JP3160184U - ゴミ箱のゴミ袋収納手段 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者がゴミ箱にゴミ袋をセットしようとする際、別途ゴミ袋が置かれている所へ取りに行く必要がなく、ゴミ袋をケース内に収納することができるゴミ箱のゴミ袋収納手段を提供する。【解決手段】ゴミ袋収納手段は、ゴミ箱1の外周縁に設けられ、ケース2及び収納箱3を備える。ケース2は、収納部21を有し、収納部21の一方の側面に開口22が設けられている。収納箱3は、開口22が形成されたケース2の収納部21に収納される。収納箱3は、収納スペース31を有し、その頂部に収納スペース31と通じる取出口32が設けられている。使用者は、収納箱3の収納スペース31にゴミ袋を置くことができると共に、収納箱3をケース2内に収納することができる。また、使用者は、ゴミ袋を便利に取り出せる様、ケース2の収納部21内から収納箱3を引き出すことができる。【選択図】 図1
Description
本考案はゴミ箱のゴミ袋収納手段に関する。
従来のゴミ箱は単純な箱型で、使用者がゴミ箱にゴミ袋をセットしようとする際、別途ゴミ袋が置かれている所へ取りに行ってからゴミ箱にセットしているのが普通である。
しかし従来のゴミ箱にゴミ袋をセットするために、別途ゴミ袋が置かれている所へ取りに行くのは使用面で不便である。また現代人は生活に追われてゴミ袋の在り処を忘れがちであり、或いは使用後にゴミ袋を元の位置に戻さないことで、次にゴミ袋を使用する際に見つからないといったことが起き、極めて不便である。
本考案の主な目的は、上記の課題を解決するため、使用者がゴミ箱にゴミ袋をセットしようとする際、別途ゴミ袋が置かれている所へ取りに行く必要がなく、ゴミ袋をケース内に収納することができるゴミ箱のゴミ袋収納手段を提供する。
本考案のもう一つの目的は、使用者が収納箱をケースの収納部から引出すと、レ−ル装置が収納箱とケースとの間の抵抗力を減らして、使用者が引っ張る力を省ける様にレール装置を設置したゴミ箱のゴミ袋収納手段を提供することにある。
本考案のさらにもう一つの目的は、収納箱の底部の側板に近傍する箇所をケース収納部の底部の開口に近傍する箇所に設け、ケースの開口から収納箱を回動させて出すことができるゴミ箱のゴミ袋収納手段を提供することにある。
前記の目的を達するため本考案のゴミ箱のゴミ袋収納手段は、ケースと収納箱とを備える。ケースは、内部に収納部を有し、収納部と通じる開口が、収納部のうちの一側辺である一方の側面に設けられている。収納箱は、開口が形成されているケースの収納部に収納される。収納箱は、内部に収納スペースを有し、頂部に収納スペースと通じる取出口を有している。
また、ケースと収納箱の間にはレール装置が設置されている。収納箱は、レール装置によってケースの収納部の底面上を移動することができる。
さらに、収納箱の底部の側板に近傍する箇所がケース収納部の底部の開口に近傍する箇所に回動するように設けられており、収納箱をケースの開口からケースを回動させて出すことができる。
このように本考案は、特にゴミ箱に設置してゴミ袋を取り出したり交換したりするのに便利なゴミ箱のゴミ袋収納構造としてのゴミ箱のゴミ袋収納手段に関するものである。これにより、使用者がゴミ箱にゴミ袋をセットしようとする際、使用者は、直接収納箱を引出してゴミ袋を取ることができ、別途ゴミ袋が置かれている所へ取りに行く必要がなく、使用後は収納箱をケース内に収納することができる。
本考案の上記及びその他の目的や長所は、下記の実施形態による詳細な説明や添付図面によって深い理解が得られる。
当然ながら、本考案は部材の取り付けに異なるところが有るのは許容の範囲内であり、実施形態は本明細書において詳細に説明すると共に添付図面でその構成を明示することとする。
当然ながら、本考案は部材の取り付けに異なるところが有るのは許容の範囲内であり、実施形態は本明細書において詳細に説明すると共に添付図面でその構成を明示することとする。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1から図5は、本考案で選択した実施形態の構成を開示しているが、ここでは説明用とするに留まり、この様な構成に制限されないこととする。
(第1実施形態)
本考案の第1実施形態を図1から図3に示す。ゴミ箱1は、ケース2及び収納箱3を備える。ゴミ箱1はその頂部にフタ11が取り付けられている。ゴミ箱1の底部には、フタ11を駆動し回動させることが可能なペダル装置12が設けられている。使用者は、ペダル装置12を踏むことによって、フタ11をゴミ箱1の頂面にて開閉させることができる。ケース2は収納部21を有し、収納部21のうちの一側辺である一方の側面に開口22が設けられている。ケース2には、開口22に隣り合う側の中間に、少なくとも1つの接続部23が設けられている。本実施形態では2つの接続部23を有し、ケース2はこの2つの接続部23によってゴミ箱1の外周縁に結合されて係止固定されている。本実施形態ではケース2はゴミ箱1のペダル装置12と異なる後側面に設置されている。
本考案の第1実施形態を図1から図3に示す。ゴミ箱1は、ケース2及び収納箱3を備える。ゴミ箱1はその頂部にフタ11が取り付けられている。ゴミ箱1の底部には、フタ11を駆動し回動させることが可能なペダル装置12が設けられている。使用者は、ペダル装置12を踏むことによって、フタ11をゴミ箱1の頂面にて開閉させることができる。ケース2は収納部21を有し、収納部21のうちの一側辺である一方の側面に開口22が設けられている。ケース2には、開口22に隣り合う側の中間に、少なくとも1つの接続部23が設けられている。本実施形態では2つの接続部23を有し、ケース2はこの2つの接続部23によってゴミ箱1の外周縁に結合されて係止固定されている。本実施形態ではケース2はゴミ箱1のペダル装置12と異なる後側面に設置されている。
収納箱3は、開口22が形成されたケース2の収納部21に収納される。収納箱3は、収納スペース31を有し、その頂部に収納スペース31と通じる取出口32が設けられている。使用者はゴミ袋(図示せず)を収納箱3の収納スペース31内に置くことができる。取出口32は使用者が収納箱3の収納スペース31内に置いたゴミ袋を取るためのものである。また、収納箱3はケース2の開口22と同じ側の面に開口を密封する側板33を有している。側板33の頂縁の中間には引出孔34が設けられている。収納箱3をケース2の収納部21内から引き出せる様に、引出孔34は使用者が手指を掛けることができるように形成されている。
図2から図3に示すように、ケース2の収納部21の底面と収納箱3の底部との間にレール装置4が設置されている。収納箱3はレール装置4によってケース2の収納部21の底面上を水平移動する。これにより、使用者が収納箱3をケース2の収納部21から引出す際、レ−ル装置4は引っ張る過程で生じる抵抗力を減らすことができる。
本実施形態では、使用の際、使用者が引出孔34に手指を掛けることができ、収納箱3にケース2から離れる外向きに引く力を加えると、収納箱3はレール装置4によって水平移動して開口22を通ってケース2から離れる。このとき使用者は取出口32から収納箱3の収納スペース31内に置かれたゴミ袋を取って引き剥がした上で、取出口32からゴミ袋を収納箱3の収納スペース31に置いて、収納箱3にケース2方向へ押す力を加えると、収納箱3はレール装置4に沿ってケース2の収納部21内に押し戻される。
これまでに述べたことをまとめると、本実施形態の長所は収納箱3に使用者がゴミ袋を置けることにある。本実施形態のゴミ箱のゴミ袋収納手段は日常生活で使用するゴミ箱1に設置することができる。これにより、使用者がゴミ袋を使用しようとする際、別途ゴミ袋が置かれているところまで取りに行く必要が無く、使用面で便利であり、使用後は収納箱3をケース2内に収納することができる。
また、本実施形態は、レール装置4を利用している。使用者が収納箱3をケース2の収納部21内から引出そうとする際、レール装置4によって抵抗力を減らせるため、引っ張る過程で力を省くことができる。このように、レール装置4を設置することにより、収納箱3をケース2内から引出す過程が一層スムーズとなる。
(第2実施形態)
本考案の第2実施形態を図4及び図5に示す。本実施形態では、収納箱3の底部の側板33に近傍する箇所が、ケース2収納部21の底部の開口に近傍する箇所に回動するように設けられている。これにより、ケース2を回動させて収納箱3をケース2の開口22から出すことができる。このとき、使用者は収納箱3の取出口32からゴミ袋を取り出す。収納箱3が定位置まで回動すると、収納箱3の回動するように設けられた箇所に対向する対角の頂端がケース2の収納部21の頂部の内壁面に当接してストッパー機能を発揮するため、収納箱3が回動し過ぎない様になる。
本考案の第2実施形態を図4及び図5に示す。本実施形態では、収納箱3の底部の側板33に近傍する箇所が、ケース2収納部21の底部の開口に近傍する箇所に回動するように設けられている。これにより、ケース2を回動させて収納箱3をケース2の開口22から出すことができる。このとき、使用者は収納箱3の取出口32からゴミ袋を取り出す。収納箱3が定位置まで回動すると、収納箱3の回動するように設けられた箇所に対向する対角の頂端がケース2の収納部21の頂部の内壁面に当接してストッパー機能を発揮するため、収納箱3が回動し過ぎない様になる。
本実施形態では、使用の際、引出孔34に手指を掛け、収納箱3に対して外向きに引く力を加えると、収納箱3はケース2の開口22からケース2を回動させて出し、使用者は収納箱3の取出口32からゴミ袋を取り、ゴミ袋を取り去った上で、収納箱3をケース2に押しやると、収納箱3は元の位置に回動する。
本実施形態は上記第1実施形態の作用を同様に有するほかに、レール装置に代えて回動する原理を応用することで、組合せに必要な部材が簡易となる。
以上、本考案の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。以上の詳細な説明により、その考案の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本考案が前述の目的を達成可能であることが理解できる。
1:ゴミ箱、11:フタ、12:ペダル装置、2:ケース、21:収納部、22:開口、23:接続部、3:収納箱、31:収納スペース、32:取出口、33:側板、34:引出孔、4:レール装置
Claims (7)
- 内部に収納部を有し、前記収納部と通じる開口が形成されているケースと、
前記開口が形成されている前記ケースの前記収納部に収納され、内部に収納スペースを有し、頂部に前記収納スペースと通じる取出口を有する収納箱と、
を備えることを特徴とするゴミ箱のゴミ袋収納手段。 - 前記収納箱は、前記ケースの前記開口と同じ側の面に、前記開口を塞ぐことが可能な側板を有し、前記側板の頂部の縁の中間に引出孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴミ箱のゴミ袋収納手段。
- 前記ケースは少なくとも1つの接続部を有し、前記接続部によって前記ケースを結合することを特徴とする請求項1に記載のゴミ箱のゴミ袋収納手段。
- 前記ケースは2つの接続部を有することを特徴とする請求項3に記載のゴミ箱のゴミ袋収納手段。
- 前記ケースの収納部の底面と前記収納箱の底部との間にレール装置が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のゴミ箱のゴミ袋収納手段。
- 前記収納箱は、前記底部と前記側板とが当接部において当接し、当該当接部が前記ケースの前記開口側の底部に位置するように前記ケース内に配置され、前記当接部を軸として回動可能であることを特徴とする請求項1に記載のゴミ箱のゴミ袋収納手段。
- 前記ケースは前記ゴミ箱の後側に設置されることを特徴とする請求項1に記載のゴミ箱のゴミ袋収納手段。
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