JP3160748U - スライドレールアセンブリに用いる開放装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドレールアセンブリに用いる開放装置を提供する。
【解決手段】本考案は、ピン部52を備えるスイング部品22、第一弾性部品28、押し上げ部品24を設置する第一レール部品10を備え、第一弾性部品28は弾性を備え、押し上げ部品24に作用し、嵌合部品62は第二レール部品12に可動状態で接続し、嵌合部品62は係合ロック体74、及び第二レール部品12の一部分に接触する定位脚94を備え、しかも嵌合部品62は第二弾性部品96に連接し、第二レール部品12が第一レール部品10に相対して閉まると、嵌合部品62の係合ロック体74とスイング部品22のピン部52とは係合し、引く力を閉まっている第二レール部品12に加えると、嵌合部品62により、第二レール部品12上においてある角度の偏りを呈し、これにより嵌合部品62の係合ロック体74は、スイング部品22のピン部52から強制的に離脱させられ、しかも嵌合部品62は第二レール部品12に相対して直ちにもとの位置を回復する。
【選択図】図1

Description

本考案はスライドレールアセンブリに用いる開放装置に関し、特にプッシュ方式により閉めた状態のスライドレールアセンブリを自動的に開くことができ、しかもスライドレールアセンブリを強制的に引いて開いた時にも、正常な使用状態を回復することができるスライドレールアセンブリに用いる開放装置に関する。
Brunnert氏が考案した特許文献1の「closing device for a drawers」は、家具に設置し、家具に相対して、閉鎖位置と開放位置との間で自由に移動可能なひきだしを開示する。ひきだしと家具との間には、バネを設置する。閉鎖装置は、家具に設置し、保持部品(holding member)を備え、保持部品は、フック部(hook)を備える。嵌合部品(latch member)は、ひきだしに設置し、ひきだしが閉鎖位置にある時、嵌合部品と保持部品のフック部との間は、相互に係合ロックされる。嵌合部品は、少なくとも1個の上昇区域を備え、少なくとも2個の異なる導引軌跡を定義し、保持部品を導引する。ひきだしが家具に相対して開放及び閉鎖移動を行う時、保持部品は上記した異なる導引軌跡により導引され湾曲する。ひきだしが家具に相対して強制的に引き出された時、保持部品は上向きの湾曲を生じ、これによりフック部は強制的に嵌合部品を離脱させられる。既に閉鎖されたひきだしに外力が向うと、保持部品は、そのフック部により移動可能で、嵌合部品と係合ロックを解除する。これにより、ひきだしは弾性部品が生じる弾力に反応し、家具本体に相対して弾き開く。
Wang氏が考案した特許文献2の「Push-open type slide structure」は、スライドレール押し上げ開放構造を開示する。それは主に、外スライドレールとプル棒内側端に、押し上げ嵌合部品及び嵌合固定部品を設置する。押し上げ嵌合部品のキャリア板は、本体中央片側から延伸して設置し、本体両側には、それぞれ弾性部品を嵌めて接続する軸柱を突出状に設置する。キャリア板上には、定位嵌合部品を結合し、定位嵌合部品末端には、導柱を設置し、しかもキャリア板上には、スライド可能なスライド係合部品を設置する。スライド係合部品は、弾性部品と結合する。嵌合固定部品は、連結部により導入部及び軸台を結合する。導入部は、ガイド辺、斜面、凹入槽を備え、通道を形成する。押し上げプル棒により、定位嵌合部品の導柱は、嵌合固定部品の導入部及び通道に相対して定位或いは移動し、スライドレールの閉鎖或いは開放を制御する。
前記したBrunnert氏とWang氏が掲示する手段においてはさらに、強力に引き出されることで損壊することを防止するポカヨケ設計を開示する。Brunnert氏は、保持部品を利用し、上向きの湾曲を生じ、これによりそのフック部は強制的に嵌合部品を離脱させられる。一方、Wang氏が掲示するポカヨケ手段は、キャリア板上にポカヨケ槽を設置し、これによりそれは定位嵌合部品の導柱下方位置に対応する。こうして、定位嵌合部品は導柱の末端が変形可能な空間を備え、導柱は嵌合固定部品から離脱する。
しかし、上記した2種の手段は共に、その係合ロック端の弾性変形を直接利用し、強制離脱の目的を達成するが、何回かの操作後、係合ロック接触部分の永久変形或いは磨損を招き易く、その全体の使用寿命を減損してしまう。よって、スライドレールアセンブリに用い、しかもポカヨケ設計を備える開放装置を提供して、上記した公知のポカヨケ手段の欠点を改善することが求められている。
米国特許第5,040,833号 米国特許第7,374,261号
本考案が解決しようとする第一の課題は、プッシュ方式により、閉めた状態のスライドレールアセンブリを自動的に開くことができるスライドレールアセンブリに用いる開放装置を提供することである。
また、本考案が解決しようとする第二の課題は、不適当な外力により強く引かれても、開放装置のパーツが損壊することがないスライドレールアセンブリに用いる開放装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記のスライドレールアセンブリに用いる開放装置を提供する。スライドレールアセンブリに用いる開放装置は、第一レール部品、第二レール部品、固定台、スイング部品、押し上げ部品、第一弾性部品、嵌合部品、第三レール部品、連接部品を備え、該第二レール部品は、縦方向に該第一レール部品に相対してスライドし、該固定台は、該第一レール部品に固定して接続し、該スイング部品は、該固定台に可動状態で接続し、該スイング部品ピン部を備え、該押し上げ部品は、該固定台に縦方向に可動状態で設置し、該第一弾性部品は、弾性を備え、該押し上げ部品に作用し、該嵌合部品は、該第二レール部品に可動状態で接続し、該嵌合部品は、第一端、及び該第一端に相対する第二端を備え、該第一端と該第二端の間には、第一壁、第二壁、第三壁、連接壁、係合ロック体、定位脚を設置し、該連接壁は、該第一端から延伸し、第一壁、第二壁、第三壁に連接し、該第一壁と該係合ロック体とは共同で、第一通道を定義し、該係合ロック体と該第三壁とは共同で、第二通道を定義し、該係合ロック体の両端には、係合ロック面と導引部を備え、該第一壁、該第二壁と該連接壁とは共同で、第一槽を定義し、該第二壁、該第三壁と該連接壁とは共同で、第二槽を定義し、該第二槽は、第二通道に対応し、該第一壁は、第一導引面を備え、該第一通道の一部分に相対し、しかも該第一通道と該第一槽とは局部対応し、該第二壁は、第二導引面を備え、該係合ロック体の係合ロック面に相対し、しかも該係合ロック面は、斜面を延伸し、該第一槽の一部分に対応し、該第三壁は、第三導引面を備え、該定位脚は、嵌合部品の第二端から延伸し、該第二レール部品の一部分に接触し、しかも該嵌合部品の第一端と該第二レール部品とに連接する第二弾性部品を備え、該第二レール部品が該第一レール部品に相対して閉まると、該押し上げ部品移動を連動され、該第一弾性部品は、該押し上げ部品の移動により、該第二レール部品を弾き開かせる弾力を生じ、該スイング部品のピン部は、該嵌合部品の第一導引面により導引され、該嵌合部品の第一槽内に進入し、該第二レール部品が該第一レール部品に相対して収納の力量を釈放すると、該第二レール部品は、該第一弾性部品が生じる弾力に反応し、該第一レール部品に相対して移動し、該嵌合部品の係合ロック体の係合ロック面は、該スイング部品のピン部に嵌合して接続し、定位し、推力を加えることで、該第二レール部品は、該第一レール部品に相対してさらに移動すると、該スイング部品のピン部は、該嵌合部品の第二壁の第二導引面により導引され、該嵌合部品の第二槽内に進入し、該除嵌合部品と該スイング部品間の係合ロック定位状態を解除し、強制的に引く力を加え、閉まっている第二レール部品を該第一レール部品に相対して引き出すと、該嵌合部品は、該定位脚と該第二弾性部品の作用力を克服し、該第二レール部品上である角度の偏りを呈し、これにより該嵌合部品の係合ロック体の係合ロック面は、該スイング部品のピン部から離脱し、しかも該定位脚と該第二弾性部品は、該嵌合部品に該第二レール部品に相対して直ちにもとの位置を回復させ、該第三レール部品は、縦方向に該第一、二レール部品の間に可動状態で連接し、これにより該第二レール部品は、該第三レール部品により、該第一レール部品に相対して、より長い使用距離を引き出すことができ、縦方向部は、該固定台上に相互に対応する凹溝を設置し、レール体を形成し、しかも該縦方向部のレール体には、欠口状の設置部を設置し、該押し上げ部品には、対応するレール体の嵌槽を設置し、該固定台の第二端は、受け止め部を延伸し、該受け止め部は、軸孔を備え、該スイング部品は、軸柱を備え、該受け止め部の軸孔に可動状態で接続し、該固定台の第二端は、制限部を延伸し、該制限部は、相互に対応する制限槽を備え、該スイング部品は、該制限槽内に進入するスイング端部を備え、これにより該スイング端部の活動範囲を制限し、該スイング部品のピン部は、補強部品を貫通して連接し、該連接部品は、該固定台に連接し、該連接部品は、連棒、及び該連棒から延伸する頭部を備え、該第一弾性部品は、該連接部品の連棒に嵌めて接続し、該押し上げ部品は、穿孔を備え、該連接部品の連棒に嵌めて接続し、こうして該押し上げ部品は、該第一弾性部品の弾力により常に押され、該嵌合部品は、第一接触制限部を備え、該第二レール部品は、第二接触制限部を備え、該第二制限部は、該嵌合部品の第一接触制限部に相対し、これにより該第一接触制限部は、該第二接触制限部の一部分に接触し、該第二接触制限部は、凸体を備え、該嵌合部品の定位脚は、該凸体に対応して接触する。
本考案スライドレールアセンブリに用いる開放装置は、プッシュ方式により、閉めた状態のスライドレールアセンブリを自動的に開くことができ、さらに不当な外力により強く引かれても、開放装置のパーツが損壊する恐れはない。
本考案一実施例の開放装置をスライドレールアセンブリに設置する様子を示す配置模式図である。 本考案一実施例の開放ユニットを第一レール部品に設置する様子を示す分解模式図である。 本考案一実施例の固定台とスイング部品との間の分解図である。 本考案一実施例の固定台とスイング部品との間の組み立て模式図である。 本考案一実施例のスイング部品に補強部品を設置する様子を示す断面模式図である。 本考案一実施例の嵌合支持ユニットを第二レール部品に設置する様子を示す分解模式図である。 本考案一実施例の嵌合支持ユニットを第二レール部品に設置する様子を示す組み立て模式図である。 本考案一実施例において、推力により、開放ユニットと嵌合支持ユニットとを最初に接触させる様子を示す模式図である。 本考案一実施例において、推力により、スイング部品のピン部と係合ロック体とを嵌合して定位する動作を示す模式図(一)である。 本考案一実施例において、推力により、スイング部品のピン部と係合ロック体とを嵌合して定位する動作を示す模式図(二)である。 本考案一実施例において、推力により、スイング部品のピン部と係合ロック体とを嵌合して定位する動作を示す模式図(三)である。 本考案一実施例において、推力解除後に、スイング部品のピン部と係合ロック体とを嵌合して定位を完成する状態を示す模式図である。 本考案一実施例において、プッシュ力により、スイング部品のピン部を係合ロック体から離脱させロックを解除する動作を示す模式図(一)である。 本考案一実施例において、プッシュ力により、スイング部品のピン部を係合ロック体から離脱させロックを解除する動作を示す模式図(二)である。 本考案一実施例において、プッシュ力解除後に、スイング部品のピン部を係合ロック体から離脱させロックを解除する動作を示す模式図(一)である。 本考案一実施例において、プッシュ力解除後に、スイング部品のピン部を係合ロック体から離脱させロックを解除する動作を示す模式図(二)である。 本考案一実施例において、異常な使用状況において、引く力により、スイング部品のピン部を係合ロック体から離脱させロックを解除する動作を示す模式図(一)である。 本考案の一実施例において、異常な使用状況において、引く力により、スイング部品のピン部を係合ロック体から離脱させロックを解除する動作を示す模式図(二)である。
図1に示すように、本考案の第一実施例のスライドレールアセンブリは、第一レール部品10、第二レール部品12、スイング部品22、押し上げ部品24、第一弾性部品26、嵌合部品を備える。
第二レール部品12は、縦方向に第一レール部品10に相対してスライドする。第三レール部品14は、第一、二レール部品10、12の間に縦方向にスライド状に連接し、これにより第二レール部品12は、第三レール部品14により、第一レール部品10に相対して、より長い使用距離まで引き出される。開放ユニット16は、第一レール部品10に設置する。嵌合支持ユニット18は、第二レール部品12に設置し、第一、二レール部品10、12間の収納或いはプッシュ動作などの相互作動関係により、嵌合支持ユニット18は、開放ユニット16と相互に嵌合して接続し、或いは開放ユニット16中から離脱する。
図2に示すように、開放ユニット16は、固定台20を備え、第一レール部品10に固定して接続する。スイング部品22は、固定台20に可動状態で接続する。押し上げ部品24は、固定台20に縦方向に可動状態で設置する。連接部品26は、固定台20に連接する。第一弾性部品28は、固定台20と押し上げ部品24との間に設置する。固定台20は、第一端30、第一端30に相対する第二端32を備える。
縦方向部34は、固定台20の第一端30と第二端32との間に設置し、好ましくは、縦方向部34は、固定台20上に相互に対応する凹溝34aを設置し、レール体34bを形成する。設置部36は、欠口などの形態により、縦方向部34のレール体34bに設置し、これにより押し上げ部品24は、設置部36により固定台20の縦方向部34に設置し、自由に移動可能である。受け止め部38は、固定台20の第二端32より延伸し、しかも軸孔40を備える。
制限部42は、受け止め部38より延伸し、図3に示すように、相互に対応する制限槽44を備える。緩衝部46は、固定台20の制限部42より延伸し、固定台20の第一端30の方向に向かい、第三レール部品14端部の収納時の衝突を緩衝することができる。固定台20の第一端30は、停止部48を備え、縦方向部34に相対して、押し上げ部品24の移動行程を制限する。
スイング部品22は、軸柱50を備え、固定台20の受け止め部38の軸孔40に可動状態で接続する。スイング部品2は、ピン部52及びスイング端部54を備える。ピン部52は、スイング部品22より延伸し、一定高度の突出を呈する。スイング端部54は、固定台20の制限槽44内に進入し、スイング部品22の活動範囲を制限する(図3、4図参照)。ピン部52にはさらに、補強部品55を貫通して連接し、これにより構造を強化する(図5参照)。
押し上げ部品24には、嵌槽56を設置し、固定台20の縦方向部34のレール体34bに対応し、固定台20の設置部36を経由して、嵌槽56を、縦方向部34のレール体34bに嵌めて接続する。これにより、押し上げ部品24は、縦方向部34に沿って縦方向に移動することだけが可能となる。この他、押し上げ部品24は、穿孔58を備え、連接部品26に対応し、こうして連接部品26に嵌めて接続する。連接部品26は、固定台20に連接し、その長さはおおよそ、固定台20の第一端30から第二端32までの間の直線距離に相当する。本実施例において、連接部品26は、独立した構成部材で、連棒60及び連棒60の一端から延伸する頭部61を備える。連棒60は、押し上げ部品24の穿孔58を通過して接続する。
頭部61は、固定台20の受け止め部38に固定して定位される。この他、別の実施例では、連接部品26は、固定台20から直接延伸して形成することができる。第一弾性部品28は、連接部品26の連棒60に嵌めて接続し、その一端は、連接部品26の頭部61に接触する。組み立て時には、連接部品26の連棒60は、押し上げ部品24の穿孔58に入り、連接部品26の頭部61は、固定台20の受け止め部38に固定して定位され、こうして押し上げ部品24は、常に第一弾性部品28の弾力を受けて押される。
図6、7に示すように、嵌合支持ユニット18は、第二レール部品12に設置し、それは嵌合部品62を備え、可動接続部品64により、嵌合部品62を第二レール部品12に可動状態で設置する。嵌合部品62は、第一接触制限部66を備え、第二レール部品12は、特定形状の開孔などの第二接触制限部68を備える。第二接触制限部68は、嵌合部品62の第一接触制限部66に相対し、その面積は第一接触制限部66より大きい。これにより、第一接触制限部66は第二接触制限部68の一部分に接触し、第二接触制限部68は凸体69を備える。
本実施例において、嵌合部品62は、第一端63a、及び第一端63aに相対する第二端63bを備え、第一端63aと第二端63bとの間には、第一壁70a、第二壁70b、第三壁70c、連接壁72、係合ロック体74を備える。連接壁72は、第一端63aから延伸し、第一壁70a、第二壁70b、第三壁70cに連接し、第一壁70aと係合ロック体74とは共同で、第一通道76を定義する。係合ロック体74と第三壁70cとは共同で、第二通道78を定義する。係合ロック体74の一端には、陥没状の係合ロック面80を備え、反対端には、導引部82を備える。第一壁70a、第二壁70bと連接壁72とは共同で、第一槽84を定義する。第二壁70b、第三壁70cと連接壁72とは共同で、第二槽86を定義し、第二槽86は、第二通道78に対応する。第一壁70aは、第一導引面88を備え、縦方向において、第一通道76の一部分に対応し、しかも第一通道76と第一槽84とは局部対応する。
第二壁70bは、第二導引面90を備え、縦方向において、係合ロック体74の係合ロック面80に相対し、しかも係合ロック面80は、斜面91を延伸し、第一槽84の一部分に対応する。第三壁70cは、第三導引面92を備える。
この他、本実施例はさらに、定位脚94を備える。定位脚94は、嵌合部品62の第二端63bから延伸し、第二レール部品12の第二接触制限部68の凸体69に対応して相互に接触する。これにより、嵌合部品62が一定の角度の転動を行おうとする時には、定位脚94が第二接触制限部68の凸体69に接触することで、抵抗力作用を提供する。これにより、嵌合部品62を回す力をある所定値とし、しかも回す力が消失後は、定位脚94の弾力は、嵌合部品62をその当初の位置へと迅速に回復させる。或いは、さらに第二弾性部品96を、嵌合部品62の第一端63aと第二レール部品12との間に連接し、これにより嵌合部品62は回されて移動後、第二弾性部品96の弾力により、その当初の位置へと迅速に回復させられる。
図8〜12は、第二レール部品12が第一レール部品10に相対して収納定位される過程を示し、しかも第三レール部品14もまた第二レール部品12により連動され、第一レール部品10に相対して収納される。開放ユニット16の押し上げ部品24は、推力F1により、第三レール部品14によって収納方向へと押されて移動する。しかも、第一弾性部品28は、押し上げ部品24の押し上げに従い圧縮され、第三レール部品14或いは第二レール部品12を弾き開く弾力を生じる(図8参照)。
第二レール部品12が第一レール部品10に相対してさらに押し入れられると、図9〜11に示すように、スイング部品22のピン部52は、嵌合部品62の係合ロック体74の導引部82に導引され、嵌合部品62の第一槽84内に進入する。第二レール部品12が第一レール部品10に相対して押し入れる力を釈放後は、第二レール部品12は第一弾性部品28の弾力に反応して、第一レール部品10に相対して弾かれ退出し、これにより図12に示すように、嵌合部品62の係合ロック体74の係合ロック面80とスイング部品22のピン部52は、嵌合して定位される。この状態下で、第二レール部品12は第一レール部品10の収納に対して、定位効果を備え、しかも押し上げ部品24は、第一弾性部品28の弾力により、第二レール部品12を第一レール部品10に相対して押し出して開放する弾力を蓄える。
図13〜16に示すように、プッシュ力F2を第二レール部品12に加えると、第二レール部品12は第一レール部品10に相対して、自動開放可能な操作状態となる。第二レール部品12を押し入れると、嵌合部品62は第二レール部品12に従い、第一レール部品10の開放ユニット16に相対して移動する。これにより、スイング部品22のピン部52は、嵌合部品62の第二壁70bの第二導引面90により導引され、嵌合部品62の第二槽86内に進入する(図13、14参照)。
嵌合部品62とスイング部品22のピン部52との間の係合ロック状態を解除し、第二レール部品12を釈放後は、図15に示すように、押し上げ部品24は、第一弾性部品28が釈放した弾力に反応し、第二レール部品12を押し出し開放する(本実施例においては、押し上げ部品24により先に第三レール部品14を押し、第二レール部品12の伸出を連動する)。スイング部品22のピン部52は、嵌合部品62の第二槽86に沿って移動し、嵌合部品62の第三壁70cの第三導引面92により導引される。これにより、ピン部52は第二槽86から離脱後、ピン部52はさらに嵌合部品62の係合ロック体74の導引部82に対応する(図16参照)。
正常でない使用状況については、図17、18に示す。引く力F3が、閉まっている第二レール部品12を、第一レール部品10から直接引き出す時には、第二レール部品12上に可動状態で接続する嵌合部品62は、定位脚94により第二レール部品12の第二接触制限部68の凸体69に接触するため、主要な定位力を提供する。よって、引く力F3が大きく、第二レール部品12を強制的に第一レール部品10から引き離すことができる時には、嵌合部品62は、強制的にある角度の偏りを呈する。これにより、係合ロック体74の係合ロック面80は、スイング部品22のピン部52から離脱する。さらに、嵌合部品62の定位脚94も弾性変形を呈し、しかも第二弾性部品96は引き伸ばされ、共に回復弾力を蓄え、直ちに弾力を解き放ち、嵌合部品62は第二レール部品12に相対して、当初の位置へと迅速に回復させられ、定位を保持することができる。上記したように、使用者が強制的に力で第二レール部品12を引き第一レール部品10から離脱させようとしても、開放ユニット16或いは嵌合支持ユニット18中の任意のパーツの損壊を招くことはない。
本実施例のスライドレールアセンブリが、二節式のスライドレールである場合には、前記した開放ユニット16及び嵌合支持ユニット18は、それぞれ第一レール部品10及び第二レール部品12に設置する。こうして、二節式のスライドレールが閉まった後は、開放ユニット16及び嵌合支持ユニット18が相互に嵌合して接続し、収納定位を保持することができる。第二レール部品12を第一レール部品10に相対して押すと、嵌合支持ユニット18は、開放ユニット16中から離脱し、こうして第二レール部品12は、開放ユニット16が生じる弾力により、第一レール部品10に相対して自動的に弾かれ、ある程度の開放を呈する。
強い力で無理に引かれた際の本考案の破壊防止メカニズムについて、以下に説明する。
嵌合支持ユニット18の嵌合部品62により、第二レール部品12に可動状態で接続し、嵌合部品62は定位脚94及び第二弾性部品96に連接し、これにより嵌合部品62は正常状態下では、固定位置を維持する。強制的な力を受けた時には、嵌合部品62により定位脚94と第二弾性部品96との弾力を克服し、こうして適時に連動され回転移動可能となり、しかも再び位置を回復可能で、開放ユニット16と相互に対応する使用機能を保有することができる。
上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。本考案の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて、本考案の保護範囲に含むものとする。
本考案は実用新案の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
10 第一レール部品
12 第二レール部品
14 第三レール部品
16 開放ユニット
18 嵌合支持ユニット
20 固定台
22 スイング部品
24 押し上げ部品
26 連接部品
28 第一弾性部品
30 第一端
32 第二端
34 縦方向部
34a 凹溝
34b レール体
36 設置部
38 受け止め部
40 軸孔
42 制限部
44 制限槽
46 緩衝部
48 停止部
50 軸柱
52 ピン部
54 スイング端部
55 補強部品
56 嵌槽
58 穿孔
60 連棒
61 頭部
62 嵌合部品
63a 第一端
63b 第二端
64 可動接続部品
66 第一接触制限部
68 第二接触制限部
69 凸体
70a 第一壁
70b 第二壁
70c 第三壁
72 連接壁
74 係合ロック体
76 第一通道
78 第二通道
80 係合ロック面
82 導引部
84 第一槽
86 第二槽
88 第一導引面
90 第二導引面
91 斜面
92 第三導引面
94 定位脚
96 第二弾性部品

Claims (9)

  1. スライドレールアセンブリに用いる開放装置は、第一レール部品、第二レール部品、固定台、スイング部品、押し上げ部品、第一弾性部品、嵌合部品を備え、
    前記第二レール部品は、縦方向に前記第一レール部品に相対してスライドし、
    前記固定台は、前記第一レール部品に固定して接続し、前記固定台は、第一端、及び前記第一端に相対する第二端を備え、前記固定台の第一端と第二端との間には、縦方向部を形成し、
    前記スイング部品は、前記固定台の第二端に可動状態で接続し、前記スイング部品は、ピン部を備え、
    前記押し上げ部品は、前記固定台の縦方向部に縦方向に可動状態で設置し、
    前記第一弾性部品は、弾性を備え、前記押し上げ部品に作用し、
    前記嵌合部品は、前記第二レール部品に可動状態で接続し、
    前記嵌合部品は、第一端、及び前記第一端に相対する第二端を備え、前記第一端と前記第二端との間には、第一壁、第二壁、第三壁、連接壁、係合ロック体、定位脚を設置し、
    前記連接壁は、前記第一端から延伸し、第一壁、第二壁、第三壁に連接し、
    前記第一壁と前記係合ロック体とは共同で、第一通道を形成し、
    前記係合ロック体と前記第三壁とは共同で、第二通道を形成し、
    前記係合ロック体の両端には、係合ロック面と導引部を備え、
    前記第一壁、前記第二壁と前記連接壁とは共同で、第一槽を形成し、
    前記第二壁、前記第三壁と前記連接壁とは共同で、第二槽を形成し、前記第二槽は、前記第二通道に対応し、
    前記第一壁は、第一導引面を備え、前記第一通道の一部分に相対し、しかも前記第一通道と前記第一槽とは局部対応し、
    前記第二壁は、第二導引面を備え、前記係合ロック体の係合ロック面に相対し、しかも前記係合ロック面は、斜面を延伸し、前記第一槽の一部分に対応し、
    前記第三壁は、第三導引面を備え、
    前記定位脚は、前記嵌合部品の第二端から延伸し、前記第二レール部品の一部分に接触し、しかも前記嵌合部品の第一端と前記第二レール部品とに連接する第二弾性部品を備え、
    前記第二レール部品が前記第一レール部品に相対して閉まると、前記嵌合部品の係合ロック体の係合ロック面と前記スイング部品のピン部とは、相互に嵌合して接続し、定位し、
    前記第二レール部品が前記第一レール部品に相対して直接引き出されると、前記嵌合部品は、前記定位脚と前記第二弾性部品の作用力を克服して、前記第二レール部品上において、ある角度の偏りを呈し、これにより前記嵌合部品の係合ロック体の係合ロック面は、前記スイング部品のピン部から離脱し、しかも前記定位脚と前記第二弾性部品により、前記嵌合部品は、前記第二レール部品に相対して直ちにもとの位置を回復することを特徴とする、スライドレールアセンブリに用いる開放装置。
  2. 前記スライドレールアセンブリに用いる開放装置がさらに、第三レール部品を備え、
    前記第三レール部品は、縦方向に、前記第一、二レール部品の間においてスライド可能状態で連接することを特徴とする、請求項1に記載のスライドレールアセンブリに用いる開放装置。
  3. 前記縦方向部は、前記固定台上に相互に対応する凹溝を設置し、レール体を形成し、しかも前記縦方向部のレール体には、欠口状の設置部を設置し、
    前記押し上げ部品には、前記レール体に対応する嵌槽を設置することを特徴とする、請求項1に記載のスライドレールアセンブリに用いる開放装置。
  4. 前記固定台の第二端は、受け止め部を延伸し、前記受け止め部は、軸孔を備え、
    前記スイング部品は、軸柱を備え、前記受け止め部の軸孔に可動状態で接続することを特徴とする、請求項1に記載のスライドレールアセンブリに用いる開放装置。
  5. 前記固定台の第二端は、制限部を延伸し、前記制限部は、相互に対応する制限槽を備え、
    前記スイング部品は、前記制限槽内に進入するスイング端部を備えることを特徴とする、請求項1に記載のスライドレールアセンブリに用いる開放装置。
  6. 前記スイング部品のピン部は、補強部品を貫通して連接することを特徴とする、請求項1に記載のスライドレールアセンブリに用いる開放装置。
  7. 前記スライドレールアセンブリに用いる開放装置はさらに、連接部品を備え、前記連接部品は、前記固定台に連接し、前記連接部品は、連棒、及び前記連棒から延伸する頭部を備え、
    前記第一弾性部品は、前記連接部品の連棒に嵌めて接続し、
    前記押し上げ部品は、穿孔を備え、前記連棒に嵌めて接続し、
    こうして前記押し上げ部品は、前記第一弾性部品の弾力により常に押されることを特徴とする、請求項1に記載のスライドレールアセンブリに用いる開放装置。
  8. 前記嵌合部品は、第一接触制限部を備え、
    前記第二レール部品は、第二接触制限部を備え、
    前記第二制限部は、前記嵌合部品の第一接触制限部に相対し、これにより前記第一接触制限部は、前記第二接触制限部の一部分に接触することを特徴とする、請求項1に記載のスライドレールアセンブリに用いる開放装置。
  9. 前記第二レール部品は、第二接触制限部を備え、しかも前記第二接触制限部は凸体を備え、前記嵌合部品の定位脚は、前記凸体に対応して接触することを特徴とする、請求項1に記載のスライドレールアセンブリに用いる開放装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114040630A (zh) * 2019-07-31 2022-02-11 川湖科技股份有限公司 滑轨机构

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