JP3160278U - ペレットストーブの点火装置 - Google Patents

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清巳保 ▲桑▼田
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惣吾 佐山
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克典 谷口
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Abstract

【課題】加工燃料が容易かつ迅速に点火することが出来、しかも、容易に交換できるペレットストーブの点火装置を提供する。【解決手段】燃焼室1に設けられた点火筒10あるいは点火皿は、点火材13を縦方向に差込める空孔11を複数有し、その他に、燃焼炎が吹き出る空孔12を有し、また、底部には吸気のための通気孔14を有している。点火筒を例にとると、点火筒10の側辺に縦長に明けられた空孔11に、点火材13(たきつけ材)を数個縦に差し込み、マッチ、ライター、電熱等で点火する。点火後、点火材の炎は点火筒内に充填されたペレット15に燃え移り、やがて側辺に明けられた空孔12より炎が吹き出る。その炎は点火筒周辺のロストル9上に充填されたペレットに燃え移り、それが燃焼室全体に広がる。燃焼室全面に炎が広がったことを確認して、ストーブ上部に設置されたホッパー3からバルブ4を通してペレットを望ましい火力に合わせ追加供給する。【選択図】図1

Description

この発明は、ペレットストーブ内のペレットに容易に点火し、かつ、着火後は燃焼室内のペレット燃焼を持続できる点火装置に関する。
従来のペレットストーブの点火法は、燃焼筒にペレットを充填し、その上に点火材を置き、ペレット上部から点火する方法をとっている(例えば、非特許文献1,2参照)。
従来の燃焼筒でペレットの上方から点火する方法は、点火材の火炎が点火材の下のペレットに燃え移るためには時間を要し、簡便かつ迅速に点火が行えない。
株式会社ホンマ製作所 YSP-650 ペレット専用丸型ストーブカタログ 旭設備有限会社 サンストーブシリーズD-2縦型木質ペレットストーブカタログ
以上に述べたペレットストーブの点火装置では、燃焼筒内のペレットの上方に点火材を置き、この点火材にマッチ、ライター、電熱等により点火し、下方のペレットに燃え移らせる方式をとっている。この方式ではペレットの下部まで燃え広がるために時間を要し簡便かつ迅速ではない。
本発明の課題は、このような従来の方式が有していた問題点を解決しようとするものであり、ペレットの点火と燃焼を簡便かつ迅速化を実現することを目的とするものである。
ペレットストーブ図1の燃焼室1に小型の点火燃焼筒(以下点火筒)10(図2)あるいは点火燃焼皿(以下点火皿)18(図3)を設け、点火筒あるいは点火皿に縦に差し込まれた点火材(例として厚さ約10mm、幅約30mm、長さ約50mm)に、マッチ、ライター、電熱等により点火し、点火筒あるいは点火皿中の点火材の周辺あるいは上方に置かれたペレット15に着火せしめる。
点火筒あるいは点火皿は、点火材13を縦方向に差し込める空孔11(幅約10mm、高さ50mm)を複数個有し、そのほかに燃焼炎が吹き出る空孔12を有している。また、底部には吸気のための通気口14を有している。
点火筒あるいは点火皿の大きさ(サイズ)は、これを設けるペレットストーブの燃焼室の大きさ及び構造に適したサイズを選ぶことが出来る。
一例として取り扱いの容易なサイズは、点火筒では直径約50mm、高さ約80mm、点火皿では直径約100mm、高さ約30mmである。
着火したペレット15の燃焼炎は、点火筒の横穴あるいは点火皿の上方から周囲に充填されたペレット16に燃え移る。
点火筒あるいは点火皿の周辺に充填されたペレット16の全面に炎が回った時に、上部に置かれたホッパー3から、バルブ4を通してペレットを燃焼室に追加供給する。
ストーブの燃焼状態は、ペレット供給量、入気量によりコントロール出来る。
このように、請求項1に記載のペレットストーブの点火装置では、加工燃料に容易かつ迅速に点火することが出来、しかも、点火筒あるいは点火皿の交換も容易かつ迅速に可能である。
また、次回の点火のため、スペアーの点火筒あるいは点火皿に点火材とペレットを予め入れて準備しておくことも便利で可能である。
点火装置は耐熱金属板、ステンレス板、ステンレス製金網、陶器、耐熱ガラス等で製作することが出来る。
本発明の点火装置を設けたペレットストーブの横方向から見た外観図である。 ペレット点火筒の横方向から見た構造図である。 ペレット点火皿の横方向から見た構造図である。
図1には、本発明に係る点火装置10が、設置されたペレットストーブの側方外観図により示されている。また、図2には、点火装置に用いられる点火筒と、図3には点火皿の構造図が示されている。
ペレットストーブ図1の燃焼室1に小型の点火燃焼筒(以下点火筒)10(図2)あるいは点火燃焼皿(以下点火皿)18(図3)を設け、点火筒あるいは点火皿に縦に差し込まれた点火材(例として厚さ約10mm、幅約30mm、長さ約50mm)に、マッチ、ライター、電熱等により点火し、点火筒あるいは点火皿中の点火材の周辺あるいは上方に置かれたペレット15に着火せしめる。
ペレットストーブ図1は燃焼室1を有している。燃焼室の上部には、燃料タンクとされる取り外し可能なホッパー3が配設されている。このホッパー3の内部には、加工燃料である木質ペレットが貯蔵されている。
ホッパー3の下方には、バルブ4が設けられており、ストーブの燃焼室1に、必要な火力燃焼度に合わせた適量のペレットを供給できる。
ストーブ図1の燃焼室1の下部に設けられたロストル9の上に、本発明の点火装置である点火筒10(図2)あるいは点火皿18(図3)を設置する。点火筒あるいは点火皿は予め空孔11が数カ所明けられており、その空孔に点火材13(商品名たき付け材)を3〜5本差し込んでおく。
次に点火筒10あるいは点火皿18に差し込まれた点火材13の、上部及び側部にペレット15を充填し、マッチ、ライター、電熱等により、点火材13が点火筒の空孔11からはみ出した部分に点火する。
点火装置として点火筒を用いた実施例では、点火材13の燃焼炎は点火筒の10の内部まで達し、点火筒内に充填されていたペレット15に燃え移る。
その後点火筒周辺の空孔12から炎が上方に吹きだし、続いて、点火筒周辺のロストル9上に充填されていたペレット16に、炎が燃え広がり燃焼室1全体でペレットは燃焼する。
ストーブの側面に設けられた、点火装置の設置及び燃焼状態観察のための扉口6から、燃焼室内を観察して、適当な燃焼状態を保持するため、必要な燃料ペレットをホッパー3より燃焼室1に補給する。
ストーブの火力調節は、ホッパー3の下方に設けたバルブ4によりペレット供給量を調節すると共に、吸気口8の調整により行うことが出来る。
点火燃焼筒をペレット燃焼装置の燃焼室1の内寸法近くまで大型化することが出来る。大型化された点火装置も簡便に交換可能な構造に製作できる。
大型の点火燃焼筒は(0010)に記した点火筒10と同様に下部には空孔11が数カ所明けられており、その空孔に点火材13を縦に3〜5本差し込んでおく。
次ぎに点火燃焼筒10に差し込まれた点火材13の、上部及び側部にペレット15を約50mmの高さに充填し、マッチ、ライター、電熱等により、点火材13が点火筒の空孔11からはみ出した部分に点火する。
その後点火燃焼筒10の全面に燃焼炎が広がったことを、観察扉口6で確認して、ホッパー3の下方に設けたバルブ4によりペレットの必要量を徐々に点火燃焼筒に供給する。
点火燃焼筒の形状とサイズは燃焼装置の構造に合わせ円筒の他多角形でも可能である。
大型の点火燃焼皿としては、底板の無い枠型で製作することも可能である。
この大型の点火燃焼皿の外枠は高さ約50mmで(0010)に記した点火皿18と同様に、点火たきつけ材13を縦方向に差し込める空孔11または切り欠きを複数個有する。
この場合ロストル9の間隙はペレットが通過落下しない程度であることが必要である。
点火法に関しては、大型の点火燃焼筒について記した(0028)(0029)(0030)に準じて同様である。
燃焼灰は灰取り出し口7より排出する。
本発明のペレット点火装置の材質は、耐熱金属板、ステンレス板、ステンレス金網、陶器、耐熱ガラス等で製作することが出来る。
2 2次燃焼室
5 排煙筒
14 通気孔
17 連結孔
18 点火皿
19 断熱材

Claims (2)

  1. 燃焼室に設けられる点火燃焼筒で、点火燃焼筒には点火たきつけ材を縦状に差し込める空孔を数カ所有し、かつ、点火燃焼筒内に差し込まれた点火材の上部に充填された加工燃料木質ペレットの着火後に発生する燃焼炎を点火燃焼筒外部に向けて自然に吹き出すことが可能な数カ所の空孔を有し、点火燃焼筒の周辺に充填された加工燃料に燃焼炎が容易に燃え移ることを可能とした特徴をもつ点火装置。
  2. 請求項1に示した点火装置を設けた木質ペレット燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014190689A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Lee Sang Heon U字の管体形の携帯用暖炉

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