にも侵されることもなく耐久性も良好となる。しかも、紫外線ランプの紫外線が外に漏洩しなく安全である。さらにステンレス材の表面は光の反射が良好であるため、空気通路内全体に紫外線ランプの紫外線が照射され、オゾン発生効率が良くなる。
上記課題を解決するために、本考案の照明兼用オゾン発生器において、空気誘導ダクトの、オゾン発生室の他端部側に向かって開口する開口端は、その開口端面が平面視においてオゾン発生室の内側長手方向壁面から離れるほどオゾン発生室の他端部側へ突き出る傾斜開口とされていることにより、他端部の壁面で反転した後の空気を空気誘導ダクト内にスムーズに誘導することができる。また、ベースには、オゾン発生器として作動させるためのオゾン発生スイッチ、光源を発光させるための照明スイッチが設けられていることにより、オゾン発生、照明ごとにオンオフできるため、単機能による作動形態と複合機能による作動形態を選択することができる照明兼用オゾン発生器を提供できる。
上記課題を解決するために、本考案の照明兼用オゾン発生器において、ベースには、電源、紫外線ランプ、ブロワ、光源が接続された制御部を含む回路が設けられ、その回路には、少なくとも主電源スイッチ、オゾン発生器として作動させるためのオゾン発生スイッチ、光源を発光させるための照明スイッチが設けられ、オゾン発生スイッチのオン状態では、紫外線ランプが発光しブロワが駆動されて、その紫外線ランプの発光により発生したオゾンを含む空気がオゾン放出部から放出されてオゾン発生作用が奏され、照明スイッチのオン状態では光源が発光して照明作用が奏され、オゾン発生スイッチ及び照明スイッチの双方のオン状態ではオゾン発生と照明との両作用が重層的に奏されることにより、オゾン発生機能、照明機能を選択して複数パターンの作動形態を備えさせる照明兼用オゾン発生器を提供できる。
上記課題を解決するために、本考案の照明兼用オゾン発生器において、オゾン発生スイッチは、紫外線ランプの発光駆動電圧を段階的に又は連続的に変更する紫外線強度調節操作部と、ブロワの回転数を段階的に又は連続的に調節するオゾン吹出量調節操作部との少なくとも一方を備え、オゾンの発生量あるいは外部へ放出される空気中のオゾン濃度が調節できるようになっていることにより、設置空間の広さや異臭の強さに対して、その除菌・脱臭機能に適したオゾン濃度、送風量を選択調整可能とする照明兼用オゾン発生器を提供できる。
本考案に係る照明兼用オゾン発生器の外観斜視図。 照明兼用オゾン発生器の概略平面図。 照明兼用オゾン発生器の概略正面図。 照明兼用オゾン発生器の概略背面図。 照明兼用オゾン発生器の概略側面図。 オゾン発生部の概略構成図。 電気回路のブロック図。 他の照明兼用オゾン発生器の外観斜視図。 他の照明兼用オゾン発生器の外観斜視図。
以下、図面を参照しながら考案の実施の形態について説明する。図1は、本考案に係る照明兼用オゾン発生器の外観斜視図である。
図1において、照明兼用オゾン発生器1はベース2と、該ベース2内に設けられたオゾン発生部3と、ベース2の一部に形成されて空気とともにオゾンを放出するオゾン放出部4と、ベース2に設けられた光源5と、それらベース2のオゾン放出部4及び光源5を外側から覆う形態で、そのベース2に組み付けられるとともに、上部に空気とともにオゾンを流出させる開口6aを備えた透光性を有するカバー6とを備えている。
この照明兼用オゾン発生器1は、そのカバー6をダクトとしてオゾンを含む空気がオゾン放出部4からそのカバー6内を上昇し上部の開口6aから外部に放出されるとともに、光源5から放射される光がカバー6を透過して外部を照明する機能を備えている。
ベース2は、図2〜図5に示すように、オゾン発生部3を取り付けるための筐体としてのシャーシ本体7と、このシャーシ本体7を外側から囲うようにして外装するための外装本体8を備えている。
シャーシ本体7はオゾンに対する耐性を持つステンレス製からなる板金材で中空の長方箱状に板金加工によって形成される。また、外装本体8はインテリア調度品、例えば床置き照明具としての外観を呈するように木製若しくは表面に木目模様が表れるプラスチック製によって安定感を奏するように形成されている。
このシャーシ本体7にはオゾン発生部3が設けられる。このオゾン発生部3は、図6に示すように、ベース2内に空気を取り入れる空気取入れ口9と、この取り入れられる空気に紫外線を放射してオゾンを発生させる長手状の紫外線ランプ10と、空気取入れ口9から空気を取り込んで紫外線ランプ10へ送り、その紫外線ランプ10の発光により放射される紫外線を受けるように空気を流通させるブロワ11と、そのブロワ11で送られる空気を長手状の紫外線ランプ10の長手方向に沿って導き、そこでオゾンを含んだ空気をオゾン放出部4に導く空気通路12とを含むように構成されてシャーシ本体7内に内装されている。
そして、図2〜図5に示すシャーシ本体7の具体例としては、中空の長方箱状の底部側を形成するシャーシ基板7aと、このシャーシ基板7aに対し、上方から被冠して長方箱状となすシャーシ上蓋7bとによって構成される。
シャーシ基板7aは長方板状に形成され、その短手方向の一辺に側壁7a1が形成される。この側壁7a1における長手方向の一方寄りには、空気取入れ口9が形成されている。この空気取入れ口9は側壁7a1に形成される開口部7a2にパンチィングメタル、不織布、スポンジなどのフィルター部材7a3が装着され、このフィルタ部材7a3によって塵、埃などの異物を除去するようにしている。
なお、後述するオゾン発生スイッチ22、照明スイッチ23、主電源スイッチ24が外側から操作可能に、側壁7a1における長手方向の他一方寄りに設けられている。
図2〜図6に示すように、シャーシ基板7aの空気取入れ口9に対向して、吸引口11aから空気を吸気することが可能な位置にブロア11がシャーシ基板7a上に配設される。そして、ブロア11の吐出口11bに空気通路12を形成するようにした長方箱状の空気通路ボックス13が接続されている。
この空気通路ボックス13はシャーシ本体7内に他と区画された長手状の箱型の閉空間を形成するものである。そして、この閉空間がオゾン発生室とされる。この空気通路ボックス13もシャーシ本体7と同様に、オゾンに対する耐性を持つステンレス製からなる板金材で板金加工によって形成される。
空気通路ボックス13は、シャーシ基板7aの側壁7a1とは反対側の短手方向の他辺側に沿ってシャーシ基板7a上に配設される。この空気通路ボックス13内の長手方向に紫外線ランプ10が内装される。この紫外線ランプ10はブロア11の吐出口11bと接続する空気流入口13aから流入した空気が、紫外線ランプ10の基端側10aに接触し、紫外線ランプ10に触れつつ長手方向の他端部へ導かれるように配設されている。
この紫外線ランプ10はU字管型であり、その陰極側および陽極側を基端側10aとし、その基端側10aが取付ステー14の固定される紫外線ランプソケット15に挿し込まれて配設される。なお、空気通路ボックス13には、紫外線ランプ10を取り替えるための取替え口13bが設けられている。この取替え口13bには、ネジなどの締結部材によって着脱自在に閉鎖蓋13cが装着されている。
また、紫外線ランプ10の1本あたりのワット数は、10W〜15W程度であり、オゾン発生量が8mg/h〜16mg/h程度となり、低いワット数でありながらオゾン発生量が多い仕様にしている。
また、図6に示すように、オゾン発生室としての空気通路ボックス13には空気とともにオゾンを放出するオゾン放出部4が連設されている。このオゾン放出部4は空気通路ボックス13内において他端部の壁面13dで反転した後の空気を導く空気誘導ダクト4aが形成される。この空気誘導ダクト4aもシャーシ本体7と同様に、オゾンに対する耐性を持つステンレス製からなる板金材で板金加工によって形成される。
その空気誘導ダクト4aは、紫外線ランプ10と平行にかつオゾン発生室の中央側に位置する内側長手方向壁面13eに沿って延び、一端がオゾン発生室の他端部の壁面13dに向かって開口している。他方、そのオゾン発生室の中間部で上向きに方向転換し、オゾン発生室を抜けて上方へ突出するように、その上端開口4bがオゾンの放出部とされて全体が角筒形態でL字状に形成されている。そして、かかる上方へ突出した部分が誘導管4cとされている。
また、空気誘導ダクト4aにおけるオゾン発生室の他端部側に向かって開口する開口端4dは、その開口端面が平面視においてオゾン発生室の内側長手方向壁面13eから離れるほどオゾン発生室の他端部側へ突き出る傾斜開口とされている。これによって、空気通路ボックス13内において他端部の壁面13dで反転した後の空気を導くための流路が確保される。そして、この流路により他端部の壁面13dで反転した後の空気を空気誘導ダクト4a内にスムーズに誘導することができる。
この誘導管4cが、ベース2の上面2aから突出されており、その上端開口4bを、ベース2の上面2aから立設されるカバー6の上端より低い中間位置まで突出するように設けられている。そして、この誘導管4cの側部に固定又は近接して光源5を支持する光源支持部16が設けれ、該光源支持部16に設けられる光源ソケット17に光源5が装着される。
これによってカバー6はその内側に誘導管4c、光源支持部16及び光源5を内包する形態でベース2に組み付けられる。なお、光源5は蛍光灯、白熱灯及びLEDなどが挙げられる。
次に、電装品であるブロア11、紫外線ランプ10、光源5を機能させる回路を有する電気回路部20としては、図7に示すように、制御部としての主制御基盤21にブロア11、紫外線ランプ10、光源5が接続されている。また、主制御基盤21には、オゾン発生器として作動させるためのオゾン発生スイッチ22、光源5を発光させるための照明スイッチ23、主電源スイッチ24が少なくとも設けられている。なお、連続運転させるための連続運転スイッチ27、所定時間経過後に停止させるタイマースイッチ26、異常時にアラーム音を鳴らすためのアラームスイッチ25などを有している。
また、主制御基盤21の制御回路は、オゾン発生スイッチ22のオン状態では、紫外線ランプ10が発光し、ブロワ11が駆動されて、その紫外線ランプ10の発光により発生したオゾンを含む空気がオゾン放出部4から放出されてオゾン発生作用が奏されるように制御している。また、照明スイッチ23のオン状態では光源5が発光して照明作用が奏されるように制御している。また、オゾン発生スイッチ22及び照明スイッチ22の双方のオン状態ではオゾン発生と照明との両作用が重層的に奏されるように制御している。
また、オゾン発生スイッチ22は、紫外線ランプ10の発光駆動電圧を段階的に又は連続的に変更する紫外線強度調節操作部と、ブロワ11の回転数を段階的に又は連続的に調節するオゾン吹出量調節操作部との少なくとも一方を備え、オゾンの発生量あるいは外部へ放出される空気中のオゾン濃度が調節できるようになっている。
カバー6は図1に示すように、天然の素材が醸し出す雰囲気と影絵の組み合わせによって彩り鮮やかに装飾模様を表示可能な透光性を有する和紙6bが、円筒状又は角筒状(図8参照)に設けられる。また、図9に示すように、重厚な焼き物、例えば設楽焼きによって形成される筒状部材6cの一部に窓部6dを設け、該窓部6dに和紙6bを設けることも可能である。
なお、上記実施の形態は、本発明の一例であり、これに限定されなく、本発明を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能であり、各実施の形態の構成要素を任意に組み合わせる形で構成することも可能である。
1 照明兼オゾン発生器
2 ベース
2a 上面
3 オゾン発生部
4 オゾン放出部
4a 空気誘導ダクト
4c 誘導管
5 光源
6 カバー
9 空気取入れ口
10 紫外線ランプ
11 ブロワ
12 空気通路
13a 空気流入口
13d 壁面
13e 内側長手方向壁面
16 光源支持部
22 オゾン発生スイッチ
23 照明スイッチ
24 主電源スイッチ

Claims (9)

  1. 筺体となるベースと、
    ベース内に設けられたオゾン発生部と、
    ベースの一部に形成されて空気とともにオゾンを放出するオゾン放出部と、
    ベースに設けられた光源と、
    それらベースのオゾン放出部及び光源を外側から覆う形態でそのベースに組み付けられるとともに、上部に空気とともにオゾンを流出させる開口を備えた透光性を有するカバーと、
    を備え、
    そのカバーをダクトとしてオゾンを含む空気が前記オゾン放出部からそのカバー内を上昇し上部の開口から外部に放出されるとともに、前記光源から放射される光がカバーを透過して外部を照明することを特徴とする照明兼用オゾン発生器。
  2. 前記ベース内のオゾン発生部からオゾンを含む空気を上方へ導く誘導管が、そのベースの上面から上方へ向かって前記カバーの上端より低い中間位置まで突出するように設けられ、その誘導管の側部に固定又は近接して光源を支持する光源支持部が設けられ、前記カバーはその内側に前記誘導管、光源支持部及び光源を内包する形態で前記ベースに組み付けられている請求項1に記載の照明兼用オゾン発生器。
  3. 筺体となるベースと、
    ベース内に設けられたオゾン発生部と、
    ベースの一部に形成されて空気とともにオゾンを放出するオゾン放出部と、
    ベースに設けられた光源と、
    それらベースのオゾン放出部及び光源を外側から覆う形態でそのベースに組み付けられるとともに、上部に空気とともにオゾンを流出させる開口を備えた透光性を有するカバーと、
    を備え、
    前記オゾン発生部は、前記ベース内に空気を取り入れる空気取入れ口と、空気に紫外線を放射してオゾンを発生させる、前記ベース内に設けられた長手状の紫外線ランプと、前記ベース内に前記空気取入れ口から空気を取り込んで前記紫外線ランプへ送り、その紫外線ランプの発光により放射される紫外線を受けるように空気を流通させる、前記ベース内に設けられたブロワと、
    そのブロワで送られる空気を前記ベース内において前記長手状の紫外線ランプの長手方向に沿って導き、そこでオゾンを生じた空気を前記オゾン放出部に導く空気通路と、
    を含み、
    前記カバーをダクトとしてオゾンを含む空気が、前記ブロワの送風作用により前記オゾン放出部からそのカバー内を上昇し上部の開口から外部に放出されるとともに、前記光源から放射される光がカバーを透過して外部を照明することを特徴とする照明兼用オゾン発生器。
  4. 前記ケース内に他と区画された長手状の閉空間として形成され、その長手方向に沿って長手状の前記紫外線ランプが収容されるとともに、長手方向の一端部に前記ブロワからの空気を流入させる空気流入口が形成され、長手方向の中間部から前記オゾン放出部へ空気が流出するオゾン発生室を備え、
    そのオゾン発生室における長手方向の一端部の空気流入口から流入した空気が前記紫外線ランプに触れつつ前記オゾン発生室の長手方向の他端部へ導かれ、その他端部の壁面にぶつかりそこで反転して長手方向の中間部へいったん戻った後、その長手方向の中間部から前記オゾン放出部へ向かう空気流が生じるように前記空気通路が形成された請求項3に記載の照明兼用オゾン発生器。
  5. 前記ベース内のオゾン発生部からオゾンを含む空気を上方へ導く誘導管が、そのベースの上面から上方へ向かって前記カバーの上端より低い中間位置まで突出するように設けられ、その誘導管の側部に固定又は近接して光源を支持する光源支持部が設けられ、前記カバーはその内側に前記誘導管、光源支持部及び光源を内包する形態で前記ベースに組み付けられ、
    前記オゾン発生室において前記他端部の壁面で反転した後の空気を前記オゾン放出部へ導く空気誘導ダクトが形成され、その空気誘導ダクトは、長手状の前記紫外線ランプと平行にかつ前記オゾン発生室の、前記ベースの中央側に位置する内側長手方向壁面に沿って延び、一端が前記オゾン発生室の他端部の壁面に向かって開口し、他方、そのオゾン発生室の中間部で上向きに方向転換し、前記オゾン発生室を抜けて前記ベースの上面から上方へ突出し、その上端開口が前記オゾン放出部とされて全体がL字状に形成され、そのベースの上面から上方へ突出した部分が前記誘導管とされている請求項4に記載の照明兼用オゾン発生器。
  6. 前記空気誘導ダクトの、前記オゾン発生室の他端部側に向かって開口する開口端は、その開口端面が平面視において前記オゾン発生室の前記内側長手方向壁面から離れるほど前記オゾン発生室の他端部側へ突き出る傾斜開口とされている請求項5に記載の照明兼用オゾン発生器。
  7. 前記ベースには、オゾン発生器として作動させるためのオゾン発生スイッチ、
    前記光源を発光させるための照明スイッチが設けられている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の照明兼用オゾン発生器。
  8. 前記ベースには、電源、前記紫外線ランプ、ブロワ、光源が接続された制御部を含む回路が設けられ、その回路には、少なくとも主電源スイッチ、オゾン発生器として作動させるためのオゾン発生スイッチ、前記光源を発光させるための照明スイッチが設けられ、オゾン発生スイッチのオン状態では、前記紫外線ランプが発光し前記ブロワが駆動されて、その紫外線ランプの発光により発生したオゾンを含む空気が前記オゾン放出部から放出されてオゾン発生作用が奏され、前記照明スイッチのオン状態では前記光源が発光して照明作用が奏され、前記オゾン発生スイッチ及び照明スイッチの双方のオン状態ではオゾン発生と照明との両作用が重層的に奏される請求項3ないし6のいずれか1項に記載の照明兼用オゾン発生器。
  9. 前記オゾン発生スイッチは、前記紫外線ランプの発光駆動電圧を段階的に又は連続的に変更する紫外線強度調節操作部と、前記ブロワの回転数を段階的に又は連続的に調節するオゾン吹出量調節操作部との少なくとも一方を備え、オゾンの発生量あるいは外部へ放出される空気中のオゾン濃度が調節できるようになっている請求項8に記載の照明兼用オゾン発生器。
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